テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

全日本柔道、穴井優勝の放送すごかった

2013-04-30 07:00:54 | いろいろスポーツ
引退を宣言していた28歳の穴井隆将が20歳の原沢久喜に優勢勝ちして優勝した全日本柔道選手権。準決勝の石井竜太戦のNHKテレビがすごかった。

開始からわずか14秒で体落としを決め、笑顔いっぱいで引き上げてくる穴井の姿に加え、声が飛び込んできたのだ。

作戦でハマると楽しいわ。

どんな作戦だったのか。新聞記事だと、相手の勝ちたい気持ちがよく見えた、ということらしい。

集音マイクの拾う世界。全国に放送されるとは思わないでの発言だ。マイクの前だと意識していれば、言わないことだっただろう。

その後のインタビューでは、

ありがとうございます。一つ一つの試合が最後の試合になるんだという気持ちで…。

と、ごく普通の答えを返していた。

そこまで舞台裏をさらけだしてもいいのか。ちらっと、そうも思ったのだが、やってやったぞ、と昂揚する姿を見せてくれたすごい生中継だった。

準々決勝で敗れた棟田康幸に、引退しろとやじがとんだそうだ。

試合後、「じじいですが、また奮起したい。柔道が好きなんで」と語ったらしい。(日刊スポーツの電子版)

テレビじじいとしては、頑張れ32歳、まだ若いぞ、かな。

記録破り怪物ルーキー 松山英樹も藤浪晋太郎も

2013-04-28 18:09:37 | 日記
松山英樹がプロ2戦目で優勝の最速記録を達成した。つるやオープン最終日、15番から4連続バーディー。同じ組のデービッド・オーとの競り合いを通算18アンダーで制した。

「優勝することだけを考えていた」って。大物だ。同学年の石川遼は勝たないし、乗り換えようかな。

阪神の藤浪晋太郎は高卒ルーキーで初の4月3勝を達成した。DeNA相手に6回3失点、「助けてもらって勝たせてもらっている」と殊勝だが、「必死のパッチでがんばる」と、早くもお立ち台の決まり文句を自分のものにしてしまった。これから何パッチ全国のファンの前で積み重ねていくのか。末恐ろしい。

大谷翔平から乗り換えよう。

テレビじじいは気が短すぎるかな。

ニッポンシンキロク 廣瀬純が15打席連続出塁

2013-04-26 23:27:44 | 日記
思いがけず、広島・廣瀬純の15打席連続出塁というプロ野球記録達成の瞬間を見た。昨日深夜のサヨナラ負けを見たとき、テレビじじいは廣瀬がそんな記録につながる連続出塁をしていたなんて全然知らなかった。

それもそのはず、廣瀬は九回、四球で出塁した後、交代していた。十一回からの観戦だったから、廣瀬はベンチに下がった後だったわけだ。

今夜も、競った試合をしていたので、最後のころチャンネルを合わせた。そうしたら、深井瞬アナウンサー(テレビ新広島?)が「ニッポンシンキロク」に挑戦する打席が回ってくると言っている。

それって、なんなんだ?

陸上や水泳でもあるまいし、違和感がある。米大リーグでこれだけ日本の選手が活躍しているので、日本新記録と言いたくなるんだろうな。すくなくとも、チャンネルを変えさせない効果はあったようだ。

廣瀬のお立ち台。前日、神宮であんなサヨナラ負けをして、きょう広島に戻って中日戦という強行日程。廣瀬は「4時間しか寝てない」状態で記録を作ったという。「チームが勝ってよかった。僕の記録はみなさんの酒の肴にしてもらえたらよい」と謙虚だった。

初づくしでヤクルト、5時間試合にサヨナラ勝ち

2013-04-25 23:49:58 | 野球
夜の10時半近くなって、ヤクルトー広島がまだやっているのに気づき、ちょっと見る気になった。十一回裏、6-7で1点を追うヤクルトが攻撃していた。2死満塁、宮本慎也が中前へ同点適時打。みごと。

十二回裏のヤクルトはすごかった。日ごろ知らない選手が次々出てくる。

解説の達川光男さんによると、田中雅彦が移籍後初安打で、川成晃はプロ初安打。かわいそう、2塁ランナーが本塁に突っ込むのを自重。ヒーローになりそこねた。次の三輪正義が中前へサヨナラ打を放った。4時間58分がかり、8-7でヤクルトの勝ち。こちらはプロ初打点で初お立ち台だそうだ。

