テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

羽生マジックかと思ったら、木村マジックあと1

2016-08-31 21:13:48 | 将棋
王位戦七番勝負第5局は、172手の熱戦を挑戦者木村一基八段が制し、羽生善治王位に対し3勝2敗とした。棋譜速報で見ていたんだけれど、すごかった。

2日目開始してまもなく、木村やや有利の評判。その差が優勢にまで拡大したのに、100手を超えてから互角に戻った。羽生よりやや年下の世代って、こうして羽生マジックにハマるのか。

羽生が角で龍飛車取りをかけると、木村は8筋の飛車をあきらめ、龍を6一と1段目まで引いてしまった。追っ払われて守りの駒になっちゃった。

と思っていたら、その龍が28手後、2筋から王手で再突入してくるとは。

ド素人のテレビじじいには、木村マジックに見えた。タイトル奪取へあと1勝かあ。

GAORAのNFL中継がないなんて

2016-08-29 09:33:42 | NFL
NFLがそろそろ開幕する。放送予定をチェックしておこう。
あれれ、GAORAはどうしたの?

<NFL 2016シーズンの放送につきまして、鋭意調整を行いましたが、権利元との条件が折り合いませんでした。よって、今シーズンの放送予定はありません。>
だってさ。

シーズンたけなわになってNHKBSが本気になるまで、生中継は日テレG+のみになってしまった。週に2、3試合みたい。

第50回スーパーボウル。テレビじじいは、日テレ系の空騒ぎにあきれたわけだけど(「スーパーボウル」でブログ内検索してみてください)、その局だけになってしまった。

毎週、3試合見るかといえば、そんなこともないんだけれど、選択肢が減ってしまったのは、まいったな。

柳田痛恨ランニング本塁打許す、エラーではない

2016-08-26 08:56:13 | 野球
日本シリーズを2連覇しての今季、開幕から独走したソフトバンクがとうとう首位から転落した。まさかの11.5ゲーム差を日本ハムにひっくり返された。面白い首位争いになった。

九回1死1、2塁。楽天茂木栄五郎が鋭いライナーをセンターへ。柳田悠岐が前進しスライディングキャッチを試みたが捕れず、ボールははるか後方へ転がった。

茂木を含め3人が生還、楽天が7-5と逆転した。

NHKBSを見ていたんだけれど、あれがなんで単打とエラーではないのか分からなかった。テレビじじいは安打と失策を分けるものが何なのか、知りたかった。教えてもらうまでもない基本知識なのかなあ。

直接捕球すれば、2塁走者がスタートを切っていたので併殺にできる、と柳田が勝負したそうなんだけれど。

あの結果を見れば、柳田のミスだったとだれでも認めると思う。積極果敢な攻めの守備をしようとした姿勢を認めるとしてもだ。でも失策はつかず、茂木に今季2号のホームランが記録された。 


ブラジルサッカーPK勝ち、アナも疲れた優勝戦

2016-08-21 12:20:01 | オリンピック
リオ五輪男子サッカー決勝は、1-1のまま120分を終え、PK戦へ。4人ずつ成功。先攻ドイツの5人目はペーターゼン。

決めた! とめた!

鳥海貴樹アナウンサーが絶叫した。

どっちなんだ、とは言わない。見れば分かるんだから。ゴールキーパーがセーブしている。

ブラジル5人目はネイマール。

決めたああああ。

ブラジルが初優勝。ワールドカップ、1-7でドイツに粉砕された借りを返した。決勝で初めて失点という堅守に生まれ変わって。

アナウンサーのミスは、PK戦までの死闘で放送する方も疲れたから、と想像している。


樋口黎「銀」の河村アナよかった

2016-08-20 09:53:32 | オリンピック
レスリング男子57キロ級決勝、番組表に河村亮アナウンサーと出ていたんだけど、昨日と打って変わって落ち着いたいい実況だった。

両選手の入場。まず解説の湯元健一さんに展望を聞く。20歳7カ月、勝てば日本最年少で、28年ぶりの金メダルだという紹介。相手選手の紹介。湯元さんが最近まで大学で樋口を指導していたことも披露する。試合開始までに聞きたいことをさらってくれた。

