テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

なおみは睡眠薬?

2019-01-27 22:40:54 | いろいろスポーツ
ゆうべは大坂なおみが全豪オープンテニスで優勝する姿を堪能した。
大坂って脆いところがある。サーシャ・バインコーチがほめてほめて、大坂の気持ちをなだめ、奮い立たせるシーンは有名だ。
その先入観は間違っていた。
大坂は変化していた。成長をとげていた。
決勝第2セット、3チャンピオンシップポイントの大チャンスを失った。いくら相手のサービスゲームだとはいえ、取れば優勝の絶好機を逃し、このセットを落としてしまった。
テレビじじいはこの試合終わったと思った。
それが第3セット、崩れるどころか、あのプレーだ。
いい気分で風呂に入って寝たら、いつもより1時間も長くぐっすり。
睡眠薬なんていらないよ。
今日は玉鷲初優勝。睡眠時間? 伸びないな。
王将戦七番勝負。挑戦者の渡辺明棋王が久保利明王将に2連勝するところを囲碁将棋チャンネルで。
15分ぶんぐらいかな。

陽気なニューヒロイン松田瑞生、大阪女子マラソンV

2018-01-28 15:01:23 | いろいろスポーツ
大阪国際女子マラソンは22歳の松田瑞生が2時間22分44秒で優勝、東京オリンピックへ向けて「ニューヒロイン誕生」(瀬古利彦マラソン強化・戦略プロジェクトリーダー)となった。
1日に何千回も鍛える腹筋女王なんだそうだけど、それよりまたまた陽気な選手が出てきたなあ、がテレビじじいの感想だ。
福士加代子さんと似た雰囲気。瀬古さんからマラソングランドチャンピオンシップ出場権のカギを授与されて「イエーイ」。フジテレビの実況スタジオでインタビューをされて「イエーイ」。
松田が「レジェンドたちに取材を受けてうれしい」と言っていた解説者の中で、誰だったろう「元気なところと冷静さ。オンオフの切り替えができる選手」と言っていたのが印象に残った。
陽気なだけじゃないんだ。
オリンピック金メダルの高橋尚子さん、野口みずきさん、銀メダルの有森裕子さん。プラス増田明美さん、千葉真子さん。
レジェンドっていうけど交通整理がたいへん。あれもこれもみーんな、なんだけど。
雪の中、走っているシーンになったらすぐその説明をしてほしかった。しばらくして「風花」とアナウンサー。
そうか、風花なんだ。レンズのいたずらで降りしきる感じになっていたんだ。
と納得したわけだ。

「泣いてません」と泣いていたリベンジ!村田諒太

2017-10-23 16:57:08 | いろいろスポーツ
5カ月前、くやしい判定負け。たしかにダウンは取って村田諒太の勝ちだけど、いかにも手数が少ない。そう思ったアッサン・エンダムとのWBA世界ミドル級再戦。第4ラウンドあたりから村田がはっきり優勢となった。第8ラウンド開始前にエンダムが棄権し、タイトルを奪取した。

午後8時になったとたんに、面白くもない自公で3分の2などという開票速報を見せられるより、面白いリベンジだった。

枝野立て!はよかったけれど、村田立て!なんて見たくなかったものな。

フジテレビ放送席の井上尚弥さんだったか、「心を折っての勝利」はその通りだと思った。不可解な判定に心を折らず、リングの上でその相手の心を折った。

立派だ。

井上さんは「泣いてません」とインタビューに答えた村田のことを「泣いてました」と断言。それが冷たい言い方ではなく、世話になった先輩に対する尊敬がにじみ出る話の中だったから快かった。

競馬ファンの実力見せた有馬記念

2016-12-26 11:29:19 | いろいろスポーツ
クリスマスの有馬記念は人気馬が上位を占めた。ということは沢山の人が的中したわけで、ハッピーホリデー!

1着1番人気サトノダイヤモンド、2着2番人気キタサンブラック、3着3番人気ゴールドアクター。
ずっと1番人気だったキタサンブラックにサトノダイヤモンドが迫ってきていると、フジテレビが放送していたんだけど、レース直前にサトノダイヤモンドが2.6倍、キタサンブラックが2.7倍と逆転した。

お見事。日本の競馬ファンの実力を見せつけた。有馬記念で、ファンがこんなに見事な予想をしたのは1977年以来だというから、競馬は難しいってことでもあるんだけれど。

1着1番人気2.0倍テンポイント、2着2番人気2.2倍トウショウボーイ、3着3番人気グリーングラス、4着4番人気プレストウコウ。
出走8頭だったとはいえ、昔のファンもすごかったな。

