テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

ジャスタウェイ、ジェンティルドンナがドバイすかっと勝利

2014-03-30 11:08:35 | いろいろスポーツ
ジャスタウェイがドバイデューティフリー圧勝、ジェンティルドンナがドバイシーマクラシックで前がふさがってもケタ違いの優勝。すかっとした。

好試合に水をさしてしまうが、センバツ新庄1-1桐生第一の延長15回再試合と、JリーグC大阪0-0新潟を昼にナマと録画で観戦して、なんとか決着つけてくれ!状態だったからだ。

テレビじじいのみたところ、C大阪より、大宮にゴールの匂いがするシュートが多かった。ディエゴ・フォルランへの長いパスを大宮がほとんどカットしてしまう。狙われているのか、フォルランの位置取りに問題があるのか。大宮の2トップに入った鈴木武蔵の動きはスピードがあって、勝負する意欲を見せて、よかったなあ。

桐生第一も延長で押しているシーンが多かったが…。決めきれなかった。

えっ、鈴木って桐生第一の出身だって。この日は決めきれないめぐり合わせだったのか。

新庄は新庄で、昨夏の広島大会決勝で延長再試合を経験しているそうだ。DNAなのかな。

さてジャスタウェイ。父のハーツクライが4歳秋の有馬記念でディープインパクトを破り、5歳のドバイでシーマクラシックに勝ったのとそっくりの道を歩むことになった。4歳秋の天皇賞で勝って5歳でドバイのG1制覇だ。古馬になってからの急成長。これは明らかにDNAだ。

小谷野栄一、5時間ゲーム意地のサヨナラ打

2014-03-28 23:57:04 | 野球
「144試合もちますか」と解説の岩本勉さんが言うほど力が入った開幕戦。延長十二回5時間2分目にサヨナラ打を放ったのは小谷野栄一だった。日本ハム6-5オリックス。

世界フィギュアの男子シングルで逆転優勝し、グランプリファイナル、オリンピックと合わせて3冠を達成した羽生結弦が「意地です。意地と気合でした」と、意地を強調していたが、小谷野こそ、意地を見せた開幕戦だった。

中田翔が名護のキャンプで3塁の守備練習をしていると伝えられる中、国頭で調整に励んでいたという小谷野。開幕戦、日本ハムのホットコーナーはオレだ、と言わんばかりに3安打。サヨナラ打以外でも、延長十回の同点打も貴重な働きだった。

甲子園九回の魔物が出たが、羽生マジックは不発

2014-03-27 19:00:42 | 将棋
挑戦者の羽生善治三冠が連敗スタートから追い上げて第7局にもつれ込んだ王将戦、渡辺明王将が防衛するところを棋譜速報で追った。

相穴熊戦。後手の渡辺がいいらしいとの評判を読みつつ、センバツ高校野球も。

5-6で追う履正社が駒大苫小牧に逆転サヨナラ勝ちした。駒苫にミスが続いて、甲子園九回の魔物がまた暴れた。

7冠のころなら、最終盤になっても羽生マジック出るぞ出るぞ、やっぱり出た、となったのだろうけど。渡辺が押し切った。魔物の原因もマジックの原因も心の震えにあると思うのだけど、これで30勝30敗、堂々タイの戦績を誇る渡辺は震えない。

香川は後半出場したけど、マンUの惨状

2014-03-26 22:46:02 | サッカー
NHK衛星がマンチェスターダービーの録画中継をするので、夜までニュースをシャットアウトして観戦。香川真司にチャンスがまわってくると期待した。ベンチスタートとは。

後半から出場したが、いいところは見られなかった。枠内シュート数などスタッツは変わらないのだけれど、失点はしても得点の匂いはしなかった。だれだったか、ヒールシュートは惜しかったけど。マンチェスター・ユナイテッドは聞きしに勝る惨状だ。

