災害時物資運搬で協定 京都・長岡京市とヤマト運輸

2017-07-13 17:54:18 | 賞 prize
 京都府長岡京市は11日、大手運輸会社ヤマト運輸の京都主管支店(久御山町)と、災害時における物資輸送や集積拠点の運営などについて協定を締結した。同支店は、地震などが起きた際に物資の運搬などに協力する。

 協定の主な内容は、市が管理する備蓄物資の避難所への輸送や、救援物資の集積配送拠点から避難所への運搬、物流専門家の派遣や同社が管理する物資拠点での救援物資の一時保管など。

 東日本大震災や熊本地震では、救援物資が避難所に届かないなど物流面での課題が浮き彫りとなった。市は、全国に集配送網を持ち、地域の物流を担う同支店と協定を結ぶことで、災害時の物資輸送の確保を図る。

 締結式で協定書に署名調印した中小路健吾市長は「市民の安心安全に直結する。普段から連携を大切にし、実効性のある協定にしたい」、井波勝宏支店長は「長岡京市の集配担当者は35人で、毎日交代で商品を届けている。社員と車両を生かし、地域住民に有用な活動ができれば」と話した。

【 2017年07月12日 10時24分 】

「健康と食」テーマに標語考案 京都・大山崎小、町制50年記念

2017-07-13 17:51:21 | 創 creation
 「大山崎町のみんなが健康になるために」をテーマに、大山崎小(同町円明寺)の児童がこのほど、健康と食についての標語を考えた。全学年から139作品が集まり、給食委員の児童や教職員の投票で学年ごとに三つずつ優秀作品を決定。優秀賞受賞者は全校集会で表彰され、給食時に使える「おかわり券」が贈られた。

 町制施行50周年を記念し、子どもたちに、ふるさとへの愛着を持ってもらおうと、町の栄養士らが「大山崎の健康スタイルコンクール」と銘打って実施した。

 標語は「おおやまざ(さ)き」の6字を頭文字として、誰もが健康になれるような取り組みを考えた。優秀賞を獲得した6年の河本美優さん(11)は「(お)大山崎の (お)おいしい (や)野菜を食べて (ま)満腹になったら (ざ・さ)さぁ! (き)今日も1日頑張ろう」という標語を応募。「大山崎の野菜を食べて、みんなに頑張ってほしい」との願いを込めたという。

 応募作品の大半が地元の野菜や給食を題材にしている中、少数ながら風邪予防にマスクやせっけんを使っての手洗いを訴えるような標語もあった。

 同小の栄養士木村利子さんは「私や給食委員が応募を呼び掛けたので、食事に関するテーマが多かったのだと思う」と話す。多くの児童が、おかわり券を目当てに応募したといい、河本さんも券をもらった当日にスイカと引き換えた。

 優秀賞に選ばれた18作品は校内に掲示しており、町内で開かれる催しなどにも出展して住民に見てもらう予定だ。

【 2017年07月11日 09時16分 】

京都・長岡京市埋文センター設立35年 発掘成果のパネル展

2017-07-13 17:48:02 | 歴 history
 京都府長岡京市埋蔵文化財センター(同市奥海印寺)が設立35周年を迎え、これまでの遺跡発掘調査の成果を伝えるパネル展「写真で振りかえる35年」を開いている。職員たちが心に残った調査を選び、発見や驚きなど思い出のひと言を添えて紹介している。

 同センターは1982年7月に設立。国史跡・恵解山(いげのやま)古墳や長岡京跡の右京、左京部分など現在までに市内で計約900件、延べ約23万平方メートルの発掘調査を手掛けてきた。

 今回は「まいぶんミニ展示」と銘打ち、同古墳や府内で唯一の銅剣が出土した神足遺跡など、旧石器時代―奈良時代の重要な調査に関する写真37点を展示。長法寺小で行われた古墳時代後期の力池二号墳での調査風景を収めたパネルには「被葬者のほとんどが北枕だったのが興味深かった」との担当職員のコメントが記されている。

 パネル展後期は、長岡京時代以降の調査成果を掲げる予定。

 同センターは35周年企画として、地元の発掘調査の遺物を印刷した特製缶バッジ(来年2月まで)と記念マグネット(限定300点)を来場者にプレゼントしている。原秀樹調査係長は「子どもたちにも夏休みに展示を見学してもらい、地域の歴史を知るきっかけにしてほしい」と話す。

