テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

悔しいな、日本代表がいるべき場所でのPK戦

2014-06-30 10:56:41 | サッカー
もしかしたら日本が戦っていた場所、時間でのギリシャ対コスタリカ戦。なにか悔しいな。

PK戦に突入。NHK内山俊哉アナウンサーが解説の岡田武史前日本代表監督に前回大会16強戦でのPK戦の心境を聞く。

コスタリカ先攻が決まったところで、内山アナが「4年前、日本はあと?」。岡田さんは「先ですね」と答えた後、「違ったか。ははは」と笑う。内山アナは[PK戦というのは、それほどまでに記憶に止めたくないものもあるのかもしれません」と受けた。

テレビじじいは、あのパラグアイ戦で最後に失敗した選手の名を思い出したりして、なにか悔しいような懐かしいような。

もう一人の解説、福西崇史さんがPKメンバー選びは、試合を見てからかと岡田さんに問い、「想定してあるが、試合を見てから変えることもある」という話を引き出していた。

PK戦開始を待つ間のこの問答、いい放送だった。

岡田さんは結果を残した名監督だということも再認識した。

ロッベン抑えきれずついにPK

2014-06-30 10:03:32 | サッカー
オランダ2-1メキシコ。とうとう、とうとうアリエン・ロッベンへのPKの判定がくだされ、メキシコが終盤逆転負けした。テレビじじいは、メキシコだってV候補といっていただけに、残念だ。

ロッベンにペナルティーエリア侵入を許し、2人のディフェンダーが次々に足をかけるシーンが映し出されてもファールなし。もう1回、あっと声を出してしまう状況があったがおとがめなし。それが、後半43分に同点にされた後の追加タイムで、ついにPKとなった。

ロッベンがゴール前、深く入り込みボールを持ってさらに攻めようとしたところをたまらず倒してしまった。

メキシコは、GKギジェルモ・オチョアがまたまた好セーブを見せたし、なにより個人技で体格のいいオランダ選手を翻弄しボールを失わない。

メキシコがこのまま逃げ切る、と思った試合だった。

ツキツキ男、フッキが心配

2014-06-29 10:23:08 | サッカー
ブラジルがPK戦の末チリを降して、ワールドカップのベスト8一番乗りした。速い、激しい、巧い。いい試合だった。

延長後半15分、入ればチリの勝ちというシュートをマウリシオ・ピニジャが放った。バーを直撃。ゴールにはならなかった。

PK戦。後攻のチリの最初のキックをそのピニジャが蹴った。ブラジルGKジュリオセザールが止めた。ツキのない選手はPKもダメなのか、と思わされた出だしだった。

ブラジルも失敗のお付き合いをしてもつれたのだが、4番手フッキの失敗を見て、これからの試合が心配になってきた。

あまりにもツキがない。

チリに同点に追いつかれたのは、ブラジル自陣でのスローインを受けたフッキのミスが始まり。ボールをかっさらわれ、アレクシス・サンチェスにゴールを奪われた。

後半10分、勝ち越し点を決めたと思って喜ぶフッキにハンドの判定。トラップのとき腕に触ったということらしい。ビデオでもよく分からなかった。

ツキは漢字だと付きとも。フッキ=付付き。フッキはツキツキ男なのだ。それが払ツキになってツキを払ってしまったのなら大変だ。

日本退場の後のワールドカップ、テレビじじいは、Jリーグで活躍したというだけで、フッキを応援したい気分なのだが…。ブラジルで最後まで足が止まってないのはフッキだけと放送席も言っていた。

噛み付きスアレス追放、アジア総退場

2014-06-27 10:18:21 | サッカー
ワールドカップのアジア勢は0勝3分9敗の惨状で退場することになった。

ウルグアイのルイス・スアレスがイタリア選手に噛み付いて追放された。

世界のサッカーにとって、どちらが大事なできごとかといえば、アジア敗退なんだと思う。ここまで劣るのかと格差を実感させて、経済的実力を持つ日本などアジア圏のサッカー熱に冷水を浴びせたのだから。