2着トウショウボーイは前年優勝馬で天馬と呼ばれた。鞍上は名人タケクニ。今回2着のキタサンブラックに騎乗した武豊の父親で、今年亡くなった武邦彦元調教師だったんだ。

悲運の貴公子テンポイント、翌々年引退レースで有馬を勝ったグリーングラス。同世代の3強それぞれに物語があった。

テレビじじいはついつい昔話をしてしまう。

見るべきはイチローだった

2016-05-24 18:02:42 | いろいろスポーツ
サッカーのトゥーロン国際大会、男子U23代表はU20のポルトガルに0-1で負けて2連敗。リオ五輪までに点を取れるようになるのかなあ。

大関稀勢の里はあと1歩が足りない(今の力は、抜群の白鵬に次ぐナンバー2。ナンバー3と4が横綱なんだから、稀勢の里も横綱だって理屈は通るはずなんだけど変な制度だ)。

日本女子バレーがリオ出場権をつかんだ最終予選。手に汗握らせたとはいっても「レッツゴーニッポン」コールで、圧倒しているんだもの。いつもいつもホームで甘やかされている。物足りない。

などなど、なんとなくモヤモヤのテレビ観戦が続いた。

イチローの3試合で10安打の快挙を見落としてしまった。残念。ずいぶん遠くに思えた3000安打だけれど、出場機会が増えれば、あと40本、今季で達成できるかも。

羽生結弦のパーソナルベスト教えてよ

2015-11-29 11:20:13 | いろいろスポーツ
羽生結弦のフィギュア世界最高得点。すばらしかった。Jリーグチャンピオンシップ準決勝ガンバ大阪ー浦和の熱戦でお腹いっぱい。フィギュアを見るつもりはなかった。ニュースでも見ようとNHK総合にしたら、ちょうど羽生のフリーが始まったところだった。

4回転も3回転も、そう言ってもらわなければ区別がつかないテレビじじいだけれど、素人にも分かる「おっと危ない」が皆無。高く軽々としたジャンプ。

放送席の感嘆ぶりを聞くうちにこれはすごい演技だ、と。

演技後の羽生のやりきったという表情、ナンバー1を意味するのだろうひとさし指1本立てたパフォーマンス。これはほんとにすごいらしい。

パトリック・チャンの世界最高295.27を上回って、夢の300点超えどころか、一気に322.40の大記録を打ち立てた。

試合後のインタビューは、ナガノをナゴヤといい間違えるご愛嬌もあったけれど、内容は自信のかたまり。すごい20歳だ。

若いし、まだ伸びる余地があるだろう。そこで知りたかったのは、羽生の従来のパーソナルベスト。

途中から見たので申し訳ないんだけれど、放送では分からなかった。

朝刊。こんなに大スペースを使っているのに見当たらない。

ネットで調べる。

2013年の全日本フィギュアで297.80。あれっ、チャンの記録より上ではないか。そういえば、国内大会の記録は公認されないとかなんとか当時言われていた、ような記憶がある。

13年GPファイナルの293.25が自己ベストらしい。29.15点の大幅更新。すごい。

今後、採点がインフレになって、各選手大幅な記録更新が続くのかなあ。






まつりだまつりだ、キタサンまつりだ

2015-10-25 17:19:01 | いろいろスポーツ
菊花賞をキタサンブラックが勝つのを、きょうはラジオじじいになって聞いた。

気象庁が今年の木枯らし1号を前夜観測したと発表した25日。東京は強い北風の日になった。

東京競馬メーンでドコフクカゼなんて馬がかったからひょっとすると…。

北で三拍子そろったキタサンブラック、北村宏騎手、北島三郎オーナーって来るかも。

淀の気象は知らないけれど、驚きの結果になった。

公約通り、北島さんがお立ち台でまつりを歌った。最終レースの邪魔にならないよう気にかけながら、さわりだけ。

まつりだまつりだまつりだ、キタサンまつり

追加登録料200万円だか払っての出走だったらしいけれど、よかったなあ。

菊花賞が終わって、海の向こうはダービーデーだって。

マンチェスターまつりだ。ユナイテッドとシティが首位目指して激突する。

井岡一翔の3階級制覇をじっくり

2015-04-23 09:28:28 | いろいろスポーツ
久しぶりにボクシングをじっくり。IBF世界ミニマム級は高山勝成が挑戦者のファーラン・サックリン・ジュニアを破り防衛。高山は偶然のバッティングで左右のまぶたから出血、9回途中で負傷判定となった。手数で圧倒していたから当然の勝利だと思った。

