ＴＢＳ－亀田興毅陣営の思惑にハメられた

ＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチで、亀田興毅が２度目の防衛に成功するところを、ついつい見てしまった。

ＴＢＳ－亀田陣営がランキング７位でしかないダビド・デラモラをメキシコから連れてきて、２３戦無敗の挑戦者などといって大イベントに仕立てる。視聴率稼げるものをできるだけ長く使っていきたい…そんな思惑が見え見えだ。そんなもの見てどうするんだと思いつつ、テレビじじいはボクシング好きだからなあ。

亀田は危なげない戦いぶりだったが、カウンターばっかり狙う消極姿勢。ダウンを１度奪ったのに、わずか１点差勝ちもあったジャッジの採点に反映された。

王位戦、羽生二冠が３勝３敗に追いついた

将棋王位戦第６局は羽生善治二冠が広瀬章人王位を破って３勝３敗のタイに追いついた。テレビじじいはきょうはネット観戦。

盤面の下に出てくる解説では、先手の広瀬がいいのではないかという場面もあったのだが、結局、羽生の勝ち。マジックがでたのかどうかは、我が棋力では分からなかった。

民主党代表選、ＮＨＫ速報は疑問

きょうはなぜか民主党代表選。スポーツ観戦ではないけれど、勝った野田佳彦財務相が「ノーサイドにしましょう。もう…」なんて言うんだから、似たようなものではありませんか。

それにしても、決選投票で、海江田万里経産相の票を計数器？で数え終わったとたんに野田当選を速報したＮＨＫって、どういうつもりなんだろう。

民放各局は、「まもなく投票結果発表」と待機していた。１、２分の違い。なんで待てないのか。票数もなしに速報したって、投機家が喜ぶだけではないのか。そんな手数はかけてくれなくていい。テレビじじいは、その分節約して受信料を安くしてほしいと思った。。

早起きしたのに宮里藍が大崩れ、もう一度寝た

早起きして宮里藍の最終日をチェック。３日間通してトップだったのに、４打差付けられている。

「ハリケーン・アイリーンの影響がますます強くなっています」という米女子ゴルフのカナダ女子オープン、もう一度寝た。

もう一度起きると、宮里藍はスコアを５も落とす大崩れで１６位。風が強いだけだったのが、最後は雨になっていた。

世界陸上の女子マラソンで、ＴＢＳがケニア勢の優勝争いを見せないで、日本の赤羽有紀子ばかり写していると文句をつけたばかりのテレビじじい。日本の宮里が崩れると優勝争いも見ずに寝てしまったのは矛盾してるかな？

延々と待ったあげくウサイン・ボルト失格

世界陸上、最速男は決まっているだろうけど、まあ見てみるか。ＴＢＳテレビを延々と待つ。

ウッソー、ウサイン・ボルトがフライングでオミットされちゃった。１発レッドの制度に変わって、テレビじじいは合理的だと思っていた。従来の最初にフライングして他の選手の精神集中を乱した選手が咎めなしで、そのあと２度目にフライングした選手が失格というのは、変な駆け引きの余地も出るしよくないと思っていた。

それにしても、強敵はいないし、ボルトのフライングが一番ありえないと思っていたのにどうしちゃったのだろう。

ＴＢＳの世界陸上女子マラソン中継 まだ不満だな

改善されたようなまだダメなような、世界陸上女子マラソンＴＢＳテレビの実況。選手にやたらあだ名をつけるのはやめたらしい。前回大会から？　

よくなった。

でも、追い上げているとはいっても5位の赤羽有紀子ばかり取り上げて、はるか彼方でトップ争いしているケニア3選手は映しもしない。いったい誰が勝ちそうなんだ？　

相変わらずだ。これでは、世界陸上セビリア大会で、市橋有里と優勝争いをして金メダルをとった北朝鮮選手の名前がすぐには分からなかった世紀の珍放送と大して変わりがないではないか。いったい誰が優勝するんだ？