 同展は前期が8月18日まで。後期は8月21日~9月29日。入場無料。土曜と第2・4以外の日曜、祝日は休館。

【 2017年07月10日 10時15分 】

ハートの窓話題、東部の観光が人気 京都・宇治田原

2017-07-13 17:41:46 | 商 trading
 京都府宇治田原町東部の奥山田、湯屋谷の両地区を訪れる観光客が、今年に入って急増している。奥山田地区にある正寿院は「ハート形の窓」がインターネットで話題を集め、湯屋谷地区にある永谷宗円生家もツアー客の人気を集めている。鉄路のない同町は観光誘客が長年の課題であり、関係者は地域経済などへの波及効果も期待している。

■秋のシーズンへ町営バスも検討

 正寿院は、一昨年9月にハート形の窓「猪目(いのめ)窓」を客殿に設けた。インターネットの写真投稿サイト「インスタグラム」で人気となり、月30人程度だった参拝者が、現在は500~600人に増えた。平日でも全国各地から参拝者が訪れており、中学生のグループが京都市への修学旅行の自由行動で、バスとタクシーを乗り継いで寺まで訪れたこともあったという。

 米国テキサス州・ヒューストン在住で、一時帰国中に寺を訪れた藤田裕巳(ゆい)さん(30)は「米国でインスタグラムを見て行きたいと思っていた。想像以上にきれいでかわいかった」と喜んでいた。

 久野村大寛副住職(29)は「仏像や歴史愛好者中心だった参拝者が、若い女性など幅広い年齢層に広がった」と驚き、「お寺は長年地域に守ってもらった。訪問客増加で(地域経済に)還元できれば」と期待している。

 湯屋谷地区には江戸時代に煎茶製法を考案して全国に広めた永谷宗円の生家がある。町産業観光課によると、昨年の訪問者数は前年比で6倍以上の2020人になった。15年に日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」の構成文化財に選ばれたことで注目が集まり、団体の観光旅行のルートにもなったとみている。

 本年度は「お茶の京都博」でさらに訪問者が増えているといい、生家を管理している「湯屋谷宗円さんの里づくり会」代表の谷村稔さん(71)は「平日の団体客が増えた。振る舞っている地元産煎茶も好評で、リピーターもいる」と喜ぶ。

 両地区は路線バスもなく、地域がコミュニティーバスを運行しているが、地元関係者によると、休日に定員オーバーでバスに乗れない観光客や住民が出たこともあったという。町建設環境課は「秋の観光シーズンに向け、試行的に観光地をめぐる町営バスを運行するなど検討を進めたい」としている。

【 2017年07月09日 11時03分 】


天王山山頂に腰掛け、眺望楽しんで 京都

2017-07-13 17:32:30 | 地 geography
 大山崎ふるさとガイドの会はこのほど、大山崎竹林ボランティアの協力を得て、天王山山頂の山崎城跡西広場(京都府大山崎町)に丸太の腰掛け4台を設置した。山頂には休憩できるベンチがいくつかあるが、見晴らしがいい西広場にはなかった。散策客へのおもてなしとして、二つの住民団体が腕をふるった。

 腰掛けは、竹林ボランティアのメンバーが天王山の麓で間伐されたスギの木をもらい受けて手作りした。4台とも長さ1・6メートル、高さは20センチほど。腰掛け部分は、直径10~12センチの丸太2本を針金でくくりつけた。脚の部分は、長さ30センチほどの丸太3本を束ね、腰掛け部分の両端に取り付けている。

 できあがった腰掛けは、6月中旬にふるさとガイドの会の7人が山頂まで運んだ。中腹までは車を使ったが、その後はメンバー数人で腰掛けを担ぎ、急な山道を登った。

 4台の設置場所は山頂西広場の南側。そばには木々が茂り、日差しを遮ってくれる。天王山南方の景色も眺められる。天気がいい日は大阪市内まで一望でき、座って休憩していた大薮敬一さん(47)=千葉県船橋市=は「あべのハルカスまではっきり見えており、ここに腰掛けを置こうという発想は素晴らしい。次に来た時もここで休みたい」と話した。

 ふるさとガイドの会副会長で竹林ボランティアの幹事も務める藤原琴二さん(73)=大山崎町大山崎=は「以前から腰掛けを設置したいという希望が実現できた。広場の雑木も伐採して見晴らしが良くなり、感じのいい山頂になった」と、手応えを感じている。

