テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

長谷部ってレッズだっけ、一瞬思ってしまった いい談話

2010-06-30 02:23:27 | サッカー
サッカーは点を取らなければ勝てない。スコアレスドローでは、運任せのPK戦になってしまう。8強進出を目指したパラグアイ戦レギュレーションの後半最後のところで、岡田監督が阿部を下げ、中村憲剛を入れて、攻めのゴーサイン。しばらく日本の攻勢が続いたところでゴールが生まれなかったのが、惜しかった。4-2-3-1だと、放送席は言っていたが、これはデンマーク戦で採用してうまくいかず、冒頭10分で修正したシステムだと思う。岡田監督は賭に出て、半分だけ勝った。ゴールは奪えなかったが、攻めの態勢にしても延長戦が終わるまで失点もしなかったわけだから。

金田解説は「世界に通じないとして、変えざるを得なかったシステムで、選手は結果を出せ」と、選手の意地に期待していた。わかりやすかった。

試合後、長谷部の談話。「ほとんどの選手がJリーグでプレーしている。そちらにも応援を」という。ブンデスリーグにいっているのを忘れて、あれっ、長谷部ってレッズだったんだと一瞬勘違いしてしまった。ピッチでキャプテンマークを付けていた男の心遣い、なかなかのものだった。日本敗退。虚脱の中で、ちょっといところを見せてもらった。

ブラジル優勝見据えた休養作戦

2010-06-29 05:54:05 | サッカー
チリと対戦したブラジルの余裕が目立った。2点目、カウンター。ロビーニョが左から持ってあがって、右から猛速であがったカカにパス。ゴール前、カカはオフサイドぎりぎりでルイスファビアーノに送り、あっという間のゴールとなった。

ブラジルは後半、この3人をゴールしたルイスファビアーノ、ラストパスを出したカカ、最初に駆け上がったロビーニョと、得点シーンをひっくり返した順番で交代させ、休ませた。見事な見事なプレーをした主力を引っ込める余裕が目立った。

しかも前の試合、カカは累積カードで出場停止=休養。ロビーニョも休ませる余裕があった。G組となると、最後になって日程がきつくなってくる。それを見据えた作戦。やっぱり、ブラジルが候補ナンバーワンなのか。カカがまた警告1枚受けたのは想定外だったかもしれない。

ブラジルゴール前で、何とかこじ開けようとパスを回すチリ。真っ向勝負の楽しいチームが消えてしまった。

宝塚記念の万馬券、日経が当たっていた

2010-06-28 11:27:21 | いろいろスポーツ
馬単16,990円の万馬券になった第51回宝塚記念。日経・野元賢一記者がすごい予想をしていた。

1着◎ナカヤマフェスタ、2着○ブエナビスタ、3着△アーネストリー。4着にも注ドリームジャーニーがはいった。×印のジャガーメイル(8着)と△印のセイウンワンダー(16着)の2頭は外したが、本命対抗で馬単的中、3連単77,160円も大当たりではないか。

競馬界の来し方行く末に一家言をもっている記者だが、予想は本命党だと思っていた。大穴記者に変身したのかな。

おめでとう川上憲伸

2010-06-28 09:53:59 | 野球
サッカーのワールドカップに目を奪われているうちに、ブレーブスの川上憲伸が2度登板していた。タイガース戦で今季15度目の先発をし、ついに初勝利(9敗)。よかった。おめでとう。

7回投げて2安打1失点の好投をしたこの日も援護に恵まれない。リードされたまま降板の七回裏にやっと逆転してもらえた。そして4-1でリードの九回、これもお決まりの「斎藤隆がぶちこわし」コースにはまりかけたが、何とか逃げ切った。斎藤は完全試合を目前にした守備陣のように、川上初勝利を前にするとがちがちに緊張してしまうのかしらん。

