テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

東芝優勝、思わず表彰式もじっくり見てしまった

2010-01-31 16:21:50 | ラグビー
ラグビーのテレビ観戦といえば、1月15日成人の日に社会人対学生王者の闘いで千秋楽と決まっていたのだが、それを持ち出すのは我ながら古い。15日の成人式も、ラグビーの決戦もどこかに行ってしまって久しいのだから。いまは1月31日・きょうのラグビートップリーグ・プレーオフ決勝は中間点で、2月に日本選手権が行われる。優勝をどの程度喜ぶのか、と思ったのだが、東芝は、涙を流す選手もいて手放しの歓喜を見せていた。
昨年からの連覇なのだが、前回は不祥事の後で、喜びもあらわにできなかったのだと、放送席。私は不祥事があったことも忘れていたが、そうか、あれだったと思い出さされてしまった。
試合は前半最後のプレーで、東芝のPGが決まり6-0となるロースコアゲーム。ワンチャンスでひっくり返る緊迫した試合が続いた。最後の10分ほどは三洋電機が相手ゴール前で攻撃。東芝にシンビンもでる展開だったが、三洋電機は得点をあげられなかった。
昨年、謹慎して指揮をとれなかった瀬川智弘監督を胴上げすると選手たちが意気込んでいたというので、表彰式を見守った。壇上、大きな優勝カップを選手たちが順繰りに抱いていく姿がよかった。長い記念写真撮影の後、待ってました!胴上げまた胴上げ。屈強なラガーメンに胴上げされるのは、安心感があるな、などと余分なことも頭に浮かんだ。


矢内理絵子女王の解説で渡辺・久保ののNHK杯将棋を楽しむ

2010-01-31 12:05:54 | 将棋
渡辺明竜王と久保利明棋王が対戦するNHK杯テレビ将棋トーナメント3回戦第8局を観戦した。録画放送だが、勝負の結果は放送時に公表という形をとっているので、生中継と同様に楽しめる。
タイトルホルダー同士の対局だが、渡辺2勝、久保8勝の過去の成績は、離れすぎていて意外だった。司会は矢内理絵子女王。井上慶太八段の解説の通りに次の手が指されると、「あ、ホントだ」を連発。自分の読み筋と違ったということなのかな。「そうですね」とか「あ、そうか」とか、反応が興味深かった。矢内女王が持ち出していた2五歩、1五歩の後手の攻め筋を渡辺竜王が決行。攻め倒す。「心が折れそうですね」と矢内女王が発言した直後、久保棋王が投了した。井上八段の飾らない人柄と合わせて、いい中継を見られた。

ホークスのクロフォードを楽しむ

2010-01-30 12:25:26 | バスケットボール
セルティックス対ホークス、きょうはNBA生中継だ。
ホークスは、シュートが8本中1本しか入らないというさえないスタートだったが、1Q終了ブザ-直前にセンターサークル付近から投げたクロフォードのシュートが決まり、逆転した。2Qにもクロフォードはドリブルで切れ込んだり、少し遠くから打ったりで、目立つ活躍。1軍半みたいな扱いらしいけれど、この選手、身のこなしに切れがあり、見ていて楽しい。3Qで、馬脚を現したかなと思ったが、追い上げてきたセルティックスに対し、スティールからだめ押しのシュートを決めるなど、今季最多の28得点を記録した。ホークスは4Q、エースのジョンソンにボールを持たせ、それが面白いように得点につながったのも目立った。
ホークスは、イースト当面の敵のセルティックスに4連勝のスウィープで順位を入れ替わって2位に浮上。勢いがあった。

