向日市会、美化条例案を否決 可否同数で議長裁決

2010-09-24 05:27:20 | 会 party
向日市議会は22日、最終本会議を開き、21議案を採決した。「市のまちを美しくする条例」案は否決した。本年度一般会計補正予算案や昨年度決算など他の20議案は原案通り可決、認定した。また、請願1件を採択、意見書4件を可決した。

 まちを美しくする条例案は、空き缶やたばこの吸い殻のポイ捨てなどを禁止する内容。処罰の在り方などを巡って議論となり可否同数になった。議長裁決の結果、否決された。

 美しくする条例案否決について、荻野浩議長は閉会前のあいさつで「中立公平の議長を加えてやっと過半数になる案件は、現状を積極的に変更、改革しようとする議会の意思とは言い難い」と裁決への経緯を説明した。

 久嶋務市長は閉会後、条例案否決について「通るものと思っていた。非常に残念です」と述べた。条例案の再提出は「今のところ未定」とした。

 補正予算は総額2億4500万円を追加する。このうち1億5900万円で、社会福祉法人「向陽福祉会」が新築する介護施設の建設や開設準備を補助する。

【 2010年09月23日 10時42分 】 京都新聞


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