先発に残れるかどうか瀬戸際だったようだが、この好投で歯車がよい方向に回るといい。

イングランド敗退、ビデオ判定があればなあ

2010-06-28 01:24:55 | サッカー
イングランドが2-2に追いついたはずのランパードのゴールが認められず、ドイツが後半に見事なカウンターを連続して決めて4-1の勝利を得る遠因となった。前半、クローゼのゴールでドイツが先制したころからすでに、ドイツのスピードがイングランドをきりきり舞いさせていた。それでも、あのカウンター成功は、同点ゴールほしさにイングランドが前がかりになったからではないのか。

44年前、ドイツとの決勝の行方を決めたイングランドの疑惑のゴールは、映像を再生してもどちらともいえるきわどいものだった。その仕返しのようにゴールと認められなかった今日のゴールは、小倉解説の通り、ボール2個分入っていた。いい角度からの映像だし、間違いない。

映像技術は信じられないくらい進歩したのに、それを使わず、誤審を連発しているサッカーの祭典。信じられないアタマの硬さだ。

世界最長ペア、ウィンブルドンダブルスで敗退

2010-06-27 02:00:42 | いろいろスポーツ
ウィンブルドンテニス男子シングルス1回戦、世界最長試合に敗れたマユは、その後戦った男子ダブルス1回戦が日没中断になっていたが、翌日の再開試合に負けてしまった。相棒は同じフランスのクレマン。この選手が、例の11時間試合で破られた6時間35分の記録を持っていたというのだから、これは最長ペアではないか。どうりで2日がかりの試合になるわけだ。因縁ってあるものだ。

一方、勝ったイスナーも2回戦はさんざん。エースを1回もとれずに敗れてしまった。肩は痛いし、サービスエースどころではなかったらしい。この後どうすると聞かれて、テニス以外なら何でもいいって答えていた。そんなもんなんだ。そういえば例の試合。気になっていたんだけど、58-58になったとき、両者同時にトイレタイムがあったんだって。そんなもんなんだ。

えっ、韓国キーパーにミス

2010-06-27 01:37:42 | サッカー
ワールドカップサッカーの決勝トーナメントが始まり、ウルグアイが韓国を破って準々決勝に進んだ。試合後の韓国監督インタビュー。同時通訳によると、「キーパーのミス」について質問している。ミスって、2点のうちのどっち?

後半のフリーキックの跳ね返りからのゴールは見事としかいいようがない。だから前半のウルグアイの先取点か。ウルグアイは左サイドに流れたフォルランが折り返した。ディフェンダー4人のラインとキーパーの間を抜けたボールに右から詰めたスアレスがシュートして決めた。

キーパーはクロスにとびついて止めておくべきだったのか。そんな余裕あったのだろうか。うまいところにクロスを入れたもんだ、とばかり思っていた。放送席もキーパーの責任については何もいっていなかったと思う。難しいものだ。

ウルグアイは2点取ったスアレスを後半39分に早々と引っ込めて、守備を固め逃げ切った。したたかだ。韓国は開始早々、ウルグアイのキーパーが全く反応できなかったフリーキックがポストに跳ね返されたのが痛かった。あと1メートル内側に入ってもキーパーは間に合わなかっただろうに。先取点をとれば、守備を固めてカウンターというウルグアイペースの試合にはならなかったのではないか。

警告ブラジル3,ポルトガル4 消化試合なのに

2010-06-26 09:56:35 | サッカー
ワールドカップG組。死のグループと呼ばれていたが、第3戦はほとんど消化試合になってしまった。もしポルトガルがブラジルに負けたとしても、コートジボワールは北朝鮮に大量の得点差をつけなければ生き残れなくなったからだ。H組の最終戦は後からなので、どこが1位通過するのかもわからない。はっきり言って、G組を1位通過するのがよいかどうかもわからない。

なのに前半だけでブラジル3枚、ポルトガル4枚の警告がでる「荒れた」試合に。どうして? 後半、ぴたっとおさまって0枚になったのだから、主審のゲーム運営は成功といわれるのかもしれないが、カードの出し過ぎではないのか。そんな中で、ポルトガルのエース、ロナウドが走り回っていた。危ないなあ。