逆転負け。日本のチャレンジは通らなかった。湯元さんは「審判に決められたような試合」と憤る。

チャレンジが成功するとどうなるのか。テレビじじいの聞きたいことも河村アナウンサーが質問してくれた。

やり直しではなく、反則が樋口の得点になって優勝、ということらしい。

紙一重の勝負だった。

吉田沙保里敗戦の言葉、誰よりも早く伝えた解説吉村祥子さん

2016-08-19 08:46:41 | オリンピック
レスリング女子53キロ級決勝、オリンピック4連覇を目指す吉田沙保里の入場。ああ、また浪花節をやっている。けさは日本テレビの河村亮アナウンサーらしい。試合が始まってしまってから、勝負のポイントを解説の吉村祥子さんに聞いている。いつ何が起こるかわからないのに、気が気でない。

吉田が負けた。泣きじゃくりながら、マットを降りた吉田。

ここで吉村さんが、声は聞こえないけれど、口の形から「ごめんなさい」と言っている。そんなこと言わないでいいですよ、と吉田の健闘を讃えた。

テレビじじいの怪しい記憶で、正確ではないかもしれない。でも、けさも吉村解説に感心した。

本来、これはアナウンサーの仕事ではないのか。起こっていることに素早く対応し、視聴者に伝える。事前の作文ばかりが仕事ではあるまい。

吉田が負けて、アナウンサーも負けた。



女子レスリング吉村祥子さんの解説よかった

2016-08-18 09:52:18 | オリンピック
女子レスリングか始まり、日本が3個の金メダルを独占した。3選手とも逆転勝ち。58キロ級の伊調馨はオリンピックを4連覇した。全種目を通じて女子初の快挙だった。

4連覇を狙う伊調はどんなにすごい選手なんだろう、と見ているとリードを許し終盤に入っていく。残り30秒ほどでロシアのワレリア・コブロワゾロボワがタックルに来た。それを返し技でバックを取り勝利を決めた。試合終了のほんの数秒前。その姿勢のまま時間切れとなった。

試合後、解説の吉村祥子さんが「タックルに入ってきてくれてよかった」と振り返った。アナウンサーのどうしてとの問いに、バックを取れたと答えた。

伊調がインタビューで同じことを言った。「相手がタックルに入ってきてくれたので…」

リードしているコブロワゾロボワが勝利を決定づけようと攻めに出た決断が、凶とでた。

そのことがよく分かる解説だった。しかも当事者の伊調が裏付けてくれた。

紙一重の栄光。金メダルを取るって、ほんとに大変なんだ。それも4回連続だなんて。 



びっくり急追、ハム1差

2016-08-17 09:20:45 | 野球
ソフトバンクの日本シリーズ連覇を見て、あと数年天下が続くと思い込んでいた。6月、パ・リーグで11.5ゲーム差の独走。今年のパ・リーグは決まり、だと思った。

そこから日本ハムがあれよあれよの急上昇。日本ハム3-2オリックスと、ソフトバンク4-6西武の結果、1ゲーム差になっちゃった。

ひところ中田翔、いま大谷翔平応援団のテレビじじいはオリンピックどころでなくなってきた。最大の楽しみ、陸上100メートルは終わってしまったし、スイッチ切り替えかな。

大谷が走者2人の好機に内角低めを空振りして三振。このごろ三振が多くはないか? というところでテレビを離れた。しばらくして、どうなったかと戻ったら、日本ハムが勝って、お立ち台に矢野謙次が呼ばれたところだった。

大谷も中田も打たなくても、勝ちますってなアナウンスが聞こえてきた。

ソフトバンクはどうなった?と見に行く。ちょうど、ハム勝利が入ってきたところで、今の段階で1.5差だと放送席。無事、西武が逃げ切って1差となった。

このニュース、札幌には伝わるのか、と戻ったらドームに花火があがるところ。選手にも観客にも放送席にも、1差になったぞと盛り上がる瞬間はなかったように見えた。

テレビ桟敷は二股かけて、早々と祝杯、というわけだ。

ボルト100メートルV、東京で4連覇?

