テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

アレックス・スミスの代役頑張ってチーフス勝ったが今季終了

2014-12-30 10:41:00 | NFL
最終週チャージャーズ7-19チーフス。負傷欠場のQBアレックス・スミスは、復帰したときスターターの地位は大丈夫なのかいな。少し心配になった。

チーフス控えQBチェース・ダニエルが先発。49ersでトロイ・スミスやコリン・キャパニックが故障から復帰したアレックス・スミスの出番を奪ったほどの際立つパフォーマンスはなかった。けれど、堅実な仕事をして、勝てばプレーオフ進出と意気込むチャージャーズを破ったからだ。チーフスはレイブンズに及ばず今季終了となってしまったが…。

ダニエルはパス27回中16回成功。TD0、インタセプトも0。短い距離ばかりだし平凡すぎる。だけど、2Q相手陣11ヤードからのWRドウェイン・ボウへのパスは、いったんTDと判定されるほど際どかった。次のプレーのパスもほとんどTD。ボウがファンブルし、エンドゾーン内にいたTEトラビス・ケルシーが押さえてTDとしたため、ダニエルのTDパスとしてはカウントされなかった。

アレックス・スミスの方が上だと思うけど、運がないからなあ。






悲運アレックス・スミスの泣かせる言葉

2014-12-28 09:14:44 | NFL
チーフスのQBアレックス・スミスが最終週チャージャーズ戦を脾臓の裂傷で欠場するという。前週のスティーラーズ戦で傷めたのだという。何度も書いてきたけど、スミスって運がないなあ。

昨季最終週に同じカードを欠場したのは、プレーオフに備えて主力を休ませたからだという。その時も先発したチェース・ダニエルがQBをやるそうだ。

チーフスのプレーオフ進出条件は、勝ったうえで他の2チームの結果次第という厳しい状況だが、大事な試合だったのに。

ネットを彷徨ううちに、チャージャーズ戦に備えて今週2日間練習してしまったのを反省しているという話にぶつかった。

胃の不調だと思っていたのが、その後、脾臓だと分かったらしい。

だからテレビじじいは、脾臓がやられていると分かっていたら練習しなかったのに、危ない、危なかったという意味だと思った。

ところが、そうではなかった。

今度先発するダニエルがチャージャーズ戦に備えて練習する機会を奪ってしまった、と反省しているというのだ。

なんといいヤツなんだろう。

49erzにいたとき、その後スターターを奪われることになるコリン・キャパニックを教えたなんて話も見つかった。

なんといいヤツなんだろう。なんで悲運がつきまとうのだろう。


ダラス大勝で地区優勝、河口正史さんの解説に感心

2014-12-22 12:01:22 | NFL
コルツ7-42カウボーイズは意外な大差にびっくりした。カウボーイズは今季成績の上がらないホームゲーム。コルツを圧倒して地区優勝を決めた。

今回も河口正史さんの解説に感心させられた。

0-42でリードされているコルツは残り6分を切って、何十年かぶりに完封負けのピンチ。相手陣23ヤードまで攻め込んだものの第4ダウン残り10ヤードに追い込まれた。

フィールドゴールを試みればゼロ封は免れる。

河口さんは、記録のためにプレーコールするのはアメリカのファンは嫌がる。叩かれる。絶対に蹴らないと思うんですがと話した。

将棋の形作りみたいなことはしないんだ。どうせ負けるんなら、確実に3点とって完封を免れたい,とテレビじじいなんか考えちゃうんだけれど。

近藤祐司さんは、現地CBSの放送も意見が割れているという。

途中出場のQBマット・ハッセルベックがエンドゾーンに投げ込んだパスは、インタセプトされて、あーあ。

と思ったら、守備のパスインタフェアの反則。コルツはゴール前1ヤードからのファーストダウンを獲得。次のプレーで初得点した。

名QBで鳴らしたフィル・シムズさんと意見は違ったらしいけれど、河口さんのアメリカ人観はいいところを見ているんじゃないかな。






クラブW杯レアル優勝はスリルがなかった

2014-12-21 08:49:15 | サッカー
クラブワールドカップ決勝レアルマドリード2-0サンロレンソはスリルのない試合だった。どうせレアルが勝つのだろうと。