10年以上前の話か。テレビじじいはそのころから揚げ足取りばかりしている、ってことかもしれないが…。

西武のサヨナラ勝ちに文化放送斉藤一美アナ感極まる

3時間半特別ルールで西武の負けはない十回裏、1死1塁から西武は送りバントで2死走者2塁に。文化放送斉藤一美アナ「さあ、平尾の一振りにかけましょう」。ところが日本ハムは敬遠策。「つまんないなー」とライオンズナイターの本領発揮。

次の代打は上本達之。「記録は（ここで）破られるでしょうが、代打では1本もヒットを打っていません。頼む、勝ってくれ」

レフトオーバーらしいサヨナラ打（聞いていてよく分からなかった）。「サヨナラ！　今シーズン代打で初めてのヒットがサヨナラヒット」。なにか感極まっているみたい。脇で解説の清原和博さんが上機嫌に笑っている。

ヒーローインタビューで、「2年連続でサヨナラ打ですね」と水を向けられた上本が「3年連続です。おととしもあったんで…」と訂正していたのは面白かった。本人、死活問題だもな。

日本ハム10残塁、西武12残塁だったらしい。欲求不満試合だ。七回、糸井がスタンディングの三塁打かと思ったら、好返球でタッチアウト。三塁コーチの滑れの指示があいまいだったみたい。もったいない。ここも欲求不満。テレビが途中で終わってしまったのも欲求不満かと思ったが、縷縷書いてしまったように、ラジオも楽しめた。

１５奪三振でもダルビッシュ負け投手

ダルビッシュが自己最多と並ぶ１５奪三振。しかし、２対１とリードされています。

このアナウンス通り、日本ハムは楽天を崩せそうで崩せず、負けてしまった。

ダルビッシュ盛り立て男の中田翔も、２死走者一塁でレフトを抜けそうなあたりを好捕されて不発だった。

Ｕ－２０Ｗ杯優勝ブラジルにオスカルあり

あれ、こんな時間にサッカーやってる。昨日の昼間、Ｕ－２０ワールドカップ決勝ブラジル―ポルトガル戦を後半から見た。何日遅れの試合かな、と思いながらの観戦。結果を知らないからちょうどいいと楽しんだ。ところが、きょうの朝刊に「ブラジル優勝」と載っているではないか。ＢＳフジはもしかしたら生中継？をやってくれたらしい。

この試合、先制、同点、延長での勝ち越しと全３得点をオスカルがあげた。ところが、優勝に飢えたブラジルの期待の星に躍り出たオスカルは最優秀選手に選ばれなかった。大会５得点のエンリケに与えられたのだ。

放送席で「試合前に決まっていたのでしょうか」との疑問が出されていた。決勝戦前に、候補はノミネートされていたのかな。放送席を残念がらすほど、オスカルの活躍は見事だった。無残だったコパアメリカの若手代表よりいいのではないか。テレビじじいは、大事な試合でハットトリックを成し遂げたところを買う。力と運を持っている。

ポルトガルは後半の後半から、画面からも疲れが見えた。

甲子園決勝戦 テレビ朝日は偉い、朝日新聞社長は偉すぎる

甲子園決勝は、連投で投手が疲れているから点の取り合いになると思った。ところが日大三の投手、吉永健太朗が光星学院最後の打者を三振に討ち取ったボールはなんと１４５キロを記録。完封勝ちだった。

ところで、きのう触れたＢＳ朝日（テレビ朝日も同じ）の「お話」のお話だが、きょうは

「放送席のゲストには、星稜元監督の山下智茂さん、興南監督の我喜屋優さんをお招きしてお送りします」というアナウンスだった。

きのうもきょうも、「解説」なんて上から見た言い方でなく、ベテラン監督と一緒に試合を味わおうという姿勢がうかがえて、テレビじじいは好感をもった。

それにひきかえ、秋山耿太郎朝日新聞社長のあいさつはいただけなかった。例の勇気を「与える」という言葉遣いだ。大震災被災者が高校野球によって勇気づけられるかどうかにも疑問がある。それはさておき、「与える」という言葉は、上位の者が下位の者に授けるのではなかったか。高校野球主催者が被災者に対して使う言葉としてはふさわしくない、とテレビじじいは思った。