2016-08-15 14:15:38 | オリンピック
ウサイン・ボルトの100メートル3連覇を生放送で見届けた。テレビじじいにとって、陸上100メートルは、どのオリンピックでも一番見たい種目だ。

9秒81。楽勝に見えた。解説の伊東浩司さんは、好スタートのジャスティン・ガトリンに対し、「50メートルから稲妻のように来ましたね」とボルトをたたえた。

冨坂和男アナウンサーだと思うんだけど、東京オリンピックで走って欲しい。4連覇を見たい、という。

ところで、ボルトは東京で何歳になるの。放送を見ていても分からなかった。聞き落としたのかなあ。

今調べたら、あと1週間で30歳になる。このごろのスポーツ選手高齢化からすると、十分勝負になる?

アナウンサーに不満といえば、ごくごく小さなことだけど、昨夜の女子マラソン。福士加代子が2度めに下がっていった時、福士のいないトップグループが映しだされたのに、すぐ反応しなかったTBS佐藤文康アナ?と解説増田明美さんはどうしちゃったの。

今話している話題を直ちに中断して、どうなっているのか伝えて欲しかった。

それに、35キロ地点を福士が通過しない、通過していないといつまでも繰り返していたのは失態だった。棄権したのかと、テレビじじいはほとんど思い込まされた。

あと一歩で決勝戦進出を逃した日本の卓球女子団体。惜しい。それでテレビじじいは八つ当たりしたくなってしまった。

不可ではなかった福永一茂アナのリオ柔道

2016-08-13 11:30:41 | オリンピック
リオ五輪柔道初日、アナウンサーのテンションが急に上がった。これはなんだ。だれだ。

調べて分かった。男子を実況していたNHK豊原謙二郎アナウンサーから、女子のフジテレビ福永一茂アナウンサーに替わった瞬間だった。

いやだな、が第一印象だった。ところが、最終日のきょうまで、不満はあったけれど、不可ではなかった。

テレビじじいはじじいだからかなあ、両アナウンサーの声を覚えられなかった。興奮度も福永アナが特に高いとも思わなかった。

いい組手になったのでつい大声を上げました、と詫びるほど自制の効いた豊原アナ。それと区別ができないということは、実は福永アナもそれほどテンションあげっぱなしではなかった、ということだ。

それでも、不可ではないという言い方になった。これから対決する2選手が紹介され、入場を待つ場面がある。そこに日本選手がいると、コーチへの感謝がどうだとか、いろいろ浪花節のようなエピソードをしゃべり続けたのだ。

せっかく解説者がいるのに、これから始まる試合がどうなるのか、日本選手はどう戦うべきかがお留守になるのだ。試合が始まってからでは、一瞬も目が離せないから遅すぎるのに…。

最終日、山部佳苗の準決勝。福永アナが高校時代の村瀬先生との話をとうとうとしゃべる。またかと思っていたら、とまったとまった。解説杉本美香さんに試合の展望を語らせる余裕が出来た。よかった。

ところが、その後の3位決定戦。薪谷翠コーチとの物語がとまらない。そのまま試合に突入してしまった。やっぱり、不可ではない、かな。

最狡王者リネール連覇

2016-08-13 09:36:58 | オリンピック
原沢久喜が100キロ超級で準優勝し、日本男子全員メダル獲得で柔道が終わった。

それにしても後味悪い試合。最強王者だというテディ・リネールは、開始してすぐ指導を2回とると、原沢とまともに組もうとせず、逃げに終始した。

長い腕で原沢の襟あたりをとってつっかい棒にし、原沢には組ませない。リネールからすれば、組んでいるという主張なんだろうか。消極的だと指導を出さないの? 原沢だけが早々と消極姿勢で指導を取られたのは不公平に思えた。例によって、ド素人のテレビじじいの感想なんだけど。

途中、会場はブーイング。残り時間が少なくなると、組まないで逃げまわる。リネールにも1度だけ指導が出たけれど、絶対王者どころか後退王者、最強王者どころか最狡王者に見えた。

オリンピック精神みごと、柔道男子100キロ級決勝

2016-08-12 09:08:58 | オリンピック
リオ五輪柔道男子は100キロ級でも羽賀龍之介が銅。初日からの全員メダルがつながった。その3位決定戦を見た流れで決勝戦も観戦した。

優勝したチェコのルカシュ・クルパレクと、敗れたアゼルバイジャンのエルマル・ガシモフが試合終了直後、肩を組み、笑顔で観衆に応えた。

この試合のしばらく前、女子78キロ級3位決定戦で、締め落とされた選手の顔のアップが映しだされた。凄惨。柔道という格闘技は命がけなんだ。勝者の笑顔のアップも、テレビじじいにはゆがんで見えた。