テレビじじいは、故障していたスアレスが第2戦に間に合って得点したのを見て、ワールドカップが面白くなると思っていた。

数限りない選手が、故意に脚を絡まれて選手生命を失ってきたのがサッカーだろう。噛み付かれても選手生命を失うわけではない。レフェリーも気づかないほどのできごとだ。

とは思うけど、噛み付きってスポーツ選手にあるまじき異常行為だ。過去2度も処分されていたのを繰り返したのではいけません。

滑りこみ選出の大久保嘉人と心中してしまったのではないか

2014-06-25 09:44:04 | サッカー
スタメン8人入れ替えてきたコロンビアに1-4で負けた日本。テレビ朝日・名波浩さんが1.5軍にやられて愕然とか言っていたのが、テレビじじいの実感に近い。

今大会日本と同じ2得点でも、1、2戦無得点だったギリシャは、3戦目にまとめて、それも最後の最後にPKで取ってC組2位に滑り込んだ。こんな戦いは日本にはできない。

リードされて、「カウンターしょうがない。ハラくくりましょう」と名波さん。これが日本サッカーだ、と納得して観戦していた。

それでも、素人談義の結果論ながら、日本はかちんかちんの1軍だったのだろうか。2、3戦フル出場の大久保嘉人と心中してしまったのではないか。柿谷曜一朗は25分間出場でよかったのか。齋藤学は起用されなかった。

1得点1アシストの本田圭佑は、他の選手より結果を残したことになるのか。きつくマークされたにせよ、動きがもう一つもの足りなかったのは、ひいきの引き倒しなのだろうか。ゴール狙ったFK4回だっけ、練習みたいになっていた(ほとんど八つ当たり)。

FW4のフォーメーション。本田だけが270分のフル出場(1得点)。岡崎慎司249分(1得点)、香川真司204分、大久保203分、大迫勇也124分、柿谷25分、清武弘嗣5分。齋藤は出番なし。

FWはFW同士の交代。攻撃的か守備的かの違いはあってもMFもMF同士の交代。芸がないな(監督にも八つ当たり)。FW起用で迷いが歴然としているし…。

サッカーの他にやることがあるだろう、天の声がまた聞こえた。でもワールドカップ、お楽しみはこれからだ、でもある。





V候補?メキシコ、次はオランダ戦だ

2014-06-24 13:54:03 | サッカー
ブラジルがV候補なら、そこと引き分けたメキシコもV候補だ、などと先日書いてしまったので、メキシコ3-1クロアチアに注目した。

後半27分、メキシコが先制するまで緊迫した試合だった。勝たないと決勝トーナメントに進出できないクロアチアは、少なくとも2点が必要。前がかりになり、メキシコに追加点を許した。

メキシコの球を失わない個人技が目立った。ハンドを2回も取ってもらえなかった判定の不利も、大事には至らなかった。

B組トップ通過のオランダが次の相手。3試合10得点と猛威をふるうオランダの攻撃だけど、案外しのいでしまうのではないか。なんの裏付けもないテレビじじいの希望的観測だけど…。

クリスティアノからつながった、ポルトガル首の皮1枚

2014-06-23 11:17:54 | サッカー
米国2-2ポルトガルは、TBS佐藤文康アナウンサーの「クリスティアノにはつながらない」という表現通りの試合だなと思っていた。エースのクリスティアノ・ロナウドを狙ったパス、スルーパスが米国にマークされてほとんどつながらなかったからだ。

負ければおしまいの後半45+5分、あっ、こんな手があったのだ。

「クリスティアノからつながった」

右から速くて正確なクロスをクリスティアノ・ロナウドが入れ、シルベストレ・バレラがヘッドを決めた。同点ゴール。

ポルトガルは不利な状況には違いないが、1次リーグG組で「首の皮1枚つながった」そうだ。

最終戦で勝ち点4同士のドイツ・米国がぶつかる。得失点差+1で2位の米国が負け、ポルトガルがガーナに勝って勝ち点4にこぎつけたとしても、米国とポルトガルは得失点差で5の差がある。よほどの大敗、大勝が組み合わさらないとポルトガルの目はない。

ミシェル・ウィーのメジャー初V、岡本綾子さんの気持ちに共感

2014-06-23 09:05:39 | ゴルフ
ミシェル・ウィーがメジャー初優勝を飾った全米女子オープンゴルフ。放送席の岡本綾子さんはドキドキハラハラしながら、応援する。