WBA世界フライ級は挑戦者の井岡一翔が2-0の判定でファンカルロス・レベコから王座を奪った。

TBS放送席はリードしているリードしているというんだけれど、テレビじじいはそれほどとも思えなかった。

試合後レベコは、自分が攻めていた、勝っていたと、不満だったらしい。

判定で引き分けにしたジャッジが1人いたわけだが、テレビじじいはおかしいとは思わなかった。

ただ、ダウンのない試合で唯一、相手が腰を落とすパンチを当てたのは井岡だったので、ま、こんなものか。

井岡家にとって、叔父の弘樹さんから数えて6度目の挑戦で3階級制覇を成し遂げことになるそうだ。TBSのボクシング中継ってこういうお話を作るのが好きだな。

リング上の弘樹さんからも感激に浸っている感じが伝わってきたので、ま、素直じゃないテレビじじいが悪いのか。



錦織圭、2連勝に届かず

2015-03-01 15:50:59 | いろいろスポーツ
メキシコオープン決勝で、錦織圭は3-6、5-7でダビド・フェレールに敗れ、2大会連続優勝には届かなかった。このところの錦織急上昇でまたテニスを見るようになって、そこでなぜかよく当たるのがフェレール。5連勝しているとかで勝てるかと思っていたのだけれど。

錦織はミスでネットに引っかける場面が多かった。

第2セットは、サービスを2回続けてブレークされ0-3のピンチ。その後2回ブレークを返して4-4に追いついた。

ところが放送席が「信じられない」と叫ぶミスショットで3度目のブレークを許す。

錦織は3度目のブレークをやり返して粘る。でもそこまで。

なんとフェレールに4度目のブレークを決められ、最後のゲームでブレークバックできずゲームセットとなってしまった。

12ゲーム中7ゲームでサービスがブレークされる乱戦だった。

錦織は決勝進出により世界ランク4位が決まっていたわけだけれど、この地位維持できるのかな、テレビじじいは心配になった。

東京マラソン、押されて消えたペースメーカー

2015-02-22 13:49:35 | いろいろスポーツ
東京マラソンの男子21キロ付近、エチオピアのエンデショー・ネゲセがpace3ジョエル・キムタイの背中を押すところがフジテレビ中継で映しだされた。

しばらくして1キロの走破タイムが2分56秒と表示された。前の1キロ3分01秒より5秒速くなった。

ペースメーカーの設定は日本国内最速記録2時間5分18秒のペース、2分58秒と公表されていたようだ。微妙だけど、遅れをネゲゼは感じていたのだろう。元気いいんだなと思っていたら、2時間6分0秒で優勝した。

このシーンの時はなんの説明もなかったのだけれど、その後、今度はツェガエ・ケベデがペースを上げさせたと放送があった。日本国内最速記録を凌駕するとボーナスが出るんだって。

押されたキムタイは、次の2キロほどのうちに姿を消していた。どんな契約になっていたのだろうか。疲れて下がったところを発破をかけられたもんで頑張ったら疲れがどっと出てリタイア、なんてことでなければいいんだけど。他の2人のペースメーカーは30キロでお役御免、頑張れと選手に手を振っていた。

ネゲゼはゴールが近づくと、10回ぐらい時計を見た。タイムが気になる? 国内最速にはとても及ばないと分かっていてあれだけ時計を見たのは、エチオピア選手にとっても世界選手権代表選考レースの一つだったからだろう。

そういえばケベデもエチオピア。しっかりしたタイムで優勝ならという条件だろう。タイムが6分台か5分台かで線引されたら、気の毒だな、というのはテレビじじいの妄想か。




タイブレーク粘ったが錦織圭敗退

2015-01-28 15:39:54 | いろいろスポーツ
全豪オープンテニス準々決勝で、錦織圭はスタニスラス・ワウリンカにストレート負けして姿を消した。

錦織は1度も相手サーブをブレークできないまま、2セット連取されてしまった。第3セットで初ブレークしたが、すぐにブレークバックされた。

タイブレークとなり、あっという間に1-6の非勢、マッチポイントに。そこから5ポイント連取して6-6に追いついたのが、この日一番の見せ場だった。

これを取り切れれば流れが変わるかも。テレビじじいは一瞬だけ夢を見させてもらった。

「追いついた!」が「ドロップショット、あっ越えない、越えない」となって6-7で再びマッチポイント。国会中継の裏で、EテレにまわったNHK生中継。地上波で頑張ったけれど、最後はサービスエースで試合終了だった。


錦織圭ストレート勝ちでベスト8 次は前回覇者と対戦

2015-01-26 17:16:14 | いろいろスポーツ
全豪オープンテニス男子シングルス4回戦で、錦織圭がダビド・フェレールにストレート勝ちするところを、ながら観戦。フェレールは世界ランク10位で第9シードだという。この辺りまでは、相当計算できる相手になったのかな。

