テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

全国高校サッカー選手権の放送はプレーに集中してね

2010-12-31 14:37:06 | サッカー
全国高校サッカー選手権が始まって、今回も実況放送のやり方が好きじゃないと言いながら、観てしまう。

実況アナウンサーがいて解説がいて…これで十分だと思うのに、双方の応援席からのリポートがあって、これがはっきり言って邪魔なのだ。「天国の〇〇のために頑張っている」なんてことをやたら割り込ませるから、プレーを伝えるのがおろそかになる。

高校生の試合。あっという間に変化するモメンタムをきっちり伝えてほしい。それはそれとして、座間も西武台も、地元の会場でプレーできる。ホームとアウェーとの差をよくいうけど、高校サッカーの場合、どのくらいあるのだろう。東京勢はタイだったのかな。

競輪グランプリはNHKが頑張った

2010-12-30 17:36:35 | いろいろスポーツ
KEIRINグランプリ2010は、地上波日本テレビ、BSがNHK、U局と3波一斉に生中継と豪華だった。目移りしたが、レースはNHKの中野浩一さんの解説で見た。村上兄弟の弟博幸がゴール後、手を上げたが、山崎芳仁とはスローで見ても微妙な接戦。写真判定を待つ。やっぱり村上弟が勝っていた。

日本テレビはいち早く優勝インタビュー。その間、NHKはレースのリプレー。U局は払い戻しを放送していた。

この後、断然良かったのはNHK。他の2局が午後4時50分までの予定通り放送終了したのに対し、BSニュースをどかして、5分間放送を延長した。観客の前での涙のインタビュー。「この兄弟、涙もろいから」と中野さん。ホームの向日町競輪が廃止の危機にあることもきっちり盛り込んだ解説だった。

ま、なんでNHKが放送時間を延長したかというと、NHK文化事業団だったかに、桁数が多すぎてにわかには判読できない2千万円?が主催者側から寄付されたのだ。きっとそのシーンを放送しなきゃいけなかったのだろうと、テレビじじいは想像した。

すごい幕切れだ 興梠のゴールで鹿島が決勝戦へ

2010-12-29 19:18:07 | サッカー
監督がやめる清水と、2部転落のFC東京の決勝になったほうがサッカー天皇杯物語にはよかった。けれど鹿島が延長後半ロスタイム、ほとんど最後のプレーで興梠慎三が決勝ゴールを決め、元日は清水―鹿島の対決になった。

平山のオーバーヘッド、大迫のヘッドの応酬。高校選手権で国立をわかしたある2人が国立で活躍と放送席。しかし最後は「すごい幕切れだ。これは」と解説の山本昌邦さんがうなる興梠の1発だった。

ほとんど最後のプレーで同点に追いついた準々決勝FC東京の裏返しみたいな試合。いつもいつもいい方の幕切れが用意されているわけではなかった。

49ersのQB起用は「納得」だったのだが

2010-12-28 23:35:50 | NFL
49ersは、この前テレビじじいが願望したとおり、QBにトロイ・スミスを先発させたが、ラムズに敗れてプレーオフ絶望の5勝10敗に。QB起用にそうだ、その通りと思ったのだが、素人が考えるようなことをプロがやってはいけないのね。マイク・シングレタリー・ヘッドコーチは解任されてしまった。

ハイライトしか見られなかったんだけど、トロイ・スミスはインタセプトされた後、シングレタリー・ヘッドコーチとなにやら言い合いをしていた。それでか、4Q途中からQBはアレックス・スミスに交代。レイティングもよかったようだが、しょせんツキを持っていない。

前評判は高かった。負け越している上位3チームの地区優勝争いになるとはツキも残っているかと思ったのだが、結局、今季の49ersは「持っていなかった」。

ベアーズ競り勝つ ヘスター激走にきょうは笑えた

2010-12-27 08:55:22 | NFL


好成績同士のジェッツ-ベアーズの後半を見た。デビン・ヘスターのリターンとQBカトラーの強肩が目立って、ベアーズが競り勝った。

ベアーズに攻撃権が来て1発目。カトラーがステップバックして50ヤードラインを踏んだあたりからゴールに投げ込み、WRジョニー・ノックスがキャッチしてTD。すごい肩。