ルールもよく知らないのだが、準々決勝まではカードが持ち越されるようだ。このゲームの7選手は次の試合で警告を受けると、準々決勝には出られないわけだ。

カードはボディーブローのように効いてくる、と思いきや。ブラジルはロビーニョらを温存、メンバーを入れ替えていた。先日、カカの出場停止は完全休養になってかえってよかったのではないかと書いた。その通りの運びではないか。「神の手2度男」のルイスファビアーノが今になってイエローカードをもらっていた。つきが変わるかもしれない。

決着までさらに1時間。さすがテニス最長試合

2010-06-25 08:08:01 | いろいろスポーツ
10時間やっても決着がつかず3日目に突入したウィンブルドンのテニス世界最長試合。さすがに、5分や10分で終了というような期待外れは演じなかった。さらに20ゲームを追加して70-68で第5セットが決まり、米国のイスナーがフランスのマユを破った。

3日目も1時間5分の熱戦で、総計11時間5分。試合後、クリスタル・ガラスの特別賞を受けた両者は、お互いの健闘をたたえ合った。お疲れさん。

マユは、このあとダブルスの試合があって、また同じコートでまたまた試合途中で中断になったんだって。ほんとにお疲れさん。

「本田はメッシ以上」 まさか

2010-06-25 07:32:11 | サッカー
本田圭佑はメッシ以上、と日本のスタジオの武田修宏さんが言ったように聞こえた。まさか。本田が試合後に言っていた「優勝」の大口叩きが実現したら、それが本当になる。

デンマーク戦はすごい働きをした。先取点のFKは、今大会一番だと思う。キーパーが逆をとられていると思ったら、ちゃんとそれを狙っていたことが試合後のインタビューでわかった。

遠藤の2点目FKも、みんなが本田のキックと思いこんでいる裏をとった。デンマークの壁は、遠藤に対して棒立ち。跳ぶ選手はいなかった。「キーパーが圭佑ケアだから」と、自分が蹴ることにした遠藤の強いリーダーシップがゴールを生んだ。1点目の強烈な印象による本田の心理的アシスト。

3点目の岡崎のゴールも、本田がキーパーをおびき出してラストパス。見事なアシストだった。

「もっとうれしいかと思った」といいつつ、こみ上げてくる笑いをかみしめるような本田。相変わらず大きな目標を広言して、モハメド・アリのようになれるか、ガンバレ。

ウィンブルドンで歴史的一戦

2010-06-24 09:26:44 | いろいろスポーツ
サッカーのワールドカップを押しのけて「ウィンブルドンで歴史的一戦」で始まったスポーツニュース。まだ優勝戦には早いし何だろう。最長テニス試合が続いているんだそうだ。初日、第4セット終了時で日没中断。第二日、最終第5セットから再開。ゲームカウント59-59でまたまた日没中断。続きはきょう行われる。

米のイスナーとフランスのマユの男子シングルス1回戦。初日3時間、2日目7時間。10時間を超えた。まだ試合は決着していないが、従来の6時間35分という全仏オープンでの最長記録を大幅突破しているという。

中断後、ファンの歓声の中、インタビューを受ける両選手はなるほど疲れ切った表情。「明日どちらかが勝たなければならない」(マユ)。「二人ともサーブがよかった。記録表を知りたい」といったイスナーは、インタビュアーからエースの世界記録が出たことを教えられていた。98回だそうだ。

この日に予定されていたイスナーのダブルスの試合はキャンセルされた。この試合の後、このコートで予定されていた試合はなかったのだろうか。待ち疲れた選手はいたのだろうか。ゲーム数があんまり多いもんで、電光掲示板は表示できなくなったそうだ。午後2時から9時まで戦って、ハラも減っただろうな。

ロスタイム、米歓喜のC組通過

2010-06-24 01:40:15 | サッカー
ワールドカップサッカーC組は激戦だった。今シーズン、プレミアリーグをけっこう見ていたので、イングランド乗りでスロベニア戦を観戦。イングランドは先発起用したミルナーのクロスをこれまた先発に抜擢のデフォーがゴールするというカペロ監督にとってこたえられない展開となった。

でもその1点だけ。双方、惜しいシーンがあったが、決まらず。ポストに跳ね返されたルーニーは後半27分と、ずいぶん早い交代で舞台を降りてしまった。負傷でないなら、ここも思い切った監督采配だった。

