テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

稀勢の里昇進、アベさんに頼んでみよう

2016-11-29 10:04:30 | 大相撲
やったぞ稀勢の里、年間最多勝。横綱日馬富士に競り勝って単独トップの69勝、立派だ。今すぐ横綱にすればいい。

協会も横綱審議委員会も、初場所で全勝優勝が最低ラインみたいなこと言っているらしい。おかしい。

近年、相撲界を取り巻く国際情勢は、大変厳しくなっている。外国出身力士に席巻されている。国技の危機である。日本はどうすべきか。

半世紀以上、金科玉条としてきた内規の解釈を見直す。原則は2場所連続優勝した大関。それに準ずる成績をあげれば認めることもある。年間最多勝って、6場所連続優勝!に準ずる成績だあ。文句なし!

アベさん、ね、そうでしょ。国技を守るために横審を総入れ替えしましょ。国粋派の舞の海秀平さんを抜擢してもいい。協会については、公益財団法人の認可を取り上げるぞ、とかなんとか圧力かけるんですよね。

弱すぎる横綱や、品位にかける横綱をつくらなければいいのだから。大丈夫、稀勢の里は綱取りの重圧から解放されて、相応しいツナを張ってくれるはずですよ。

「えっ落ちたの?!」と渡辺竜王

2016-11-25 21:35:31 | 将棋
王将戦リーグ戦最終局一斉対局の最後のところを囲碁将棋チャンネルの生中継で。

3局のうち、羽生善治三冠は豊島将之七段に敗れて陥落。渡辺明竜王は糸谷哲郎八段に敗れた。最後に残った一局は、久保利明九段が深浦康市九段を破って挑戦権を獲得した。

リーグ戦陥落の羽生三冠にインタビューしたのはすごい、と思った。放送席で、20何年ぶりかの陥落と言っていたようだから。来期予選からの出場に、淡々とだけれど巻き返しの決意を表明していた。

そのあと、これも敗局後の渡辺竜王にインタビュー。陥落の渡辺竜王に…というのでえっと思ったのだけど、そこは本人には聞こえていなかったらしい。

羽生三冠へのインタビュー同様に進行して
「来期は予選からになりますが」と聞き手が言った途端に、
「えっ、落ちたの?!」と渡辺竜王。

残留なのに陥落と言われたんだから、びっくりしただろうな。でも渡辺竜王は気色ばむこともなくすませた。大人だな。感心した。

硬くなるから稀勢の里には内緒だけど

2016-11-22 22:12:39 | 大相撲
竜王戦第4局の終盤と大相撲九州場所10日目の上位対決が重なって、とりあえず相撲を見た。

2敗の大関稀勢の里が1敗の横綱白鵬を破った。稀勢の里が粘って粘って勝ちを引き寄せるいい相撲だった。
昨日は豪栄道の綱取りにほぼ引導を渡した稀勢の里。今場所は気楽な場所なので、目をぱちぱちさせることもなく、調子を上げてきた。

で、内緒だけれど、年間最多勝を取ったら横綱にしてもいいではないか、という話が出ている? そんなこたあないか。

テレビじじいの提案なんだけど、日馬富士に競り勝って3横綱の上にいったら今年の第一人者、大功労者ではないか。横綱の価値がある。

こんな話が耳に入ると、また硬くなってしまうから内緒内緒内緒の話よあのねのね、だからね。

プレミア会員に何度も追い出されながら、運良く終局場面を見られたニコ生に感謝! 渡辺明竜王が丸山忠久九段を破り、2勝2敗のタイに追いついた竜王戦なんだけれど、渡辺優勢らしいのに最後までしかとは読み切れない展開(解説の田村康介七段がだよ)で、スリリングだった。田村七段は気さくに駒を動かしてくれて好感を持てた。

右フック一撃、パッカーズをKO

2016-11-21 21:28:41 | NFL
テレビじじいのテレビ事情では、第11週で生放送を見られたのはパッカーズ24-42レッドスキンズだけだった。強風のサンデーナイト。FG失敗や、キックでのポイントアフター失敗があり、キックを避けて2点コンバージョンを選択する場面が珍しかった。