【 2017年07月09日 11時42分 】

涼やかスポット今年も開放 京都・乙訓の8高齢者施設

2017-07-13 09:57:02 | 護 help
 高齢者施設内の冷房が効いた部屋などを開放する「高齢者涼やかスポット」が、今年も府内各地で始まった。お年寄りの熱中症を防ぐため、本格的な夏の到来に合わせた京都府の事業で今年は計144施設が参加。京都府南西部の乙訓地域でも8施設で順次、施設開放が行われている。

 涼やかスポットは、9月末まで特別養護老人ホームやケアハウスなどの施設を一般の高齢者にも利用してもらう取り組み。施設によって飲み物の無料提供や認知症相談窓口の開設、映画上映や健康体操を行う。開放日時は施設ごとに異なる。府高齢者支援課は「熱中症予防だけでなく、高齢者同士の交流の場としても利用してほしい」としている。

 長岡京市友岡4丁目の介護老人保健施設アゼリアガーデンでは毎日午前11時~午後3時まで施設内の喫茶室が利用できる。軽食(有料)があるほか、冷たいお茶が無料で飲める。野稲貞雄事務部長は「うちは公共施設のような場所。気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。

 府は、独居の高齢者や高齢者のみの世帯に戸別訪問も行っている。乙訓地域では約7千世帯が対象になっており、地元の民生児童委員やボランティアが冷却シートと熱中症予防を訴えるチラシを配っている。

 乙訓地域の他の涼やかスポット実施施設は次の通り。

 【向日市】特養ホーム サンフラワーガーデン▽ケアハウス サニーリッジ▽特養ホーム 向陽苑

 【長岡京市】特養ホーム ともおか▽ケアハウス 竹の里▽介護老人保健施設 春風

 【大山崎町】特養ホーム 洛和ヴィラ大山崎

【 2017年07月08日 10時45分 】

「平常心で戦え」 京都・長岡京で高校球児を激励

2017-07-13 09:54:03 | 士 cerebrity
 夏の全国高校野球選手権京都大会の開幕を前に、京都府長岡京市の中小路健吾市長が6日、同市友岡1丁目の乙訓高を訪れ、野球部員を激励した。

 同高の野球部は113人で広島、徳島県などの強豪校との練習試合やチームワークを高めるための走り込みなどを重ねてきた。初戦は11日に、わかさスタジアム京都(京都市)でシード校の東山高と対戦する。

 中小路市長は、ユニホーム姿の部員らを前に「日々重ねてきた努力を信じ、平常心で戦えば必ず結果はついてくる」とエールを送り、スポーツ飲料を贈った。主将で3年の横山紘太郎さん(17)は「1回戦から強敵なので全員気合が入っている。甲子園出場を見据えて、自信を持って全力で一戦一戦頑張りたい」と健闘を誓った。

 乙訓勢では他に、西乙訓高と向陽高が10日に、あやべ球場で対決する。シード校の立命館高は15日に、同球場で福知山成美高と戦う。

【 2017年07月07日 11時10分 】

定年後の男の生き方、当事者ら議論 京都・長岡京

2017-07-13 09:47:31 | 民 people
 定年退職世代の男性を対象にした「これからの男の生き方セミナー」が5日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。参加者が、自分の人生を振り返り、今後の計画について話し合った。

 セミナーは、退職後の生きがいづくりや孤立防止などを目的に、市東地域包括支援センターが、昨年度に続いて開いた。この日は60代を中心に15人が参加した。

 講師を務めたシニア産業カウンセラーでキャリアコンサルタントの吉岡俊介さんは、47歳で大手損保会社を早期退職したものの、会社というよりどころを失ったためうつ状態となった自身の経験を紹介。「男は勝たなければならないといった価値観を持っている人ほど、退職後の生き方に悩んでいる人が多い」と指摘。現役時代の上下関係ではなく、人とのつながりや共感や双方向を大事にした横の関係に切り替えることを呼び掛けた。

 黒田治さん(70)=長岡京市梅が丘=は「他の参加者の話を聞き、刺激を受けた。これから、長らく会っていない友人や、かつて勤務した海外などを訪ねたい」と話していた。

【 2017年07月06日 10時54分 】

薬物やネット、非行防止策は? 京都府PTA指導者研修会

2017-07-13 09:40:18 | 会 party
子どもの薬物乱用やネットトラブルが増える中、家庭や学校での対策を考える京都府PTA指導者研修会がこのほど、長岡京市天神4丁目の中央公民館で開かれた。府教育委員会などが主催し、乙訓地域のPTA役員や教員ら約300人が、講演などを通じて非行防止について学んだ。

