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水害の怖さ、過去に学ぶ 長岡京でパネル展

2013-06-09 16:55:10 | 水 water
 豪雨が発生する季節を迎え、防災をテーマにした京都府乙訓土木事務所のパネル展示が8日、長岡京市開田のイズミヤ長岡店で始まった。水害の実態を伝える写真や資料が並び、訪れた市民が真剣な表情で見入っていた。14日まで。

 会場では、昨夏の府南部豪雨で決壊した宇治市の弥陀次郎川や、土砂が流入した道路の写真のほか、1967年に長岡町(現在の長岡京市)に洪水をもたらした梅雨前線豪雨の被害状況を伝える町広報を掲示している。

 小畑川の水位が過去の豪雨で10分間に164センチ上昇したことも紹介。2008年に5人が亡くなる増水事故を起こした神戸市の都賀川よりも上昇幅が大きかったことを強調し、注意を促している。

 小畑川流域で浸水が想定される区域を示す地図や、テレビのデータ放送を活用した災害情報の提供についてPRする展示もある。

 来場した長岡第八小6年の北原郁也君(11)=勝竜寺=は「長岡京市でも川岸が崩れるほどの水害があったんだ。大雨はやっぱり怖いということがよく分かった」と話した。

【 2013年06月09日 11時14分 】


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