24-35で追うパッカーズの攻撃が進み、ここでタッチダウンできれば風向きが変わるかも…の残り3分。QBアーロン・ロジャースからスクリーンパスを受けたTEジャレッド・クックが1stダウンを更新、さらに進もうとした。ここでレッドスキンズCBジョシュ・ノーマンのKOパンチがでた。

ファンブルからターンオーバーなんだけど、何がどうしたんだかわからなかった。ビデオでノーマンの右フックがクックの抱えるボールを撃ち抜いているのが見えた。こぼれたボールをレッドスキンズがリカバーして、パッカーズの4連敗がほぼ確定した。クックにタックルするでもなく、腕を引っ張るわけでもなく、正確にボールを一撃している。すごい。

このあとのレッドスキンズの得点で大差になったけど、これはおまけみたいなもの。あのパンチで試合は終わっていた。ロジャースのヘイルメリーに期待する場面すらつくれなかった。

豪引き分けた、日本2位浮上

2016-11-15 23:06:41 | サッカー
ワールドカップアジア最終予選日本2-1サウジアラビア。負ければW杯出場が厳しくなり、監督解任騒ぎも起きかねない大事な試合だったから、テレビじじいも力が入った。

テレビ朝日放送席の言うとおり、ワントップの大迫勇也は頑張っていたし、原口元気の上下動を繰り返す動きはとても良かった。清武弘嗣のシュートがディフェンダーのハンドを誘って、清武がPKを決めて先取点。ほっとした。

松木安太郎さんの「まだ時間は十分ありますから」というセリフも聞かずにすんだし。

押しているけれど点にならない。いつものパターンの繰り返しかと、心配になったところだったのだ。本田圭佑、香川真司を途中出場にまわす思い切った采配が当たったのはよかった。

ここでびっくり、オーストラリアがタイと2-2で引き分けているではないか。

日本は望外の2位浮上。とりあえずだけど、先は長いけど、よかったよかった。

清武のチームにするしかない

2016-11-12 11:17:06 | サッカー
ワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア戦直前。国際親善試合で日本はオマーンを4-0で破った。テレビじじいの感想は、清武弘嗣のチームにするしかないな、だ。

大迫勇也の2得点をアシストしたのは清武だった。同じように欧州で先発機会に恵まれない本田圭佑がどうもピリッとしなかったのに比べて、よい働きを見せた。フジテレビ放送席の鈴木隆行さんは、いつもの力を出しているという意味のことを言っていたし、実戦不足を懸念する必要はないようだ。

その鈴木さん、「大迫が結果を出してしまったから」と定位置獲得を競う浅野拓磨ら交代出場の攻撃陣の心境になって話す場面も。自身についても、起用されたチャンスに結果を出して代表に定着した、と率直に語っていた。ギラギラとゴールを狙う試合ぶりで、あんまり頭に血を上らせると警告が心配と思いながら観戦した昔を思い出さされた。

Wシリーズ第7戦、NHKBSがよかった

2016-11-03 18:38:38 | 野球
カブスが延長十回8-7でインディアンスを破り、108年ぶりの優勝を決めたワールドシリーズ第7戦。九回終了時に雨で中断もあって、J1最終節の一斉試合開始と重なってしまう大熱戦だった。

試合の早い段階からカブスのブルペンを心配していたのは、NHKBSゲスト解説の斎藤隆さん。最終戦だというんでリリーフにまわったジョン・レスターが八回2死まで頑張った。3点リード。安打されたところでクローザーのアロルディス・チャプマンが登板した。

これでブルペンのつじつまは合った…のではなかった。

脚を痛めているらしい。速球についていかれている。解説の小早川毅彦さんともども心配している。テレビじじいは160キロ連発しているのにと思ったんだけど、タイムリー2塁打の後、同点2ランホーマーを浴びた。

揺れてますよ。

小早川さんの声だったかな。インディアンスファンが跳びはねて放送席が揺れているという。

現地からの実況放送ならではの言葉だった。第6戦で、日本は12時をまわっているのに、「11時49分から102チャンネルで放送します」と時差を忘れるミスもあったけど、現場の雰囲気を伝えてくれるいい放送だった。

十回の失点でふたたびリードされたインディアンスは、2死から四球の走者が盗塁し、適時打がでて1点差に詰め寄ったけれど、そこまでだった。

斎藤さんはパドレスでのインターンを終えて「就活中です」と言っていた。いい解説だったけどなあ。