テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

竜王戦「漫才みたい」な解説を堪能

2017-11-25 22:46:22 | 将棋
羽生善治棋聖が渡辺明竜王を3勝1敗に追い込んだ竜王戦第4局。羽生が永世7冠というとてつもない偉業に王手をかけた。AbemaTVでみた終盤、深浦康市九段と木村一基九段の解説がめっちゃ面白かった。
深浦九段が先生。木村九段が生徒役になって、現局面から先の想定場面を次々に検討していく。
「ここではいい手がありますね。はい、木村くん。」と深浦さんが振ると、木村さんがえっという表情をしながら、答える。
高段者には当たり前の筋なのだろうけれど、なんせ生放送。深浦さんの筋と違ってしまうとピンチだ。
さすがに、正解だった。
詰むや 詰まざるやの局面。考える 深浦さんを「10秒1234」と木村さんが秒読みで責め立てる。
深浦さんが1手さし、今度は王様方を持った木村さんを秒読みで追い立てる。
軽妙なかけあい。
羽生の金打ちの真意を、その後の桂打ちから二重に詰めろで振りほどけないという決め手の飛車打ちまで並べて解き明かしてくれた。その検討通りの進行に、すげえ。感心するばかりだった。
休憩から戻ってきた女流が「漫才みたいで面白かった」と感心していた。同感^_^。

浦和レッズ大逆境優勝の年かも

2017-11-19 13:12:36 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグ決勝戦第1レグ、アルヒラル1ー1浦和。日テレG+解説の城彰二さん、中野謙吾アナウンサーは「勝ちに等しい引分け」と喜んだ。

準決勝第1レグの上海戦と同じ展開。劣勢を耐え切ってアウェーゴールを持って帰る。ホームで勝つぞ、というわけだ。

でも、だ。

上海戦より以上に、浦和は危うかった。7割ぐらいボールを保持されて、「アルヒラルにチャンスは5点分あったでしょうか」と中野アナに言わせるほどピンチの連続だった。

アルヒラルは相当強い。埼玉の第2レグで、借りてきたネコのように変身する保証はないんじゃないか。

右へサイドチェンジされて、1対1を抜かれて、いいクロスを上げられて。何度も何度も決定的ピンチに陥っていた劣勢を浦和は解決できるのだろうか。

またまたど素人の感想だけど、テレビじじいは心配だ。

でも、あのスーパーボウルに始まった大逆転の年なんだから、浦和の大逆境優勝なんてのがあるのかもしれない。ほんとに絶体絶命の逆境つづきだったものなあ。

クラブワールドカップに行けよ!

吉田はオフサイドではなかったの?

2017-11-15 11:11:14 | サッカー
サッカー親善試合ベルギー1-0日本は、ひょっとしたらひょっとすると楽しみながら見られた。

でも、前半40分、日本フリーキックのテレビ朝日放送席の反応はどうもだった。

井手口陽介の蹴ったボールを吉田麻也がヘディング。枠は外れたけれど、「惜しい」「まともに当たりすぎた」とくやしがっている。

テレビじじいも同感だったんだけど、スロー映像で線審が旗をあげているではないか。オフサイド。日本選手3人がディフェンスラインを越えているように見えた。

枠を外れたので、主審は普通のゴールキックにしたのではないかな。

もしゴールしていても得点とは認められず、オフサイドになったのではないか。

松木安太郎さんは日本のサポーター代表みたいな解説が好きなんだけれど、この場面はちょっと違うと思った。オフサイドのオの字もないんだもの。

テレビじじいの誤解かなあ。なんせド素人だからなあ。

あれって、入っていたら先取点として認められ、試合展開がずいんぶん違うことになったんだろうか。