テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

ロモを欠いても善戦したが…カウボーイズ終戦

2013-12-30 23:52:47 | NFL
NFL最終週、勝った方がNFC東地区優勝=プレーオフ出場権を獲得するイーグルス24-22カウボーイズは面白い試合だった。

カウボーイズはQBトニー・ロモが結局、故障で欠場、カイル・オートンが代役。オーバーハンドで受けやすいパスを投げると、有馬隼人さん、安倍那智さんの放送席の評判はよかった。

いまだに審判団の不手際だったかどうかわからないのだけれど、4Q、カウボーイズが追い上げようというところで、変なディレーゲームをとられた。40秒なんて経っていない。異常に早かったというのだ。なるほど、ビデオに映しだされたクロックは、「40」の次にいきなり「25」へカウントダウン。これでは、次のプレーを始めるまでの持ち時間が15秒も短くなってしまう。

チャレンジできるケースかどうか知らないのだけど、オートンは普通に次のプレーを始めた。4thダウンロングに追い込まれて、ギャンブル成功。TDパスも通って2点差に追い上げた。だから、勝敗の行方を左右したかどうか微妙だが…。

ここで2点コンバージョンを失敗したんだった。同点に追いついておけば、延長戦で勝つチャンスが残る場面。オートンがそれまで頼りまくって十回以上パスを成功させていたTEジェイソン・ウィッテンを使わなかった。ウィッテンに投げてインタセプトもあったけど、テレビじじいは、ここはウィッテンだろうと思っていたので、意外だった。


大逆転PK勝ち、C大阪おめでとう、いや違う広島だった

2013-12-29 18:26:41 | サッカー
サッカー天皇杯準決勝のもう1試合は、サンフレッチェ広島とFC東京が延長戦を戦っても決着せず、PK戦に。FC東京のGKは日本代表の権田修一ではなくベテラン塩田仁史、広島は日本代表の西川周作。先攻FC東京が3人連続成功。広島は1人目と3人目が失敗した。FC東京は4、5人目のどちらかが決めれば勝利という場面を迎えたわけだが、その2人とも失敗。6人目からのサドンデスに突入した。

7人目、FC東京が失敗、広島が決めて大逆転勝ちとなった。

元日決戦は横浜―広島と決定。ということは、C大阪おめでとう。アジアチャンピオンズリーグ出場決定だ。

Jリーグ3位以内と天皇杯優勝チームの計4チームに権利があるのだが、元日、横浜優勝でも広島でもJ3位以内と天皇杯がダブって3チームになる。J4位のC大阪に出場権が与えられる。

ワールドカップとどう重なってくるのか知らないけれど、テレビじじいは柿谷曜一朗、山口螢、扇原貴宏、南野拓実ら若い力をアジアの舞台で見てみたい。

鉢巻マーク、マリノスが豊田を封じ込める

2013-12-29 15:57:24 | サッカー
サッカー天皇杯準決勝横浜Fマリノス2-0サガン鳥栖は、シュートも少ないし、凡戦かと思った。けれど、後半、マリノス兵藤慎剛の先取点は、鳥栖ゴール前に入ってきた齋藤学ら4人が短いパスをつなげたゴール。高い技術に感心した。試合終了直前、時間稼ぎにいかず、敢然とゴールを決めた中村俊輔もみごとだった。

テレビじじいのような素人にもよくわかったのは、鳥栖のFW豊田陽平とマリノスのCBファビオとのマッチアップ。競り合って頭と頭がゴツン。豊田がピッチから出て治療を受け頭に包帯を巻いて復帰。しばらくしたら今度はファビオが出血で外に出された。頭に包帯を巻いて復帰すると。

マリノス陣で、白鉢巻の2人がしょっちゅう画面に映る。ヘッドで競り合い、一緒にボールを追いかける。ファビオは後半開始から、故障の栗原勇蔵と交代で出場した選手。前半、栗原がファビオと同じことをやっていたんだろうけれど、鉢巻対鉢巻のような強い印象は残さなかった。

しつこいマークに豊田は不発に終わった。




トニー・ロモは最終週どうする

2013-12-27 22:58:01 | NFL
16週カウボーイズ24-23レッドスキンズを遅ればせながら観戦。

残り2分を切って、6点差を追うカウボーイズが相手ゴール前10ヤードで4thダウン。FGでは追いつけない。これが決まらなければ負け、という場面からトニー・ロモがTDパスを決めて、逆転に結びつけた。