同点にしたあと、ヘスターが38ヤードのパントリターン。すいすい空きを見つけてなかなか止まらない。ここからヘスターはWRとしてカトラーのロングパスを受けてTD。ここではまだ笑わなかったんだけど、同点に追いつかれた後のキックオフリターンでまたすいすいすすむ。解説の河口正史さんが笑っているのにつられて笑ってしまった。なんともとてつもない! こんな人間離れした選手がいるんだと…。

40ヤードのリターンで、ジェッツ陣に入ったところからの攻撃。カトラーの26ヤードTDパスにつながった。

ヘスターがすごいヤツだっていうのは、スーパーボウルでの試合開始リターンTD以来、よく分かっている。先週はキックオフリターンとパントリターンで14個目というNFL生涯記録を作ったことも知っている。知ってはいても、改めてあのリターンを見せつけられると、笑うしかないではないか。

3校も失敗、男子高校駅伝

2010-12-26 17:07:15 | いろいろスポーツ
全国高校駅伝の男子、6区への中継所、ありゃないぜという失敗が続いた。

石川・遊学館の5区選手が中継所に飛び込んできた。なのにたすきの受け手がいない。足踏みを続けるうちにやっと6区の走者が出てきた。ゼッケンが傾いていて取れないか心配だ、という意味のアナウンス。そうか、上手く付かなかったもので、手間取って遅れたのか。

ところが、もう1校。さらにもう1校。次の走者が待っていないチームが続いた。足踏み、足踏み…10秒近くロスしていった。47代表のうち3校も。あり得ない!

中継所の手際が悪かったのに違いない。道路に47校の走者が一度に並んで待つわけにはいかないので、次はどこのチームが来る、と適当な時期にスピーカーから放送し、そのコールで走者がたすきを受けるためコースに出ていく。この案内のタイミングが遅すぎたのではないか。テレビでもコールは聞こえてきたから、待っている選手が聞こえなかったということはないと、テレビじじいは思っている。それとも何か他の原因があったのかなー。


あれまあ!開国ぜよ 有馬記念

2010-12-26 16:45:26 | いろいろスポーツ
今年の競馬の総決算、有馬記念の表彰式に国技大相撲の日下開山横綱がプレゼンターとしてやってくる。でも…。

横綱は白鵬でモンゴル出身。勝利騎手はミルコ・デムーロでイタリア人なんだよね。NHKの放送席、1-3着を外国人騎手が占めたとすぐアナウンスしていた。優れている。それを聞かされていたから、あれまあ!白鵬も外国人力士ではないかと、気付かされたわけだ。

残念だったのは、放送が表彰式をまたずに終了してしまったこと。実際にどんな様子だったかは、分からなかった。

外国人騎手だといっても、優勝馬ヴィクトワールピサの父馬ネオユニヴァースで皐月賞、ダービーをぶっこぬいた昔から、日本の競馬ファンにとってはおなじみなんだけどね。

写真判定の末、ハナ差で勝利が確定すると、跳び上がって喜んでいた。やっぱり外国人だなと思ったんだけれど、勝利騎手インタビューで、妻に娘にありがとう、メリークリスマスと言ったときは、こみ上げる涙をこらえているようだった。このあたりは、おやおやなにか日本人ぽいなと、テレビじじいは思った。

ガンバ大阪3連覇ぐらいなら、してもらってもいいよ

2010-12-25 15:52:20 | サッカー
天皇杯サッカー準々決勝ガンバ大阪ー浦和レッズ戦は延長戦の末、ガンバ大阪が2-1で勝った。3連覇まであと2試合。同じチームが勝ちまくる展開は好きではないが、3連覇ぐらいならしてもらってもいい。前人未到だそうだし…。

