香川よりルーニーに感心

後半、ウェイン・ルーニーが入ってマンＵは見違えるようなチームになった。香川真司もトッテナムを１点差に追い上げる見事なシュートを決めた。

けれど、トッテナム戦のオールドトラフォードでの敗戦は１９８９年１２月１６日以来だと、倉敷保雄アナウンサーが言う異変。香川は前半の不甲斐ないマンＵ攻撃陣の中心にいたわけだから、試合後の談話のように、勝てなかった責任を感じるのは当然だろう。

ルーニーのすごさに改めて感心。

中田翔２発５打点 化けてくれよ

西武との首位攻防直接対決で、日本ハム中田翔が先制２点本塁打とダメ押し３点本塁打を放ち、吉川光夫の２安打完封試合をもり立てた。

テレビじじいはどじなことに、第３打席のタイミングを外された中飛と第４打席の死球しかナマで見ていない。２発のホームランは、ハイライトで見るはめになってしまった。

ＮＦＬの録画放送と二股をかけてしまった。

この調子で、中田が日馬富士にように横綱級に大化けしてくれるといいのだが。

代替審判じゃなくなっても…

ＮＦＬと審判組合の紛争が解決、代替審判は３週で終了となった。サーズデーナイトフットボールから正常に戻る。マンデーナイトのヘールメリー誤審騒動が大きかった。リーグにも審判組合にも解決せよとのファンの強い圧力がかかったようだ。

きのうの自民党総裁選は観戦し損なった。代替審判３年間みたいな民主党政権に替れの圧力は強い。でも、ボクちゃんやめた、みたいな人の復活って…シーホークスの勝利に「ジョークだろ」と怒っていたＮＦＬファンと同様の感想をテレビじじいは持っている。

代替審判じゃなくなっても、判定への不満はなくなりっこない。民主→自民に戻ったとしても、不満はなくなるわけがない。

神様仏様代替審判様 シーホークス土壇場で勝利

たまたま聞こえてきたラジオのヤフースポーツとかいうニュース。パッカーズ対シーホークスのマンデーナイトを伝えている。最後のプレーでどえらいことが起こったらしい。

実況アナウンサーの声が裏返っている。シーホークスが逆転ＴＤでパッカーズにサヨナラ勝ち。１４－１２？　テレビじじいの聞き取り能力では、何が起こったのか分からない。

ネットでそのシーンを探した。

ヘールメリーだった。ＱＢラッセル・ウィルソンからＷＲゴールデン・テイトへの２４ヤードＴＤパスだ。それがなんでヘールメリーかというと、ウィルソンはスクランブルというのか敵陣４０ヤードラインを右足で踏むところまで下がってから、エンドゾーンに投げ込んだのだ。

それでアナウンサーの声が裏返ったのだが、どえらいのは、それが誤審らしいからだ。パッカーズのＭ・Ｄジェニングスとボールの取り合いをしているのだが、ビデオではＴＤというよりはインターセプトに見えるのだ。

１０分近くビデオ判定をしたのだが、ＴＤの判定は変わらなかった。

本来の審判がロックアウトされて、判定への不満がたまっているようだが、これはかなりひどかったのではないか。

マリア様お願いって投げたパス。シーホークスにとって神様仏様代替審判様になった。

レイブンズがサヨナラＦＧ勝ち いわくのベテランはカットして

昨季のＡＦＣ決勝カードと同じレイブンズ－ペイトリオッツ戦。最後のプレーとなるＦＧにレイブンズの命運がかかって、これは外すかも…。

チャンピオンシップでは、キッカーのビリー・カンディフが３２ヤードの同点ＦＧに失敗して、レイブンズはスーパーボウル進出を逃していたからだ。

残り２秒からの２７ヤードＦＧ。限りなくポールに近づいて、一瞬「まただ」と思わせるようなキックだったが、ＦＧ成功。３１－３０と、レイブンズが逆転サヨナラ勝ちをした。

ベテランのカンディフと新人・ジャスティン・タッカーをプレシーズンゲームまで競わせた末、カーディフをカットして臨んだシーズン。当然ＡＦＣ決勝の顚末は知っているわけだから、タッカーにはすごい重圧がかかったはずだ。それが、あわや逸れるかのキックにつながったと、テレビじじいは思った。

横綱へ日馬富士大化け

大関日馬富士が２場所連続全勝優勝し、横綱を決めた一番は名勝負として記憶されるだろう。

はじめ横綱白鵬が有利に組んだと思ったのだが、日馬富士がよい態勢に盛り返し、最後は下手投げ。あのけんけん、何度だったかなあ。原辰徳監督胴上げは数えたけれど、この勝負、テレビじじいは数えそこねてしまった。