サンロレンソが37分まで無失点で頑張って、ボールは持たれていても決定的な場面も許さない。いい試合の流れだった。そこへコーナーキックからセルヒオ・ラモスの先制点。レアルの練習を見に行った解説の城彰二さんは、セットプレーの練習をしていなかった、と話題にしていた。そのセットプレーでの得点だった。きっとすごいことなのだろう。

後半6分、ギャレス・ベイルが追加点をあげて、優勝の行方が見えた。たまにサンロレンソが反撃して、ゴールキーパーのイケル・カシージャスがやっと飛びつく場面もあったけれど、大勢に影響なかった。

テレビじじいがレアルの力を信用しすぎたもので、緊迫感のない試合になってしまったのかも。それにしても、ブラジルのワールドカップで日本代表を翻弄したハメス・ロドリゲスがレアルでやると全然目立たないんだから、すごいチームだ。


ブロンコス地区優勝、でも控えQBに不安

2014-12-15 10:54:31 | NFL
ブロンコスがAFC西地区優勝を決めたチャージャーズ戦を見て、QBが心配になった。

ペイトン・マニングが体調が悪いのか、脚の負傷なのかパスをあんまり投げない。22-10の勝利って、得点が少ないような気がするけどいいんだろうか。

前半終了間際、2分を切ったところの3ダウンゴール。C・J・アンダーソンのランでTD。マニングはこれで前半のお役御免とロッカールームに引き上げた。ところがオフィシャルレビューでひっくり返り、得点は認められず第4ダウンとなった。TDのはずがFGの3点になってしまった。

チャージャーズの攻撃後、1分27秒残しでブロンコスに攻撃の機会がまわってきた。

控えQBのブロック・オスワイラーに「ハンドオフはさせるよ」(GAORA解説の板井征人さん)程度の時間つぶしをさせるのかと思ったら、意外にもパスを2回投げさせた。ジョン・フォックスヘッドコーチは「優しい。ちょっと遊びすぎ」(板井さん)。2回とも失敗して時間は消費できず、パントに。自陣レッドゾーンまでリターンされてピンチに陥った。残り50秒からの攻撃でFGを許してしまった。

優しさから無用な3失点をした、とテレビじじいには思えた。それに、マニングがいないとほとんどゼロになってしまう現実もおそろしい。


豊田陽平選手の解説に感心、天皇杯決勝

2014-12-13 18:20:07 | サッカー
天皇杯はG大阪が3-1で山形を破り優勝、今季3冠を達成した。早々と降格した徳島相手に引き分けで優勝だなんて、とJ1の時は思ったのだけれど、きょうは強かった。

NHKでゲスト解説の鳥栖FW豊田陽平選手の話がよかった。

2点を追う山形が後半15分、FW林陵平を入れた。間髪を入れず「ターゲットが2人になるから、山形の攻めが変わる」。とたんに林が絡んで山形のチャンスになった。ここは点にならなかったが、そのあと2分もしないうちに1点を返した。

アナウンサーに水を向けられたわけでもないのに、いいとこ見ている。

ヤットさんは気の利いたポジションにいる。だとか

フェアープレー賞をもらった自分としては、カードが出ない良い試合だった、だとか

テレビじじいは感心させられた。

高校サッカーは「蹴都移転」を機に放送改革を

2014-12-11 17:56:47 | サッカー
高校サッカー選手権の各県大会決勝を日テレG+がまとめて放送している。10試合ほどのぞいてみたのは、あれはいったいどうなっている、という好奇心からだ。

毎年テレビじじいがなんとかしてくれと書いてきた、大騒ぎ放送だ。地方大会はさぞや。

2県目が耳をふさぎたくなる中継だった。甲高い声でのべつしゃべりまくる。あげくに得点場面で、「シューーーーーーーーート」のアナウンス。南米の真似だか知らないけれど、「ゴーーーー―ル」と叫ばれるのも好きじゃないのに、「シューーーーーーーーート」だとは。