そもそも、サッカーにはカップ戦だけでなくリーグ戦もある。ここでは鹿島アントラーズが3連覇していたが、今年は名古屋グランパスが優勝した。同一チームが何から何までさらっていったわけでもない。

元旦の物語を楽しむには、フィンケ監督やポンテ、細貝両選手が最後の試合になるレッズでもよかったのだが。


第16週に突入 スティーラーズ進撃 

2010-12-24 21:09:19 | NFL
NFLも第16週に突入、といってもサーズデーナイト・フットボールのスティーラーズ-パンサーズ戦は凡戦だった。

2勝しかしていないパンサーズとプレーオフのシードを狙うスティーラーズとでは勢いが違った。新人で先発を務めるパンサーズのQBクラウセンはサックされたりインターセプトされたり、いいところを見せられなかった。

スティーラーズのQBロスリスバーガーは、相手ディフェンダーを引きつけておいてひょいとパスを投げる感じがすごい。相手に捕まっても、すぐには倒されないぞという自信があるのだろう。でっかいもの。もちろん紙一重だから、サックされてしまう場面もあった。故障だらけだそうだが、大勝の試合に最後のニーダウンまで出ずっぱりだった。

27-3の楽勝だったが、スーパーボウルまでを考えると、不安だなとテレビじじいは思った。放送席も言っていたが、最後の方は休ませればよかったのに。


WBA挑戦者は誰でしょう?

2010-12-23 18:48:03 | いろいろスポーツ
WBAスーパーフライ級タイトルマッチ、王者ウーゴ・カサレス-久高寛之戦を観戦。試合開始のゴングが鳴る。山下剛?アナウンサーが「さあー名城…」と叫んだとたん、隣で「ハイ」。「さあー久高…」というべきところを間違えたもんで、解説の名城信男さんが返事をしたわけだ。

久高敗戦の判定が出たあとしばらくして、久高のアップが映った場面で、「名城も笑顔が見えます」。これはもちろん「久高も」というべきところ。採点表が回ってくると、「序盤は名城が…。失礼、久高が…」。

アナウンサーが「猛烈なボディ」というと、解説に「いや、カウンターがアゴに入っています」と正される場面も。

大差の試合を懸命に盛り上げていたけれど、ボクシング中継なんてたまにしかしないからしょうがないのかな。

アメフトの常識知らなかった

2010-12-21 08:53:08 | NFL
ペイトリオッツのパッカーズ戦最後の方をもう一度と、白熱のオービックーパナソニックからチャンネルを移した。

あのラインマンのキックオフリターンだ。

サンデーナイトのガラガラ声の解説が楽しそうに、いやちょっとバカにするように笑っていたのが気になったからだ。

NHK解説の高野さんも大笑いしていた。やっぱりラインマンが71ヤードもリターンするなんてありえない。140キロの巨体の爆走はユーモラスなんだ。

モメンタムを変えるいいプレーだと感心していたのだけど、素人考えだったのか。常識が足りなかった。

パッカーズ新米QB頑張ったがブレイディに逆転喫す

2010-12-20 14:32:37 | NFL
パッカーズ-ペイトリオッツ戦は3年目で初先発のQBマット・フリンがスーパースターのトム・ブレイディもびっくりの活躍で、最後の最後まで楽しませてくれた。

パッカーズは試合開始のオンサイドキック成功の奇策からFGで先行。すぐ逆転されたが、再逆転してからは4Q半ばまでリードしていた。

フリンはTDパスに成功したことがなかったのが、この試合は3TD。インタセプトは1回喫したが、予想外の大活躍をした。

ペイトリオッツはNFL記録だというオフェンスラインマンのダン・コノリーによる71ヤードのキックオフリターンがなかったらどうなったことか。これがTDに結びついて流れが変わった。

