テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

内山高志の王者統一パンチは除夜の鐘

2011-12-31 23:52:55 | いろいろスポーツ
WBAスーパーフェザー級王座統一戦、内山高志が11回左の一撃で暫定王者ホルヘ・ソリスを倒した瞬間、今年の全てを洗い流す除夜の鐘が早々と響いてきたような感覚がした。

正規王者と暫定王者を戦わせたテレビ東京のマッチメイクは、よかった。渡辺均会長は、7Rのチャンスに決められなかったのは残念だが、視聴率考えたらいちばんいい11Rに決めてよかった、とこの試合を実現したテレビ東京への感謝を口にしていた。

それにしても、右を怪我している間に鍛えた左で倒すとは…。

井岡防衛早すぎてTBS困った?

2011-12-31 21:09:39 | いろいろスポーツ
TBSって、マッチメイクいつもうまいよな、無敗の挑戦者だって。WBCミニマム級王者・井岡一翔に挑戦したタイのヨードグン・トーチャルンチャイって、ランキングたったの10位だぜ。

大晦日決戦はわずか98秒で決着した。左の一撃で防衛成功。「こんな早く終わると思わなかった。びっくりしました。少し早いけどハッピーニューイヤー!」と井岡。

この日、引退セレモニーの元WBA世界フライ級王者・内藤大助も「ちょっと早すぎたねえ」。

マッチメイクがうまく行きすぎてTBS困った? たけしの大晦日番組の一部として行われた試合だったが、たけしは「おかげで1時間よけいにしゃべらなきゃならない」。目玉の試合がこんなに早い決着では、視聴率にも響いたことだろう。自業自得だとテレビじじいは思ったけど、言い過ぎだろうか。


競輪グランプリ 山口幸二が最年長優勝だったが 

2011-12-30 17:47:46 | いろいろスポーツ
競輪グランプリを最年長記録の43歳で制した山口幸二。うれし涙というよりは、手放しで泣いている姿と声が印象深い放送だった(NHK衛星)。

勝てば最年少優勝という21歳の深谷知広が逃げて引っ張り、途中から浅井康太がまた引っ張る。山口には理想的な中部ラインの連携があっての優勝だった。

昨年、一昨年ともに10番目で、出場9人の枠に入れず悔しい思いをした選手だという。初出場初優勝以来13年ぶりだとか。

テレビじじいとしては、若い深谷が勝った方がよかったかな。いや、車券の話ではありませんよ。解説の中野浩一さんが競輪ファン以外まで巻き込んだブームがあったでしょ。その何分の一かでも実現する道が開けたかもしれない、と思ったもので…。

新ヒーローだぞ京都・久保裕也 元日決戦へ

2011-12-29 18:09:51 | サッカー
京都が横浜FMを延長戦のすえ4-2で破ったサッカー天皇杯準決勝。いい試合だった。

後半リードされた横浜は、DF中沢佑二らをあげてパワープレーに出た。ロスタイムは4分。中沢のシュートが跳ね返されたところに、中沢と大黒将志が飛び込んでほとんど同時のツインシュート。50分のゴールとなった。公式記録は中沢から訂正されて大黒になる微妙な一撃だった。

ほとんど負けだったのを追いついて、延長は横浜が支配した。ところが点を入れたのは京都だった。延長前半の終了間際に投入された18歳のストライカー、久保裕也が後半、キーパーとの1対1を冷静に決めて決勝点。さらにドリブルのトラップが長すぎたのをあきらめずに追いかけて、ゴールライン際から折り返し、駒井善成のゴールをアシストする見事な活躍を見せた。

若い選手が次々に出てきて喜ばしいことだと、テレビじじいは思った。

ドリュー・ブリーズ新記録 どうしてこんなにすごいのか

2011-12-28 22:20:17 | NFL
ドリュー・ブリーズが、シーズンのパス獲得ヤードでNFL新記録を達成したマンデーナイトを遅ればせながら。

一応、NFC南地区の1、2位対決だったが、セインツがファルコンズに45-16で圧勝した。興味はこの試合でドルフィンズのダン・マリーノが作った5084ヤードの記録を破るかどうかに集まった。インターセプトを2回やったものの307ヤード投げて5087ヤードとし、27年ぶりの新記録となった。

テレビじじいがブリーズのすごさに気づいたのは、セインツがスーパーボウルを制した年のプレーオフあたりだったから、大変遅かったと思う。ペイトン・マニングやトム・ブレイディに目がいっていた(要するに、実績を残したチャンピオンQBしか知らないいい加減ファンであります)。ところが、スイスイとパスを通すではないか。