ロージンがおしろいのように顔に付いている。歓喜の同僚?がまた、ふりかけにきた。

11時をだいぶまわっている。中継が終わり、プロ野球ニュースはいきなり、4安打中田翔のインタビューから始まった。なぜか途中からになったのだ。

水野雄仁さんにカツ! だったのかな

2013-04-24 23:18:39 | 野球
6試合連続本塁打に挑むDeNAブランコと、きょうの巨人はまともに勝負、杉内俊哉が3三振を奪い、最後は小山雄輝が左飛に討ち取った。こうこなくっちゃ。

スコアが8-1のときだったか、G+放送席の水野雄仁さんは、

九回に打席がまわったら、なにも記録を作らせてやることはない。(7試合連続記録がかかったら)あす先発の澤村拓一がかわいそう。

と敬遠を勧めていた。おもしろい勝負を見たいファンを軽視していると、テレビじじいは思った。

その後、九回にブランコの打席になると、

これだけ点数あって(17点差)歩かせるわけにいかないし…

と軟化していた。こうこなくっちゃ。

そういえば、昔、攻めダルマという愛称の名監督がいたよな。水野さんは、その蔦文也監督の池田高校で甲子園夏春連覇の主力だった。なに弱気なこと言ってるんだ、と蔦監督が水野さんにあの世からカツを入れたからかもしれないな。




生中継で森内名人連勝を見られた

2013-04-24 22:20:55 | 将棋
名人戦第2局で稀有なことが起こった。といってもとん死だとかそういう事件ではない。

先手の森内俊之名人が挑戦者の羽生善治三冠を破り2勝0敗としたのが、午後5時18分だったのだ。

NHK衛星の2日目夕方の放送は、午後4時~6時。生中継で羽生が投了する場面を見られたのだ。

持ち時間が9時間と一番長い棋戦なので、明るいうちに終わるのはほんとに珍しい。

残り時間は森内1時間27分、羽生1時間45分。両者ともずいぶん残していたものだ。その分、終局が早くなった。いくら時間をつぎ込んでも結果の変わり様がないほど、差がついていたということなんだろうか。

畠山鎮七段と斎藤慎太郎五段の師弟コンビ解説を2日続きで見た。師匠が弟子に、違う意見があったらどんどん言ってくださいと、弟子の実力を信頼しもり立てる様子が見えて、ほのぼのとさせられた。

20歳になったばかりの斎藤五段は、C2を1期で駆け抜けた才能の片鱗を見せてくれたような気がした。テレビじじいの先入観が強すぎたかな。

小心巨人 ブランコ敬遠

2013-04-23 22:48:27 | 野球
巨人が早々と8-1でリードしているDeNA戦は捨てて、競っている日本ハムーソフトバンク戦を見ていた。そしたらブランコが5試合連続本塁打を放ったという情報。巨人ーDeNA戦をのぞいてみた。

六回表、ブランコの一発で始まった攻撃が続いていて、3点差まで追い上げた。そして七回、ブランコがセンターオーバーのホームランを打つところをバッチリ見られた。

九回表、1番から始まる打線。1人出れば4番ブランコに打席がまわるという放送席の期待に応え、1死から内村賢介が3塁前セーフティーバントで出塁した。

ダブルプレーがなければブランコにまわるぞ、と放送席の期待が高まる。もちろんテレビじじいも同じだ。下園辰哉が中飛に倒れ、さあ、ブランコ。

えっ、2死1塁で敬遠するの?

原辰徳監督に今晩一番の見せ場をつぶされてしまった。巨人ファンだって抑えのエース西村健太朗とブランコの対決を見たかっただろうに。シーズン始まったばかりというのに独走しているんだから、色を付けてくれてもいいではないか。巨人は小心だな。


奮起した井手正太郎の中前打で1点差に迫ったが、反撃はそこまで。原作戦は成功したってことなのかな。

石川遼 風に吹かれて急降下

2013-04-22 09:03:41 | ゴルフ
RBCヘリテージ、石川遼の最終日に期待して早起きしてみたが、うわー、だめだった。

すでに6打落としている。時々ハイライト映像が流されるが、強風下、次々にスコアを落とす姿ばかりだった。

9オーバーの80はこの日の最悪で4人だけ。順位を42も落として48位タイに終わった。

この日一番よくても2アンダーで 3人しか記録していないから、条件が悪かったとは思うが、石川は風に吹かれると弱いのかなあ。テレビじじいは忘れっぽいから、過去どうだったかは知らない。

