テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

おめでとう折田翔吾プロ

2020-02-25 20:32:00 | 日記

棋士編入試験五番勝負第4局。折田翔吾アマが本田奎五段を破り、プロ入りを決めた。解説なしのAbemaTVで形勢のパーセントを頼りに観戦。

リードしてるんだけれど、逆転また逆転の大熱戦になり、161手で本田が投了した。

23年前の状況からしたら信じられない。

折田の終局直後の感想に万感の思いが込められていると感じた。

本田は棋王戦の挑戦者になって、渡辺明三冠を相手にタイに持ち込むなど、絶好調。その本田を破ってプロ編入を果たした。すごい。おめでとう折田プロ!


渡辺三冠が敗戦の連鎖

2020-02-25 10:17:00 | 将棋

渡辺明三冠が叡王戦挑戦者決定戦で豊島将之竜王・名人に敗れるところをAbemaTVで観戦。ソフトの指数がパーセントでずっと表示されていて、終盤渡辺が逆転した。両者1分将棋。あれれ、あっという間に今度は豊島が逆転し、押し切った。挑戦権獲得だ。

渡辺は叡王戦挑戦者決定戦第2局で豊島に敗れて追い付かれ、棋王戦第2局で本田奎五段に敗れて追いつかれ、王将戦第4局で広瀬章人九段に敗れて追いつかれていたところに、今度はとうとう追い抜かれるという負け。12日間で大事な対局に4連敗してしまった。

負けの連鎖。名人戦挑戦までに制圧してほしい。


渡辺棋王が自玉を必死に詰まそうとしていた

2020-02-17 10:24:00 | 将棋

棋王戦第2局、AbemaTVを見たら、挑戦者の本田奎五段が渡辺明棋王を破り11敗に追いついたところだった。

少し遅れて入室してきた立ち会いの田中寅彦九段が「金を取ったらどうなるの」と聞いている。ここでは問答は続かなかったけれど、両棋士が大盤解説会場に移動してからのやりとりが面白かった。

金を取ったらどうなったの?

今度は解説の森内俊之九段が聞く。

先手の本田が5一に金を捨て王手したのに対し、渡辺は取らずに逃げて、即詰みのコースに入り投了した。もし金を取っていたら。

本田が「詰みます」と駒を動かすのだが、すぐギブアップ。

渡辺がこうしたらこうなってと動かし始めた。

どうも詰まないのだ。

勝勢の本田が自信たっぷりに金を捨た王手。渡辺は取ることは全然考えていなかった、という。

はったりが通ったみたい、と本田が言って会場に笑いが起こった。

金を取らなかった手を大悪手にしたくない渡辺の、必死に自玉を詰まそうとする姿も会場の笑いを誘っていた。

即詰みはなくても結局負けは変わらない結論になったようだ。

渡辺の明るい気性が場を支配して、ジメッとしない。最高の大盤解説だった。


感動!必見 マホームズのスーパーボウル動画

2020-02-12 13:41:47 | NFL

スーパーボウルを逆転勝ちしたチーフス。「ターニングポイント」と題するNFL Filmsの動画がすごかった。
第4クオーター、49ersに10-20でリードされて残り7分台。
QBパトリック・マホームズが2ndダウン15ヤードからWRタイリーク・ヒルにパスを投げ1stダウン。ボールが地面についているかもしれないとみたマホームズが急げ急げと次のプレーのスナップにこぎつけた瞬間、ホイッスルが鳴った。49ers側のインコンプリートパスだとするチャレンジが間に合ったのだ。
チャレンジ成功。判定は覆され、インコンプリートパスとなった。49ersはチャレンジの間にディフェンスを休ませることができたしウハウハの結果を得た。
ここまでは当日のテレビ中継で見えていたところ。ここからがすごい。49ersは浮かれていちゃいけなかったのだ。チャレンジの間に、マホームズはコーチと話す機会ができた。これこそがターニングポイントだった。
マホームズがオフェンスコーディネーターのエリック・ビエニーミーに「何をやるの? Waspは?」と話しかける。ビエニーミーはヘッドセッドで「彼はWaspをやりたがっている」とアンディ・リードヘッドコーチ?に報告。「距離はどのくらいがいい?」と聞き返し、マホームズは「いつでもどんな距離でもいいよ」と答える。waspは前季ペイトリオッツとのAFC優勝戦で成功させたプレーだという。
残り時間7分台。自陣35ヤードで3rdダウン15ヤード。ここで 1stダウンを取らないと勝利が遠くなるヤマ場で、wasp=蜂のように刺す44ヤードパスが飛んだのだ。マホームズは大きくステップバックしてヒルが遠くまで走る時間を稼いだから、パスの実質飛距離は57ヤードもあったという。
その後の大逆転は知っての通り。スーパーボウルのターニングポイントを見事に切り取った動画だ。












神戸初優勝、こんな伝染PK戦見たことない

2020-02-08 16:25:08 | サッカー
横浜3-3神戸
PK戦2-3
神戸が取っては追いつかれ、取っては追いつかれの試合をPK戦で制して初優勝した富士ゼロックス杯。PK戦にあっけにとられた。
横浜先攻で双方2人ずつ成功したまでは普通だったんだけど、そのあと双方4人ずつ失敗が続いた。
日テレ・田中毅アナウンサーだと思うんだけど、「なんということだ。こんなことあるでしょうか」の叫びが聞こえてきた。
それだけでは済まず、横浜は次の7人目も失敗。合計9人連続失敗だ。ボールが浮いて枠にいかなくなっちゃった。
神戸の山口蛍が最後に決めた。
移籍の因縁があるみたいだけど、神戸・飯倉大樹、横浜・朴一圭の両ゴールキーパーごくろうさま。
PK戦の失敗は伝染するものだ、とは聞くけれど、ここまで凄まじいのはテレビじじいは見たことがなかった。横浜港やら神戸港。なんか新型肺炎を思い出してしまった。我ながら暗い性分だなあ。

浮気しちゃったけど、祝チーフス優勝だ

2020-02-03 14:40:59 | NFL
スーパーボウルはチーフスが31-20で49ersに勝った。MVPはパトリック・マホームズ。インタセプト2回。パスのコントロールは良くないし、絶好調とは思わなかったけれど、第3Qで10点差つけられたところから巻き返した。今季のチーフスらしさがよく出ていた。
NHKBS1と日テレG+のうち、近藤祐司、有馬隼人、村田斉潔のフットボール通3人がうんちくを傾けるG+のサブチャンネルにした。おなじみの顔ぶれがワイワイやっていて、よかった。
今季応援していたとおりになって、逆転場面では大喜びしたんだけれど、途中、ラマー・ジャクソンのレイブンズに浮気しちゃったからなあ。
ペイトリオッツ敗退で安堵するというか、気が抜けてしまったスーパーボウルだったかもしれない。