イーグルスと最終週、勝ったほうがプレーオフ進出という見せ場を作った。

23点差だかをひっくり返された試合を見て、テレビじじいは、ロモは限界なのでは、と思っていた。ネットのニュースを見ると、椎間板ヘルニアで治療を受けているという。故障を持っていたんだ。そんなこと知らずに、ロモを貶めてしまった。ごめん。

出場できたとしても、つらい試合になりそうだ。

アマチュアに引退はない、大体大優勝監督の名言=

2013-12-25 21:57:21 | サッカー
サッカーの全日本大学選手権決勝、大阪体育大3-1国士舘大は、大体大の坂本康博監督の試合後の談話がよかった。

BS朝日の放送席が、しきりに4年生には最後の大会、だとか試合に出られなかった4年生のためにとか言って、悲壮感を煽る。テレビじじいはこういうの好きじゃないんだ。

監督インタビューでも、4年生は最後ですがと、誘導尋問風の質問があった。

就任41年目という坂本康博監督は、「アマチュアに引退はない」と悲壮感だかお涙ちょうだいだかを狙う質問の意向をぴしゃりと抑えた。

さらに「まだ、どんどん上手くなっていく選手がいる。これから就職活動したい」と結んだ。

そうだ、終わりじゃないんだよということがよく分かった。

プロは金を稼げなくなれば、引退という場面があるかもしれない。でもアマチュアは
いろんなレベルでプレーする場がある。ぞこで続けていけばいいではないか。

テレビじじいには、そんなメッセージが聞こえた。

ところで、大体大は2トップが引っ張ってきたチームらしいけど、MF山本大稀の意外な?ハットトリックはみごとだった。


惜別キャンドルスティック・パークに49ers勝利の霧笛響く

2013-12-24 15:37:13 | NFL
地区優勝できなければ、この第16週ファルコンズ戦がキャンドルスティック・パーク最後の試合になるというマンデーナイトフットボール。ウィリー・メイズやスティーブ・ヤング、ジェリー・ライスらこの球場を本拠地とするジャイアンツ、49ersの名選手が顔を見せて惜別ムードを盛り上げた。

4Q、ファルコンズが3点差に追い上げ、オンサイドキックまで成功して、にわかに逆転ムードとなった。残り1分ちょっとで49ers陣10ヤードに迫り、TDで逆転、FGでも同点の場面となった。

ファルコンズQBマット・ライアンがWBハリー・ダグラスにパス。それを49ersのCBトラメイン・ブロックがもぎ取るようにして弾き、さらにLBナバーロ・ボウマンが捕り、89ヤードのリターンTDを決めた。

TDの瞬間、勝利の霧笛が響く。「最終戦で負けてはいけない」という執念のインタセプトだった。

今季の49ersは、QBコリン・キャパニックがただの人に戻ってしまったような滑り出しだったが、この34-24の勝利でワイルドカードを決めた。最終週にシーホークスが敗れ、49ersが勝つと、NFC西地区優勝となり、ホームのキャンドルスティック・パークで試合ができるようになるようだ。

テレビじじいは、また霧笛が聞きたい気分だ。

スティーラーズのややこしい勝因

2013-12-23 23:22:28 | NFL
スティーラーズが38-31でパッカーズを破った勝因は?

ややこしかった。

スティーラーズが自陣前でファンブル(後半だったけど、他の試合の放送を楽しむため、結果を見たくないので、残り何分だったとか調べないで書いてます。その他不正確、あしからず)。リカバーしたパッカーズはさあ、TDをとるぞと色めき立った。

ところがスティーラーズがよく守ってTDを許さす、4thダウン。パッカーズは100%いけそうな至近距離のFGを蹴った。

スティーラーズがそのキックをブロック。こぼれたボールはサイドラインから外に出た。

イエローフラッグ。

イリーガルバッティングってなあに。

スティーラズ選手が故意にボールを外に弾き出すところが映しだされた。

4thダウンのキックの後だから、スティーラーズに攻撃権が移るのかと思ったら…

審判団が小田原評定の上、パッカーズのオートマチック1stダウンだという。解説の村田斉潔さんも「知らなかった」ルールがあったんだ。

パッカーズのエディ・レイシーが逆転TDを決めた。

それで、スティーラーズの勝因って何なの?