グレアム・マクドウェルがウェブ・シンプソンとのプレーオフを制して優勝した。2人とも全米オープンの勝者だという。難しい条件に崩れない強さがあるってことか。

藤浪晋太郎2勝目も巨人のサヨナラ負けも見ちゃった

2013-04-21 18:17:25 | 野球
広島-巨人戦は4-4で競っているし、阪神の藤浪晋太郎はヤクルトを0点に抑えているし、どっちを見ようか。迷っていたら、阪神は七回でスパっと藤浪を交代した。

で、広島を見ながら、ときどき甲子園。阪神が5-0で勝って、お立ち台には藤浪と打の新井貴浩が呼ばれた。

高校時代から甲子園負けなしを続け、7回2安打無失点で2勝目の藤浪は「完投せよといえばできたんですけど」と自信あふれる口ぶり。

放送席が、藤村、小山、村山、江夏…大投手への道を進み始めたといっていたが、ほんとにそうなるのかも。高校時代の過酷な連投が将来、響いてこなければいいと、テレビじじいは願っている。完投させなかったのは、ベンチの好采配だと思った。

広島に戻ったら、延長十一回1死満塁からボテボテの内野安打がでて、広島のサヨナラ勝ち。二兎を追っても、うまくいくときがある。

石川遼、イチロー、黒田博樹、川崎宗則の活躍を見る早朝

2013-04-21 08:49:17 | 日記
RBCヘリテージ第3ラウンドの石川遼はどうなった? 早朝テレビをつけたら、すでにホールアウト。スコアを4伸ばして6位タイだった。

マスターズ最終日の好成績以来、好調で、優勝も狙えるとNHKBS放送席。まだプレー中の選手が何人もいてわからないだろうと思ったのだが…。

一時、7位タイに後退したものの、結局6位タイで終わった。首位チャーリー・ホフマンと5打差で最終日へ。テレビじじいは優勝とは言わない。トップ10にと期待する。

でも6位タイって8人いて、1打差はもう14位タイ。しかもそれが6人もいる。混戦なのだ。

で、NHK総合に変えたら、サブチャンネルでブルージェイズ-ヤンキース戦の案内。見ると、走者1、2塁でイチローが送りバント。3塁悪送球で2走者が還ってヤンキースが5-3とリードしたところだった。延長十一回までやっていたんだ。

ヤンキースが逃げ切ったが、気の毒なのは先発の黒田博樹。3-0でリードの八回1死、この日3本目の安打を許したところで交代。与四死球もわずか1。すごい好投だったのにデビッド・ロバートソンが打たれて同点にされてしまった。

黒田は108球。勝利投手になったショーン・ケリーってたしか3球しか投げてないよ。

黒田の被安打3のうちの1本は川崎宗則だったから、日本の3選手がそれぞれ見せ場を作った試合だった。

シュツットガルトの決勝進出を見た

2013-04-18 09:48:02 | サッカー
ドイツ・カップ準決勝シュツットガルト2-1フライブルクを観戦。試合後、フライブルクのクリスチャン・ギュンターだったか、涙を流して悔しがるほどのガチンコ勝負で、両チームともあたりが強く、気持ちのよい試合だった。

酒井高徳が右サイドバックで先発。よく攻め上がるし、守備も頑張っていた。交代出場の岡崎慎司は追加タイムも含めて8分ほどのプレーで、いいとこ見せろというには短すぎた。

チーム内で岡崎のライバルはだれになるんだろう。

右サイドのマルティン・ハルニクが対象だとかなり大変と、テレビじじいは思った。ボールによく触るし、シュートを何本も外してはいたが、決勝点は取ったし、攻撃のほんとの中心選手だから。


シュツットガルトは、前日大勝したバイエルン・ミュンヘンにはかなわないんだろうな。決勝戦は6月1日らしいから、それまでに何かが変わるかもしれない?。

石川遼、まだ捨てられぬ 最終日だけなら3位タイ

2013-04-15 09:33:14 | ゴルフ
マスターズ。英雄待望で、石川遼を応援してきたが、このごろの「歌を忘れたカナリヤ」状態では捨てたい気も。そうしたら最終日-4。遅いスタートの上位陣が降雨に苦しめられたとはいえ、この日だけなら3位タイではないか。いえいえ、それはなりませぬ。38位タイの成績は、テレビじじいの期待にはほど遠かったけれど、次に希望を残してくれた。