4点を追うパッカーズは最後の最後、残り23秒でペイトリオッツゴール前、15ヤードまで進んだ。ここで、フリンが新米らしい失態を見せた。次のプレーに何をしたらいいか分からないのだ。残り4秒になってやっとプレーしたが、サックされて試合終了となった。

解説の後藤さんはあと15秒になると、サイドラインとのレシーバーが切れると言っていたが、あそこで、毅然とした態度で次のプレーを素早くコールできたら、逆転サヨナラのTDだってあったのに…とテレビじじいは欲張りなことを考えた。

セインツのブリーズ、幸運続かず

2010-12-20 10:01:05 | NFL
ドリュー・ブリーズは幸運だったけど、いつまでも続くほどではなかった。

セインツ-レイブンズ戦3Q、ブリッツに遭い、投げようとしたところをファンブルした。けれど味方がリカバーしてターンオーバーにはならなかった。その直後、また同じシーンが…。ついている。

4Q。ブリーズが15ヤードぐらいからだったかな、ゴール左奥へ投げ込む。マーキス・コルストンを狙ったパスだったが、コルストンの手からボールは跳ね上がり、ディフェンダーのジョシュ・ウィルソンのところへ。これも跳ね上がったところをランス・ムーアがキャッチし外へ飛び出した。テレビじじいにはムーアの足が浮いていたようにみえた。審判も迷ったのか、2秒ぐらい遅れてタッチダウンの判定。チャレンジでもTDは覆らなかった。意図したレシーバーではなかったのに、スーパーキャッチに救われた。キックも成功し24-24の同点。ついている。

しかし、レイ・ライスの激走からFGを決められ、3点差。残り2分を切って、ドライブが続けばFGで同点、あるいは逆転のTDが狙えるという大事な場面で、ブリーズのパスはDEナータの手に当たって跳ね上がり、コーリー・レディングがリカバーしてターンオーバー。幸運は勝利するほどには続かなかった。

甲子園ボウル早大大敗で、放送席の粗探しになってしまった

2010-12-19 17:38:16 | NFL
おててつないで入場してきた甲子園ボウルの立命館大。プレーは童謡どころか勇壮な行進曲。早稲田大に48-21で圧勝した。

NHK衛星の解説はガオラのNFL放送ではアナウンサー役の有馬隼人さん。NHKはアメフトを年に何回放送するのだろう。アナウンサーは不慣れな感じ。

アナ「進みません。5ヤードほどのゲインです」
有馬「5ヤード進んだというのはいいことですからね」
といった具合。

立命館大のオプションプレーにだまされているあたりは、それだけフェイクがうまかったのだろうと思っていた。けれど早稲田大のディフェンダーが立命館大のスナップ前に飛び込んだ時、「早大のオフサイドです」のアナウンスは変だった。だって早稲田の選手はみんな喜んでいるんだもん。やっぱり、立命のフォルススタートだった。

試合が大差になって、ゴメン、放送席の粗探しになってしまった。

NFC西地区のあきれた優勝争い

2010-12-17 23:33:56 | NFL
49ersのアレックス・スミスにはつきがない。15週トップを切ったチャージャーズとのサーズデーナイト・フットボール。第2Qにこんなシーンも。

49ersがフィールドゴール成功と思ったらチャージャーズが反則。第1ダウンをもらったものでタッチダウンを狙った。スミスがスクランブル。ゴール左隅にTD。かと思ったらチャレンジで判定はひっくり返る。ゴール前で4ダウンギャンブルに失敗。つまり3点にも6点+1にもならず、0点のまま。

アレックス・スミスは前週復帰して大勝したが、今季、チャージャー戦を含めてつきも勝運もない。持っていない、のだ。

まがりなりにも3勝2敗のトロイ・スミスの方が2勝6敗のアレックスより、持っている、のではなかろうか。もう1敗はQBデビッド・カー。

49ersは、5勝9敗になったのにまだ地区優勝の目が残っているという。NFC西地区のあきれた優勝争い。