テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

また心配のタネが増えたウズベキスタン戦敗戦

2012-02-29 21:59:11 | サッカー
ワールドカップアジア3次予選C組、日本がウズベキスタンに0-1で敗れ、2位通過になるところをなぜだなぜだと思いながら観戦した。

相手は、主将を筆頭に5人を出場停止で欠いている。日本は海外組8人が先発。テレビじじいは、物足りなかったキリンチャレンジカップのアイスランド戦とは違う試合を見せてくれるだろう、と期待した。

ところがところが。ウズベキスタンは良い試合をした。日本選手がボールを持つとわっと囲んで奪いにくる。

ルーズボールが画面から外れていく。このボールを取るのはどちらだ…。ボールにまず追いついてくる白いユニフォームが映し出される。

FIFAランキングに従うとかいう最終予選の組み分けは、ブラックボックスのところがある。1位で通過しておきたかった。

ジェラードが2人PK戦失敗してリバプール優勝

2012-02-28 23:25:22 | サッカー
現地日曜日の試合だったけど、カーリング・カップ決勝戦はJスポーツがさっきまで予定変更して放送しただけあって、最後まで手に汗握る試合だった。

テレビじじいは幸い、結果を知らずに見たのだ。

リバプールが圧倒的にボールを支配、放送席の粕谷秀樹さんは「時間の問題」だといっていたのだけれど、下部リーグのカーディフが良い粘りを見せて時間がかかった。勝負は120分でもつかず、決着したのはPK戦だった。

リバプールのトップ、スティーブン・ジェラードが止められて始まったPK戦は、いとこのカーディフ5人目アンソニー・ジェラードの失敗で終わった。疲れと緊張を反映して3-2のスコア、10人のうち5人が失敗した。

延長後半13分でカーディフが追いついた場面がすごかった。脚がつっていて無理をすると次の試合に響きそうだと放送席のいうアーロン・グンナルソンがロングスローをリバプールのゴール前に投げ込んでCKをとり、1度はクリアされたがもう1度CKをとってそれを決めた。

判官びいきでついカーディフを応援してしまうではないか。でも初優勝は成らなかった。






渡辺明竜王の感想戦は難解でした

2012-02-27 15:23:52 | 将棋
NHK杯将棋トーナメント準々決勝、渡辺明竜王-菅井竜也五段の感想戦は難解だった。ひとえにテレビじじいの責任で、両対局者のせいではないのだが。

途中から見たのだ。東京マラソンで川内優輝が14位でゴールするのを見極めてからチャンネルを変えたら、もう勝負はついていて、長い感想戦が始まっていた。どちらが勝者なのか分からない。

中盤の大事なところをもっぱら検討している。渡辺の発言が多く、感想を主導しているのだが、テレビじじいには、反省や悔やんでいることが多いように聞こえた。つまり、渡辺敗退と受け止めながら見ていた。

ところが。

番組の最後にでた来週の放送予定のお知らせ。渡辺対久保二冠の準決勝ではないか。

改めて我がヘボさかげんにあきれた。笑ってください。

東京マラソンは藤原新の鮮烈ラストスパート

2012-02-26 21:26:49 | いろいろスポーツ
日曜日、いろいろ中継を見たが、東京マラソンの藤原新の走りが鮮烈な印象を残した。

実況アナウンサーや解説の瀬古利彦さんや高橋尚子さんが、この調子だと日本選手が前に追いつける、と言ってくれても、だいたいの大会で、無理だったよなと、テレビじじいが思い知らされたところで終わる。

それが、「歴史的」かどうかは別にして、藤原はハイレ・ゲブレシラシエに追いつけると言われたとおりになった。優勝したマイケル・キビエゴはとらえられなかった。けれど、並走して上がってきて一時離されかけたスティーブン・キプロティチまで抜き返して2位に入った。テレビ画面からもわかる猛ラストスパートだった。

ケニアの選手がいくら強くても、ロンドン五輪に10人も20人も出場させるわけにはいかない。藤原が上位入賞を飾る余地は残っている。

NEC、シンビン3人でも神戸製鋼を振り切る

2012-02-25 22:09:18 | ラグビー
日本ラグビー選手権1回戦、神戸製鋼-NEC戦を後半から見始めた。目が離せなくなった。

3-17でリードされた神戸製鋼が、NECをゴール前に貼付けにして攻めつづける。NECが反則。ゴールラインへあと数メートルのところからラインアウト。NECが反則。ラインアウト。と繰り返すのだけれど、NECの守備をどうしても突破できず、神戸製鋼は得点できない。シンビンが2人になって、神戸製鋼がスクラムを押して、また反則のところで、主審がトライを宣言した。10-17に。