第1セットを6-3で取った後の第2セット、第1ゲームでいきなりブレークされたのでおやおやと思ったけれど、次のゲームでブレークバック。胸をなでおろした。

当然、次の準々決勝スタニスラス・ワウリンカ戦も中継すると思うけど、NHK総合が頑張っている。どうせやるからには、決勝戦を見たいものだ。サッカー日本代表がアジアカップの準々決勝で敗退してしまったので、オーストラリアは方角が悪いかも、って不安がある。昨年の覇者を相手にそうか準々決勝か。ともかく頑張れ。

めげないフェデラーが決勝進出

2014-11-16 09:21:55 | いろいろスポーツ
ATPツアーファイナルの決勝は錦織圭を破ったノバク・ジョコビッチと、スタン・ワウリンカに勝ったロジャー・フェデラーの対戦に決まった。

なあんだランキング1、2位の対戦か、なんだけどテレビじじいには面白い準決勝だった。

錦織は第2セットを取り1-1として、それいけ。第1ゲーム、ダブルブレークポイントにした。これを取りきれなかったのが響いた。テレビ朝日、松岡修造さんの解説は、チャンスだっただけに心理的反動も大きかったということのようだった。

来週デビスカップ決勝をチームメートとして戦うフェデラー、ワウリンカのスイス勢対決は2時間48分の大熱戦だった。フェデラーが追いついてファイナルセット。第1ゲームの最初のポイントはワウリンカの返球がサイドラインを割ったとして線審が声をあげた。それを主審がオーバールールでインの判定とした。フェデラーはチャレンジせずに、次のサーブをした。これ、GAORAの放送席は、フェデラーが判定が変わったのに気づかなかったのではないかという。

このゲームをブレークされたが、フェデラーはめげない。第10ゲームはマッチポイントとされたのを逆にブレークポイントに持ち込む。またマッチポイントとされ、デュースに戻すと、またマッチポイントとされる。11分近くのゲームをとうとうフェデラーがブレークバックする白熱戦だった。

6-6でタイブレークになっても接戦は続く。フェデラーは2-0からワウリンカが盛り返され5-6でマッチポイントの危機。これをしのいだフェデラーが初めてのマッチポイントを決めた。

窮地に陥ってもあきらめな精神力がすごかった。


不戦勝かと思ったら、錦織準決勝進出を勝ち取った

2014-11-14 09:06:50 | いろいろスポーツ
ATPツアーファイナル、錦織圭の第3戦の対戦相手、ミロシュ・ラオニッチが故障で棄権した。
えっ、不戦勝ではないの?

補欠のダビド・フェレールと戦うんだって。

最終戦出場の権利をとったパリ大会で、錦織が第1セットを失い、第2セットもタイブレークを0-4にまで追い詰められたところから逆転勝ちした、あの時の対戦相手だ。難敵だ。しかも急にタイプの違う選手に変更されて、切り替えが難しいだろう。

第1セットを落とし、危うし!

テレビじじいは心配になった。けれど、第1サーブが決まりだし、よくなった。第3セットは楽勝ムードに。押し切った。

アウトと判定されたボールにチャレンジしたら、ぎりぎり判定通りアウト。アウトと判定されたボールにチャレンジしなかったら、インの映像が映し出される。つきがないのかなと思ったけど、そんなもの吹き飛ばす勝利だった。

ロジャー・フェデラーが次の試合でアンディ・マリーを破り3戦全勝。錦織はグループ2位で準決勝に進出した。すごい。




錦織、準決勝へのややこしい道

2014-11-12 09:07:54 | いろいろスポーツ
ATPツアーファイナルの第2戦、錦織圭が3-6、2-6でロジャー・フェデラーに完敗するところを見た。

錦織は第1セット第3ゲームでブレークポイントを迎えて、おっ、やってくれるかな。

それがデュースを繰り返した上、キープされてしまい、その後はチャンスはほとんどなかった。

えつ、アンディ・マリーがミロシュ・ラオニッチを破ったので、錦織は次戦でラオニッチに負けてもグループ抜けの可能性がある?

次戦フェデラーがマリーに勝てば、1勝2敗の3すくみもありうるというわけだ。サッカーのブラジルワールドカップは、いろいろなケースを想定した末にあんな結果になってしまった。バカだと思いつつテレビじじいは希望的観測をしてしまう。

強気に錦織勝ち、フェデラー勝ちでいこう。

錦織勝ち、フェデラー負けだと、2勝1敗の3すくみか。セット獲得率やらなんやらややこしくなってしまう。