FGをブロックしてそれ行けるぞ、というところで逆の判定が出たスティーラーズの選手が怒った、と放送席。テレビじじいは、ややこしいけれどそれが勝因になったと思ったんですけど。われながらすごいこじつけ。

パッカーズは、試合終了直前、素晴らしいキックオフリターンなどで、スティーラズ陣内5ヤードぐらいまで攻め込んだが、同点とするTDを取れなかった。今週も逆転をやって見せたら、代役マット・フリンはスーパーな存在になれたのに。

高橋大輔は故障を直してソチで頑張れ

2013-12-23 22:38:42 | オリンピック
フィギュアスケートのソチオリンピック代表第3の男に高橋大輔が滑り込んだ。

日ごろテレビじじいは、オリンピック代表選びは最終選考会一発勝負がいいと思っている。マラソンも柔道も紛れがないようにと。

全日本選手権3位の小塚崇彦がいるのに、5位の高橋が選ばれるのはおかしい、となるはずなのだが、あの表現力は世界一。代表から外してしまうのはあまりに惜しい。

ということで、選考が長引いたのはよくわかる。故障を治してソチではがんばれよ、と思う。

羽生が負けて粘って勝って出なかった

2013-12-22 23:32:45 | 日記
羽生善治三冠が負けた将棋のNHK杯を見て

羽生拓矢(八千代松陰)が区間賞のポール・カマイシ(世羅)に抜かれはしたものの3区2位に粘った高校駅伝男子を見て

羽生結弦がフィギュア日本選手権2連覇を決め、ソチ代表に決まったところを見る。

羽生直剛はサッカー天皇杯準々決勝で、出番がなかったみたい。ヴァンフォーレ甲府にまだいるんだよね? きょう22日は誕生日で、先日、元モーニング娘。の誰やらさんと合同誕生会をしたっていうブログを見つけたんだけど…。


クラブワールドカップ決勝、日テレの放送がよかった

2013-12-22 09:38:10 | サッカー
クラブワールドカップ決勝は、開催国枠から勝ち上がったモロッコのラジャ・カサブランカに期待したけど、7分で期待はしぼんでしまった。

バイエルン・ミュンヘンがCKからダンテのゴールで先制したからだ。

弱い方が先に点を取られては、紛れようがない。実力通りの勝負となってしまった。

今地元サポーターが歌っているのは、「パスサッカーを守れ」という応援歌だ。

とか、

今度は、昔ブラジルサッカーを取り入れた偉大な監督の教えを守れ、と歌っている

とか、日本テレビの放送が親切だった。高校サッカーで、この選手の父親は病気で…といったテンション上がりすぎの放送は嫌いなのだが、けさはなるほどと感心させられた。解説の都並敏史さんたちにも、ラジャに対して「世界にはこんなチームがあったんだ」との驚きと、温かい眼差しが感じられてよかった。



南米王者を敗退させたラジャにメトワリあり

2013-12-19 10:57:17 | サッカー
クラブワールドカップの準決勝。テレビをつけたらもう後半、開催国枠で出場し2試合を勝ち抜いてきたラジャ・カサブランカ(モロッコ)が南米代表のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)を1-0でリードしているではないか。

と思う間もなく、ロナウジーニョのFKが決まり同点。ゴール右隅、キーパーは動けない。すごい。

アトレチコに戻った流れを断ったのは、ラジャのFWヤジョーリが倒されてのPK。うまい。テレビじじいには、シミュレーションぎりぎりに見えた。

これを主将のメトワリが決めた。一瞬、誰がPKを蹴るかで、ボールの取り合いをしているようなシーンが映った。切り替えなければいいのに。あれは何だった?

リードしてロスタイム。ラジャのメトワリは時間稼ぎをしない。ゴールへ向かう。2度も。

それでいいのかな、と思ったところに答えを出してきた。

カウンター。メトワリがまたもゴールに向かう。ループシュート。惜しくもバーにはね返されたボールをマビデがシュートし3点目。大金星を目前にしておじけない精神力がみごとだった。

どの段階でだったか、「世界がメトワリを発見した」と日本テレビ放送席。

大会前からバイエルン・ミュンヘンと決勝で闘うと決意を公言していたようだ。いい試合になーれ!


クラブワールドカップ、アジア勢に今年も険しかった

2013-12-18 09:35:31 | サッカー
クラブワールドカップ準決勝。広州恒大のパンチ力に期待して早起きしてみたが、バイエルン・ミュンヘンに圧倒されて0-3の敗戦。アジア勢の道は険しかった。

ACLで、広州恒大は日本勢を相手にゴールを量産した。グループリーグで浦和と1勝1敗だったけれど計5得点。準決勝の柏からは計8得点を奪った。

バイエルン・ミュンヘンとは、シュートを打たれて打たれて打ち返す、ゴールを取られて取られて取り返す…ぐらいの戦いはするだろうと、期待していたのだ。テレビじじいが浅はかだった。