その気持ち分かる(きのう、ボスニアびいきの放送に反発したのと矛盾するかなあ)。

12、3歳のころから天才少女として知られ、15歳で全米女子プロ2位。男子に混じってのプレーもした。それが24歳になってメジャー初Vのチャンスが来たのだから。

16番、第1打がバンカーに。第2打はこんどは荒れたブッシュだかに打ち込んだ。その球が見つからない。ビデオで小松の生えたあたりと見せているのだが、現場ではみんなでしばらく探す。やっと見つかったが、アンプレアブルでドロップ。ダブルボギーとなった。3打差あったのが、ホールアウトしている2位ステーシー・ルイスと1打差まで縮まってしまった。

ここでウィーがガッツを見せた。気を取り直し、17番、下りのバーディーパットを決めたのだ。右手で2度、強くガッツポーズ。18番パーで優勝した。

テレビじじいは普段ならプレーオフになれば面白いな、と思うのだけど。ランキング1位のルイスと、がたがたっと落ちたところで対戦させるのは残酷かなと思っていたので、終わり良しだった。

ボスニアヘルツェゴビナびいきのテレビ東京実況にびっくり

2014-06-22 23:20:53 | サッカー
けさ見たナイジェリア1-0ボスニアヘルツェゴビナの生中継は、もしかしたら日本代表の試合かと思わされるほどボスニアヘルツェゴビナびいきで徹底していた。

テレビ東京って、こんなところでもユニークってことか。テレビ東京が発明した数々の番組は、テレビじじいも楽しんでいる。でも、ボスニアやりすぎだ。

解説、ゲスト、アナウンサーの中に、だれかストッパーがほしかった。

夜のNHK特集「オシムの国のW杯」。元日本代表監督、イビチャ・オシムさんが母国の初戦アルゼンチン戦をテレビ観戦し、ワールドカップ初得点に涙ぐむところが映しだされた。感動した。

でも、ナイジェリアを悪役にしてはいけない。民族紛争の殺し合いからなんとか復興してワールドカップ出場を果たしたボスニアヘルツェゴビナが相手だからこそ、新たな敵役を作ってはいけないのだ。

都合の悪いことに、この特集と同時刻に、NHK衛星が録画中継を放送していた。ちょろっと見ただけだが、放送席は中立だと思った。いれこむのは日本代表だけにしてもらいたい。

「死のグループ」の大嘘、コスタリカが1抜け

2014-06-21 08:24:53 | サッカー
「一番乗りはなんとコスタリカ」大番狂わせにNHK内山俊哉アナウンサーが叫んだ。

前評判と結果は違うことがある、というか多いというか。ワールドカップ1次リーグD組が死のグループと呼ばれたのは、ウルグアイ、イタリア、イングランドと優勝経験3チームが集まったからだそうだ。

コスタリカは、直前、日本との親善試合で逆転負けするなど、格下と見られていた。ウ、イ、イの3者で死闘を繰り広げ、そのうち1チームが惜しまれつつ敗退するというシナリオだった。

それがそれが、「なんとコスタリカ」がウルグアイ、イタリアを連破して、真っ先にグループ抜けを決めたのだ。

イングランドは敗退決定。第3戦の直接対決の結果次第で、ウルグアイかイタリアのどちらかも敗退する。

スアレスかピルロか、どちらに残ってほしい? バロテリももうちょっと見たいしな。

「死のDグループ」って、コスタリカは員数外という間違った予想で打ち出された大嘘のキャッチフレーズだった。でも、予想が外れてD組はもっともっと死のグループになった。

日本絶体絶命、コロンビアは消化試合だけど…

2014-06-20 10:48:27 | サッカー
日本は10人のギリシャを攻めまくりながら、得点できず0-0の引き分け。決勝トーナメント進出が難しくなった。

ワールドカップに入れ込んでいる時ではない。もっと他にやるべきことがある、という天の声かもしれない。

大谷翔平の160キロ投球とか、田中将大の11勝目だとか。

ビッグ3以外の若手、22歳のクワイ・レナードがMVPになったNBAファイナル・スパーズ優勝なんてのもあったっけ。

サッカー日本代表が第3戦で対戦するコロンビアは強い。日本がコートジボワールに逆転をくらった2ゴール。右45度から速いクロスを入れてくるのに対応できなかった。あれをコートジボワールはコロンビア戦でも再三試みたが、オフサイドを取られたり、はね返されたりして結果を出せなかった。

