テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

桐光学園・松井裕樹に勝った責任

2013-07-30 23:06:03 | 野球
大谷翔平が連続3四死球なんてことしでかして4回5失点で降板しても、6連敗中の日本ハムに後半戦初勝利が舞い込むのだから、不思議な力を感じさせられる。

大谷のあと、5ー9回をリリーフ陣がロッテを0点に抑えてしまった。

二刀流大谷など高卒新人たちの活躍をみると、高校野球神奈川県大会での桐光学園松井裕樹へのリスペクトがなるほどと思えた。

決勝戦で平塚学園を破った横浜の応援団は、松井を破ったんだから甲子園に行く責任があるという言い方。

昨夏の甲子園、三振奪取記録で注目を浴びた松井。今年も甲子園出場が実現すれば、注目の的になっただろう。また、三振をバッタバッタと取ったかもしれない。

その松井を準々決勝で止めたんだから、自分たちが甲子園に行って、松井がやったであろう活躍と同等以上のことをやらなければならない、という感じだ。

やった柿谷!日本優勝 なんて喜べない

2013-07-28 23:16:04 | サッカー
東アジアカップの男子は、日本が韓国を2-1で破り、2勝1分で初優勝した。

テレビじじいが応援してきた柿谷曜一朗が先制と決勝のゴールを決めた。言うことなし、と喜びたいところだが、

あの試合ぶりは何なんだ。

日本に2点差以上つけないと優勝できない韓国は、前がかりになって攻めてくる。それを受けた日本は、ゴール前しのぎにしのぐ。

クリアしても、そのボールを韓国に拾われるから、いつまでたっても自陣ゴール前で釘付け。これではいつか失点する、という危惧のとおりの展開だった。

カウンターで2点取れたからいいじゃないか、と言えるほどの余裕はなかったと思う。

もともと日本はそういう戦術のチームではない。パスをつなげて、しっかりボールを保持するサッカーだろう。

終了間際、豊田陽平をトップに入れたら、急によくなった。柿谷より相手ディフェンダーを追いかけ回す仕事ができる。そうするといいパスを供給できない。

ということだと思った。

ど素人のテレビじじいだけど、日本も3トップぐらいにして敵陣においておけば、あんなしのぎ抜くなんて闘いをせずにすんだのではなかろうか。

2-1のスコアが4-3ぐらいになるだけで、リスクは同じかな。

都立日野 決勝で敗れた「ぼくの好きな球児たち」

2013-07-28 17:20:56 | 野球
夏の高校野球西東京大会は、日大三が都立日野を5-0で破り、3連覇。都立高の夢といっても、試合が始まってからは、夢を見る場面もなかった。

日野の完敗。

でも全試合コールドで勝ち上がってきた日大三に、日野はよく抵抗した。たしか決勝にはコールドないんだよな、とまで心配したテレビじじいとしては、日野の頑張りをほめたい。

母校グラウンドで朝7~8時に練習、ベンチ入りメンバーだけにマイクロバスが用意され、神宮に向かったという。専用バスはないらしく、貸切バス。そういえばグラウンドも、ふだんはサッカー部と半々で使用しているんだって。

そんなチームの活躍に、神宮は大入りとなった。日野高には、故忌野清志郎さんの「ぼくの好きな先生」がいたという。テレビじじいにとっては「ぼくの好きな球児たち」が出現して、楽しませてもらった。

東アジアカップ3連覇に失敗 なでしこ若返りが必要

2013-07-27 23:28:45 | サッカー
東アジアカップの女子は、日本が韓国に1-2で敗れ、大会3連覇はできなかった。勝てば北朝鮮に得失点差で上回り優勝という試合だったが、女子も日韓戦というと怪しい雰囲気になるのだろうか。

韓国はチ・ソヨンが2得点した。FKは見事だったし、2点目も右サイドからのクロスに走りこんで確実に決めた。日本代表ずらりのINAC神戸でレギュラーをやってるのはだてではない。

