日本ハムが１０時４５分にサヨナラ フジテレビ最後まで付き合った

日本シリーズ第４戦。いつ果てるともないゼロの行列。あれっ、引き分けは延長十五回なの？早寝のテレビじじいは諦めて寝かかった。

延長十二回裏の午後１０時４５分、１死１、２塁から飯山裕志が右中間を破り、日本ハムがサヨナラで決着をつけ、巨人と２勝２敗のタイに追いついた。

栗山英樹監督は「感動しました。よくみんな我慢してくれました」

フジテレビは１０時５０分ごろだったか放送終了。ヒーロー飯山の「冷静に冷静にと、打席に立った。ヒーローは自分だけではない。総力戦でベンチは空っぽ、みんながヒーローだ」という気持ちは、ＮＨＫＢＳで聞いた。

とはいえ、地上波でフジテレビは遅くまでよく頑張った。あれだけの好試合を途中でちょん切ったら騒ぎになったと思うけど…。

血染めのペイトン・マニング

サンデーナイトフットボールは、ブロンコスＱＢペイトン・マニング－セインツＱＢドリュー・ブリーズの対決で、期待の一戦。ワールドシリーズとかぶるので、録画観戦した。

３０５ヤード３ＴＤを投げたマニングばかりが目立つ試合展開となった。。

ブロンコスは、ウィリス・マゲイヒーのランがよく出て、たしか１回ファンウルでターンオーバーがあったけど、それを帳消しにする活躍だった。ランが出るので、パスも通りやすくなるという相乗効果だったと思う。

前半終了直前に、マニングがパスを投げた手が相手ディフェンダーのヘルメットを直撃して、親指？から出血する負傷をした。後半もプレーを続けた。パスを敬遠して、なんとなくランが増えたような気がした。最後は控えのＱＢが出場していたし、次戦への影響が心配だ。

報奨金問題で出場停止になっていたジョー・ビット暫定ヘッドコーチが復帰し指揮したというセインツ。残り１６秒で攻撃権が回ってきて、タイムアウトは３回残っていたんだけれど、無駄な抵抗をセずにニーダウンして素直に敗戦の試合終了とした。

いまさらフェアだと印象づけても、遅すぎるよ、とテレビじじいは思った。

Ｗシリーズ ジャイアンツがスイープ

ジャイアンツがタイガースをスイープしてワールドシリーズは決着した。

第４戦は緊迫した試合。タイガースの三冠王ミゲル・カブレラに逆転本塁打が出て、流れが変わるかと思ったところに、ジャイアンツの首位打者バスター・ポージーが逆転２ラン本塁打を放って流れを引き戻した。

テレビじじいは、３－３の延長十回表に決勝打を打ったマルコ・スクータロがＭＶＰかな、だったのだが、そういえばＷシリーズではなく、その前のシリーズで絶好調だったんだ。

で、初戦３連続ホームランのパブロ・サンドバルがＭＶＰに輝いた。インタビューで家族のことを聞かれて、うるっとしていたみたい。

ジャイアンツのマジックは続いています

どこかから聞こえてきていたけど、「ジャイアンツのマジックは続いてます」。

ワールドシリーズも日本シリーズも、１勝３敗の窮地を逆転して進出してきたジャイアンツの勢いがいい。

サンフランシスコは、第２戦無死１、２塁で送りバントが３塁線ファウルにならずに止まって無死満塁のチャンスを迎えた場面が印象に残る。それが１点どまりになって、こういうのってツキが落ちるのではないかと思ったのだが、しっかり勝った。

今進行中の第３戦の先取点も、ジャイアンツがツキに恵まれた。四球で無死１塁。次打者三振のとき盗塁成功。パスボールで走者は三進。三塁打が出て先制。２死後、中前ポテンヒットでたちまち２点をリードしてしまった。

放送席青木宣親さんは、三進できたからこそ、犠牲フライ狙いのバッティングができたと、三塁打の場面で言っていた。

この試合も、まだ１試合やっただけの日本シリーズも先は長い。でも、テレビじじいはこのツキは変わらない、という気がしてきた。

日本ハムのドラフト戦略は間違いだろう

プロ野球ドラフト会議中継を見た。日本ハムの戦略は間違いではないかと、テレビじじいは感じた。

昨年、巨人に凝り固まっている菅野智之投手（東海大）を指名し、拒否されてから１年。こんどは大リーグ挑戦を明らかにした大谷翔平投手（花巻東高）を指名した。

大谷が拒否すると、日本ハムは実質、全体の２４、２５番目の指名スタートになってしまう。他球団のスカウトの目は節穴ではないから、好選手を指名するチャンスはぐっと減るのは明らかだ。