ディディエ・ドログバが大歓声に迎えられて途中出場したところまでは、日本戦と同じ雰囲気だった。けれどドログバがマークしていた選手にヘディングを決められるなど、コロンビアの前では輝けなかった。

頼みは、コロンビアの消化試合気分だけかな。テレビじじいはすぐ悲観するたちだから、だけどと思ってしまう。コートジボワールも強いのだ。コロンビア戦の1点は、ジェルビーニョがしかけて3人抜きして決めた。ギリシャは、日本をゼロ封したけれど、あんなプレーには対応できない。コートジボワールが勝ち点3を奪うだろう、と。


W杯はメキシコがするするっと出てきそう

2014-06-18 08:29:27 | サッカー
ワールドカップA組ブラジル0-0メキシコ。ブラジルが優勝候補なら、メキシコも優勝候補だといえるくらい、双方よく戦った。

NHK解説の名良橋晃さんが「いやあ、オチョア素晴らしい」と感嘆していた。メキシコのゴールキーパーのギジェルモ・オチョアの好守が目立ったということは、ブラジルの方が決定的な場面を多く作ったということだけど、0-0は0-0だ。

きのう、ドイツがポルトガル戦で見せた圧倒的な攻守走。テレビじじいは4年前、ピチピチ輝いた若い力がさらに凄みをましたと思う。

けれどだ。

メキシコみたいなチームがするするっと出てくるのではないか。

名監督岡田武史さんだけど、解説のツキは持ってない

2014-06-15 15:13:21 | サッカー
ワールドカップ日本代表が2分間で2失点して逆転負け。ドイツ大会の10分弱で3失点して敗れたオーストラリア戦を思い出した。

あの時の放送、ハーフタイムだったのかな、たしか岡田武史さんの元気な声が聞こえていた。

今回、放送席に岡田さんがいたので記憶が蘇ったのかもしれない。

名監督、解説のツキまではもっていない、なんて。八つ当たりのしどころがなくて、こんなこと書いている。テレビじじいには、それだけショックな敗戦だった。

ディディエ・ドログバ、役者やのう。大歓声で迎えられた途中出場。試合の雰囲気をがらりと変えてしまった。

スペイン信じられない大敗

2014-06-14 14:47:34 | サッカー
ランキング通りに決まるなら、わざわざブラジルに集まってワールドカップを開く必要はない。その通りなんだけど。オランダ5-1スペインにはびっくりした。

欧州選手権、南アフリカワールドカップ、欧州選手権をぶっこ抜いてきた世界ランキング1位のスペインが撃沈された。

NHK解説の小島伸幸さんはオランダについて「プライドを捨てた5バック」と評した。それだけ守備に人数をかけたのに、2トップ、アリエン・ロッベンのスピード、ロビン・ファンペルシーの馬力が目立った。南アフリカ大会決勝戦のリターンマッチ。両チームともおなじみの顔ぶれだった。そういえば、スペインはカルレス・プジョルがいなくなったのか。響いたのかな。

同じB組はチリがオーストラリアを破り、勝ち点3。1位がオランダだとすると、チリが2位候補。チリとスペインは得失点で6の隔たりができて、スペインは1次リーグ敗退の危機を迎えた。前回もスペインは黒星スタートで、そこから優勝した。でも5失点から立て直すのは難しい、とテレビじじいは思った。

開幕戦で日本審判団、気になるPK 

2014-06-13 08:20:25 | サッカー
ワールドカップが開幕、西村雄一主審ら日本の審判団がブラジル3-1クロアチア戦を裁いた。

テレビじじいとしては、好試合を繰り広げる両国の勝敗の行方とともに、審判団も気になった。うまくやってくれよ。

前半、地元ブラジルのエース、ネイマールに警告を出していた西村主審は、1-1で競る後半、ブラジルにPKを与えた。ネイマールのキックはGKの手で弾かれたが、それでもゴールに入った。

試合の流れが変わった。

このPK、フレジがペナルティーエリア内で倒れ、笛。一瞬のことでよく分からなかった。どうも、クロアチアのデヤン・ロブレンが後ろから抱えてフレジを引き倒したという判定らしい。

クロアチアでは誤審だと大騒ぎしているだろう。第3者からみて、どっちとも取れるという程度の反響で済むような気もするが…。気になる。