勝負が決まった後、土俵に額を付けて、神に感謝？したのが印象に残った。

「額の砂は横綱をつかんだ勲章です」と刈屋富士雄アナウンサー。

舞の海秀平さんは「相撲は体重でやるものではないことを日本人力士に示してくれた」。

北の富士勝昭さんは「大化けした」。

白鵬より１歳年上とのアナウンスも。後から入門した白鵬に大差を付けられたのが、ここに来て追いつき追い越したようなこの勢い。北の富士さんの言葉に共感した。

ジャイアンツ強かった

ジャイアンツが強かった。現地解説者が４人とも不利だといい、それでは自分もと解説の河口正史さんも不利だといったパンサーズ戦で、３６－７の圧勝だ。

河口さんだったか、ドラフトでわがままをしたと言及したＱＢイーライ・マニングが絶好調。その流れで、夜のジャイアンツ、セ・リーグ優勝の解説江川卓さんも空白の１日というわがままがあったな、と思い出してしまった。

スーパーボール２回優勝という有無を言わさない実績から、ふだんは言わないんだけど。

江川さんも、感激して陶酔しているようなアナウンサーより全然いいんだけど。

胴上げしたらふつう、回数を数えるよ。テレビじじいの勘定は８回。アナウンサーより先に江川さんが８回といい、原辰徳監督の現役時代の背番号に言及していた。みごとだった。

ドラフトって言えば、２００９年４巡でジャイアンツに指名され、その後何チームも点々としたあげくジャイアンツに戻ったＲＢアンドレ・ブラウンの活躍はよかったな。

去年までのランのトータルがマイナス１ヤードと、情けない成績のブラウンが初先発で１１３ヤード、２ＴＤの大活躍。ふたつ目のＴＤ後、コーチ？にしばらく抱きついたままの後ろ姿。有馬隼人さんは泣いているのではないかと言っていたような気がする。

イーライや江川さんにない味がした。

王座戦羽生の２勝目を見る

渡辺明王座に羽生善治二冠が挑戦する王座戦五番勝負第３局。棋譜速報をチラチラ見ながら、テレビの大相撲も見ての一日になった。

先手羽生の桂馬が２四と３七と６五にいるのって、なんとなく強そう、って思っていたら、けっこう早い段階で羽生優勢が伝えられ、渡辺が９９手で投了。羽生が２勝１敗とリードした。

この３枚の桂馬と羽生勝利との間に関係があったかどうかは、もちろんテレビじじいの棋力ではわかりません。

とんだマニング違い

マンデーナイト（日本時間火曜日午前）の生中継がないので、夜中のＮＨＫ録画中継を待つ。夕方、まさか夕刊に載ることはあるまいとスポーツページを見たら、そのまさか。マニングの文字が目に入ってあわてて新聞を伏せた。

きっとブロンコス２連勝だと思いつつ放送を見た。

ペイトン・マニングは最初の３シリーズすべてをインタセプトされるとんでもない滑り出し。さらに味方のファンブルもあって、２Ｑ開始直後に０－２０とファルコンズにリードを許した。

いつか逆転するのだろうと思っていても、ズルズル２０点差のまま４Ｑへ。

「ペイトン・マニングですからわからないですよ」（解説・宍戸博昭さん）に励まされながら見ていたが、２１－２７で試合終了となった。

さっそく例の夕刊を読む。イーライ・マニングだった。バッカニアーズ戦で、３インタセプトは同じだったが、５１２ヤード投げて、ジャイアンツが逆転勝ちしたんだって。日本時間月曜日早朝の試合結果が、休日で月曜夕刊はないから火曜日の朝刊に回ったのならわかる。だけどなんで火曜日の夕刊に載るのだ。テレビじじいにとっては、とんだ敬老の日余波だった。

ペイトン得意の屋内球場と言われていたけど、ノーハドルのオーディブルとやら。何を指示されているのか分からなくて聞きに来るＲＢなんてシーンもあって…。敵地観衆のノイズが屋内で反響して聞こえなかったのか、まだ連携不足なのか。

ライオンに鼻を噛みつかれてもＱＢスミス冷静プレー

ライオンズを２７－１７で破った４９ｅｒｓは勢いがあるな。遅ればせながらテレビじじいの感想だ。

アレックス・スミスがスクランブルして…怪我を避けるために定石通り足から滑りこんで１ダウン獲得。と思ったら、あれれ、鼻血を出している。滑り込んだスミスにかわされる形になったディフェンダーが上から飛んできてゴツン。ヘルメットに行ったラフプレーにも見えたんだけど、手が当たったのかな。おとがめなし。