浅田真央緊急中継を楽しむ

2010-01-29 21:28:06 | いろいろスポーツ
中継がないと思っていたフィギュアスケートの4大陸選手権をフジテレビが20時前から緊急中継した。生中継かどうか分からないから、私的報道管制を実施。テレビやネットのニュースを見ないようにして放送開始を待った。いま、ネットのニュースを見たら、浅田真央の逆転優勝は18時前にはアップされているようだから、ニュースに目をつぶっていたのは正解だったのだろう。
浅田の演技は群を抜いていると思ったが、「金だ、金だ」と周りから圧力がかかるほどの点の伸びではなかった。なにせ韓国に大物がいるから。このくらいの方が気楽にバンクーバーへ行けるのではないか。
それにしてもフィギュアって、採点競技なんだ。改めて思わされた。
クルマの運転で左折するときに、ちょっと右に向いてから曲がる人がいますよね。あれと同じ感じでジャンプする米選手がいて、とてもバランスが取れているとは思えなかったんだけれど、3位に食い込んだ。私はまったくの素人です。そんな観衆にもあっ危ないと思わせるような演技に、表彰台の高得点が出るなんて、と思ったわけです。全くの素人の無責任な感想です。怒らないでくださいね。

TBS、ケチじゃなかった

2010-01-29 05:33:13 | 日記
生中継を見た感動さめやらぬうちに書き残せたら理想だが、昨日のバーミンガム戦のように、チェルシーの3点目を見損なうこともある(終了直前にランパードがこの日の2点目を入れたらしい)。
我がテレビ事情で番組表とにらめっこしたが、金曜日の生中継は難しい。そこで朝のうちに昨夜のテレビ観戦を記録しておこう。夕方の囲碁棋聖戦は生中継だったが、尻切れトンボに終わった。
それで、結果を知らなければ、録画放送でも同じではないか、スポーツではないが、ま、これでもいいかと、言い訳を連ねて、関口宏の東京フレンドパーク。いつもはハイパーホッケーでゲストのお相手をする石塚英彦・恵俊彰のホンジャマカがお客さんになって出演。ハイパーホッケーはどうするんだと思ったら、お休みだった。スペシャル拡大版でもないのに、ホンジャマカは若手を引き連れて確か総勢9人の出演に、ゲームは5種目。金貨はうまくいって5個とは、TBSってケチなんだな。そう思うでしょ。
案の定、獲得金貨は3個しかなく、ダーツは3回ぽっきり。フォーリンラブのハジメ、石塚、恵の順となる。ハジメがなんとパジェロを当てる。続く石塚もパジェロ!。恵もハワイ旅行に命中。視聴者プレゼントもハワイ旅行的中。なんだ、TBSってケチじゃなかった。

チェルシー中継、倉敷・三浦コンビにホッと

2010-01-28 08:53:37 | サッカー
正月の高校サッカーと何という違いか。消音したい騒ぎにうんざりしていたから、小音がうれしかった。落ち着いた解説。公式戦ここ15戦負けなしのバーミンガムをチェルシーが押しまくって、格が違った。マルーダとランパートのゴールドを見られたが、74分で所用あって視聴断念は残念。まさか、チェルシーの勝ち点3は間違いないでしょうね。

湯浅ら日本勢活躍で意外に楽しめた

2010-01-27 06:13:25 | いろいろスポーツ
5時起きで男子アルペンスキーW杯シュラートミング大会の回転を途中から観戦する。タイム比較される首位にYUASAの表示。おや、日本選手じゃん。2位にはSASAKIがいる。
これが、なかなか落ちない。選手が滑るたびに、リーダーズボード前で、湯浅直樹、佐々木明両選手が「やったー」とガッツポーズ、ハイタッチする姿が映し出される。23分間居座って、「スタジオも楽しんだ」と放送席。1本目のタイムがよかった強豪が後から滑る仕組みだから、はかないものなんだけれど、結果は湯浅8位、佐々木9位の好成績となった。皆川賢太郎は21位だった。2本目タイムだけの比較だと、湯浅3位、佐々木4位だという。確か湯浅はバンクーバー五輪代表になれなかったんだよな。ちょびっと惜しい気がする。