TBS中嶋常幸さんの18番ホールの解説がよかった。

アダム・スコットが長いバーディーパットを決めて-9とし、一歩リードした。ガッツポーズを繰り返し優勝したかのような喜びぶりに、

まだ終わっていない。喜んで緊張が解けると、プレーオフになった時が心配だ、

と指摘。さらに次の言葉。

でも(人間だから)喜んでしまうものなのだ。

オーストラリア国旗の小旗まで持って引き揚げたスコットに、中嶋さんの懸念通り、最終組のアンヘル・カブレラが追いついてプレーオフになった。

懸念とは違って、スコットが2ホール目で決めて、オーストラリアから初のグリーンジャケット到達とはなった。でも、中嶋さんの実感の込められた解説は素晴らしかった。

藤浪晋太郎初勝利 大谷翔平は抹消

2013-04-14 17:59:13 | 野球
藤浪晋太郎がプロ初勝利を記録した阪神ーDeNA戦。チラチラと好投ぶりを確認。なぜチラチラかというと、皐月賞のロゴタイプ優勝も見たかったし、J1は浦和が湘南と戦っているし、日曜日はテレビじじいは忙しいのだ。

そういえば、陽岱鋼と中田翔の本塁打も見たっけ。最後、藤浪が勝つところをじっくり見ようとチャンネルを合わせたのだが、6回終了、4-0でリードしているところですっぱり交代した後だった。しまった。

「甲子園のマウンドが合うんでしょうね」と試合後の和田豊監督が言っていたとおり、高校野球で春夏連覇した舞台で、初勝利。順調に育ってほしい。

そういえば、日本ハムの大谷翔平は同じ日に登録抹消された。投打二刀流。テレビじじいのあっち見てこっち見て肝心な場面を見損なったように、難しい。一刀流の藤浪がとりあえず、一歩リードしたのではないか。


17戦無敗 びっくり大宮

2013-04-13 23:18:09 | サッカー
柿谷曜一朗を見ようと、NHK衛星のC大阪ー大宮戦を観戦。思惑通り、柿谷のゴールを見られたのはよかったのだが、大宮に度肝を抜かれた夜だった。

開始1分もしないうち、大宮の金沢慎がハーフウェーライン付近からシュートを決めた。45メートル? びっくり。

再三、大宮バックスの高いラインの裏を狙って飛び込んでいた柿谷が、前半45分、とうとう決めた。同点。パスを受けるときのボールコントロールには感心させられる。

後半19分、警告を受けた大宮の高橋祥平がそのことで文句を言って2度目の警告となり、退場処分になった。人数で有利になったC大阪がかさにかかって攻め立てたが、得点できない。びっくり堅守。

逆に後半40分、ズラタンがすごいゴールで勝ち越し。右足でボールを浮かして左へ。逆をとられた茂庭照幸は足を滑らせ、ズラタンは左足できれいに決めた。びっくり。

C大阪は空中戦で負けていた。トップにボールを放り込んでも、サイドからクロスを上げても、CKをとっても、ことごとく大宮のバックスにはね返されていた。

それで、17戦負けなしというJリーグタイ記録を作ってしまった。新記録のかかる次戦は、浦和とのダービーだというのだから、盛り上がりも相当だろうな。

巨人ワースト達成に、85年虎党乱舞を思い出す

2013-04-12 22:42:31 | 野球
巨人が球団ワースト記録の32イニング無得点を記録するところを見た。ヤクルト戦の一回。先頭が出塁したのに、不名誉記録を避けようとバント策などとらない原辰徳監督にはちょっぴり感心したが、得点はできなかった。

おおげさだが、日本球界のためにいいことだと思った。巨人が独走して、スリルのないペナント争いのあげく優勝したら、ファンの目はますます大リーグに向くことになるだろうから。

というのは、屁理屈で、ホントはテレビじじいは巨人が負けるのが好きなファンだからだ。

1985年と昨年の31イニング無得点記録を更新したということらしい。

今晩も勝負には勝ったし、昨年のように結局は優勝するのか。

バックスクリーン3連発の85年のように、虎党の年になるのか。阪神は、4試合連続無失点の球団記録を達成し、まだ途切れていないのだから。