あれれ、１ダウンにもならないの？　味方が反則をしていたんで下げられちゃった。

それでもそれでも、ライオンに噛みつかれた？けがにもめげず、スミスはインタセプトなしのパス記録を続けた。冷静だな。

それに、ＷＲマイケル・クラブツリーがよかった。ここ一番の３ダウンになるとクラブツリーがパスを取る。３回続けて１ダウン獲得のパスレシーブ成功で、ＴＥバーノン・デービスのＴＤパスレシーブにつなげたプレー。頼りになる。

ビック爽快 イーグルスまた１点差勝ち

レイブンズ２３－２４イーグルスは面白かった。マイケル・ビックがパスをどんどん通してレイブンズゴール前まで行くと、ターンオーバー。せっかくのドライブを無駄にする。ジョー・フラッコも肝心のところでお付き合い。

ビックがポケットパサーに徹することができれば、今季いいところまで行く、というシーズン展望を見たばかりだが、ポケットから出て左に流れてエンドゾーンに投げたらインタセプト、という場面があってなるほど。ところが、似たように投げたら今度はＴＤ。一概には言えないことが分かった。

まだ、臨時の審判団なのだろうか。ボールを３２ヤード地点に置いたら３７ヤード地点に置き直しになり、さらに４２ヤード地点に変えられてプレー再開だなんて。ど素人のテレビじじいでさえ、いかにもまずいなーと分かる失態もあった。

ターンオーバーはあっても、じゃんじゃん進むビック。爽快な逆転勝利だった。

オルフェーヴル勝って、頑張れミヤザト

オルフェーヴルが仏フォア賞で最後インをついて勝つところを見て、全英女子オープンゴルフへ。

５頭立てでも勝ちは勝ち。３頭立てで勝ったエルコンドルパサーは凱旋門賞手に汗握る２着だったんだから、オルフェーヴルにもチャンスありかも。

ゴルフの方は最終日。悪天での延期があったので、第３Ｒと最終Ｒを一日で済ます強行日程。さて、その最終ラウンド。雨、風でコンディデョンがとても悪いようで、ダントツの申ジエが１番でいきなりトリプルボギー。２位につけるカリー・ウェブは最初の３ホールで３打だったか４打だったか落とすし、宮里藍はＯＢしてしまうし。

いったい優勝スコアはいくつになっていくのでしょうか、というアナウンスももっともに聞こえた。ただ、テレビじじいにはもう真夜中。おやすみなさいかな。

岩隈降板は気の毒 ダル１５勝

レンジャーズ－マリナーズ戦は、ダルビッシュ有と岩隈久志が大リーグ初対決。岩隈は５回３分の１を投げてソロホームラン２発の２失点。ダルビッシュは７回を２安打１失点で１５勝目をあげた。

川崎宗則はショートで先発し、代打を出されてしまったが、守備で見せ場があった。上原浩治はダルビッシュの後、八回に登板して３人をきれいに抑えた。９球全部ストライクで２三振を奪った。

というわけで、日本選手が頑張った。

マリナーズは九回に打者一巡の猛攻を受けて７失点するくらいのブルペン陣なんだから、岩隈を見切るのが早すぎた、とテレビじじいは思った。

三振ゲッツーをとった、と思ったら際どい球を審判は四球の判定。コースもだけど、あれはほとんど振ってはいなかったか。１死１、２塁になったところで交代！８８球。まだ投げられたと思った。

決勝打小谷野栄一の言葉

防御率１点台投手の投げ合いとなった日本ハム－ソフトバンク。０－０の八回裏、ソフトバンクの大隣憲司が２死３塁で小谷野栄一に中前適時打を浴びた。ＧＡＯＲＡ解説の岩本勉さんが「コンパクトなスイング」と褒めた一撃。

日本ハム吉川光夫は、これに力を得て、２安打完封勝ちをおさめた。

札幌ドームでは今季初めてのお立ち台ですね、と珍しく突っ込みのヒーローインタビューに、「立ちたくないのだ」と、小谷野。はっとするような答えだったが、脇役に徹しているので、ヒーローに繋げればいいという気持ちでやっているという。

きょうは打たなければいけない場面がまわってきたので、やりました…ということらしかった。

竜王戦挑戦者に丸山九段 １日遅れの観戦

竜王戦挑戦者決定三番勝負第３局は、サッカーのワールドカップアジア最終予選日本－イラク戦とかぶってしまい、１日遅れで棋譜速報を見た。

結果を見ないようにして観戦するというテレビじじいの作戦はうまくいったのだが…。山崎隆之七段の作戦がうまくいかなかったようで、解説を読んでいると、途中から差がついたらしいことがありあり。丸山忠久九段が昨年に続き挑戦を決めた。

渡辺明竜王は、王座戦で羽生善治二冠の挑戦を受けている最中。忙しい秋だ。