テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

上原浩治も増井浩俊も三振取ってセーブ

2014-04-30 23:10:01 | 野球
レッドソックス・上原浩治の6セーブ目は、九回2死2点差になったところで登板し、3球三振で締めた。もしホームランを打たれても1点差あると思って投げた、と言っていたけど…

実際にホームランを浴びた5セーブ目のように、たちまち2死1、2塁のピンチに追い詰められてしまう。ホームランが投手に与える打撃は大きい。

西武2-3日本ハムも、あわやというところまでいった。

九回2点差で抑えとして登板した日本ハムの増井浩俊は、浅村栄斗を三振に討ち取った1死後、中村剛也に1号本塁打を浴びてコントロールがままならなくなった。

脇谷亮太にストレートの四球。森本稀哲にも2球ボール。7球続けてボールかという3球目をヒットエンドランで振ってもらいファウル…という乱れ方で、結局森本も四球。逆転のランナーだ。

続く上本達之は5球で三振に取れたが、次の代打熊代聖人への投球は際どかった。初球ボールの後、4球フォークみたいな球を投げてフルカウントに。次もフォークでボール球を空振りで試合終了となった(5球フォークみたいな球が続いたと書いてしまったが、なんせテレビじじいの言うことだから、我ながら自信はない→スポーツナビの1球速報というのを見たら、ゲゲッ初球もフォーク、6球すべてフォークだった。テレビじじいは他の球種もあったかもしれないと思って自信なしだったのだが)。

3アウトとも三振。すごいって喜ぶべきなのだろうか。テレビじじいは、抑えが日本ハムの泣きどころになってしまったと心配している。

ペドロ・ジュニオール、フォルラン、フォルラン、マルキーニョス

2014-04-27 14:09:18 | サッカー
ひところのJリーグみたいだったのは、C大阪2-2神戸。神戸が首位に立っているなんて初めて。昔とは大違いなのに、テレビじじいはどうしてそんなことを言うの?

ペドロ・ジュニオール、フォルラン、フォルラン、マルキーニョス。4点とも得点者が外国人選手だったからだ。その上、後半ロスタイムC大阪の惜しい!シュートもゴイコ・カチャルが放っていた。

久しぶりのビッグネーム、フォルランが本領を発揮し始めた。この日の2点目は放送席の金田喜稔さんが「ほんとにすごいですよ。コースがあそこ、蹴れない」と感嘆するほどだった。

Jリーグの得点王を日本選手が取れるようになって、いいなとは思う。だけど、強力助っ人FWを擁する中国チームに歯がたたないところもあるアジアチャンピオンズリーグ。Jにももっといい外国人選手を連れて来て、と思うのだ。フォルランのような選手をもっともっと。

日本から欧州に代表クラスが大勢出ていっている。輸入一方ではなく、相互交流になっている。

そうか、やっぱり、ひところのJリーグとは大違いなのか。

フォルラン良化、めでたくJ3チーム決勝トーナメント進出

2014-04-24 08:53:23 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグでJリーグ3チームが一次リーグを突破した。2位ばっかしだけど、滑り出しからはテレビじじいにも想像できなかった好結果になった。

日本テレビのダイジェスト番組。昨夜は、ネットでプロ野球の結果を見ようとして「広島勝利」が目に入ってしまい、ちょっと失敗だった。ペナルティーエリアすぐ外から塩谷司がFKを蹴り、山岸智に当たってコースが変わりゴール。セントラルコーストに1-0で勝った。

当たりそこねがヤマさん当たって入ってくれた、と塩谷。ちょっと失敗でも点になる男。うらやましい。

山東1-2C大阪は、アウェーでPKから先制を許した。C大坂のグループ抜けは勝利が条件。無理だろうなというピンチから逆転勝ちした。柿谷曜一朗、ディエゴ・フォルランが得点したのだからこたえられない。

トップ下にまわった柿谷のパスから攻め上がって、柿谷のループで決めた同点ゴールはほれぼれするほど。それに何よりも、1トップのフォルランの顔つきが引き締まり動きもよくなった。ま、ダイジェストからの観察で、いいところばかり映ったのだろうけど、この先が楽しみになってきた。

