和菓子作り、売れて笑顔 向日・寺戸中生が職場体験

2010-11-05 14:56:13 | 会 party
京都府向日市寺戸町の寺戸中2年生が、2日から5日までの日程で職場体験に取り組んでいる。同町の和菓子店では4日、生徒が自ら考案した和菓子を作り、販売した。

 働く喜びや苦労などを、体験を通して学ぶ「こころいきいき体験活動」。同中の2年生123人が、向日市と近隣市の飲食店、農家や保育園など計30カ所に分かれ、仕事の一端に触れている。

 うち寺戸町の和菓子店「鳴海餅(もち)」では男女6人の生徒が製造から販売までを任された。

 生徒たちは、オリジナル商品として、秋にちなんで柿をメーンにした2種類の和菓子を考えた。1点は、こま切りにした柿の実に小豆と生クリームを添えて、三笠焼きの皮で挟んだ「寺戸ら焼き」。もう1点は、柿の実をこして作ったあんをさらに白あんで包み、もちでくるんだ「柿大福」。

 2日は、三笠の皮を生地から作って焼き、またあんを丸めたりと下準備に精を出した。さらに4日は、朝8時から店に入り、「寺戸ら焼き」など5品を、売れ具合に応じて作り、販売した。

 中西諒君は「自分たちの(作った)商品が実際に売れてうれしい」。店主の林一郎さんも「みんな、良く頑張っている」と笑顔で話した。最終日の5日は、「柿大福」も販売する。

【 2010年11月05日 12時21分 】京都新聞



★鳴海餅本店★


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