２年連続で１位指名選手を失うのは、痛い。巨人の１位指名が３年連続で競合なしになるなんておかしい、と思ったから、昨年は日本ハムに好感を持った。でも２年連続で１巡指名を捨ててしまっては…。

大谷が翻意することもありうるから、今断言するのは危険なのかもしれないが。

昨年の菅野指名の帳尻も、巨人との日本シリーズを戦ってみないとわからない、とはいえる。

巨人の投手陣が打ち込まれて、今年新人で菅野が入っていればなあと嘆くシーンがないとも限らないからだ。それなら、昨年のドラフトは、巨人の戦力を落とさせる立派な戦略だったといえるからだ。

アマゾンが野田首相をリード

「近いうちに解散」の野田佳彦首相の約束（８月８日）と、「キンドル近日発売」のアマゾン（６月２６日）と、どっちが勝つ、と書いたとたんにアマゾンが１１月１９日に日本で発売すると発表した。予約販売の受付も始まった。

約束した日が８月と６月で、３週間ほどずれているから、今後、野田首相の逆転もありうる。アマゾンがとりあえずリードしたということか。

三浦知良のフットサル日本代表デビューはテレビのニュースで見ただけだし、きょうもスポーツ観戦から話題がそれてしまった。

ジャイアンツがＷシリーズ進出 オバマ大統領が勝ったんだよね

大リーグも日本同様、１勝３敗からジャイアンツがカージナルスを逆転してナ・リーグ優勝を決め、ワールドシリーズに進出した。すごいと思うが、第７戦は大差。同時進行の米大統領選候補者による最後の討論会の方がテレビ観戦向きだった。

バラク・オバマ大統領は、今回はしゃべり出しで口ごもることもなく、ＣＮＮの直後の調査では、４８％対４０％でミット・ロムニー候補に勝ったとする人が多かった。


勝負といえば、米大統領選は１１月６日投開票で決着するが、「近いうちに解散」の野田佳彦首相の約束（８月８日）と、「キンドル近日発売」のアマゾン（６月２６日）と、どっちが勝つのかなあ。きょうはスポーツから脱線してしまった。なんでも対象にするイギリスのブックメーカーでも、野田首相対キンドルなんていう賭けは成立しないのだろうな。

徳俵から巻き返した巨人

ファイナルステージの最終第６戦、やはり中日は流れを引き戻せなかった。

日本テレビ。試合開始から１時間ほど前だという巨人・原辰徳監督の選手に檄を飛ばす映像が珍しかった。

そこで使った「徳俵」という言葉を、試合後のインタビューでも繰り返していた。

「徳俵に乗った状態から、選手たちは頑張った。非常に価値ある日本シリーズ進出」だと。

１勝３敗から２勝を返してタイにしたＳＦジャイアンツは流れをつかんでいるのかどうか。

延長新ルールでもペイトリオッツが勝利

ペイトリオッツ２９－２６ジェッツ。延長戦新ルールの試合となった。

コイントスに勝ったペイトリオッツがＦＧ成功で３点を取った。昨季、レギュラーシーズンはこれでサヨナラ勝ちだった。それではあまりにくじ運に左右されすぎるということから、ＦＧの場合は、相手チームにも攻撃権を与えることになった。

ジェッツのＱＢサンチェスがサックされてファンブル。ペイトリオッツがリカバーして、その時点でさよならゲームになった。

一応オフィシャルレビューが行われていたが、その結果が出る前にジェッツのレックス・ライアンＨＣはペイトリオッツのビル・ベリチックＨＣに歩み寄ってハグ。ＱＢマーク・サンチェスとトム・ブレイディも挨拶して試合終了となった。

レビューの結果は、もちろん判定通りと発表された。

ティム・ティーボウはどうしているかと思い観戦したのだが、ほとんど働きの場はなかった。ワイルドキャットとかのフォーメーションでセンターからボールをスナップされて突っ込んだのが２回あったかな。受けたボールをパスすることもさせてもらってなかった。どこか先発で引き受けるチームはないのかな。

流れはあれよあれよ 巨人が最終戦も勝つはず

セ・ファイナルステージは、巨人が３連敗の後２連勝。アドバンテージの１勝と合わせて３－３のタイとなり、日本シリーズ出場権は２２日の最終決戦で決まることになった。

流れは巨人になった。

中日の投手起用だ。ブルペンが豊富だと言われていた。だけど、８人も使えばだれか調子の悪い投手がいてもしょうがない。それが今夜は岩瀬仁紀だった。テレビじじいは単純に、大勢使えばそんな確率が増えると思った。