シティは3-0で快勝。優勝候補だ。ヤヤ・トゥーレのゴール、すごい。ワールドカップで日本は止められるのだろうか。

合間にボクシングのWBAスーパーフライ級王座決定戦も。どうやって見たかって聞かないでね。河野公平は、タイの38歳デンカオセーン・カオウィチットから4回にダウンを奪ったものの点数からいくと安心はできない、と放送席もいう展開。相手は後半、スタミナが急激に落ちるはずだから大丈夫という見立てだった。

コーノ・マシンガン・コーヘイとリングアナウンサーが呼ぶほどの手数がないな、とテレビじじいは心配していた。8回、右1発。KO勝ち。すごい。

新聞で読んだら、右左右の3連発だったらしい。テレビじじいは、いったい何を見ていたのやら。ともかくすごい。

浦和無観客試合のテレビがよかった

2014-03-24 10:00:33 | サッカー
琴欧洲引退発表の涙から、鶴竜横綱昇進のうれし涙をこらえているような表情へ。大相撲春場所は終わった。これまでテレビじじいの視界には入ってこなかった力士だが、このところわっと情報が供給されて、

いい物語の完成だ。

いや、NHKに生出演した鶴竜はこれで終わりではない、という意味のことを語っていた。その姿勢は好ましい。

この日、浦和レッズは清水エスパルスと無観客試合。一部サポーターによる人種差別掲示を見過ごしにしたことに対するペナルティーだった。現場をほとんど知らないテレビじじいだから、

いい中継だった。

「ウーガ、ウーガ」って野太い声が聞こえてくる。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の宇賀神友弥への指示を集音マイクが拾っている。

テレビからは聞き取れない声も、Jスポーツ放送席には届いているから、ノヴァコヴィッチがカルフィンヨンアピンにナイスボールと言っていた、などと解説してくれる。

選手も監督も空虚さを感じていたらしい。サポーターなしにプロサッカーは成り立たない。当然なことだ。

テレビ桟敷が安全で気楽だ、なんていうテレビじじいばかりになったら大変だ。これで終わりではない。

鶴竜は横綱合格でいい

2014-03-22 23:24:14 | 大相撲
大相撲春場所14日目、大関鶴竜が横綱白鵬を破り、1敗を守った。勝てば優勝の千秋楽、対戦相手は、これまた2横綱を連破してにわかに調子が上がってきた琴奨菊。でも、大横綱白鵬のアゴに突きを入れた鶴竜の気迫を見せられると、自力優勝を決めそうな雰囲気ではある。

テレビじじいは、鶴竜が優勝できなくても横綱に昇進させるべきだと思っている。

千秋楽に鶴竜黒星の場合、白鵬負けなら鶴竜の優勝。白鵬白星なら優勝決定戦になる。

協会は優勝を条件としている。だけど、白鵬と2場所続けて優勝決定戦となれば大変な実績だ。しかも本割では2場所続けて白鵬を破っている。もう1人の横綱日馬富士にも勝ったし、これって横綱でしょう。

モンゴルの大先輩の横綱白鵬、と書きかけて、待てよ。鶴竜も白鵬も1985年生まれ。白鵬は誕生日が来たので1歳上になるけど、いくらも違わないんだ。びっくり。



ピッピッピッポーン! 白鵬稀勢の里立った立った

2014-03-21 10:08:44 | 大相撲
横綱白鵬と大関稀勢の里の対戦、時間いっぱいになってから待った3回。4度目でやっと立った。双方、立つよというサインを出さず、きっかけがつかめなかったようにみえた。テレビじじいには、どちらが悪いのか分からなかった。

いつだったかのように、立ったままずっとにらみ合うこともなく、時間までたんたんと仕切りが続いていたような気がする。稀勢の里もカド番を勝ち越して肩の荷がおり、思い切っていけるはずの一番だと思っていた。それなのに。

伊勢ケ浜審判部長が厳重注意したそうだけど、大相撲の立合いって元々無理がある。

相撲は立合いが命だと、よく放送席から聞こえてくる。だから、立合いで先手を取ろうと力士は策を練る。合わせろ、といわれても…。立合いに一癖も二癖もある力士ばかりだ。

ついこないだまでやっていたソチオリンピック、アルペンスキーのスタートが頭に浮かんだ。時報のようなあの音。ピッピッピッポーン!で飛び出していく。相撲もあれにしてしまえばいい。

