マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

バウハウス・キッチン展

2010-12-11 21:36:30 | 絵画、展覧会、記念館
暖かい土曜日、汐留ミュージアム バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン展 で、ひと時。


      

イルミネーションにはあと4,5時間が必要    


 

  

1919~1933年の歴史の、初期の教育内容が
合理(機能)主義的なものと表現主義的(神秘主義・精神主義的、芸術的,手工業的)なものが混合していたことがよくわかる展示内容だった。

ナチスにより閉鎖に追い込まれシカゴにに移ったり、その後の変遷をたどるうちに、
下記ウィキペディアの記事を読んで、改めてドイツに感嘆!


新生バウハウス ウィキペディアより抜粋

バウハウス大学; ヴァイマル(ワイマール)校舎は、旧東ドイツの時代は建築・土木工科大学(Hochschule für Architektur und Bauwesen Weimar)として機能していたが、東西併合後にバウハウスの流れを汲む国立の総合芸術大学としての再編が計画され、1996年に建築、土木工学、アート&デザイン、メディアの四領域を有する「バウハウス大学(Bauhaus-Universität Weimar)」として、改めてバウハウスの名を掲げることとなった。その中でも、大学院修士課程(MFA)のみのコースとして設置された「Public Art and New Artistic Strategies」は、バウハウス大学の全領域を横断しながら新しい芸術を探求する実験的なコースとして注目されている。

バウハウス・コレーグ: 1999年9月、「バウハウス財団」管理のデッサウ校舎において理事長を務めるオマー・アクバーが、実験的教育機関「バウハウス・コレーグ」を立ち上げた。対象は大卒や専門課程既卒者でクラスは英語で行われる。履修期間は1年(3期)で、1学期のみの履修もできる。私設学校であるため公的な卒業資格は得られない。往来のバウハウスが掲げていた「全ては建築に収束する」でなく、テーマは「都市」。メディア、建築、アート、デザインなどの専門知識を持った20人前後の学生たちで成り立つ。バウハウスブランドを利用しているという批判もあるが、21世紀のバウハウスを見据えた実験的試みが行われている

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バウ (あき)
2010-12-14 14:18:03
バウハウス展には力を入れていて、色々なイベントを開催してましたょ~

IHクッキングセミナー「ドイツのクリスマスディナー」など

バウハウス展もあと少しの開催です。

わたしも暇を見つけていかなくては
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Unknown (ジャスミン)
2010-12-14 21:26:58
早稲田バウハウス・スクールなる実験な合宿みたいなものが1999~2002年に滋賀県であったみたいです
(私の在籍は2006~2010)
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古くて新しい、あき様へ (マルガリータ)
2010-12-15 07:31:32
キッチン用品の、例えばコップでも、私達が使っているデザインだったので~
ヘぇー、感心しました。

たった14年の間に校長が代わるごとに方針も変わり、大量生産可能なデザインを追い求めて~
 大変、わかりやすかったです

閉展前日の土曜日、18℃に誘われて久しぶりに汐留まで足を伸ばしたかいがありました。
チケット、いつもありがとうございます
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バウハウス・スクール、ジャスミン様へ (マルガリータ)
2010-12-15 07:46:25
‘バウハウスブランド’なる言葉はだてではないですね。
早稲田にも4年間スクールがあって…
今はどういう流れになってるのでしょうね?

パナソニックミュージアムはあき様のおかげで毎回のようにいってますが、
企業主体の展覧会だけあって、通して見ていくと筋が入っていて勉強になります。
ジャスミン様も、帰国されたら展覧会巡りをお薦めします
日本の実力の凄さを、改めて感じられると思いますよ
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Pミュージアム (あき)
2010-12-15 18:03:46
Pミュージアムも、個性的な展示で注目を集めるようになりました

開館当初は、ルオールオーで絵画に詳しくない私には、あまり・・・といった感じでした

ルオー常設展示と伴に、企画展示を毎回するようになってからは、照明の歴史にスポットを当てたり、陶芸についてだったりと他にあまり類をみない幅広い展示になって、とても興味深くなりました

たしか、こゆきさんは学生の頃、学芸員のアルバイトの経験がおありでしたよね。

また機会がありましたら、アキトさんとPミュージアムにお越しください。
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バウハウス資料館 (こゆき)
2010-12-15 20:54:19
いつもながらにマルガリータさんのわかりやすい説明は、勉強になります!

バウハウスといえば…
2003年にベルリンを訪れた際、
バウハウス資料館に行ったのを思い出しました。
1919年にワイマールで創立、デッサウ、ベルリンと拠点を写しナチスの台頭と共に姿を消し…

そのような歴史がわかる展示館の中には絵画、彫刻、建築模型、ポスターなど様々な展示物があり見ごたえがありました。

<機能性+芸術性>
…デザインの基本形といった感じですよね。

今回のキッチン展は残念ながら行きそびれてしまいましたが、またぜひPミュージアムに行きたいです。
期待を裏切らない充実した内容と、
展示空間の照明の巧みな演出の大ファンです!
あきさん、いつもありがとうございます。

私は大学時代に学芸員の資格をとりました。
照明の話もありお客様の動線も意識するようにもなり、展覧会を企画者の目線でみる勉強になりましたよ
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Pミュージアム;あき様へ (マルガリータ)
2010-12-16 08:27:42
やはり、注目度アップしてたのですね。
最近、元気があるなと思ってました。
受付近くの解説テレビを入場前に見ておくと、
初めての分野、人でもスムーズに見どころをピンポイントでおさえられます

会期始めにある講演会もその道の有名専門家だったり、
これからも目が離せませんね
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ベルリン、こゆき様へ (マルガリータ)
2010-12-16 08:40:12
こゆき様は本場で見てきてるのでした。
ベルリンの内容を拝見すると汐留の展示はそっくりです。その資料館のお引っ越ししたもののようです。
 (ヨガに似たニンニク&菜食主義の展示などありましたか?
  あまりの徹底ぶりで生徒がどんどん倒れたとか~)

展示証明のお言葉で、今回はルオーの展示室のLED照明の説明書きに気がつきました。
パナソニックのお得意なところがよくわかりました

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汐留ミュージアム (アキト)
2010-12-18 17:08:08
汐留のミュージアム、何度かこゆきちゃんと一緒に見に行きましたが毎度本当に綺麗で周りを見入ってしまいます。

バウハウス・・・・っと聞くと自分の中ではアンディ・ウォーホールを思い浮かべてしまいますが、ここまで深く知ったのは初めてだと思います。後アメリカの大学にいた頃習っていた美術歴史の講義で浅く説明されていたのも思い出します。

ちょっとうとうとしていた記憶も・・・。



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とっつきにくい?アキト様へ (マルガリータ)
2010-12-21 13:48:47
ドイツのものは、映画でも絵でも、最初はとっつきにくい感じがして
わかれば、そんなことはないのですが…

汐留ミュージアムも展示がこなれてきました。
これからも、機会を見つけて見に行きましょう
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