テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

「アッ」カーリング銅

2018-02-24 23:23:35 | オリンピック
平昌オリンピック、女子カーリングにつきあった時間が一番多かった。英国との3位決定戦、最後の最後に解説の石崎琴美さんが「アッ」と声を上げるまで、日本は逆転負けするんだと思っていた。
英国の最後の1投が勢いよく滑ってくる。日本の石を弾き、2点以上取るものだとばかり思って見つめていた。
石崎さんの「アッ」が聞こえた次の瞬間、テレビじじいにも日本の黄色い石がフラフラっとNo.1の位置に動くのが見えて、日本が勝ったんだとわかった。
よかったよかったよくやった。
明るいチームの印象。北海道弁のイントネーションで相談し、石が動く間もコミュニケーションをとる。テレビの視聴者のコメントに「そだね日本」というのがあった。愛称はそれで決まりだと思うんだけど、どうなんだろう。

負けたと思ったら、もう笑った カーリング女子

2018-02-21 23:06:35 | オリンピック
スピードスケートの女子団体追い抜きで日本が金メダルを取るその前に、男子が5、6位決定戦でイタリアに敗れたところを見たはずが、いまネットのニュースで、イタリアが失格し日本は5位にあがったという。テレビじじいは忙しいので、すぐ女子カーリング1次リーグ最終戦実況に戻ってしまったのでそんなこと知らなかったよ。
思わずにっこりしたのは、スイスに大敗した日本が、それでも準決勝に進出して、負けてもうれしい話が続いたからだ。
日本は負けても米国が負ければ準決勝進出だった。その米国がスウェーデンと対戦中。同点で第10エンドに入ったという。しかも米国は不利な先攻だ、というところで放送が終わってしまった(のだと思う。録画したACLセレッソ大阪対広州戦にすぐ行ってしまったので、断言はできないのだけど)。
ともかくこれもネットで、米国敗戦・日本準決勝進出を知った。相手は1次リーグ8勝1敗で首位の韓国らしい。でもその唯一の黒星は日本がつけたんだった。
日本は後半ずるずると負けが続いて5勝4敗。お疲れさんなのかなとも思うけど、1日休みがあるのかな。がんばれ○○。あれ、カーリング女子って愛称はあったのかな。

羽生金連覇、羽生破って藤井六段誕生

2018-02-17 16:31:56 | オリンピック
羽生結弦がケガから復帰してオリンピック2連覇。宇野昌磨が冒頭の4回転を失敗したのに立て直して銀メダルだ。氷から上がってきた宇野は第一声が「あぶねえ」だったけど、あれでよかったんだ。
平昌オリンピック、もう日本勢は金が取れないかも、とあきらめかけたところだった。男子フィギュア、また一段と強くなったのかな。
あれだけショートプログラムでこけまくった米のネイサン・チェンが4回転ジャンプを5回成功するなど、すごい選手が出てきて、安心はできないけど。
並行して、将棋の朝日杯。藤井聡太五段が羽生善治竜王・永世七冠を準決勝で破るところを見たと思ったら、いま決勝で広瀬章人八段に勝っちゃった。全棋士参加棋戦で初優勝。
C級1組への昇級昇段を決めてから1カ月もしないのに中学生六段誕生だ。
またまた記録破り。びっくりした。
途中、カーリング女子で日本が中国に初黒星をつけられるところも見て、テレビ三昧のテレビじじいだった。今夜はなにがあるんだっけ。

スマイル大沢主将のきつい一発にすみません

2017-02-13 09:23:00 | オリンピック
スマイルジャパンが平昌一番乗りを決めた。女子アイスホッケー五輪最終予選日本3-1ドイツ。負けるとおしまい。スリリングだったけどなんとか勝ちきった。NHKBSでじっくり見た。

試合後、大沢ちほ主将のインタビュー。満員の観衆の声援について聞かれ、
「いつもは30人。それが100倍くらい」と感謝した。

30人がジョークなのか実態なのか分からなかったけれど、テレビじじいも似たようなもんだ。すみません。

このブログに女子アイスホッケーのことを書くのは、3年前のソチオリンピック以来だからだ。

さあオリンピック、でしか集まらない。

もどかしさがあるんだろうな。

ブラジルサッカーPK勝ち、アナも疲れた優勝戦

2016-08-21 12:20:01 | オリンピック
リオ五輪男子サッカー決勝は、1-1のまま120分を終え、PK戦へ。4人ずつ成功。先攻ドイツの5人目はペーターゼン。

決めた! とめた!