伝統の大相撲というけど、早々とビデオ判定を取り入れるなど、改革もしてきている。時々放映される昔の大横綱の立合い、手もつかずに立っている。これもしっかり改善された。

だけど、元々無理なんだから。合わせたように見せておいて先を取ろうというんだから。

フォルラン初ゴール、見損ねた

2014-03-19 10:38:41 | サッカー
ディエゴ・フォルランの来日初ゴールを朝になってから、ニュースで見た。ACLのC大阪4-0ブリラム戦。失念していた。

生中継は見られない環境なので、せめて日本テレビのハイライト番組をチェックすれば、結果を知らないでフォルランの得点を楽しめたのではなかったか。シュートを空振りの後、結局決めた。予想していたミドルではなく、ゴールのそばからの1発だった。

きのうは、大相撲中継をつけたら遠藤の取り組みが終わったところ、という失敗も。今場所は鶴竜の綱取りより、遠藤の相撲に目がいってしまう。変だとは思いつつ。そこでこんな取りこぼしだ。中継番組内では見られず、ニュース番組で、栃煌山に負けた様子が分かった。結果を知っていると、迫力がこんなに落ちる。再確認した。

テレビじじいの変調、花粉のせいにできれば、まだましなのだが。ぼけてるなあ。

「フォルランが心配」って放送していた

2014-03-15 22:23:29 | サッカー
C大阪4-1清水は、Jスポーツ解説玉乃淳さんの言う通り、「フォルランが心配」。

後半33分に交代するまで、いいところでシュートしていたんだけど、初ゴールはまたお預け。テレビじじいには不満そうな表情に見えた交代だった。

南野拓実といい関係ができてきて、互いに最後のパスを出し合っていた感じに見えた。あと一息のところまでこぎつけている。サイドからのクロスなんて、正確だしすごい。でも、それではなあ。彼は得点するためにJにやってきたんだから。

スーパースターのプライドってものがあるだろうし…。初得点で問題点なんて即解消なんだろうけど。

なでしこGK、悩ましい選択

2014-03-13 09:44:40 | サッカー
アルガルベカップ決勝日本0-3ドイツは、スコア通りの完敗だった。ゴールキーパーは、テレビじじいの願望通り、身長187センチの山根恵里奈が先発した。

3人のGKのうち2度使われたのは山根だけ。佐々木則夫監督も大柄な欧米チーム相手に大柄GKが欲しいんだな、と想像をたくましくした。でも3失点では。

福元美穂や海堀あゆみだったら止められたゴールがあったのかどうか。

コーナーキックで、ドイツ選手の頭の上からパンチングして防ぐ場面があった。これはさすがだったが、米国戦同様、ボールをかっぱらわれて1対1のシュートを許すピンチもあった。やっぱり不安定なところがある。

悩ましい選択が今後も続きそうだ。

C大阪は取るべきストライカーを間違えた?

2014-03-12 10:48:08 | サッカー
セントラルコースト2-1広島。C大阪1-3山東。ACLでJリーグ勢の敗戦が続いた。テレビじじいは実況とハイライト放送で見て、気分しょんぼり。

C大阪柿谷曜一朗のベンチスタートは何だったのか。ともかく1点決めるところは見られた。

山東のブラジル人ストライカー、ワグネルラブ(って読むのが大勢かな)はすごかった。本田圭佑とロシアで一緒にプレーしていたそうだ。ミランは取るべき選手を間違えた、なんて言わない。役割が違うのだから。

ゴール前でC大阪の選手を背負って、反転しシュート。1点目と2点目、ビデオで見るような繰り返し。と見えたが、まてよ。最初は右足、次は左足で決めているのではないか。

フォルランは不発。C大阪は連れてくるストライカーを間違えた?