一方の米国-アルジェリア戦はずっと0-0のまま。これで終わればイングランドとスロベニアが通過する。終了。イングランドが勝った。直後に米国が1点取ったというテロップ。ロスタイムの得点。米国が総得点で上回り、1位通過となった。

スロベニア選手はこの結果をいつ知ったのだろう。ユニホームの交換などの映像からはうかがえなかった。

そういえば、スタジオ解説の山野さん、「二つ見ていた」と聞こえたぞ。一試合しか見られなかったテレビじじいはうらやましかった。

延長11回、13-7の珍しいスコアで阪神が広島を破る

2010-06-22 23:00:13 | 野球
NHKニュースウォッチ午後10時前のスポーツニュースで、広島-阪神が7-7の延長戦だという。さっそくチャンネルを合わす。

11回表、2アウト1、2塁。代打桧山が2点2塁打するのに間に合った。その後満塁になって、マートンが右翼越えの本塁打。大量6点差がついて、阪神がそのまま押し切った。

それにしても延長11回、13-7のスコアは珍しい。裏のチームが点を入れたらそこでおしまいとなるが、こちらは表のチームが一挙6点とったという印だ。珍しいスコアだ。

フランスに「悪魔の手」の呪い

2010-06-22 09:12:51 | サッカー
昨日ブラジル-コートジボワール戦直後に書いたとおり、ルイスファビアーノは「神の手」2回だったらしい。ルイスファビアーノ自身は最初のは手に当たったと認めたが、故意ではないとし、2度目は肩だったと主張している。あの「神の手伝説」のマラドーナ・アルゼンチン監督が、問題のプレーの後、審判がルイスファビアーノに笑いかけていたのはけしからんと批判しているのがおもしろかった。

コートジボワールのコロ・トゥーレは、審判が話しかけたことについて、当の選手にハンドだったかどうか聞くなんてあり得ない、と怒っている。

さて、その審判、フランス人なんだって。アンリのハンドが見逃されて、その結果ワールドカップ出場にこぎ着けたフランス。正統性に疑いがあるのに気が引けたか、アネルカ送還、練習拒否とチームは崩壊してしまった。

あのアンリのハンドがハンドではなかったのだから、ルイスファビアーノのハンドをハンドと判定するわけにはいかないではありませんか。フランス人としては。

そんなこととっさに考えるわけない。テレビじじいの妄想だが、フランスに「悪魔の手」の呪いがかかっているのは間違いない。

カカ、余裕のレッドカード

2010-06-21 05:51:19 | サッカー
ブラジル‐コートジボワール戦。終了近くなってから、ゲームが荒れてきた。2点を追うコートジボワールがボールを奪いにいって、ラフプレーが多くなったからだが、それにいらだったカカがボールと関係のないところで、ひじを相手選手の腹に見舞った。

主力が退場で大変。と思ったら、三浦解説はリーグ戦突破をほぼ決めているところでの退場でよかったという意味のことを言う。一瞬、意味がわからなかったが、すぐなるほどとわかった。

三浦さんはそこまで言わなかったけれど、カカは3試合目のポルトガル戦は出場停止。完全休養できるではないか。G組だかF組だったか、それより後の組からは優勝国が出たことがないというワールドカップ。たぶん、トーナメントに行って日程がタイトになり疲れがたまるせいだろうと思っていた。ブラジルにとって、90分出場はどうかと心配される負傷明けのカカの出場停止は、むしろ吉と出るかもしれない。

三浦解説は明快だ。ブラジルのルイスファビアーノの2点目。ボールを浮かせてディフェンダーを抜き、見事な個人技だった。ところが、スローではハンドの疑い。『ハンドです』と断言。潔い。放送席は問題にしていなかったけれど、ファビアーノが最初にボールを浮かせたときにもなにやら手が触っているように見えた。神の手が2本ではなかったの?

その後、レフェリーが自分の腕を触りながらルイスファビアーノだったと思う)に話しかけるシーンが再生された。あれは何だったのか。ヘンな審判。