マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

「生きる命 十選」 丸山健二 (日経新聞)

2016-01-20 14:19:48 | 本 MEMO
新春から日経新聞<文化>面で連載中の『「生きる命 十選」掌握の試み 小説家 丸山健二』も今日で8回、
丸山健二が、「危機と緊張感に満ちた生をおのれの本能と才知のみで生きる命」を宿した美術品10種を選び、それぞれを評している。

地に足をおろし<花庭を造り>、書斎に入って<文を創る>、  
どちらも同等に、生死をかけるように真剣に取り組む著者だから、
小編ながら「掌編」、一篇の短編小説風、一字一句おろそかにできない心づもりで読み込んでいる。 
                 マルガリータのつぶやき:『丸山健二の花写真』



不定期なので、この辺でいちどメモッておきます;
≪MEMO≫
1)高村光雲 「老猿」           東京国立博物館
2)森山大道 「三沢の犬」
3)ゴッホ  「種まく人」         オッテルロー クレラー・ミュラー美術館
4)与謝野蕪村「鳶・鴉図」         北村美術館
5)丸山応挙 「百蝶図」          徳川ミュージアム
6)野田弘志 「聖なるもの THE-�」    ホキ美術館
7)竹内栖鳳 「鯖」            前田育徳会
8)川端龍氏 「薄暮」           大田区立龍子記念館 

<追>
9)熊谷守一 「蒲公英(たんぽぽ)に母子草」 愛知県美術館
10)長沢芦雪 「唐獅子図屏風」        佐賀県立博物館

 9回の 熊谷守一「蒲公英(たんぽぽ)に母子草」で見せる作家はめずらしく率直、
 自らの老い、終焉を語り、
 足もとのありふれた草花を捉えた瞬間、単純で地味なものから得る到達点へ、
 そのもの言いは何度読んでも心に迫る。
 

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