テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

逆転のキック外れて、パナソニック3連覇

2016-01-24 19:02:38 | ラグビー
ラグビートップリーグ決勝パナソニック27-26東芝は、Jスポーツ解説者の小林深緑郎、野澤武史の両解説者が絶句するほどの幕切れとなった。

5点リードのパナソニックが東芝陣に攻め込み、あと1秒で80分のホーンが鳴るという瞬間、東芝ボールのスクラムが与えられた。

最後の1プレー。東芝がプレーを切らさず攻め続け、トライに結びつけた。

「これはすごい」。放送席もテレビじじいもうなった。小林さんたちが絶句してしまったのは、このタイミングだったか、試合終了の瞬間だったか。もう分からなくなってしまった。

フランソワ・ステインのコンバージョンキックが入れば逆転さよなら。画面ではよくわからなかったほど際どいキックは、風に流され?外れた。

「これだけ勝って泣いている選手がいるのは、東芝がいたからです」と矢野武アナウンサー。

ほんと泣いている。しばらくしてほとぼりも冷めたころとも思えるタイミングでインタビューされた田中史朗は「すいません。泣いてしまうんで…」とうれし涙を隠さなかった。

またたき厳禁、オールブラックス2連覇

2015-11-01 10:01:39 | ラグビー
ラグビーワールドカップ決勝ニュージーランド34-17オーストラリアは、なあんだダブルスコアだと言われるかもしれないけど、いい試合だった。

Jスポーツ矢野武アナウンサーの「まばたき厳禁」は秀逸。ちょっと目を離すと、情勢が変わっている。

押していたニュージーランドが後半、シンビンで14人になった。すかさずオーストラリアが2トライして4点差に追い上げた。

オーストラリアに流れがいった。と思ったら、ニュージーランドはダン・カーターが素早いドロップゴール。流れを引き戻した。24-17としたこのプレーは、次の長距離PGとともにテレビじじいには一番印象に残った。

前回ワールドカップ決勝は悔しい負傷欠場となったカーターがオールブラックスの2連覇に力を全開させた。

日本も2点差、オールブラックスも2点差

2015-10-25 09:32:36 | ラグビー
ラグビーワールドカップ準決勝ニュージーランド-南アフリカは楽しめた。日本に敗れた南アフリカが決勝進出すればいいな、とはっきり傾斜して応援したからだ。

とてもかなわないだろう方に乗る判官びいきの気持ちもあったんだけど、どうしてどうして。

南アフリカが12-7とリードして前半を終えた。

ニュージーランドに反則が目立ち、ペナルティーゴールが確実に決まっていた。

後半、ドロップゴールとトライで逆転されたけれど、6本目のPGが決まって2点差まで追い上げた。もう1本PGがあれば逆転できるところまでいって、緊迫感がました。

雨中、観衆8万人。ラインアウトの作戦が聞こえないほどの熱狂ぶり。南アフリカはあと1歩及ばなかった。

ニュージーランド20-18南アフリカ



日本34-32南アフリカ

の価値をさらに高めてくれたと、テレビじじいは思った。

南アフリカ頑張れ、の心境

2015-10-18 08:54:02 | ラグビー
ラグビーワールドカップ準々決勝 南アフリカ23-19ウェールズは、どっちが勝利をもぎ取ることになるのか分からない好勝負だった。

南アフリカがあと2回続けて勝つと、日本はこの大会で南アフリカに勝った唯一のチームになれるのだけど、次の相手がフランスに62-13で圧勝したニュージーランドでは…。

南アフリカはブレークダウンでずいぶんウェールズにターンオーバーを許していた。どうも馬力が足りない。日本が勝てたのもそのせいだったのではないか。

それはともかく、テレビじじいは、日本の歴史的勝利の価値がさらに上がるように、と願って南アフリカを応援しよう。

ラグビーワールドカップ放送、名言でした

2015-10-12 10:19:17 | ラグビー
日本28-18米国

3勝1敗でもグループ抜けはならず、日本はイングランドを去る。

「出しきったな―」と腹の底からでてきた。

清宮克幸さんによると、終了の瞬間、JSPORTSスタジオの3人が期せずしてもらした感動の声だという。

清宮さんの隣に小林深緑郎さんが、きょうは正規の出演者として座っていた。

小林さんは、南アフリカ戦放送の出演予定はなかった。控室に実況を見に来ていた。それが日本の歴史的な勝利の歓喜の輪に加わりたく、スタジオに闖入? 放送席に座っちゃったのだ。

