Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ハンガーゲーム2(ネタバレ注意)

2014-02-03 16:53:26 | Weblog
今回は映画「ハンガーゲーム2」について。
お正月に観たのですが、書くのが遅くなってしまいました(笑)。やはりパート1を観て、1ヶ月くらいで観たので、それはなんだかおもしろさも倍増でした。




ここで、内容を・・・




12の地区より12歳から18歳までの男女一組を選出し、最後の1人になるまで戦わせる独裁国家パネムが実施する「ハンガー・ゲーム」。男女ペアで勝者となったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は、凱旋(がいせん)ツアーで各地区を回る中で、自分たちを反国家の象徴として捉える民衆の思い、静かに広がっている革命への動きを感じる。同様に国民の変化を悟ったスノー大統領(ドナルド・サザーランド)は、カットニス抹殺をひそかな目的にした歴代勝者結集の新ゲームを開催させる。



と書いてあります(笑)。



ここで、やはり気になるのが、カットニスと革命がどのように進展していくのかというところ。当然サバイバルのシーンもなかなか面白いのですが、この映画における本当のストーリーがどこにあるのかということが、明確になってくる後半にどんどん面白さが増してくるんです。

ジェニファーローレンスは、うまいですねぇ。ぜんぜんかわいくないけど、そこがリアリティがあり、良いところなんです。今回は他のキャスティングも、なかなか良いです。新しいゲームメーカーにフィリップ・シーモア・ホフマン(今日、亡くなられたとニュースで報じられました。とっても残念です。演技がうまく好きな俳優さんだったので。僕と歳が1つしか違っていなかったということにも驚きましたが)。彼が出たことで、ぐっと映画に品格みたいなものが生まれるから不思議です。あと、歴代の優勝者の中にジェフリーライトが出ています。彼は様々な映画に出ていて、演技がうまい役者さんです。彼の存在も大きなみどころかもしれません。

にしても、どうして大統領はそんなにカットニスを目の敵にするんでしょうか。そこにもなんか理由が(単に革命を起こされてはこまるということだけじゃなく)あるように、勘ぐってしまいます。



ラストは、もろに次に続く終わり方なので、絶対最後(実は最後は2本になるみたいです)の話までみないと気が済まないようになっております。


前作を観ていない人はDVDで借りて観てから、観に行ってください。バトルロワイヤルとは全くちがう映画ですから、それを楽しむことができれば、このハンガーゲームの世界に入り込めると思います。



ここからはネタバレです。ご覧になっていない方は読まないでくださいね。















で、今回もやはりバトルがあるのですが、そこに行くまでの凱旋パレードとかの描き方がますます革命を感じさせていきます。いざバトル開始となるのですが、その前に「半数がカットニスと手を組みたがっている」ということをヘイミッチが言うシーンがあります。これ、単に生き残るためなんだなぁって思っていたら実はそうではないことがわかってきます。
巨大なヒヒの集団にカットニス達が襲われるのですが、その際に彼らを助けるかのように他の出場者が犠牲になるようなシーンが出てきます。ピーターが「身代わりになってくれた気がする」って言うんですよね。
ここいら辺から、ゲームの様子がなんとなく変わっていきます。
カットニス達を助けるようなことが、起きていきます。

大きな気に落雷が定期的に落ちることに気が付いたカットニス達はそれをつかって、競技場の天井を壊してしまおうと計画します。そこにも、他の競技者たちが襲ってくるのですが、なんとか仲間の助けも借りて、残るカットニス。そして、最後は弓を使って、落雷を天井に向けるようにして、壊してしまうのです。その衝撃で意識を失うカットニス。

気が付くとヘイミッチ(ウッディハレルソン)とゲームメーカーのプルターク(フィリップシーモアホフマン)が同じ飛行機の中で話をしています。

ここで、すべてが明らかに。

出場者の半分は自分たちが「革命」のために犠牲になり、カットニスを助けることにしていたのです。

プルタークは大統領にカットニス達を陥れると見せかけて、革命に手を貸していたというオチ。

カットニスは混乱するのですが、大統領側にピーターが連れ去られてしまったことを聞き、なんとしても助けないといけないという使命を感じて、映画は終わります。

ねぇ、次が気になるでしょう(笑)。


ぜったい、ゲームメーカーは良い人だと思っていました。映画の途中から。

さぁ、次回作はどうなるのか、期待しましょう。

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