変わった流れは堰き止められない。遅ればせながら見たマンデーナイトフットボールで、前半２４－０でリードしたチャージャーズが、後半ブロンコスに３５－０の反撃をくらい、２４－３５で負けた。４Ｑに強いブロンコスＱＢペイトン・マニングだけど、これだけの点差を逆転したのは初めてだという。

あれよあれよだ。

ジャイアンツが２勝３敗に

ジャイアンツが１勝を返して２勝３敗とした。ナ・リーグ優勝決定戦の話。今夜のジャイアンツはどうなるか？海の向こうが踏ん張ったということは、こっちのセは逆の目が出るのかな。

バリー・ジトが八回２死無走者で交代するまで、カージナルスを６安打無失点に抑える好投をしてみせた。

ホームのサンフランシスコに戻って、まだ好勝負が続きそうだ。ＮＨＫは殊勲打のブランドン・クロフォードに日本語のアナウンサーが通訳を使ってインタビューしていた。贅沢すぎないか。

こっちのドラゴンズは、投手に急にガタが来ることはないのかな。

囲碁名人戦も王手、パのファイナルステージも王手

「どちらが勝っても名人位に王手がかかる注目の対局」とＮＨＫの番組紹介にあった。今ごろ名人戦？

将棋ではなくて囲碁だった。山下敬吾名人が羽根直樹挑戦者を中押しで破り３勝２敗とし、初防衛まであと１勝に迫った。「王手」って言葉はそぐわない、とテレビじじいは思ったんだけど…。

そういえばこのブログ、将棋のカテゴリーに囲碁も入れてたんだった。ＮＨＫに文句を言ってはいけなかった。

褒めておこう。

放送時間終了１０分前に勝負がつくという素晴らしい進行だったのだ。解説の金秀俊八段は、黒白の優劣を目算して、相当な差で山下有利だと打ち出していた。それなら投了シーンもと思っていたら、その通りになった。

王手といえば、ＮＨＫ衛星は夜、パのファイナルステージ中継でも、日本シリーズへ王手、と言っていた。王手が好きなんだ。

日本ハムの森福対策成功か

パのファイナルステージ第１戦。七回、ソフトバンクに２点先制された直後、糸井の同点２ランホームランで日本ハムが追いついた。

ＮＨＫ衛星解説の小早川毅彦さんがこれで日本ハムが有利になったと断言。どうして？と思ったが、その通りになったので感心した。

１死１塁で無死満塁男の森福允彦が救援。２死１、３塁となり、代打二岡智宏の右前打で日本ハムが勝ち越した。二岡の打撃にテレビじじいは思わず「うまい」と声を出してしまった。

自責点はつかなかったが、森福が点を取られたのは、ソフトバンクには「まずい」。小谷野栄一と二岡の連打が、日本ハムの森福対策の結果だとしたら、もっともっと「まずい」。

ブランコ逆転満塁弾のクライマックスを見損ねた

昨季の日本シリーズ覇者ソフトバンクが西武を破り、しぶとくパのクライマックスシリーズを勝ち抜いた。

３位からの日本シリーズ制覇には、ブルペン陣がちょっと足りない気がする。無死満塁男の森福允彦一枚では…。第１戦で失敗したブライアン・ファルケンボーグは、また使えるのかどうか。

進行の早いパを見てからセに回る作戦だったが、八回裏中日トニ・ブランコの逆転満塁ホームランは見損ねてしまった。クライマックスシリーズのクライマックスだったのになあ。

もしかして巨人に勝てるチームといったら、ヤクルトよりは中日だろう。後を任せられる投手がそろっている。でも、打撃が…。これでブランコが調子づくとおもしろい。

日本サッカーが仏を破ってフジテレビを見直しました

オルフェーブルの仇をサッカー日本代表がとってくれた。パリの仇を５日後にパリで。

凱旋門賞でオルフェーブルが外枠を引いた枠運のなさを嘆いても、負けは負け。攻め立てられ攻め立てられた試合でも点を取ったのは日本で、取れなかったのはフランス。勝ちは勝ちだ。

両方、フジテレビが生中継したというのもすごい。

後半４２分の得点。ＣＫの繰り返しでフランスがかさにかかってきたところを切り返した。こぼれ球を今野がとって長い距離をドリブル。ともに駆け上がった長友に出して、それをゴール前に折り返すと、香川が飛び込んできてゴール。

ＧＯＡＬの文字が画面に出て長友が喜ぶアップとなったので、エッ香川じゃなくて長友だったの？　分からなくなってしまったのは、テレビじじいが興奮して音声をよく聞いていなかったから。

青嶋達也アナウンサーは、「日本先制香川」とちゃんと叫んでいた。ビデオで見直しました。青島アナを見直しました。フジテレビを見直しました。