Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

リトル・ミス・サンシャイン

2007-01-05 16:50:06 | 映画
ついに今年一発目の映画に行ってきました。それは「リトル・ミス・サンシャイン」という映画です。これはダメ家族(って言っても家族全員ががんばって生活しているとてもいい家族なんです)がミス・コンに娘を出場させるため、古いバスにのって旅をしていくんです。最初はバラバラだった家族がいろいろなことを経験し、旅の最後には笑顔でまとまるといういい映画です。ここでもゲイの叔父さんが出てきて、なかなかいい味をだしています。でも一番いいのは、おじいちゃん。このおじいちゃんのキャラがとても楽しく、そして、ホロッとさせるんです。あと、主役の女の子もいいですよ。ミスコンに出るようなタイプではないところがかわいくて、よかったです。ミスコンの場面では、あのジョンベネちゃんを思い出しました。ぜんぜん子供らしくないこどもばっかりで、その批判もあるように思いました。母親役のトニ・コレットも上手だし、父親のグレッグ・ギニアも勝ち組になりたいのに、結負け組みになってしまう男をうまく演じています。
派手な演出や、内容ではないのですが、心に残る映画です。
機会があったら観てほしいです。