あの日、現地解説、村上晃一さんが小林さんに呼びかけた。

「生きているうちに見られてよかったね」

1949年生まれ、なが~いラグビージャーナリスト生活で、最高の瞬間に、最高のプレゼントとなる名言だった。

小林さんだけでなく、テレビじじいのようないいかげんラグビーファンにとっても同じだ。

弱気にアトランタ五輪のサッカーの記憶を書いてしまったテレビじじいだけど、いいワールドカップだった。

おっと、優勝決まるまで見るぞ。南アフリカを応援しよう。

サモア健闘に夢をみたけど…

2015-10-11 01:02:10 | ラグビー
阪神が巨人に押し出しでサヨナラ負けして、日本ハムは大谷翔平がロッテに打たれて、流れが悪いなと思った通り、スコットランド36-33サモア。わずかに残っていた日本ラグビーの8強進出の望みが断たれた。

早寝のテレビじじいが眠くなるどころか、目がさめるような好試合。サモアは前半3点のリードで折り返したけれど、後半逆転された。JSPORTSは「ていねいに」「ペナルティーなしに」と、日本のファンの気持ちにそってサモア乗りの放送をする。

77分すぎにトライ(ゴール)で3点差まで追い上げたのはみごとだった。

放送席は、80分間切れなかったサモアの健闘を讃えていた。テレビじじいも同感した。




サモア頼みになったのかな 日本ラグビー

2015-10-04 10:28:18 | ラグビー
ラグビーワールドカップ南アフリカ34-16スコットランドは、なんでどうして日本が勝てたのか、と思うほど南アフリカが強かった。

接点で終始、スコットランドを圧倒していた。

そのスコットランドに日本は大敗したのだから、あれは夢だった、奇蹟だった。

これで日本の8強進出は、サモア頼みになった感じだ。

サモアがスコットランドに勝ったうえで日本が米国に勝てば、もしかして…。


日本ラグビーみごとな2勝目に贅沢すぎる不満かな

2015-10-04 01:00:00 | ラグビー
ラグビーワールドカップ日本26-5サモア。完勝ぶりにまたまた驚かされた。ゼロ封するかも、の勢いだったもの。

JSPORTS放送席の清宮克幸さんは、後半2本目のPKあたりから、なんかムズムズしていたみたい。

ショットではなくトライを取りに行け、と。

前半2トライしていたから、あと2本取れればボーナス点がつく。

23-0のいい流れが無理をした結果、ころっと変わったのでは元も子もない。けれど、8強へ少しでもトライする価値はあったのでは、とテレビじじいも思った。

うわあ、こんな贅沢な不満を書ける日が来るなんて、思ってもいなかったよ。

手負いの南アフリカが勝ち点7まで伸ばした

2015-09-27 14:30:59 | ラグビー
ラグビーワールドカップの南アフリカ46-6サモアを見た。初戦で屈辱的黒星を日本につけられた南アフリカが、手負いの猛獣のように暴れた。

2戦を終えて1勝1敗は日本と同じなのに、勝ち点は南アフリカの7に対し日本は4と、大きく差がついた。

南アフリカは、日本戦で敗れたけれど4トライ以上のボーナス点1と僅差負けの1がついて勝ち点2。サモア戦4トライ以上の勝利で4+1の5。

2戦合計で勝ち点7という計算らしい。

日本にはボーナス点はつかなかった。

日本のベスト8への道は、相変わらず険しいなあ。

日本ラグビー、スコットランド戦勝ち点0は痛い

2015-09-24 08:51:10 | ラグビー
ラグビーワールドカップ、日本の第2戦は10-45でスコットランドに敗れた。

ふだん早寝のテレビじじいだけど、深夜といっても10時台試合開始、日本テレビの生放送で観戦した。

前半7-12は、負けたとしても僅差や4トライで与えられる勝ち点は獲得できるのではないか、と期待していた。

後半、ミスが失点に直結するようになった。中3日でも日本は鍛えているからという声が聞こえてきていたんだけどなあ。スコットランドが元気づくばかりに見えた。

勝ち点0は痛い。

南アフリカ戦の大番狂わせ勝利の熱気にあてられて、NFLシーホークス2連敗のまさか! なんて色あせていた。

テレビじじいは、スコットランド戦の敗戦で正気に戻ったような気がしている。

番狂わせというなら、ゴルフの最終戦、ツアー選手権で松山英樹が一発やってくれないかな。

ラグビー史上最大の番狂わせ、日本34-32南アフリカにびっくり仰天

2015-09-20 17:34:32 | ラグビー
ラグビー史上最大の番狂わせ(BBCのサイト)。日本34-32南アフリカの録画をさっきびっくり仰天しながら観戦した。

ワールドカップの初戦南アフリカについて、展望記事もテレビ番組も何の希望的観測もしていなかった。すべて、その先のスコットランド戦以降の戦いで、どうリーグ抜けを果たすのか、を課題にしていた。