ゾーンに入って戦っている。試合直後の畳の上では肩を組んだりしない。おざなりとも見えるハグが普通だ。時間を置いた表彰式でやっと肩も組める精神状態に戻る。

すぐに敢闘をたたえ合ったクルパレク、ガシモフ両選手。みごとにオリンピック精神を体現してくれた。

ニッポン復活リオ五輪

2016-08-10 14:42:17 | オリンピック
不甲斐ない男子サッカーを見て、オリンピックは終わったはずが…いろんな「ニッポン」復活に、テレビじじいのリオ五輪が復活してしまった。ああ眠い。

大昔、水泳ニッポンだった。いままた、かなりの水泳ニッポンではないか。

男子200メートルバタフライ。決勝を坂井聖人と瀬戸大也の2選手が泳いでいる。坂井は始め遅れていたので、瀬戸ばかりを見ていた。坂井がぐんぐん追い上げてマイケル・フェルプスの20個目の金メダルを阻む勢いだったとは、テレビじじいには正直見えていなかった。びっくり。

その後、男子200メートル平泳ぎ準決勝で、トップをいく渡辺一平が黄色い線と競争している。これなんだ? そんなすごい選手がいたのか。オリンピック記録だって。トップで明日の決勝に進んだ。

男子800メートリレーも3位。水泳ニッポン復活だ。

体操ニッポンは、昨日の団体優勝で見事に復活した。

柔道ニッポン。8選手が登場して、金1、銅6。ひとりメダルに恵まれなかった田代未来だって、準決勝に進出したのだ。残り40秒あたり、ちょっと足が場外になって警告。それだけで負けてしまった。3位決定戦はざんねんだったけど、よくやったと思う。

卓球ニッポンもあと一息のところまで来ている。

頑張れニッポン。

イチロー3000安打、涙か汗か

2016-08-08 10:02:28 | 野球
イチローの3000安打をとうとう見た。カウントダウンが急を告げると、NHKは、オリックスで若いころのイチローをよく知る新井宏昌さんを毎試合ゲスト解説に呼んで放送してきた。2週間かかったという。最後の最後で足踏みが続いた。

まともにカキーンという打球が影を潜め、重圧かなと思った。それだけにライトの壁直撃の3塁打で達成したのには感心させられた。スカッとした。

3塁ベース上で同僚に祝福を受ける。柔らかい表情。珍しい。

ベンチでもひとしきり祝福されたあと、一人に。アップの画像。中村泰人アナウンサーが涙という。涙か汗か、目がサングラスで隠されているので、新井さんと解説の大島康徳さんは断定しない。

テレビじじいは涙だと思った。左の横顔が映っているんだけど、右手で右の涙?を拭うしぐさ。左頬を涙?が伝っている。

こみ上げるものがあっても、不思議じゃないもの。

アレックス・ロドリゲス41歳が引退を発表して数時間後の記録達成。Aロッドは3144安打。12日が最後の試合になるという。

10月に43歳になるイチローはどこまでいくのだろう。新井さんは、(頭の)白いものが増えたくらいで、何も変わっていないという。

イチロー3000へ惜しい投手強襲

2016-08-07 13:16:50 | 野球
イチローがロッキーズ戦の九回表、3000安打のかかった打席に立った。投手を強襲、グラブを弾いたんだけれど、素早く拾われて1塁は間一髪アウト。リアルタイムでの祝福とはいかなかった。

放送席では、あれがセーフだったとしても投手のエラーだろうという人はなかった。惜しかった。

きょうもベンチスタート。登場は後半だと思いつつ、マーリンズが大差をつけられていくのをちらちら見ていた。

そこで、テレビじじいは昼食休憩。

戻ったら、イチローが3000安打に挑戦する打席がまわってくると放送している。

エッ、1本出たんだ。

八回に三塁内野安打していた。しかもそのまま交代せずに九回の打順が来るんだという。

きょうはないだろうと大リーグ中継に戻らなかったら、惜しい!3000挑戦の打席まで見逃すところだった。

この前、ベンチスタートでも打席が2度まわってくることがある、一挙に3000達成もありうると覚えたはずが、もう忘れていた。

今後の試合では、ともかく安打を打てば3000到達。わかりやすくなった。