あわや15人対12人になるかと思ったら、ひとりが10分経過して戻り、15人対13人に。それでも神戸製鋼は得点できない。

15人対14人になり、15人対15人に戻って、結局、10-17のままノーサイドになった。

NECは度重なる反則に対して罰を受けているのだし、とやかく言えない。テレビじじいは結局、神戸製鋼が力及ばず敗退したのだと思った。


サッカー日本代表 アイスランドに快勝だけど

2012-02-24 21:54:18 | サッカー
キリンチャレンジカップの日本-アイスランドは、日本が3-1で勝った。

そんなに攻めまくっている感じもなかったのに3-0とし、ロスタイムにPKをとられて1点返されたが、快勝ではあるのだろう。

でも、アイスランドのハンドスプリングスローという前方回転をしてロングスローを投げるスローインに一番の歓声が集まるような、緊迫感のない試合だった。

得点シーンは、前田遼一も藤本淳吾も槙野智章もいいゴールだった。でも、国内組だけのこの日本代表って、オリンピックを目指すU23代表よりほんとうに強いんだろうか。後半、アイスランドに押し込まれて、かなりフリーな形でヘディングを許しているのを見てのテレビじじいの感想だ。

久保利明王将 ふるさとで1勝

2012-02-24 09:08:11 | 将棋
きのうは王将戦七番勝負第4局。久保利明王将が挑戦者の佐藤康光九段を破り1勝3敗とした。

佐藤が1分将棋になったのに対し、久保が1時間ほど余していて、きっと久保が勝つのだろうな、と思っていた通りになった。棋譜速報の盤面は難しくて難しくて、テレビじじいの手がかりはそんなところにしかなかった。

タイトル保持者が3連敗後に盛り返して防衛した例に、第50期王位戦、当時の深浦康市王位-木村一基八段戦があるんだそうだ。深浦の郷里長崎県佐世保市での対局から反攻が始まったのだという。久保も郷里兵庫県加古川市での第4局で1勝を返した。王将戦も似たような経過をたどるのだろうか。

百戦錬磨の大棋士に対して今さらながらなんだけど、テレビじじいはこのところ佐藤ファンになりかけていた。とはいっても、シリーズが面白くなるなら第7局までやってもらうのもいいかな、と無責任な期待感も湧いてきた。

五輪サッカー予選、宮澤ミシェルさん寝床でガッツポーズ

2012-02-23 08:31:07 | サッカー
サッカー男子のロンドン五輪アジア地区最終予選マレーシア戦、「ミスパス、ミストラップ」とテレビ朝日の東京スタジオからハーフタイムのセルジオ越後さん。35分に酒井宏樹が先取点を決めるまで、テレビじじいも「これで大丈夫か」と不安がいっぱいだった。

4-0で勝って、NHK衛星でインタビューに答える選手たちは晴れ晴れとした顔をしていた。でもシリアも最後にマレーシア戦を残している。シリアも4点取るかもしれない。「これで大丈夫か」と思いつつ寝た。

朝のNHKニュース。「朝、布団の中でガッツポーズ」と宮澤ミシェルさん。テレビじじいとおんなじだ。その後の試合で、シリアがバーレーンに敗れた。日本は首位に復活、3月14日のバーレーン戦で引き分け以上なら五輪出場が決まる。「ま、これで大丈夫か」。


ジェレミー・リンと人種差別的発言と生島ヒロシさんと

2012-02-22 09:47:24 | バスケットボール
NBAは次々と試合があるので、ニックスの新星ジェレミー・リンの話もあっという間に進展している。

連勝は、ホーネッツの次のマーベリックスに止められるだろうと予想されていたのが、成績の上がらないホーネッツに負けて7で止まった。と思ったら王者マーベリックスには勝って、次のネッツに負けてしまう。

そろそろ、勝ったり負けたりの普通の選手になっていくのかもしれない。

この間、ESPNがモバイル向けのサイトに人種差別的な見出しをつけた記者を解雇、同じ表現を使ったアンカーを30日間の停職にする出来事があった。

なんという言葉を使ったのか。ニュースの中でその言葉を使うと、それがまた差別につながるおそれがあるので、書かれていないなと思っていた。

けさ、TBSラジオ、生島ヒロシのおはよう一直線で「チンク」という言葉だと知った。

言ってしまっていいのかな。ネットで調べたら、ESPNはこの出来事についてのビデオで、問題の言葉が「Chink in the Armor」だと伝えていた。日本のCNNサイトでは、<頑丈なよろい(armor)にもすき(Chink)があった、という意味の慣用句だが、Chinkはアジア系人種を指す蔑視表現として知られている。>と書かれていた。テレビじじいには、ぼかした表現よりもこの方がよく分かった。生島ヒロシさんの番組も正しい扱いだったと思った。