身長183センチというから、マニングやブレイディやマリーノより10センチぐらいは低い。パサーとしては、ハンディだと思うのだが、どうしてこんなにすごいのか(要するにちっとも分かってないテレビじじいであります)。

テレビじじいがテレビ見すぎて毒気に当たったクリスマスサンデー

2011-12-26 22:24:11 | 日記
物語はいっぱいあった日曜のテレビ観戦だったけど。

前年、競技場で抜かれて優勝を逃した選手が、今年は途中の区間で1秒でも沢山貯金をと力走して高校駅伝優勝。

去年の今ごろは1勝馬だったオルフェーブルが有馬記念を勝ち4冠馬に。

母を亡くしたばかりの浅田真央がフィギュアの全日本選手権で逆転優勝。

パッカーズは前週の負けが嘘のような快勝などなど。

盛り沢山すぎて、テレビじじいの感想もボケてしまう。一つに絞ってじっくり見るべきだったと反省。強いて言えば、有馬の予想が違ってしまったのが痛手になって、ブログがこんなに遅く、無内容になったのかもしれない。NHKドラマの日本海海戦の毒気にもあてられた。こっちのせいかな。


ティム・ティーボウのつきものおちた?

2011-12-25 10:23:55 | NFL
ブロンコスの最初のシリーズ。ランが進み時々パスが決まって、たちまちTD。7連敗だかしているビルズが相手なら楽勝かな。

という訳にはいかない。せっかくビルズのデイブ・レイナーが45ヤード、31ヤードのFGをミスしてくれたのに、ブロンコスの進撃はぴったり止まってしまった。

ビルズのパントリターンも止められない。

第4Qの奇跡どころか、次々インターセプトされて、なんと14-40の大敗となった。

ティム・ティーボウのつきものはおちたのか。応援していったら楽しそう、という気分にテレビじじいはなっていたのに…。

C大阪も横浜FMもPK戦勝ち

2011-12-24 23:39:00 | サッカー
天皇杯サッカー準々決勝のうち2試合を夜のNHK衛星録画中継で見た。両方ともPK戦にもつれ込む熱戦だった。

C大阪の清武弘嗣が延長前半に、切り返しでディフェンダー2人を振り切って決めたゴールに感心した。PK戦、清水はゴールキーパー山本海人に蹴らせたのがポストに跳ね返されて敗戦となった。

柏と4回戦で120分戦ってPK戦勝利の名古屋は中2日の過酷日程。それでも、中6日の横浜FMを押しまくっているように見えたが、延長後半、疲れが出たのか逆に押される展開に。しのいで0-0でPK戦となった。柏とのPK戦で手の内をさらしてしまった名古屋が不利なんだそうで、その通りになった。

永井謙佑がスタメンだったので期待したが、やっぱり相手が疲れた後半から出てきてビュンビュンとばすのがいいのかな、がテレビじじいの感想だ。

コルツの大逆転勝ちを見た

2011-12-23 17:28:43 | NFL
あと1敗でドラフトの全体1位指名権が決まるというコルツ。第16週、サーズデーナイトでテキサンズにびっくり逆転勝ちした。

既定の事実のように語られてきたスタンフォード大のQBアンドリュー・ラック指名問題。それどころではなくなってしまうのでは…。

それにしても逆転は見事だった。コルツに攻撃権が回ってきた時、残り2分を切っていた。4点差。TDできなければ負けだ。しかもタイムアウトは使い果たしていて、ゴールラインまで70何ヤードある。

QBダン・オーロフスキーのパスが決まってレッドゾーンに入ったところで、テキサンズが3回も反則を犯した。あれよあれよのゴール前1ヤード。レジー・ウェインへの逆転TDパスが決まった。

地区優勝を決めているテキサンズを破っての2連勝。最終戦、ドラフトのことなど忘れてがんばれと、テレビじじいは思った。

パッカーズを止めたのは戦力外男オートンだった

2011-12-22 22:17:46 | NFL
パッカーズが14-19でチーフスに敗れ、公式戦の連勝が19で止まった試合を遅ればせながら観戦。

ブロンコスにもういらないと言われて移籍したQBカイル・オートンが、初先発で番狂わせを演じるのだから、わからないものだ。

ティム・ティーボウはブームを起こすし、ウィンウィンの移籍でよかったではないか。


永井謙佑の2ゴールもPK戦も楽しんだ名古屋―柏対決

2011-12-21 22:57:31 | サッカー
天皇杯サッカー4回戦の残り試合名古屋―柏は楽しめた。PK戦10人目まで行って名古屋の勝ちになるのを見届けた。