鳥海貴樹アナウンサーが絶叫した。

どっちなんだ、とは言わない。見れば分かるんだから。ゴールキーパーがセーブしている。

ブラジル5人目はネイマール。

決めたああああ。

ブラジルが初優勝。ワールドカップ、1-7でドイツに粉砕された借りを返した。決勝で初めて失点という堅守に生まれ変わって。

アナウンサーのミスは、PK戦までの死闘で放送する方も疲れたから、と想像している。


樋口黎「銀」の河村アナよかった

2016-08-20 09:53:32 | オリンピック
レスリング男子57キロ級決勝、番組表に河村亮アナウンサーと出ていたんだけど、昨日と打って変わって落ち着いたいい実況だった。

両選手の入場。まず解説の湯元健一さんに展望を聞く。20歳7カ月、勝てば日本最年少で、28年ぶりの金メダルだという紹介。相手選手の紹介。湯元さんが最近まで大学で樋口を指導していたことも披露する。試合開始までに聞きたいことをさらってくれた。

逆転負け。日本のチャレンジは通らなかった。湯元さんは「審判に決められたような試合」と憤る。

チャレンジが成功するとどうなるのか。テレビじじいの聞きたいことも河村アナウンサーが質問してくれた。

やり直しではなく、反則が樋口の得点になって優勝、ということらしい。

紙一重の勝負だった。

吉田沙保里敗戦の言葉、誰よりも早く伝えた解説吉村祥子さん

2016-08-19 08:46:41 | オリンピック
レスリング女子53キロ級決勝、オリンピック4連覇を目指す吉田沙保里の入場。ああ、また浪花節をやっている。けさは日本テレビの河村亮アナウンサーらしい。試合が始まってしまってから、勝負のポイントを解説の吉村祥子さんに聞いている。いつ何が起こるかわからないのに、気が気でない。

吉田が負けた。泣きじゃくりながら、マットを降りた吉田。

ここで吉村さんが、声は聞こえないけれど、口の形から「ごめんなさい」と言っている。そんなこと言わないでいいですよ、と吉田の健闘を讃えた。

テレビじじいの怪しい記憶で、正確ではないかもしれない。でも、けさも吉村解説に感心した。

本来、これはアナウンサーの仕事ではないのか。起こっていることに素早く対応し、視聴者に伝える。事前の作文ばかりが仕事ではあるまい。

吉田が負けて、アナウンサーも負けた。



女子レスリング吉村祥子さんの解説よかった

2016-08-18 09:52:18 | オリンピック
女子レスリングか始まり、日本が3個の金メダルを独占した。3選手とも逆転勝ち。58キロ級の伊調馨はオリンピックを4連覇した。全種目を通じて女子初の快挙だった。

4連覇を狙う伊調はどんなにすごい選手なんだろう、と見ているとリードを許し終盤に入っていく。残り30秒ほどでロシアのワレリア・コブロワゾロボワがタックルに来た。それを返し技でバックを取り勝利を決めた。試合終了のほんの数秒前。その姿勢のまま時間切れとなった。

試合後、解説の吉村祥子さんが「タックルに入ってきてくれてよかった」と振り返った。アナウンサーのどうしてとの問いに、バックを取れたと答えた。

伊調がインタビューで同じことを言った。「相手がタックルに入ってきてくれたので…」

リードしているコブロワゾロボワが勝利を決定づけようと攻めに出た決断が、凶とでた。

そのことがよく分かる解説だった。しかも当事者の伊調が裏付けてくれた。

紙一重の栄光。金メダルを取るって、ほんとに大変なんだ。それも4回連続だなんて。 



ボルト100メートルV、東京で4連覇?