しょんぼりファーブ

2010-01-26 09:31:55 | NFL
生中継視聴を基本に、と後先考えず始めたブログだが、大相撲が終わってしまうと、平日は適当な番組がない。早く始まれプロ野球!の心境だ。それで、前日6時間以上も楽しんだNFLチャンピオンシップの余韻を。
出場した4QBの試合後のインタビューを詳しくやっている番組を見た。スポーツ選手のテレビインタビューといえば、当たり障りのない応答、素っ気ない応答、コーチに感謝、親に感謝、ファンに感謝ばかり見てきたので、よくしゃべる4選手の言葉は新鮮だった。
ペイトン・マニングは作戦を自分で変えている、といわれているのは知っていたが、「あの時はコーチの作戦を変えた。コーチも分かってくれている」という意味の発言を堂々としているのは、けっこう驚きだった。
ファーブはしょんぼりしていた。延長戦突入前のインタセプトについて、本来のレシーバーと違うところに投げてしまった。FG圏内まで何ヤード進めばよかったのか。自分で走ればよかったのかも…自分を責める言葉ばかりだった。この番組の解説者も、ファーブのミスだと厳しく指摘していた。ボールオン38ヤードというのは決勝FGを成功させるには相当微妙な距離だった。その前、ボールが敵陣33ヤードにあったのに、選手が12人入っているという反則で5ヤード罰退になった。バイキングスにとってこれが痛かった。33ヤードでもFGにはぎりぎりなのだろうけど、これなら、無理なパスを投げることにはならなかっただろうから。12人になってしまった責任は、コーチの側にあると思うし…。
あのシーンの事情は、生中継を見た直後より詳しく分かってきたが、痛い足を引きずりながら頑張った40歳を責める気持ちにはなれない。

負けても光ったファーブの闘争心。40歳だぜ

2010-01-25 13:06:28 | NFL
ヒットされてもヒットされてもファーブは行く。NFC決勝でセインツと対戦したバイキングスのQBファーブが、すごい闘争心を見せた。残り5分ぐらいで出た数字が、45回中15ヒット。対するブリーズはその後、1回サックされたが、6ヒットと表示されていた。途中経過の数字だが、エライ違いだ。ファーブはその上、3Q終わりごろ左足首を痛めたが、それでも出場し続けた。
スーパードームでクラウドノイズが心配。ただいま102デシベルの大歓声だとか、ファーブが耳栓をしている姿だとかを映す。TEが立つ位置を間違えた時は、ファーブが直すよう伝えるのだが騒音で聞こえずタイムアウトを取るシーンもあった。それでもバイキングスは総獲得ヤード475ヤードでセインツの257ヤードを、圧倒した。
4Q残り2分を切ってからハーフウエーラインを越えたところで第1ダウンを獲得したファーブはノーハドルで次のプレー。なんとファーブのコールする声が聞こえてきた。観客が大騒音を立てる暇も与えずに、パスプレーで第1ダウン獲得。アウェーのクラウドノイズのハンディを克服したバイキングスがFG範囲まで行って勝つのだと思ったとたん、ファーブのパスがインターセプトされた。
28対28で延長戦。セインツがFGを決めて試合は終わった。
進んだと思ったらファンブルぽろぽろ。インタセプト。それでバイキングスは負けた。というより、セインツのターンオーバーさせるディフェンスの勝利だと感じた。
40歳のファーブ。来シーズンはどうするなんて、聞いても無駄だから聞くまい。ともかく手に汗握るゲームを演出してくれた。

小声援でコルツ、AFC優勝

2010-01-25 08:20:23 | NFL
5時に起床成功、AFC決勝をアタマから見た。グリーンが走って、サンチェスのパスがドーンドン。ジェッツが優勢。そのグリーンが後半始めに負傷したまま戻れず、ジェッツの攻撃は止まった。コルツのボールが進み始める。
プレーオフ決勝を展望する記事に「本拠地の大声援も大きな力になりそうだ」とあるのを読んで変だなと思ったのだが、本拠地でマニングの声がよく聞こえる「小声援」だった。オーディブルとやらでやたらプレーを変えるマニングには、自軍攻撃の際、騒がないのが何よりのサポートになるのだろう。面白いようにパス、パス、パス。377ヤード稼ぎ3TDパス成功の結果を残した。終わってみれば30-17と、4Qはスリルがあまり感じられない点差になった。
大声援のせいか、ジェッツ側がフォルススタートを犯したシーンもあった。でも、小声援の効果の方が大きかったと思う。スーパーボールでの観客の声援がどう出るか。マニングが困るほどのクラウドノイズになるのか、ちょっと興味がある。