特に柏の酒井宏樹と名古屋の永井謙佑の若々しいプレーが際立った。

今どき、ボールを持っただけで歓声のわく選手ってなかなかいない。後半、投入された永井がそれだ。前半シュート0の名古屋がゴールに迫れるようになり、永井が決めた。

そのシュートは、ゴール前でディフェンダーからボールをそらし、コースを見つけて打った見事な得点。ただ脚が速くて守備陣の裏に突っ込むだけでなく、センターフォワード風のゴールだった。延長になっての勝ち越し点は、長い距離をドリブルで持ち込み、キーパーと1対1になったところで、落ち着いてボールを浮かして決めた。

PK戦で外してしまったのはご愛嬌。勝利の立役者だとテレビじじいは思った。

ティーボウ、予想通りの大敗でも見せ場あった

2011-12-20 22:36:00 | NFL
第15週のニュースに目をつぶってNHK録画中継を待って見たブロンコス。先週予想したとおりペイトリオッツに41-23で大敗したが、ティム・ティーボウは思ったよりよかった。

試合開始直後のブロンコスの攻撃は、ランはどんどん進むし、たまに混ぜるパスは通るし、エッ、こんなにこんなに攻撃のすごいチームだったのと、驚かされた。

ティーボウは、タックルを3人外してランでゲインしたり、いいプレーが多かった。

トム・ブレイディもすぐ返すから、いわゆる撃ち合いになる雰囲気。ところが、ランでのファンブルが続いて、ゲームの流れが変わってしまった。

クラブワールドカップ決勝で、ネイマールがメッシに歯がたたなかったようなもので、囃すにはちょっと早すぎたのだと、テレビじじいは思った。

でも、まだ首位。あと2試合頑張って、プレーオフにも出て欲しいものだ。

バルサはパンダか

2011-12-18 22:07:54 | サッカー
カウボーイズ31-15バッカニアーズは、勝負に関してはスリルがなかったし、関学大24―3日大の甲子園ボウルはもっと差があった感じ。

柏0-0アルサドのクラブワールドカップ3位決定戦が一番良かった。PK戦。前の試合で5人目のキッカーとして勝利を決めた林陵平が3人目で出てきて失敗した。これが響いて柏が敗れた。PK戦ではなく、判定制度だったら、間違いなく柏の勝ちだったろう、と思うくらい押していた。

放送席が林の蹴る直前に「林はこれまでにPK戦で外したことがないと言っている」とコメントしたのは面白かった。直後にPK失敗だもの。ま、林は外したわけではなく、キーパーに止められたわけだから、「外したことがない」記録は今回も伸びたのかな?

バルサ4―0サントスもスリルはなかった。すごい。シャビ! セスク! 前の試合で温存した2人が得点するし、メッシのは2点ともキーパーをかわしてスゲエー。だけど、闘牛を見にいったのに松阪牛出てきちゃった感じというか、珍しいパンダを見物したみたいなというべきなのか。テレビじじいは、すごさは認めるけど、勝負を見たかった。

ティーボウ魔術 結果知っていても楽しんだ

2011-12-17 10:49:11 | NFL
すでに第15週に突入しているというのに、14週ブロンコス-ベアーズ戦をNHKの録画放送でやっときのう見た。

結果を知っているのに、何これ? ティム・ティーボウの魔術を楽しめた。

残り4分34秒でブロンコスに攻撃権が移った時、0-10。零敗かと思わせる雰囲気。ところが、なぜかパスが次々決まる。60ヤード以上ドライブしてTD。でもまだ3点差。当然のオンサイドキックは失敗し、残り2分ちょっとでベアーズの攻撃に。ブロンコスのタイムアウトはない。これって普通、万事休すでしょ。ベアーズのRBマリオン・バーバーがボールを持った時、サイドラインから外に出て時計を止めてしまう。残り53秒だかでブロンコスに攻撃権が移った。

40ヤードほど進んで、残り数秒。マット・プレイターが59ヤードのFGを決めて同点。延長戦だ。いくらマイルハイで飛距離が出るとはいっても、あの場面で成功するとは。

延長戦はバーバーがそろそろFG圏内というところでファンブル。プレイターの今度は51!ヤードさよならFGとなった。

4Qマジックといっても、ほんとに最後の最後なんだものな。テレビじじいは驚いたぞー。






バルサの試合 スリルがなかった

2011-12-15 22:42:52 | サッカー
クラブワールドカップ準決勝にいよいよバルセロナが登場。期待していたとおり。すごい。誰もが憧れるパスサッカー。メッシ! イニエスタ! アドリアーノ! プジョル!

アジア王者のアルサドがもう少し抵抗するかと思ったのに。4-0。勝負ごとはどちらが勝つのかとハラハラどきどきしなくちゃ、だめ。バルサのサッカーはそりゃ楽しいよ。でもテレビじじいにはスリルが足りなかった。

決勝戦のサントスに期待しよう。