 講演には、府警少年課少年サポートセンターの足立弘副所長が登壇した。府内の大麻所持や使用容疑による摘発が2015年の11件から16年は25件に急増しており、逮捕された少年の3割には非行歴がない実態を示し「薬物は別世界の出来事ではなく、身近な存在だと認識してほしい」と指摘。大人が正しい情報を知り、子どもたちに伝えて善悪の判断を身に付けさせることの大切さを強調した。

 この後、参加者は童謡・唱歌の世界や読み聞かせなど四つの分科会で交流を深めた。

【 2017年07月05日 11時26分 】

食中毒の原因・防止法、注意と理解深める 京都

2017-07-13 09:36:14 | イベント
 食中毒が発生しやすい季節を迎え、食品の衛生管理について学ぶ講習会が3日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館で開かれた。市内で配食サービスなどに取り組むボランティアらが食中毒の原因や手洗い方法などについて理解を深めた。

 同講習会は、市社会福祉協議会が毎年この時期に実施しており、今回は19人が参加した。乙訓保健所環境衛生室の担当者が、昨年全国で約2万人が食中毒を発症し、14人が亡くなったことなどを紹介。その上で、調理前だけでなく調理中の手洗いや、食材によるまな板や包丁などの使い分けなど、こまめな対策の重要性を強調した。

 その後、参加者らは、ブラックライトで発光する特殊な液体を手に塗って手を洗い、どれくらい液体が落ちているかを確認。「手首もしっかり洗ってください」「指のしわの間にも菌が残りやすいので気をつけて」とアドバイスを受けていた。

 独居高齢者支援を行っている一文橋友の会の梶原幸子さん(73)=同市一文橋2丁目=は「わかっているつもりでも、きちんと洗えていなかった。これから十分気をつけたい」と話していた。

【 2017年07月04日 11時52分 】

大画面で絵本読み聞かせ 京都・長岡京

2017-07-12 18:13:16 | イベント
 家族で絵本に親しんでもらおうと、「えほんのひろば劇場」が2日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館のホールで開かれた。0歳から小学校低学年までの親子連れ約300人が、大きなスクリーンに映し出された絵本の読み聞かせを楽しんだ。

 バンビオ七夕まつりのイベントの一つとして、スクリーンを使った絵本の読み聞かせを各地で行うえほんのひろばの会などが開催した。

 七夕にまつわる織姫とひこ星が登場する童話や、いろんな形の卵から次々に動物が生まれるお話など、絵本6冊の読み聞かせがあった。内容に合わせて、子どもたちは家族と手遊びしたり、クイズに答えたり、体操したりして、いきいきとした様子で絵本の世界に触れていた。

 息子の旺雅ちゃん(3)と一緒に来た金子雅英さん(40)=同市神足=は「読み聞かせはたまにしているが、大画面で見ると新鮮。親子のコミュニケーションにもなってよかった」と話していた。

【 2017年07月03日 12時35分 】

起業目指すママさん交流 京都・長岡京

2017-07-12 18:05:15 | 民 people
 起業や社会参画を目指す母親が交流を深める「ママ・キッズまるごとマルシェin長岡京」が1日、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ広場公園などであった。多くの親子連れが訪れ、育児用品が並ぶ販売ブースや演劇など多彩な催しを楽しんだ。

 同市を拠点に育児支援に取り組むNPO法人「いんふぁんとroomさくらんぼ」が主催。「ママと街、お店が一体となって地域を盛り上げよう」と、企業や行政でつくる実行委員会が毎年この時期に開いている七夕まつりと初の同時開催となった。

 会場には、子ども服や乳幼児向けのおもちゃなどを扱うブースが40ほど出店。大山信子さん(28)=大山崎町円明寺=は「品ぞろえが豊富で、目当ての子ども服が見つかった。店の人と育児について意見交換できたのも良かった」と話した。