日本は若返りが課題だと、テレビじじいは思う。20歳の岩渕真奈に代えて29歳の大野忍が入ったら、攻撃が活性化した、なんて試合をしていたらだめだ。

都立日野が西東京大会決勝進出

2013-07-26 15:44:29 | 野球
高校野球西東京大会で、都立日野が国士舘を延長十回9-6で破り、決勝戦に進出した。

テレビじじいはもちろん日野を応援。久しぶりに西東京から都立が出場となれば、おもしろいもの。

八回裏に長打攻勢と守備の乱れで1点差に追いつかれたときは、これで国士舘の勝ちだと思った。だって…

サッカー日本代表のことを追いつかれ病だと書いたばかりだが、高校野球は元祖追いつかれ病だからだ。

やっぱり…

九回裏、守備も乱れて日野は同点に追いつかれた。そこで、サヨナラのピンチをこらえた。

そして十回表に3点取ってしまうというところが、並の都立高ではなかった。2死から2塁打の走者を許したもののこらえきった。

決勝の日大三は創価にコールド勝ちして勝ち上がってきた強豪。勝ち目は薄いかもしれない。日野はエースの3番打者がホームランを放った。でもそのエースをキャッチャーがリリーフするようなチーム。決してワンマンではなく、全員がよく打ってきた。そこらに逆転の希望を残す。

日本代表「追いつかれ病」の薬は?

2013-07-25 23:12:45 | サッカー
東アジアカップ男子の日本3-2オーストラリアは、いけません。ほんと。楽勝楽勝と思っていたのが追いつかれて引分けた中国戦のほとんど二の舞ではないか。

日本が先発全員を入れ替えて臨んだオーストラリア戦。あっ危ないと声を上げる場面もなく、2-0のリード。楽勝楽勝のムードが、後半31分、34分の立て続けのゴールで追いつかれてしまった。何が悪かったの?

直後の34分、大迫勇也が勝ち越しゴールを決めて、悪い流れを断ったが、この「追いつかれ病」、日本チームは重症だと言わざるを得ない。

前半、齋藤学が先日の大宮戦のようなゴールを決めた。

あの時は、ゴール前、ディフェンダー3人の前を左へ左へと流れて、4人目の前で反転してのシュートだった。きょうは右へ右へと流れてのシュート。放送席が「キーパーはタイミングのとりようがない」といういいゴールだった。

齋藤も2点とった大迫もヨーロッパ組を交えた日本代表に入れたいし、柿谷曜一朗もいるし、こんな時の日本代表監督って責任重いと思う。

それより何より、「追いつかれ病」につける薬はないのか。




なでしこは大儀見優季のチームになった

2013-07-25 22:42:15 | サッカー
東アジアカップは、フジテレビが男女連続で地上波生中継という思い切った対応。good!

日本女子0-0北朝鮮女子は、前半、北朝鮮のスピードが目立ち、球際はことごとく勝つ。後半になって日本が巻き返したけど、どうして? わからなかった。

前の試合、日本2-0中国を見ていて、なでしこは大儀見優季のチームになったなあ、と感じた。だけど宮間あやも活躍しているし、大儀見と宮間のチームかなと思い直していた。

けれど、きょうの北朝鮮戦は宮間のパスが何度か通らず相手ボールになってしまう場面があり、ポストプレーを確実にマイボールにする大儀見が目立った。

それで大儀見のチームだと、テレビじじいは思ったわけだ。

コパ・リベルタドーレス王者にアトレチコ・ミネイロ

2013-07-25 14:14:55 | サッカー
コパ・リベルタドーレス決勝第2戦が生中継されているのを見つけたが…。すでに、百十数分を過ぎていた。

0-2でホーム戦を迎えたブラジルのアトレチコ・ミネイロがパラグアイのオリンピアを2-0でリード。トータル2-2で決着がつかず、延長戦になったらしい。

オリンピアが押されっ放しの試合だったようで、疲れ果てたオリンピアはゴールキーパーがキックのあと太ももを押さえて倒れこむ。あれは時間稼ぎだろうな、とテレビじじいは思った。早くPK戦になれ! の気分と見受けられた。

希望通り、PK戦になったが…。

先攻のオリンピアは1人めが止められ、5人目はバーにはね返され、4人全員が成功したアトレチコ・ミネイロに敗れた。あれが入っていれば、アトレチコ・ミネイロの5人目はロナウジーニョだったんだろうな。

大谷翔平はイチロー似?

