プロ野球よりまともだった日本サッカー

日本代表―Ｊリーグ選抜の東日本大震災復興支援チャリティーマッチを見た。

開幕日をめぐりごたごたしたプロ野球と比べて、がんばろう日本でまとまったサッカー界はまともだと、テレビじじいは思った。

４４歳カズが得点したからといって、日本テレビ放送席の舞い上がりぶりは鼻についた。すごさは、あのプレーを見て視聴者はよく分かっているのだから。

羽生善治名人、ＮＨＫ杯将棋トーナメント前人未到の３連覇

ＮＨＫ杯テレビ将棋トーナメントで、羽生善治名人が糸谷哲郎五段を破り前人未到の３連覇を達成するところを見た。

解説の森内俊之九段が司会の矢内理絵子女流四段に「矢内さん、正解ですね」とほめる場面があった。森内が言っていなかった手を矢内が指摘した途端に、羽生がその手を指したときのやり取り。４六桂だったかな。矢内って強いんだ。

２年連続準優勝の糸谷も強い。ラジオ時代に、灘蓮照八段が３年連続準優勝の後、優勝したことがあるらしい。来季に期待だ。

デューク崩れて全米大学バスケ連覇ならず

全米大学バスケットボールで連覇を狙うデュークがアリゾナに敗れる波乱。前半４４－３８とリードしていたのが、後半にわかに崩れてあれよあれよの７７－９３の敗戦となった。

日本の高校野球のようなトーナメント戦。優勝候補といっても若い大学生。崩れるとどうにも止められない。

センバツで日大三が明徳義塾を八回にやっと逆転。九回表１点差は「魔の甲子園」の典型かな、と思ったのだが２死から走者を出しても浮き足立たずに乗り切った。こちらも優勝候補だそうだけれど、根性を見せた。勝ち進んでいくかもしれないと、テレビじじいは思った。

加藤良三コミッショナーがお飾りに見える

セ・リーグは２５日開幕強行を決めたが、反発が強く２９日開幕に変更した。それでも蓮舫節電啓発担当相らの理解を得られなかった。

巨人の滝鼻卓雄オーナーは「開幕はお上の決めることですか」と不快感を表したそうだ。その通り。でも、「開幕強行案」にも「ちょびっと延期・節電案」にも、今の時点ではテレビじじいは賛成できない。

セの対応がいいのか、パの対応がいいのか。それを言って物事を決めるべきなのに、加藤良三コミッショナーはお飾りだな。

３９手でＮＨＫ杯決勝進出 糸谷哲郎五段は相当なタマだ

ＮＨＫ杯将棋トーナメント準決勝で、糸谷哲郎五段が丸山忠久九段をわずか３９手で破った。

４５分も放送時間が余って、延々と感想戦。丸山が可哀想な感じ。

あんまり時間が余ったときは、先崎学八段と神吉宏充七段が漫才みたいなことやっていたけれど、あれはやめたんだ。プロ野球の珍プレー集みたいでちょっと刺激が強すぎたもんな。

羽生善治名人対糸谷の決勝って、２年連続になる。糸谷の強さって相当なもんだと思う。

セ・リーグに文科省がおせっかい

蓮舫節電啓発担当相が２５日開幕を決めたセ・リーグのナイター開催に節電を求めたのは当然だ。けれど文部科学省が強く要請したことには違和感を感じた。日本野球機構の監督官庁なんだそうだ。

「なにやら法人」（テレビじじいは詳しいこと知らずに書いています）の認定を外されると、税金が重くなるってことらしい。でも元お役人を抱えて、かえってコストが高くなっているところが多いんではないかな。

大相撲もそうだけれど、営利企業になって、おせっかい焼かせないようにしたほうが、すっきりするのではありませんか。

セ・リーグの２５日開幕に疑問を持っているのは、きのう書いたとおりだけど…。センバツもなあ、春休みではなくなるけど、１カ月延期した方がよかった。

棋王戦で渡辺明竜王の敗戦をまた見てしまった

棋王戦第４局は久保利明棋王が挑戦者の渡辺明竜王を破り、３勝１敗で防衛したようだ。

速報サイトによると、渡辺勝ちで検討が打ち切られた場面からの大逆転だったらしい。

渡辺ウオッチャーというわけではないのだけれど、Ａ級順位戦で挑戦者になれなかった敗戦、ＮＨＫ杯準決勝で羽生善治名人に対する敗戦、と大事な対局を落としているのに続いてまた…という感じだ。