 バンビオ1番館内では子ども向けの演劇や、人形作りやネイルアートのワークショップなどもあり、にぎわいをみせた。

【 2017年07月02日 10時46分 】

古紙回収収益、建て替え資金に 京都の自治会館

2017-07-12 15:49:59 | 政 governing
 京都府向日市寺戸町大牧地区の自治会館の老朽化が進み、住民たちが建て替え資金の捻出のため、古紙回収に熱を入れている。地元自治会が主導して地域住民に協力を求め、回収業者と料金の見直しを進めたところ、回収量が約5倍に増えた。補助金も得て、9月に建て替えに着工し、年内に完成するめどが立った。

 大牧自治会館(木造平屋建て約64平方メートル)は1977年に建設。現在、基礎が陥没して床が傾斜し、外壁に亀裂が入るなど経年劣化で建物の損傷が激しくなっている。大牧自治会では2015年から、建て替えに向けた議論を進めてきた。

 資金の足しにするため、同年7月から、古紙の回収日を月1回から2回に増やし、業者との交渉で買い取り料金を改定。回収日の朝には、自治会有志らが地域を回って住民に協力を呼び掛け、収益金を建設基金に積み立てている。同年9月からは、同会館を利用する隣の高畠自治会も取り組みに加わった。

  結果、回収の本格化前は月1トンほどだった回収量が今では5トン前後にまで増加。収益も月2万5千円程度を上げるようになった。6月下旬には「自治総合センター」から補助金約930万円が支給されることも決まった。

 週1回、同会館を使う住民サークル「ひばりの会」の藤田宗子さん(76)は「早く過ごしやすい建物になってほしいと願い、微力だけど協力してきた。回収日は声掛けに回ってくれるから『出さないと』って思う」と完成を心待ちにする。

 大牧自治会の佐々木和隆会長(65)は「住民みんなの思いが詰まった会館に生まれ変わる。地域にとっての『第二のリビング』として、さまざまな活動が展開される場所にしていきたい」と話す。

【 2017年07月01日 10時57分 】


子連れに優しい店舗を紹介 京都の団体が情報誌

2017-07-04 08:38:19 | 護 help
 NPO法人いんふぁんとroomさくらんぼ(京都府長岡京市竹の台)は、子育て中の母親向けの情報誌「ママパスポートながおかきょう」をこのほど発刊した。子ども連れに優しい店舗などを紹介しており、7月1日に開幕する地元イベントで配布する。

 出産や子育てで外出しにくい母親に子連れで街に出掛けてもらおうと、滋賀県守山市の育児団体が発行しているのを参考に初めて制作した。

 同パスポートは7~9月の3カ月版。13ページ、A5判で千部作った。同法人運営のママカフェ営業日を記したカレンダーをはじめ、小児科や小児歯科の紹介、パスポート提示で割引が受けられる美容室や、子連れでの来店を歓迎する飲食店などが掲載されている。また、ヘルメットのかぶり方や水遊び中の注意点などをイラスト入りで掲載した傷害予防対策や、お薦めの絵本のコーナーもある。

 同法人は1、2日にバンビオ1番館(長岡京市神足2丁目)で開く「ママキッズまるとごマルシェ」で配る。今後も3カ月に1回のペースで発行する予定で、「パスポートをきっかけに、赤ちゃんと母親が地域の人たちに出会う機会が増えれば」としている。

【 2017年06月30日 10時17分 】

宇佐美選手の海外移籍金活用、5校にテント贈る 京都・長岡京

2017-07-04 08:15:35 | 士 cerebrity
 長岡京サッカースポーツ少年団は28日、日頃練習で利用している京都府長岡京市内の4小学校と長岡中に、折りたたみ式テント計5張りを寄贈した。同少年団出身の宇佐美貴史選手の海外移籍で得た資金を活用。各学校は運動会などでテントを使用する予定。

 テントは縦4メートル、横6メートル。深緑色の屋根の部分には白字で学校名のほかに、同少年団の名前やエンブレムなども記されている。

 宇佐美選手は、小学生時代から同少年団で練習を重ね、現在はドイツ1部リーグのアウクスブルクでプレーしている。選手が海外移籍した場合、選手を育成したチームに連帯貢献金が支払われる仕組みで今回約4400ユーロ(約55万円)が、同少年団に支払われた。

 この日は、同少年団の代表者と宇佐美選手の父和彦さん(54)が、宇佐美選手の母校、神足小(長岡京市神足3丁目)を訪れ、岡村一浩校長にテントと目録を手渡した。

 岡村校長は「宇佐美選手は、子どもたちにとってあこがれの先輩であり、励みになっている。ぜひ頑張ってほしい」と話した。

【 2017年06月29日 12時33分 】