ランコ・ポポヴィッチ監督が前節の退席処分の結果ベンチに入れず、ヴラディッツァ・グルイッチ・ヘッドコーチが指揮をした。フォルランの1トップが機能したし、フォルランを交代させるタイミングもうまくいって好采配だった。

生中継で名人戦羽生連勝を見た

2014-04-23 18:35:36 | 将棋
名人戦第2局のNHKBSは、放送終了5分前に挑戦者羽生善治三冠の勝利が決まるという好タイミングの生中継になった。封じ手前の1手しか動かなかった前日の放送にお釣りがきた。

森内俊之名人は連敗の苦しいスタートになった。

解説の山崎隆之八段が21手詰めになるという即詰みの手順をていねいに解説してくれて、テレビじじいにもわかりやすかった。


敗退マリノス斎藤学のゴールすごかったけど

2014-04-23 08:20:32 | サッカー
ACL予選リーグ最終戦をダイジェストで見た。NHKニュースウォッチ9のスポーツコーナーで、漫然とプロ野球の結果を見ていたらいきなり「アジアチャンピオンズリーグ…」と廣瀬智美アナウンサー。瞬間、テレビのスイッチを切ってその先を聞かずにすんだ。

で、何の先入観もなく日本テレビのダイジェスト番組に臨めた。この瞬発力たるや「テレビじじい」どころか「リモコンじじい」ではありませんか。恥ずかしながら。

川崎3-1蔚山は、中村憲剛を筆頭に川崎の速くて鋭い縦パス、スルーパスが決まって気持ち良いほどだった。

CKから決めたジェシのダメ押し点は、身長196センチだという蔚山キム・シンウクの上からヘディングを決めていてみごとだった。

川崎はウェスタン・シドニーが勝ったので2位通過になった。ゴールを決めた小野伸二の流暢な英語インタビュー。びっくり。

広州2-1横浜Fマリノスは、広州フォワード3人のスピードに横浜ディフェンダーが抜かれるシーンが多くて、敗退もやむを得ないと思った。

斎藤学が相手ディフェンダーの壁の前を右から左へドリブルして流れ左足でシュート。一矢を報いた。あれ、左から右への動きもよくやるけど、その時は右足でシュートだったよな。切れ味鋭い二刀流なんだ。

家長昭博はすごかったけど、丹羽大輝も今野泰幸もガッツを見せた

2014-04-20 06:05:04 | サッカー
G大阪2-1大宮をじっくり。家長昭博が育った古巣のガンバ相手にどんなプレーをするのか興味があった。

「ナイス!」。放送席の長谷川治久さんが何度も感嘆の声をあげた。トップスピードでパスを受けてボールをコントロールするうまさ。すごい。

ボールを浮かしてディフェンダーを抜く場面も。

大宮は押していた前半で、得点できなかったのが痛かった。

ガンバの先制点は、DFの丹羽大輝。顔面でシュートブロックしてしばらく立ち上がれなかった選手が、遠藤保仁のCKで敵陣前に上がっていて、押し込んだ。さっき直撃されたヘッドではなく足を使ったゴールだった。

大宮の同点ゴールは、菊地光将。家長のうまさではなく、パワープレーからだったのが皮肉だった。

ガンバはリードしたところで、たぶん守備固めに負傷明けの今野泰幸を起用したがすぐ失点。その今野が、なにをとばかりガッツを見せ、遠藤のパスから勝ち越しのミドルを決めた。

後半38分になってからバタバタっと3点も入る面白い試合だった。

プロ野球4番打者になる秘訣は?

2014-04-18 11:10:41 | 野球
きのうのプロ野球5試合中3試合で卒業生が4番打者を務めた、すごい高校がある。わざと大げさな言い方にしたんだけれど、球団数は10だから、5分の3ではなくて、10分の3、つまり3割だ。試合のなかった楽天とソフトバンクの4番は卒業生ではないから、さらに率は下がって12分の3、つまり2割5分。

なあんだ。大したことない?