セ・パで分かれたプロ野球 東日本巨大地震への対応

セ、パ両リーグが東日本巨大地震に対する対応で割れた。パ・リーグは４月１２日に開幕をずらし、セ・リーグは予定通り３月２５日に開幕するという。

３月２５日といえば、巨大地震からわずか２週間。福島原発が制御できているかどうかも分からない。そんな状態で、国民にファンに元気をだしてもらうなどと言っていられるのか疑問だ。ただ、是非はテレビじじいが決めることではなく、国民がファンが決めることだから、見守っていきたい。それに、プロ野球はお金をとってプレーするのが仕事なのだから。

震災の弱みにつけ込んで、円でひと儲けしようとしている投機筋とかいうろくでなしたちとは全く違う。

いい審判だったのに ＡＣＬでＣ大阪が山東に敗れる

アジアチャンピオンズリーグ山東ーＣ大阪戦をところどころ見た。

試合開始前、東日本巨大地震の犠牲者を悼み１分間の黙祷。試合は山東の一方的なペースで進んだ。後半、Ｃ大阪にもチャンスはあったが、アウェーゴールを１点でもとっておけばの願いもかなわなかった。

ゴールを入れられたと思ったらＣ大阪ディフェンダーがかきだしてノーゴールの判定。ＰＫで３点目を入れられたと思ったら、蹴り直しとなりポストに救われる。残り１０分ぐらいのところで山東選手が２枚目のイエローで退場となり、１０人に。

ずいぶん、Ｃ大阪に有利に働く判定が続いたが、零封されてしまった。

震災のさなか、久保利明王将が防衛

震災のさなかに行われた王将戦第６局は、久保利明王将が挑戦者の豊島将之六段を破り、４勝２敗で防衛したようだ。

阪神大震災の直後、当時の谷川浩司王将が羽生善治６冠の全７タイトル奪取を防いだ闘いがあったことを思い出しながら、棋譜速報を見た。

黙祷の後、王将戦第６局開始

王将戦第６局は久保利明王将、挑戦者の豊島将之六段と関係者が黙祷した後、対局を開始したそうだ。

神奈川県秦野市での対局。速報サイトでは、計画停電の際は通常のネット中継ができない可能性があるとのお知らせも。

巨大地震で次々に明らかになる惨状に圧倒され、スポーツのテレビ観戦どころではなくなった。このブログも書く気が起こらず、更新も滞りそうだ。

列島揺れても 張栩棋聖が防衛したらしい

大地震。電話は通じないし、メールで安否を確かめようとパソコンを立ち上げた。

ついでに見た速報サイト、囲碁棋聖戦やっていた。ソフトの扱い方よく分からないんだけれど、解説付きの方は「対局中」なんだけど、解説なしの方は「黒１目半勝ち」と出ている。張栩棋聖が防衛したのかしらん。サイトに行って確かめてね。

囲碁棋聖戦第６局 カンニングはダメよ

張栩棋聖の３勝２敗で迎えた囲碁棋聖戦、昨日夕方のＮＨＫ衛星の実況が興味深かった。

午後５時４５分ごろかな、張栩が封じたことを伝えられると、解説の武宮正樹九段が現局面の大盤解説をやめたのだ。対局者がテレビを見るかもしれないと。

挑戦者の井山裕太名人が夕食を外で取るそうだ、許可を得て。珍しいこと…と司会の万波奈穂二段。

大学入試の携帯カンニングが発覚したばかりなだけに、微妙な話題だった。

王将戦第５局 豊島将之六段が逆転？でカド番しのいだ

王将戦第５局は豊島将之六段が久保利明王将を破り、カド番をしのいで２勝３敗とした。ネットの棋譜速報が面白かった。

解説だと、どうも終盤、豊島が逆転されたようだ。これを逆転するのは相当むずかしい…という解説を読んでいたら、あれよあれよという間に、豊島が勝ってしまった。

この先が面白くなってきた。

渡辺明竜王の巻き返しに期待

この１週間で渡辺明竜王の敗戦を３回も見てしまったのはショック。Ａ級順位戦最終日は丸山忠久九段に敗れ、ＮＨＫ杯将棋トーナメント準決勝では羽生善治名人に敗れた。また、これはネットの盤上でだったけれど、棋王戦第３局では久保利明棋王に１勝２敗と追い込まれた。

巻き返しに期待。