2016-08-15 14:15:38 | オリンピック
ウサイン・ボルトの100メートル3連覇を生放送で見届けた。テレビじじいにとって、陸上100メートルは、どのオリンピックでも一番見たい種目だ。

9秒81。楽勝に見えた。解説の伊東浩司さんは、好スタートのジャスティン・ガトリンに対し、「50メートルから稲妻のように来ましたね」とボルトをたたえた。

冨坂和男アナウンサーだと思うんだけど、東京オリンピックで走って欲しい。4連覇を見たい、という。

ところで、ボルトは東京で何歳になるの。放送を見ていても分からなかった。聞き落としたのかなあ。

今調べたら、あと1週間で30歳になる。このごろのスポーツ選手高齢化からすると、十分勝負になる?

アナウンサーに不満といえば、ごくごく小さなことだけど、昨夜の女子マラソン。福士加代子が2度めに下がっていった時、福士のいないトップグループが映しだされたのに、すぐ反応しなかったTBS佐藤文康アナ?と解説増田明美さんはどうしちゃったの。

今話している話題を直ちに中断して、どうなっているのか伝えて欲しかった。

それに、35キロ地点を福士が通過しない、通過していないといつまでも繰り返していたのは失態だった。棄権したのかと、テレビじじいはほとんど思い込まされた。

あと一歩で決勝戦進出を逃した日本の卓球女子団体。惜しい。それでテレビじじいは八つ当たりしたくなってしまった。

不可ではなかった福永一茂アナのリオ柔道

2016-08-13 11:30:41 | オリンピック
リオ五輪柔道初日、アナウンサーのテンションが急に上がった。これはなんだ。だれだ。

調べて分かった。男子を実況していたNHK豊原謙二郎アナウンサーから、女子のフジテレビ福永一茂アナウンサーに替わった瞬間だった。

いやだな、が第一印象だった。ところが、最終日のきょうまで、不満はあったけれど、不可ではなかった。

テレビじじいはじじいだからかなあ、両アナウンサーの声を覚えられなかった。興奮度も福永アナが特に高いとも思わなかった。

いい組手になったのでつい大声を上げました、と詫びるほど自制の効いた豊原アナ。それと区別ができないということは、実は福永アナもそれほどテンションあげっぱなしではなかった、ということだ。

それでも、不可ではないという言い方になった。これから対決する2選手が紹介され、入場を待つ場面がある。そこに日本選手がいると、コーチへの感謝がどうだとか、いろいろ浪花節のようなエピソードをしゃべり続けたのだ。

せっかく解説者がいるのに、これから始まる試合がどうなるのか、日本選手はどう戦うべきかがお留守になるのだ。試合が始まってからでは、一瞬も目が離せないから遅すぎるのに…。

最終日、山部佳苗の準決勝。福永アナが高校時代の村瀬先生との話をとうとうとしゃべる。またかと思っていたら、とまったとまった。解説杉本美香さんに試合の展望を語らせる余裕が出来た。よかった。

ところが、その後の3位決定戦。薪谷翠コーチとの物語がとまらない。そのまま試合に突入してしまった。やっぱり、不可ではない、かな。

最狡王者リネール連覇

2016-08-13 09:36:58 | オリンピック
原沢久喜が100キロ超級で準優勝し、日本男子全員メダル獲得で柔道が終わった。

それにしても後味悪い試合。最強王者だというテディ・リネールは、開始してすぐ指導を2回とると、原沢とまともに組もうとせず、逃げに終始した。

長い腕で原沢の襟あたりをとってつっかい棒にし、原沢には組ませない。リネールからすれば、組んでいるという主張なんだろうか。消極的だと指導を出さないの? 原沢だけが早々と消極姿勢で指導を取られたのは不公平に思えた。例によって、ド素人のテレビじじいの感想なんだけど。

途中、会場はブーイング。残り時間が少なくなると、組まないで逃げまわる。リネールにも1度だけ指導が出たけれど、絶対王者どころか後退王者、最強王者どころか最狡王者に見えた。

オリンピック精神みごと、柔道男子100キロ級決勝

2016-08-12 09:08:58 | オリンピック
リオ五輪柔道男子は100キロ級でも羽賀龍之介が銅。初日からの全員メダルがつながった。その3位決定戦を見た流れで決勝戦も観戦した。