2013-07-24 23:07:22 | 野球
オリックス5-1日本ハム。大谷翔平が1人で…。

稲葉篤紀、中田翔の連打で2死2、3塁で、低めの難しい球を中前適時打。2点差に追い上げる。

次の打席のショートへの内野安打は、ヤンキースでこの日放ったイチローのビデオを見るよう。

大谷のこの日の2安打は、どちらもイチローに連想がいった。

ヒットエンドランだったのかどうか、打者空振りの間に2盗成功というのも見せてくれた。プロ初ではなかったようだ。


ただし、右翼の守備はきょうは失敗。背走して捕球したイチローのファインプレーと比べて年季が足りなかった。

走者2塁で右前打が来た。本塁で刺そうと突っ込んだら、あらあら、ボールが跳ねて、193センチが万歳してしまった。記録は3塁打だそうだが、放送席の田口壮さんは、あの打球ではアウトにするのは無理だから、頭上を越されないように気をつけなければ、という意見だった。

というわけで、今夜のテレビじじいは大谷ばかり見てしまった感じ。

松山英樹が全英6位タイ すごい

2013-07-22 11:15:17 | ゴルフ
全英オープンゴルフ最終日、松山英樹は1打伸ばし通算2オーバーで6位タイに入った。タイガー・ウッズと並んでいるぞ。すごい。

あの罰打がなければなあ。

初日、松山と一緒に回ったフィル・ミケルソンが大逆転で初優勝だって。全英は苦手なんだそうだけど、全米オープンの2位タイに続いてのこの成績。すごい。

松山も全米10位タイに続いてのトップ10は日本選手初だそうだ。すごい。

これで生涯獲得賞金は、10試合で1億円を突破し、石川遼の23試合を更新する最速記録になったそうだ。すごい。

その石川遼。空き家の米ツアーで予選落ちしてしまった。参院選開票の日。惨敗の民社党と重なって、あのブームはどこに行った。

サッカー東アジアカップ日本―中国戦のあと、松山がちらりとも映らない中継を見るうち眠くなって、最後まで見届けることができなかった。今回もテレビじじいではなく、朝、ウエブじじいとなって、松山どうなった? をやった。 

松山英樹、罰打くっても11位タイで最終日へ

2013-07-21 10:28:02 | ゴルフ
全英オープンゴルフ第3日、松山英樹は17番スロープレーで1罰打を科された。一緒に回った米のジョンソン・ワグナーがホールアウト後、英語の不自由な松山のために、不当な扱いだと血相変えて抗議してくれたそうだ。

次の組ははるか後方で、待たせてもいないのになぜ時間計測に入ったのだ、とも。

ま、車の全然通らない赤信号でも、規則は規則。守りなさい、ということか。

松山ではなくて、タイガー・ウッズだったら罰打にできるのか、なんてことも思ってしまうが。

NBAの24秒ルール。選手はカウントダウンの時計が見えるので、あと何秒だとわかってプレーできる。ゴルフもスロープレーをそこまで厳密に適用するなら、時間を測るオフィシャルに、あと何秒と表示できる時計を持たせればいいのに。

18番もボギー。悪影響があったはずだ。それでも11位タイ。罰打が終盤だったのは不幸中の幸い。一晩寝て、いやなことは忘れて、さあ巻き返し。

テレビじじいが寝てる間のできごと。朝、ネットのニュースで知った。生中継でどんなコメントがあったのかな。








日本のオールスターも二刀流大谷翔平を演出して成功

2013-07-19 22:29:08 | 野球
米大リーグオールスター戦のマリアノ・リベラに焦点を絞った演出に感心させられたばかりだが、日本のオールスター戦もなかなかのものだった。

二刀流大谷翔平で盛り上げようというパ・リーグ栗山英樹監督の演出は大成功だった。

リリーフで出して、花巻東高の先輩菊池雄星につなぎ、あとは大谷を打者として使うという計画通りに進んだ。

投球は直球ばかりで、最速は157キロとプロ入り後の最速タイ。安打はされたものの無得点に抑えた。守備に付けば、左飛をとって離塁の大きかった2塁走者を殺そうとドンピシャの送球。セーフの判定だったが際どいタイミング。強肩を見せた。

