Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

シカゴ

2006-11-12 09:40:52 | 映画
今回は僕の好きなミュージカル映画のうちの1本「シカゴ」です。これはアカデミーでも賞をたくさん獲ったので記憶に残っている方も多いはずです。この映画非常によくできているし、なんといっても主演の3人が歌もうまいし、特にキャサリンゼタジョーンズがこんなに歌って踊れるのかと感心しました。もともとブロードウェイに出演していたそうなので納得です。お話は単純で、主人公のロキシーがミュージカルスターを夢見て旦那も捨ててある男と接触するのですが、これがだまされているとわかり、拳銃で殺害します。ここからリチャードギア扮する弁護士と手を組み裁判をおこし、無罪を勝ち取るのです。刑務所には妹を殺害して服役している元有名ダンサー(ゼタジョーンズ)もいます。この映画はミュージカルなので歌や踊りがふんだんなのですが、このミュージカルのシーンがすべてロキシーの想像だというところも映画ならではです。僕はブロードウェイでミュージカルも観ているのですが、うまく映画にしているというのが印象でした。本場のダンサーはカッコいいですよ~。僕はゲイですから男の人に視線が集中してしまいました。特にこのミュージカルは衣装もセクシーなので体を存分に見ることができます。ダンサーにはゲイが多いと言われていまるので、「この人もゲイかな?」なんて思いながら観てしまいました。
これとは対照的に映画化がうまくいっていないと思ったミュージカルは「オペラ座の怪人」です。これは、舞台で見るからいいのであって、映画にするとなんだか冷めてしまいました(僕だけかもしれませんが)。豪華さや派手さはありますが、舞台でしかも生でみるのとは全く違うと感じました。