その後、数県は音量を絞りたくなるようなアナウンスはなく、まっとうな実況でホッとした。

そうしたら声は静かでも、監督の恩返しがどうの指導方針がこうのと、エピソードというか浪花節を繰り返す局にあたった。失望した。

それで、東京2試合のうち、ひとつがどうもいけなかった。球が動いているところに、スタンドからのリポートが入って、テレビじじいの観戦を邪魔するのだ。まっとうな実況が地方では多数派なのに、本大会が大騒ぎ放送になるのは、キー局の方針なのかな。

静岡なんてほんとに本格派だったよ。ベンチリポートのタイミングも妥当だった。

この大会は国立競技場が使えなくなったもんで、「蹴都移転」がキャッチフレーズらしい。民放43社共同制作なんだから、もっとまっとうな地方局のやり方を吸い上げて、「放送改革」もしてほしい。

ボールの行方を追う放送。プレー中に応援席からのリポートを入れない。声を不必要に張り上げない。同じ浪花節を何度も繰り返さない。そんな放送を実現してほしいものだ。



コルツが最後には逆転、1点差勝利

2014-12-08 11:36:40 | NFL
第14週コルツ25-24ブラウンズ。“最後には勝つはずだムード”のコルツが逆転した時には、試合時間が残り32秒になっていた。きわどい。

ブラウンズは守備陣が「神がかり」(GAORA放送席)の活躍をした。相手ゴール前でコルツQBアンドリュー・ラックをサックしてファンブルさせ、リカバーTD。インタセプトリターンTDも。

どうして負けるのか。QB問題を抱えているらしい。ブライアン・ホイアーが冴えない攻撃振りだった。ランは進むのだけれどパスが…。鳴り物入りで入団したジョニー・マンジールをいつ使うのか。前週、最後に交代で出たらしいけれど、テレビじじいは見ていなかった。

1点差というと、ああすればよかったこうすれば、と思ってしまう。

コルツではキッカーのアダム・ビナティエリがいい仕事をしていた。間もなく42歳。今季27回のFGを全部成功だって。

一方のブラウンズでは、キッカー、ビリー・カンディフが5試合連続でFG失敗を見せてしまったという40ヤード。あれが入ってればなあとなるわけだ。

糸谷新竜王!

2014-12-04 16:17:17 | 将棋
竜王戦第5局で糸谷哲郎七段が森内俊之竜王を破り、4勝1敗でタイトルを奪取した。棋譜速報を見ていたんだけれど、午後4時からのNHK衛星生中継が始まる直前に決着してしまった。

早指しで、この将棋も森内が1分将棋だったのに対して、糸谷は持ち時間を3時間半も残していたらしい。

若いし、時間の使い方とか、盤前にじっとしていないでよく席を立つとか、ど素人のテレビじじいでも知っているクセがあって、面白いスターが出てきたものだ。


快勝でも、ペイトン・マニングこれでいいのかな

2014-12-01 14:33:06 | NFL
第13週ブロンコス29ー16チーフスは、アウェーで乗り込んだAFC西地区1位のブロンコスが2位チーフスに楽勝した、ということなんだけど…。

QBペイトン・マニングのパスが気になった。34回中17回成功って低すぎる。179ヤード2TD。インタセプトはなかったけれど、サックされてファンブルし、相手にリカバーされる場面もあった。

2年目のランニングバックC・J・アンダーソンが168ヤードと走りまくった。そういう作戦だったのだろうけれど。マニングのパスって、こんなにコントロールが悪かったっけ、という感じ。

一方のチーフスQBアレックス・スミスは、6回もサックされた。相手が来る前に投げろ、とは言えないほど侵入されまくりだと思った。

この前も書いたかもしれないが、テレビじじいはブロンコスがスーパーボウルの舞台に戻れるか危惧している。