甲子園決勝戦はＢＳ朝日が楽しみ

甲子園あすの決勝戦、テレビじじいにはＢＳ朝日を見て確かめたいことがある。

日大三―関西の緊迫した試合の行方が、７回一気に日大三に傾いたころ気がついた。

この放送の解説者の紹介の仕方って、いつもこうだったのだろうか。

放送席のお話は、大藤敏行さん、中京大中京の前の監督さんであります。

こんなにテレビを見ているのに、解説者を解説者と言わず、放送席のお話…という表現は初めてだった。というか、ＢＳ朝日はいつもそう言っているのに、きょうになって気づいたのか。決勝戦実況で確かめてみようというわけだ。

日本ハム・ケッペルの奇跡起こらず

日本ハムはロッテに２回裏一挙８点をとられた。ところが前夜、横浜の最大９点リードに追いついたヤクルトのように、最後は９－９の引き分けに持ち込んだ

でも、奇跡は起こらなかった。６回表、日本ハムが８－８の同点に追い上げたとき、解説の小宮山悟さん「ケッペルが勝利投手になれば奇跡です」。なるほど、８点も取られた日本ハムのケッペルだが、５回を投げ切って、まだ交代していなかったのだ。

ここで日本ハムがもう１点とって逆転し、その裏を押さえれば、ケッペルが勝利投手になる目が出てくるのだ。テレビじじいも確かに奇跡的だと思ったのだが、この回同点どまり。ケッペルも交代してしまい、奇跡は起こらなかった。

竜王戦挑戦者決定戦第１局 久保利明二冠先勝に考えこむ

竜王戦挑戦者決定三番勝負戦第１局。丸山忠久九段が投了しても、どうしてだかはっきりしない。考えこんでしまった。

久保利明二冠の飛車を丸山が銀で取った場合の対処方法は、金を打つと１手前に解説されているのだが、それでも…。

一晩寝て酔いがさめたら、なあーんだ、わかったよ。ゆうべは、テレビじじいが飲んべじじいになっていたんだ。

斎藤佑樹に５分の１勝はやれない

斎藤佑樹をリリーフして１球で勝利投手になったばかりの石井裕也。きのうはまた斎藤をリリーフして２球で勝利投手になった。３球投げて２勝の荒稼ぎだ。

テレビじじいは前回、登板６投手に６分の１勝を、と書いた。今回はそんな気分になれなかった。日本ハムの繰り出した５投手のうち、斎藤が悪すぎた。３回無死満塁のピンチなんて正視できない感じ。よく０点に抑えた。でも、守っている方も疲れただろう。

ところで、中田翔って甲子園で斎藤に３三振くらったことがあるんだって。その中田の同点犠飛で斎藤は敗戦投手にならないことが確定。日本ハムがホークスに結局勝ったからどうでもいいことだけれど、おもしろい運命だ。

甲子園といえば、５ホーマーをマークしている鵜久森淳志も本塁打を放った。日本ハムっていい選手をとっているんだ。

帝京に甲子園魔の九回、逆転満塁本塁打浴びる

甲子園魔の九回とはいうけれど、まさか帝京までがとって食われようとは…。帝京は八回まで八幡商に二塁も踏ませず、３－０のリード。ところが九回、八幡商は３連打の後、エラーが出て１点。そのあとなんと逆転満塁本塁打だ。

ただ、八幡商は県大会から投げ抜いてきたエースに代打を出してしまっている。九回裏まで魔物はうろつくかと思ったのだが、初登板の投手が２死から四球を出しただけでこらえきった。