優勝したチェコのルカシュ・クルパレクと、敗れたアゼルバイジャンのエルマル・ガシモフが試合終了直後、肩を組み、笑顔で観衆に応えた。

この試合のしばらく前、女子78キロ級3位決定戦で、締め落とされた選手の顔のアップが映しだされた。凄惨。柔道という格闘技は命がけなんだ。勝者の笑顔のアップも、テレビじじいにはゆがんで見えた。

ゾーンに入って戦っている。試合直後の畳の上では肩を組んだりしない。おざなりとも見えるハグが普通だ。時間を置いた表彰式でやっと肩も組める精神状態に戻る。

すぐに敢闘をたたえ合ったクルパレク、ガシモフ両選手。みごとにオリンピック精神を体現してくれた。

ニッポン復活リオ五輪

2016-08-10 14:42:17 | オリンピック
不甲斐ない男子サッカーを見て、オリンピックは終わったはずが…いろんな「ニッポン」復活に、テレビじじいのリオ五輪が復活してしまった。ああ眠い。

大昔、水泳ニッポンだった。いままた、かなりの水泳ニッポンではないか。

男子200メートルバタフライ。決勝を坂井聖人と瀬戸大也の2選手が泳いでいる。坂井は始め遅れていたので、瀬戸ばかりを見ていた。坂井がぐんぐん追い上げてマイケル・フェルプスの20個目の金メダルを阻む勢いだったとは、テレビじじいには正直見えていなかった。びっくり。

その後、男子200メートル平泳ぎ準決勝で、トップをいく渡辺一平が黄色い線と競争している。これなんだ? そんなすごい選手がいたのか。オリンピック記録だって。トップで明日の決勝に進んだ。

男子800メートリレーも3位。水泳ニッポン復活だ。

体操ニッポンは、昨日の団体優勝で見事に復活した。

柔道ニッポン。8選手が登場して、金1、銅6。ひとりメダルに恵まれなかった田代未来だって、準決勝に進出したのだ。残り40秒あたり、ちょっと足が場外になって警告。それだけで負けてしまった。3位決定戦はざんねんだったけど、よくやったと思う。

卓球ニッポンもあと一息のところまで来ている。

頑張れニッポン。

近藤亜美、輝く銅の笑顔

2016-08-07 08:35:57 | オリンピック
サッカー初戦の惨敗に、リオ五輪終わったと思ったものの…。時差12時間は早寝早起きのテレビじじいにぴったり。柔道初日、朝の4時過ぎから観戦した。

女子48キロ級3位決定戦。時間切れ寸前、「最後の一発」(解説佐藤愛子さん?)で近藤亜美が銅メダルを決めた。一瞬判定を待ったあと、有効と宣告された。

立ち上がりながらの近藤の笑顔が清々しかった。たしか佐藤さんが「かわいい」って言ったのではなかったか。すばらしい。

ところが、近藤はすぐ涙にくれてしまった。金メダルを取れなかった悔し涙だ、と後で近藤は言っていた。

柔道界は、金メダルでなければ満足しないんだそうだ。選手にもそれが刷り込まれている。でも、これだけ世界中に励む人たちがいる競技で、金以外ではダメというのは時代錯誤。いや不遜だといったらよいのか。

52年前の東京オリンピック、アントン・ヘーシンクの衝撃以来、テレビじじいは冷めているんだけどなあ。柔道初日、男女銅メダルおめでとう。

サッカー惨敗、リオ五輪終わった、気が早すぎる?

2016-08-05 13:02:45 | オリンピック
リオデジャネイロオリンピックは、開会式がまだだというのにサッカー日本男子4-5ナイジェリア。あきれるくらい守備のミスが起こって、それを決められる。5失点はあんまりだ。

米国から試合開始の7時間ほど前にやっと現地入り、のナイジェリアにこんなざまをみせてしまった。この守備では、コロンビアにもスウェーデンにもぼろぼろにされるのでは。

オリンピックは、陸上の100メートル、マラソンとサッカーぐらいしか興味はないんだけれど、これではなあ。終わった、は気が早すぎるけれど、テレビじじいにとってリオ五輪は半分終わってしまった。