12月2、3、4日の週末北海道は、毎年恒例・
マルガリータ誕生日旅行でした。
帯広・十勝川温泉「三余庵」、富良野「フラノ寶亭留」でいただいた
北海道新聞、十勝毎日新聞の記事からは、
いまだ北海道旅の途中といった余韻が立ち上がってきます。
2日(金)、羽田~帯広JAL機は、離陸早々から着陸時の揺れのアナウンスで、
帯広周辺は厚い雲と強風で機体は左右に揺れて、滑走路にすべりこんだときはホッとした。
道道も4路線4区間が通行止めだったというから、1日ずれていたら富良野までいけなかったかもしれない。
3日(土)、十勝川温泉の白鳥給餌場に白鳥見当たらず、今年はエサを求めて畑のほうにいるとか
タンチョーは、台風10号で浸水した河原、ゴミのなかで餌をついばんでいた。
同行のネオチャーセンター・スタッフの説明にも、たびたび台風被害が出てきたのをおもいだしつつ、
昨日とうって変わった晴天の<野鳥観察>はとても楽しかった。
「野鳥観光」を北海道の新たな観光資源にという記事は、
マルガリータにとってもタイムリーで興味深かった。
4日(日)、 十勝川を渡る「スーパー特急おおぞら」を目撃して、北の大地の鉄道行を夢想していたところだった。
かねて話題の「留萌~増毛」廃線が迫る中、最終運行に集まった人々の写真はよかった。
ヒット曲「終着駅」から想をおこすコラムも、北国への旅情をかきたてて秀逸。
◎最後に書評、
川本三郎『物語の向こうに時代が見える』に池内 紀が評を寄せている。
一瞬、<池内 紀>の本を<川本三郎>が評論しているのかと錯覚しそうになったくらいの大物同士。
地元北海道の才能紹介に、地元紙が豪華布陣を敷いたのだろうと、
先日来、読み込んでいる<桜木紫乃>も取り上げられていて、さっそくAmazonに発注しました。
地方に行くと必ず地方紙から目を通す
マルガリータ、
今回も収穫大でした。