いやいや、こんな条件を加えるとものすごくなる。

12球団で外国人選手が4番のチームを除くのだ。和製4番は7人、そのうち3人だから4割3分に上る。

ホームランは出なかったけど5打数4安打でサヨナラ打を放った中日・平田良介。

日本ハム・中田翔はチームは負けたけれど先制の2点本塁打など2安打。

西武・浅村栄斗は2ホーマーを含む3安打6打点。

大暴れしている。

浅村は故障で出遅れている中村剛也の代役だそうだ。ところが中村が復帰しても、同じ高校出身の4番バッターのおかわり君になるのだ。

阪神の西岡剛が開幕シリーズで、救急車で退場するまで3番を打っていたのが例外みたいに見える。

プロの4番打者になりたかったら、目指せ大阪桐蔭。

北京2-2広島にびっくり

2014-04-16 22:59:28 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグ北京2-2広島は、よくぞ引き分けに持ち込んだ、びっくりという試合。前半、北京のコーナーキックが11回と、一方的に攻め立てられた。

しのいで、前半0-0で終えたが、後半10分に失点。さらに追加点を取られて、ほとんど絶望的な状態と思った。

途中出場の清水航平が効いたとG+放送席。2月22日富士ゼロックススーパーカップで負傷して以来久々の実戦だったが、石原直樹の2得点に貢献した。

あれだけ劣勢でも勝ち点1をとる。サッカーの奇妙なところだ。


里見香奈女王も加藤桃子1級も横浜Fマリノスも並んだ並んだ

2014-04-15 22:35:58 | 将棋
マイナビ女子オープン5番勝負第2局を棋譜速報で見た。挑戦者の加藤桃子奨励会1級先勝を受けての戦い。体調不良で休場中の里見香奈女王がこの棋戦だけは出るのだという。

里見の調子はどうなのか。テレビじじい棋力では、棋譜を見たって分からないのだけど…

やや不利だと見られたところから追い上げて、後手加藤の穴熊の1三の地点を粘り強く攻めて、攻め落としてしまった。

対戦成績はタイになった。

4チームが勝ち点7で並んだのは、アジアチャンピオンズリーグの横浜Fマリノスのグループ。横浜が全北に逆転勝ちして、みんな2勝1分2敗になった。

齋藤学の遠くからの同点弾、キーパーをかわすようにして入れた決勝ゴールとも素晴らしかった。

最終節アウェーで広州に勝てばグループ突破だそうだ。難敵だが、よくここまで漕ぎ着けたものだ。


ハープスターの桜花賞、岡部幸雄さんの解説、ミスターシービー

2014-04-13 17:18:00 | いろいろスポーツ
桜花賞で単勝1.2倍の圧倒的1番人気のハープスターが勝って、みんなハッピー。最後方からいつもどおり17頭をぶっこ抜いたところがゴールだった。

フジテレビ解説の岡部幸雄さんがニコニコ顔で「自分が騎手だったらとてもこんなレースできない」と話している。1983年の三冠馬ミスターシービーを思い出した。吉永正人騎手を背にいつも後方一気の競馬で、ハープスターに何やら似ているではないか。

翌年、岡部騎手でシンボリルドルフも三冠馬になった。シービーと対照的に自在型。安心感の持てるレースぶりだった。

直接対決はルドルフが一枚も二枚も上だった記憶がある。30年たったんだ。ハープスターはどこかで最後方強襲の戦法を変えないと、強烈な記憶を残しても記録では物足りない、なんてことが起こるのではないか。テレビじじいの心配し過ぎかな。

田中将大10K、3失点勝敗つかずの本拠地初戦

2014-04-10 11:07:54 | 野球
ヤンキース田中将大の本拠地第1戦を見守った。二回にオリオールズの9番打者に3点本塁打を許す。テレビじじいの期待が大きすぎるせいなのか、打たれる当たり打たれる当たりどれもいい当たりに見えて心配が募った。

