テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

若い選手が勝ち取ってくれたW杯切符

2017-08-31 23:07:16 | サッカー
ワールドカップアジア最終予選日本2-0オーストラリアにはスカッとした。ロシア行き切符が取れたぞ。

22歳浅野拓磨が先取点を奪って、21歳井手口 陽介ダメ押しゴール。素晴らしい。

テレビ朝日放送席の中山 雅史さんが「21、22歳の若い選手が取ってくれた」と喜んでいた。その通り!

このブログで、数多の名選手に失礼なことを書いてきた。

ワールドカップ予選が始まるたびに、「本大会では三十✕✕歳になる〇〇選手頼みでは心配だ」という風に。

この試合、少なくとも点を取った2人は若かった。それがよかった。

さっきテレビ朝日のゴンさんかと思ったら、今度はNHK衛星の木村和司さんの言葉も「その通り!」と思った。テレビじじいはどういうテレビの見方をしてるんだ、とあきれられるかもしれないけれど、木村さんもいいこと言うなあ。

「オーストラリアがああやってつないできてくれるのは、日本にとってよいこと」


日本に勝つにはロングボールを放り込んでいればいい、と代表選手には失礼なことを何度も書いたテレビじじいとしては、専門家がお墨付きをくれたような気がしたからだ。

手が震えたのは菅井、王位を奪取

2017-08-30 15:36:32 | 将棋
王位戦第5局、後手の菅井竜也七段が羽生善治王位に勝ちタイトルを取るところをAbemaテレビで。

羽生王位が勝つ場面で、手が震えるところは何度か見たことがある。

終盤、勝勢となった菅井の手がわずかに震えていた。

3時のおやつが来たときには最終盤。食べるどころではなかったみたい。

シリーズを振り返って、菅井が「一応研究していった形がいっぱいできた」と言っていた。

この局も、羽生は「あまり見たことのない形で…」と作戦負けを認めていた。

25歳の新鋭が4勝1敗で、羽生3冠を2冠に追い込んだ。テレビじじいには意外なシリーズだった。

松山英樹の涙、全米プロ5位

2017-08-14 10:25:27 | ゴルフ
日本男子初のメジャー制覇を見たくて、早朝からフジテレビ生中継。見たのは松山英樹の悔し涙だった。

全米プロゴルフ最終日の松山は、8アンダーまで行って一時トップに立ったんだけれど…。

サンデーバック9で乱れた。

バーディー、ボギー、ボギー、ボギー、バーディー、バーディー、ボギー、パー、ボギー。

9ホールのうちパーが1回だけ。上がったり下がったり。

一緒の組のジャスティン・トーマスに離され、優勝を許し、自身は通算5アンダーの5位タイで終えた。

実況は「夢見るフジテレビ」だった。夢を見たテレビじじいも同罪なんだけれど…

11番だったかなあ。パーパット。

「緊張していません」だったか「落ち着いています」だったか、放送したとたんにパットを外しボギーとなった場面。メジャー初制覇が見えてきて重圧がかかっているのを無視した放送に見えた。

緊張しているかいないかは、結果でしかわからない、と改めて感じた。

竹下陽平アナウンサー?がジャスティン・トーマスというべきところをジャスティン・ローズと言ってしまい言い直すシーンが少なくとも3回あった。

間違えまいとすればするほど間違う。松山にかかった重圧を理解してあげなきゃ。

フジテレビのインタビューでは、「悔しいですか」と聞かれて、「そうですね」とやっと声を絞り出す。「悔しい」のひとことしかないところで、聞き手に先に言われてしまった感じ。

次にフジテレビは他局のインタビュー光景を音無しで映し出した。松山が繰り返し涙を拭いていた。(ゴルフネットワークだったらしい。あとで見たんだけど「悔しいです」のひとことはよく聞こえた。)

次の局のインタビューではとうとうしゃがみこんでしまった。

その後、笑顔も見せていた松山。現在ポイント1位のフェデックスカップをがんばれ。暫定2位にいやないやなジャスティン・トーマスが上がってきちゃったけど。

松山英樹優勝、ウッズとまわった思い出の大記録に並んだ

2017-08-07 09:58:51 | ゴルフ
世界選手権シリーズブリヂストン招待最終日、コースタイ記録の61でまわった松山英樹が2位に5打差の16アンダーでぶっちぎりの優勝を果たした。

首位に2打差で3日目を終えたとき、NHKBSに「面白い位置にいる」と自信ありげな松山の表情が映った。その通りになった。

最終日、2番でイーグルを取ると、バーディーラッシュ。後半は差を広げるばかりだった。

現地CBSテレビのインタビュー。

61はホセ・マリア・オラサバル、セルヒオ・ガルシア、タイガー・ウッズと並ぶ記録だと知っていたかと問われて、松山は

4年前、ウッズと同組でまわったとき、ウッズが61を出した。その61に、16、17、18番とバーディーを取れば並べると思いながらプレーした。

と答えた。

ウッズに教えてもらったあの新人が大成長を遂げた。

優勝は当然、あとは記録だと言わんばかり。自信に満ちあふれていて、頼もしいなあ。