3人プレーオフを楽しんだノーザントラスト・オープン

2012-02-20 10:02:54 | ゴルフ
米ゴルフのノーザントラスト・オープン。-7でホールアウトして待っているビル・ハースに、フィル・ミケルソンとキーガン・ブラドリーが18番ともにバーディーで追いついてプレーオフになった。

2ホール目にハースがバーディーをとって逆転優勝した。逆転だったんだ。なんとなく、待っていた方が追いつかれた印象がしていたのだが、最終日スタート時点では、ハースが2打差を追っていたのだった。

プレーオフになるまでの過程では、ミケルソンのパットに「あとひと転がり」「あと半転がり」と放送席が叫ぶ場面もあって、きわどい勝負を楽しめた。

すごい、惜しいノヌー退団

2012-02-19 09:34:44 | ラグビー
きのう見たラグビー日本選手権のワイルドカード争い神戸製鋼32-19リコー戦。このまま敗れるとリコーのシーズンは終了し、W杯優勝メンバーのマア・ノヌーの日本最後の試合となるかもしれないと、放送席。

まだ確定ではないとしていたが、その後、山品博嗣監督が退団を明らかにしたらしい。

何十メートルだったか。キックを転がし、ゴール右隅の旗竿にぶつけて外に出すという究極の地域獲得に、テレビじじいはびっくりしていただけに、惜しいな。

佐藤康光九段ばかり目立つ王将戦

2012-02-18 07:46:25 | 将棋
王将戦第3局の棋譜速報を昨夜遅く楽しんだ。終局後何時間も経ってからだったが、どちらが勝ったか知らずに盤面を追えた。よくできたサイトだ。

挑戦者の佐藤康光九段が久保利明王将に3連勝したのだが、先手佐藤の銀が3枚盤面中央に三角形を作った場面がテレビじじいには印象的だった。4五、5四、6五に銀。中央の5五を囲んでいる。

このシリーズ、佐藤のやることばかり目立っている。

龍を切り角も切って里見香奈女流名人3連覇

2012-02-16 05:28:45 | 将棋
女流名人位戦第4局の里見香奈女流名人-清水市代女流六段戦を棋譜速報で観戦。

すでに終局後だったようで、考慮時間で待たされることもなく、あっという間に清水の穴熊が崩壊。3勝1敗で里見の3連覇となった。

龍を切り、角を切って、里見の終盤一直線。テレビじじいは爽快ささえ感じさせられた。

終了直前、ド派手な3点シュート リンの進撃続く

2012-02-15 20:26:36 | バスケットボール
ニックスのジェレミー・リンがまたド派手なことをやってくれた。

ラプターズ戦残り1分ほどで1点差に迫るシュートを決め、しかも同時にファウルをもらってフリースローでもう1点。同点に。

さらに残り0.5秒で決勝3点シュートを決めたのだ。このショットは、残り十何秒かでリンがゆっくりボールを持ち、ベンチを見て自分がシュートを打ってもよいか確認。カウントダウンの中、正面から入れた。

ラプターズの守備は、3点シュートよりもドリブルで持ち込まれるのを警戒したのか、ちっとも前に出てこず、楽な姿勢でシュートを打たせてしまったように見えた。同点だから外しても延長戦になる。気持ちも楽だったのかな、とテレビじじいは思った。

ニックスは6連勝だとか。そろそろ止まるんだろな。

がんばれカーリング

2012-02-15 17:17:33 | いろいろスポーツ
カーリングがテレビ観戦向きのスポーツだと分かったのは、いつのオリンピックからだったか。きのうの日本選手権。最後の1投で逆転勝ちして2連覇した中部電力とロコ・ソラーレ北見の女子決勝戦も楽しめた。

ストーンを投げたとたんに掃いている中部電力に対し、すぐには掃かない北見。放送席によると、試合が進んでくると、氷のかけらが剥がれていて、ぶつかるとコースが変わることがあるので、掃いたほうがよかったらしい。なるほど。

氷の状態がつかめなかったのかどうか。ここぞという時にミスが出たりして、素人が単純に「すごい」と感心できる場面が少なかったような気がする。テレビじじいの気合いの入りようも、オリンピックとは、やっぱりちがったのかな。ソチに行けるといいんだけれど。