7回を101球、7安打、1四球、10三振、3失点で投げ終えた。ヤンキースが追いついたので、勝敗はつかなかった。とった21アウトのうち、半分近くの10アウトは三振だったわけだ。やっぱりすごいのかな。

本拠地初勝利は見られなかったものの、メジャー初四球は見たわけだ。初ものって言っても我ながら細かすぎることに喜んでいる。

田中の無敗記録は続いたわけだ。

名人戦羽生先勝に気を取られるうちに楽天松井裕KO

2014-04-09 22:09:48 | 野球
楽天の松井裕樹はどんなものか。日本ハム戦を観戦。狙われているといわれたランナーを出しての投球も、1塁走者を牽制で刺した。やるではないか。二回表、楽天・岡島豪郎のワンバウンドを左前に持っていくイチローもびっくりの適時打で1点をもらった。

テレビじじい、森内俊之名人に羽生善治二冠が挑戦する名人戦第1局が気になって、ちょっと目を離したすきにやられた。

松井裕は四回4四球と急に乱れた。2点取られ、満塁の走者を残して降板したという。

名人戦は、森内が頑強な守りで178手まで粘ったが、羽生先勝で決着したようだ。

フロントがアホやから…西武クローザーで敗戦

2014-04-08 22:43:02 | 野球
西武3-4ソフトバンク。西武ファンは、フロントがアホやから…と言いたくなるだろうな。テレビじじい得意の結果論だけど。

先発牧田和久の好投で3-2と西武1点リードで迎えた九回、クローザーの十亀剣が松田宣浩に逆転2点本塁打を浴びた。

その裏、ソフトバンクはデニス・サファテが3者連続三振に討ちとって試合終了。

昨季まで西武で抑えや中継ぎをやっていたサファテも涌井秀章もいなくなって、抑えに出てきた十亀が打たれる。いなくなったサファテに3者三振。誰の責任?十亀のせいではないと思う。咎められるべきなのは、惨状をもたらしたフロントだと思った。

セレッソが心配

2014-04-06 18:05:40 | サッカー
柏2-1C大阪はセレッソが心配。長い縦パスを出して、ディフェンダーの裏を取る作戦なのだろうけれど、ほとんどインタセプトされる。抜け出しではなくポストプレーを狙ってもボールがおさまらない。単調だった。

前半、短いパスの交換でゴール前、キーパーと1対1になる場面があったが、柿谷曜一朗も長谷川アーリアジャスールも菅野孝憲の好セーブにあって得点できなかった。

テレビじじいは、この攻撃をもっと繰り返さなければ柏の守備を崩せないと思った。

C大阪の方がボールを持っている時間は長かったと思うけど、敗戦はしかたない、と感じた。

TBSチャンネル放送席が時々、「レイソル」と「セレッソ」を取り違えていた。でも、勝利の女神はそんな取り違えをしてくれなかった。

リトルなでしこ優勝、田中将大初勝利 緊張に勝った

2014-04-05 13:52:40 | サッカー
ワールドカップ決勝で日本がスペインを破り優勝―というのは、1999年ナイジェリアでのワールドユース決勝でスペインに敗れて以来のテレビじじいの見果てぬ夢なんだ。

U17女子ワールドカップで、リトルなでしこがやってくれました。

開始5分、松原志歩のループ気味のシュートが跳ね返ってきたのを西田明華が蹴りこみ先制した。ほぼ危なげなく試合を進め、後半33分に児野楓香がダメ押し。この大会スペインに2度目の勝利。6戦全勝23得点1失点の優勝って、すごい。

同時進行の田中将大大リーグ初登板は、先頭打者に本塁打を浴びせられ、安定せずハラハラしたが、四回から立てなおして、7回6安打8三振で四死球0の失点3。今後に期待できる初勝利となった。

U17高倉麻子監督の「小さいなでしこたちが緊張で震えていた感じだったが、その後、堂々やってくれた」という談話は、田中の投球の流れと同じだった。立ち上がり田中は緊張した顔つきだった。雰囲気に入っていけなかったのだそうだ。速球を増やして流れを変えたのだという。