なでしこジャパンのGKは誰に

2014-03-11 22:41:05 | サッカー
アルガルベカップ日本2-1スウェーデンは、いい試合だった。勝たなければ決勝戦に進めない日本が先制点を許したところから逆転したのだから。バックパスを奪って得点した大儀見優季、緊張で押しつぶされそうな表情を見せながら決勝PKを決めた宮間あや。なでしこは勝負強かった。

ドイツとの決勝戦でGKはどうするのだろう。

米国戦山根恵里奈23歳。デンマーク戦福元美穂30歳。スウェーデン戦海堀あゆみ27歳。佐々木則夫監督は、3戦とも違うキーパーを使ってきた。

福元、海堀の好敵手も競いあいに山根が割り込んできた形に見える。身長187センチの大型GKを育てたいとの思いは伝わってきた。

福元がクリーンシート。海堀が好セーブを連発したのに対し、バックパスを受けて蹴ったところををチャージされて失点した山根。佐々木監督は決勝戦でどの選手にゴールの守りを託すのだろう。

テレビじじいは、大型GKを何とか育ててほしい、の思いが強いのだが…。


自動車王ヘンリー・フォードの孫の訃報はスポーツニュース?

2014-03-10 09:33:32 | NFL
自動車王ヘンリー・フォードから10歳で車の運転を習い、初めて飛行機に乗ったとき操縦したのは「翼よ、あれがパリの灯だ」のチャールズ・リンドバーグだったという。

フォードの孫で最後の生存者の訃報をなぜか米APのスポーツニュースで読んだ。

ライオンズのオーナー、ウィリアム・クレイ・フォード氏死去、88歳

という見出しだった。

NYタイムズの電子版ものぞいてみた。見出しは「自動車ファミリーの末裔」という肩書だったけれど、やっぱりスポーツのページに載っていた。いや、ホームページにも経済のページにもあった。紙の新聞だとどこに載っているのかな。

半世紀もの間、ライオンズのオーナーだったという。APは現職を意識したということなのか。それにしてもNFLっていうスポーツのステータスを感じさせられた。

(久しぶりに、テレビじじいではなくネットじじいになりました)。






気の抜けたビールではなかった「将棋界の一番長い日」

2014-03-08 09:16:02 | 将棋
「将棋界の一番長い日」A級順位戦最終局一斉対戦の中継。今年は羽生善治三冠の挑戦と谷川浩司九段の降級がすでに決まっていて残るは降級者1枠のみ。ちょっとスリルがない。しかも屋敷伸之九段の降級が早々と午後9時に決まってしまった。

これでは気の抜けたビール。そこまでで観戦をやめればいいのに、なんと午前2時まで付き合ってしまった。

午前1時で終わります、と名人戦7番勝負の日程などを紹介し始めた囲碁・将棋チャンネル。その5分間でもいいから三浦弘行九段ー久保利明九段戦の盤面を映してくれ。

願いが通じて、放送時間延長。今にも終わりそうに見えた戦いは、なんと1時間後の午前2時ごろ、やっと決着した。

他の対戦結果を知らずに戦っているのだとすると、両者にひょっとするとひょっとすると降級の目が残っている。ましてや順位最下位の久保。必死さが伝わってくる。劣勢と言われた局面から粘りに粘ったが、ついに投了となった。

延々と続く1分将棋を解説佐藤天彦七段の頭を借りて追っていく。ソチオリンピックでもやらなかったこんな深夜観戦だったけど、テレビじじいには、美味しいビールとなった。


スペイン代表ペドロ決勝ゴール

2014-03-06 09:00:35 | サッカー
国際マッチデーの中では屈指の好取組スペイン1-0イタリアを楽しんだ。

スペインは、ブラジルかスペインかどっちから出るか注目され、スペインを選んだというFWジエゴ・コスタが90分間出場したが、得点できず、見せ場は少なかった。相変わらずイニエスタ中心の組み立て。巧い。

スペインの右サイド、ペドロが速い。ボールを持つと相手を抜いて、目立った。後半18分、ゴール前のこぼれ球に反応して、左足でGKブフォンを撃ち抜いた。

イタリアは押されっ放しだったが、前評判を覆すチームなので、この試合、故障で欠場のバロテッリも戻れば、本大会ではどう変身するか目が離せない。