把瑠都が栃錦になったらどうする

2010-01-24 17:34:06 | 大相撲
千秋楽、把瑠都は旭天鵬に対し頭をつける相撲で、上手出し投げに仕留めた。12勝3敗。トシがわかってしまうけど、上手出し投げといえば、ぐーんと上がってきたころの名人・栃錦の得意技で、ガキ同士で相撲を取るとまねしたものなんだ。大きな体、怪力。相撲の天才に恵まれた把瑠都が栃錦の巧さまで身につけたら…手がつけられなくなる予感。「殊勲賞おめでとう」どころでは済まなくなりそうだ。

ラグビーのビデオ判定を見た

2010-01-24 16:20:27 | ラグビー
テレビ観戦を2日休んだ反動で、都道府県対抗男子駅伝からずうっとテレビの前に。駅伝は最終区でトップ埼玉から40秒、41秒差の3,4位でたすきを引き継いだ佐藤敦之(福島)竹沢(兵庫)が2位の鹿児島を抜きどんどん追い上げる。あと2キロほどで埼玉を抜き、ふたりの勝負に。スパートした佐藤に終始後ろにぴったりつけていた竹沢がついていき、あと300メートルあたりで佐藤をかわしてゴールした。最後までついていけばラストは自分の方が強い、という作戦通りの展開にした竹沢は強い。もともとは箱根の山登りの怪物、東洋大の柏原(福島)が平地で走るとどんなものなのか見てみたかったのだが、途中、オエッと戻しながら区間3位でがんばる姿はさすがだった。
ラグビートップリーグ準決勝は、同時に2試合を中継している。パッパッと切り替えながら見るうちに、偶然、テレビマッチオフィシャル(TMO)というのに遭遇した。ラグビーでもやっていたんだ。モールを三洋電機ゴールに押し込んだトヨタがトライしようした。選手が重なり合ってボールのグラウンディングが確認できなかったレフェリーがオフィシャルにビデオでの判定を要請した。レフェリーのつけたマイクでその様子が聞こえてくる。結局、トライとはならず。その後、トヨタが追い上げただけに大事な場面だった。「見えなかった」というレフェリーの声がはっきり聞こえていた。TMOなしだと、レフェリーは見えなかったプレーに判定を下さなければならなかったわけだ。進歩だと思った。

朝青龍、手を振っちゃいけないの?

2010-01-24 10:23:30 | 大相撲
2日間テレビ観戦をさぼってしまった。ちらりと見た大相撲14日目、朝青龍優勝シーンについて遅ればせながら。
力相撲を制して優勝を決めた朝青龍が引きあげる。観衆の歓呼に応えて手を振った。アナウンサーが「花道では感心しない」という意味のことを言った。録画しなかったので正確に再現はできないのだが、私には、朝青龍の喜びが自然に感じ取れたので、どうしていけないのという印象が残った。握手を求めるファンにタッチしながら引きあげていく姿も、自然だった。丁寧にサインに応じる米大リーガーを例にして、「ファンとの触れ合いを大切に」と日本のプロ野球選手がやり玉に挙がったりする。模範にすべき選手がここにもいたではないか。
把瑠都は、らしい相撲で白星を重ねた。千秋楽が楽しみだ。

把瑠都はやっぱり天才なんですね

2010-01-21 17:58:39 | 大相撲
把瑠都は12日目、豪栄道の肩越しに左上手を取って、寄り切って勝った。テレビ席は、これを直さなければ…と、勝ってもお小言。本人もなんか首をかしげるような、不満が残った雰囲気を見せていた。
だけど、あの取り口こそが把瑠都の天才の証しなのだ。あの形になって、何の不安も感じなかった私は鈍感なんだろうか。さあ、得意の技に入った! あと3日、白星でいこう。

負けても把瑠都に期待する

2010-01-20 18:12:37 | 大相撲
負けたことのない豊ノ島に押し出され、勝ったことのない朝青龍にぶん投げられて、今場所一気のブレークとはならなかった。でも把瑠都は期待されている。テレビは何番も前から把瑠都・朝青龍戦の話題ばかり。場内からは把瑠都コールも湧き上がった。両横綱に対抗できる天才開花を待ちわびているのだ。
残る4日、白星を重ねて、次へつなげて欲しいものだ。