三浦大輔の超スローカーブでピッチャーゴロに討ち取られたり、このままだと引き分けという最終打者として打席に立ったり。それは凡退だったけど、テレビじじいはサヨナラ本塁打の期待などして楽しませてもらった。

いくら演出しても、力がなくてたとえば猛打を浴びればつまらない。大谷は並の新人ではなかった。


松山英樹にもテレビじじいにも難関、全英ゴルフ

2013-07-19 08:13:08 | ゴルフ
全英オープンゴルフ初日。夕方から、ゴルフネットワークをちらちら見た。フィル・ミケルソン、ロリー・マキロイと同組の松山英樹が健闘していた。ひとつ困ったのは、ビッグネームでファンの関心が高いマキロイ、ミケルソンのショットは映っても、さあ松山というところで他の組にスイッチされてしまうことだ。

マキロイがアプローチショット。おや、カップのすぐそば、絶好の位置に先に打った選手のボールが見えた。松山のでしょうか、ミケルソンでしょうか。あっ、ミケルソンがこれから打つ。松山が絶好のバーディーチャンスです。

という具合。さてパットは入ったのかどうか、現地からの電話レポートでもなかなかカバーできない。

松山にとって、コースが難しいだけではなく、テレビ登場も難関なのだ。予選を上位で突破して、いやでもテレビが撮す活躍を期待している。

松山が連続バーディーでイーブンに戻してホールアウトした(らしいだったかな)ころ、地上波中継が始まった。早寝のテレビじじいには難関の大会だ。ロンドン五輪はどうやりくりしたんだっけ。


米オールスター戦、リベラMVPと松井秀喜さん

2013-07-17 13:24:32 | 野球
米大リーグオールスター戦ア・リーグ3-0ナ・リーグの終盤をのぞいた。

テレビじじいは、お祭りはいらない、と思う方だけれど、大リーグは演出が上手だな。

今季限りの引退を表明しているヤンキースの抑えエース、マリアノ・リベラを徹底して際立たせた。

八回裏、いよいよ登板。ブルペンからマウンドに向かう。フィールドに他の選手はいない。1人だけ。

観衆も選手もスタンディングオベーション。キャッチャーが出てきて投球練習が始まると、やっと野手が守備に散った。

3者凡退。

MVPはリベラですかね、と放送席の言うとおりになった。

ちょっとやりすぎ?

ゲスト解説の松井秀喜さんは、打者に大活躍はなかったし、これだけファンを盛り上げたのだから妥当だという見方。なるほど。ワールドシリーズMVPの説得力はさすがだった。


米ゴルフ新星 19歳スピース初優勝

2013-07-15 10:18:08 | ゴルフ
女子も男子もプレーオフとなった米ゴルフ。
男子ジョンディアクラシックは3選手による5ホールに及ぶ熱戦を制して、ジョーダン・スピースが19歳11カ月18日での初勝利を決めた。アマチュアですでにトップの実績を残してきたとはいえ、歴代4位とかの若さで初優勝とはただものではない。


18番、バンカーから直接入れて追いつき、大喜びしていたんだけど、テレビじじいの第一印象は「落ち着き」だ。

3人とも第1打がうまく行かなかったプレーオフ5ホール目の18番パー4。木の間からの第2打。打つ寸前に、

気に食わない

といってクラブを変えた。

木の上をこえてピンのそばにピタッと止めるつもりだったのだが、見上げるうちに、気が変わった。転がしてグリーンのどこかに止まればいい、と。

その通りにグリーンぎりぎりに止めた。他の2人がボギーにしたところを2パットでパーをキープし優勝を決めた。

冷静な判断だと感心した。テレビじじいの推測が入り過ぎかな。

これで全英にいける、ツアーにももっと出られる、などなど優勝に伴うご褒美をインタビューで列挙されると、夢がかなった19歳がほんとにうれしそうだった。