テレビじじいも、深夜のナマ中継はハナからパス。朝のニュースで結果を聞かされてしまっても、どうせ大敗だろうしやむを得ないという態勢だった。

朝、ニュースも見ていたのだけれど、結果を知らないまま外出の時間になった。新聞も見ず。

昼過ぎに帰宅したら録画を見よう。

電車に危険人物! スポーツ紙を広げている。ソッポを向く。バス停の行列にもひとり。

ピンチを切り抜けた。

驚きの連続。3点を追う日本が試合終了間際、モールで相手ゴールまで押し込んだ。逆転か。残念、ボールを地面につけられなかったという判定でトライにならず。

80分をまわった。攻め続けていた日本は相手ゴール前でペナルティーを得た。PKなら同点で試合が終わる。

なんとスクラムを選択した。

逆転トライ! 勝った勝った勝った。

弱気のテレビじじいは、アトランタオリンピックサッカー男子のブラジル戦勝利を思い出す。その後、リーグ戦を抜けられなかったんだよな。

あれはU23とはいえ、歴史的な番狂わせだった。大喜びした後がなあ。





ラグビー日本選手権、帝京大がNECに勝ち切った

2015-02-08 18:28:37 | ラグビー
ラグビー大学選手権を5連覇しても、1度もトップリーグ勢に勝てなかった帝京大。6連覇を果たした今年、日本選手権1回戦で、31-25でNECに勝ち切ったのはみごとだった。

トライを取られて取り返した滑り出し。すぐにキックパスからのトライでまた引き離される。ズルズル差がついていくのかと思ったら、なんのなんのまた追いつき、追い越す。前半17-17で終えたところでひょっとしたら勝つかもしれない。

23-20のリードから帝京大が勝利を決定的にしたトライは、前半のNECがキックパスを決めた同じような位置からのキック。こちらはインゴールに蹴りこんで押さえたわけだけど、きっちり借りを返したように見えて、テレビじじいには面白かった。

あれだけラインアウトで失っても、あれだけスクラムがうまく組めなくても、正面からトップリーグ選手と渡り合って、さすが学生で無敵のチームだと感心させられた。


ラグビー日本代表、気持よくサモアに勝利

2014-05-31 09:07:01 | ラグビー
久々に見たラグビー日本代表。サモアを33-14で破った試合はいろいろ面白かった。

世界ランク13位が8位に勝った。来年のワールドカップでリーグ戦同グループなんだそうだ。たとえこの日のサモアが「若いチームで、ここからW杯代表には7、8人が入る程度」(放送席)ではあっても、前哨戦のテストマッチ快勝には違いない。

ロックの大野均が82キャップ目となり、歴代最多になった。強豪校でもない大学でラグビーを始めた大野が過去に誰も成し遂げていない記録を作った。すごい。

エディー・ジョーンズヘッドコーチは、W杯準々決勝で100キャップになると、妙に正確な?励ましの言葉を語った。

松島幸太朗のセンター起用も当たった。センターとしては柄が小さいのだろうけど、俊敏だ。ステップを踏んで突進すると、味方もどこに行くのか分からずサポートが遅れる場面があった(テレビじじいお得意の妄想かな)。トライも決めていた。

藤田慶和が2トライ、五郎丸歩は7本のキック全てに成功した。すごい。

ラグビー決勝よりそっちの五輪

2014-02-01 18:01:14 | ラグビー
トップリーグのプレーオフトーナメント準決勝は、まさかのパナソニック55-15東芝と大差がついた。

スーパーボウル待ちで、気の抜けた週になっていたのを取り返してくれるかと期待したのだが。

放送席が「スクラムハーフが3人入っている」というように、東芝は故障者が重なり、代役が多かったようだが、球が手につかないといったミスが多く、それをパナソニックが得点につなげていた。

2月9日はソチに行くので来られないが、ぜひ勝ってパナソニック復活を…というあいさつが聞こえてきた。冬季オリンピックは、プレーオフ決勝と重なるんだ。開幕近し。

ホーン後に、ヤマハ発動機↔サントリーゴール前を往復

2014-01-18 18:37:58 | ラグビー
ラグビートップリーグ2ndステージのサントリー22-19ヤマハ発動機は、同点でホーンが鳴ってからがすごかった。

サントリーボールでヤマハ発動機ゴール前。ドロップゴールでもサントリーの勝ちになるところだったが、30秒ほどでヤマハがボールを奪い返した。

プレーオフトーナメント進出が微妙なヤマハも、同点引き分けの決着をよしとせず、相手のペナルティーがあっても攻め続ける。サントリー陣内に入り、左から右へサントリーゴールへ向けて大きなキック。けれどボールはサントリーに有利に弾んで、塚本健太が捕った。

アメフトのキックオフリターンのように塚本がヤマハゴールへ向けて走る。タックルを1人、2人とかわし、トライへあと1、2メートル。とうとう捕まった。

ヤマハゴール前の攻防となり、82分15秒のあたりで、主審の笛がなった。ヤマハの反則。ニコラスライアンが正面至近距離からペナルティーゴールを決めて試合終了となったのは83分台になっていた。

テレビじじいは、それほど期待もせずに見始めたのだけど、惹き込まれました。