試合終了前の数字だったけれど、シュート数が3-27と表示されていた。これでは。

61ヤード!レイブンズのタッカー逆転FG

2013-12-17 16:59:51 | NFL
マンデーナイトフットボールで、とんでもないプレーを見た。

61ヤード!FG。

レイブンズのキッカー、ジャスティン・タッカーが4Q残り43秒から今季33回連続のFG成功を成し遂げ、18-16とライオンズを逆転したのだ。

第4ダウンになってもQBジョー・フラッコが出てきて、ギャンブルするのかなとも思ったのだが、ハードカウントでのオフサイド狙いだったのか。時間消費の作戦だったのか。

ジョン・ハーボーHCは、タイムアウトを取り、この日すでに5回FGに成功しているタッカーの出動を命じた。よく4thダウンギャンブルというけど、61ヤードのFGを蹴らせるというのは、フラッコにあと8ヤードのダウン更新を狙わせるより、もっとギャンブルだ。

外れれば負け。緊張を強いられる場面で、蹴られた球は、右ポールすれすれ。カメラの角度なんだろうけれど、バーを高々と越えたように見えた。スーパーボウルチャンピオンのレイブンズだから、これまでもキックを見ているはずだけど、テレビじじいの印象になんにも残っていない選手だった。それで、驚きも大きかった。

とここまで書いて、待てよ。調べたら、昨季のAFCチャンピオンシップ、ペイトリオッツ戦でさよならFGを決めたのがタッカーだった。テレビじじいはそのときも感心して書いていたのに、まったくもう、忘れていたとは。

パッカーズ大逆転、秀逸タイムアウトで逃げ切り

2013-12-16 13:21:44 | NFL
「後半は退屈になると思った」と、試合後に解説の河口正史さんが打ち明けた第15週パッカーズ対カウボーイズ戦。アーロン・ロジャースが復帰できず代役マット・フリンが3度目の先発をしたが、3-26の大差で前半を終えた。

それが、どうして?

4Q残り1分31秒、パッカーズは37-36と大逆転したのだ。カウボーイズのQBトニー・ロモはパスに頼らずにランで時間を消費すればよかったし、フリンは後半、RBエディ・レイシーらのランを主体にしてよく進むようになった…らしい。

さて1点差を追うダラス。FGにこぎつければ勝てる。残り1分24秒、自陣29ヤードからセカンドダウン1。ロモのパスをパッカーズのCBトラモン・ウィリアムズが地面すれすれでインタセプトしたと思ったら、パス成功の判定。ウィリアムズが飛び跳ねて抗議しているが、残り2分以内はチャレンジできない。

次のプレーを急ごうとするロモ。そこでパッカーズが最後のタイムアウトをとったのが、機敏で秀逸だった。

チャレンジはできないけど、もう一度ビデオを見てくれ、というマイク・マッカーシーHCのアピールだ。ブース・レビューになって判定は覆り、インタセプトと認められた。

「今度はオレは捕っている」と実況の近藤祐司さん。その何分前だったか、ウィリアムズはインタセプトして40ヤードほどリターンしたのに、レビューで判定を覆されていたのだ。

パッカーズがロードでカウボーイズに勝ったのは、意外なことに1989年以来だそうだ。偉大なブレット・ファーブもロジャースもできなかった快挙を代役のフリンだやってのけた。でも、次週からロジャースが先発に復帰するんだろうな。










甲子園ボウルの後にNFLを見ると…

2013-12-15 21:43:26 | NFL
この1週間はどうも思うようにならなかった。第15週サーズデーナイトフットボールを見損ねるは、加藤桃子王座から里見香奈女流二冠がタイトルを奪取した女流王座戦は気づいた時には終わっているはで13日の金曜日は散々だったし、土曜日はこのブログに取り上げたいスポーツ番組が見当たらなかったし…。

きょうは、並行して放送された甲子園ボウルをライブで、録画放送のサーズデーナイトを録画して観戦した。

関学は日大の最初のプレーでQBサックを決めた。これは実力が違いそう、と思った通りの展開で関学23-9日大となった。

先日、NFLの解説で感心した板井征人さんが解説。テレビじじいにとって日本のアメリカンフットボールは甲子園ボウルとライスボウルを見る程度のおつきあい。板井さんは両チーム選手をよく知っているなあ。敗戦の日大QBによくやったと賛辞を送るなど、温かい解説だった。

なるほど、関大の監督さんなんだ。

それにしても…甲子園からデンバーに飛ぶと、スピード、迫力などなど、当たり前だけど圧倒されてしまった。

ペイトン・マニングのブロンコスが負けてしまって、これも思うようにならなかったうちの一つ。脳しんとうで欠場のWRウェス・ウェルカーが恋しくなる一戦だった。