goo blog サービス終了のお知らせ 

マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

「桃月庵白酒」;ニューオータニで落語の午後

2016-10-27 23:24:58 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
ご招待で、秋晴れのホテル・ニューオータニまで、
宴の前にお庭をひとめぐり、紅葉には少し早かった。






今、人気沸騰中の「桃月庵白酒」を聞いた。




毒気をふくんだ「世相」まくらから、いつしか「佐々木政談」へ、
 子どもと高名なお奉行様の掛け合いは、とんち合戦のようでほのぼのと嫌みがない。

前から5列目くらいの至近距離で、
心地よい声から出る正統派古典口調、座布団上の演技は縦横無尽。

「桃月庵白酒」落語動画集

キンキーブーツ<来日版>~自分らしく生きることの大切さ

2016-10-06 22:35:27 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
渋谷・ヒカリエ:キンキーブーツ<来日版>のマチネまで;

          



10月にはいったというのに30℃越えの暑さで、
ミュージカルホールの人たちも、サンダルからブーツまで、
皆、何を着ようかと戸惑っている。

ただ、このミュージカルを観て、
 「自分らしく」「あなたのおもうままに」装う大切さを確信したあとは、
 他の人が何を着ようが、何を履こうが、気にならなくなっていた。

           





女装・キンキーの特殊な話ではなかった。
全ての人が内なる声に従って生きれば、世界を変えられる。
   ~自分自身の問題なのだと気づいた。

コロッケ;「神隠し!?」 明治座6月

2016-06-06 21:50:55 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
先日4日は、名古屋駅~東京駅、タクシーで水天宮明治座へ直行、
「コロッケ特別公演」まで;

開場前;「下町の善男・善女が大集合」といった図でした。




第一部 『神隠し!?』
 

古典落語の名作人情噺;「文七元結」と、ブラックユーモア噺「死神」をミックスさせた物語。
本所の「江戸っ子」、長兵衛の気風(きっぷ)の良さは…

浅草生まれ、浅草育ちのマルガリータが、江戸下町ものを浜町で観る、
懐かしさがジワジワと、だんだん体から力がぬけてリラックス、
1階後方の席は、よく顔が見えず、残念

時は江戸、左官の長兵衛は博打で50両もの借金をしてしまい、なんとか用立てることができたのだが、50両を盗られ身投げしようとしている男に渡してしまう。そんな困り果てている長兵衛の前に現れたのはなんと死神・・・。
人情噺「文七元結」の左官長兵衛がブラックユーモア噺「死神」の死神と鉢合わせ!?はてさて展開や如何に!乞うご期待!


≪MEMO>≫
「文七元結」のあらすじ;落語「文七元結」の舞台を歩く
明治座公式サイト

秋のつどい、ディナー&前川清ショー inニューオータニ

2015-10-29 23:54:05 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
ご招待で、ニューオータニまで、
日本庭園の紅葉がまだまだで、青々としたもみじのなかの散策となった。




新館の後ろは建設中の赤プリ;


夜の、ライトアップされた幻想的な庭も期待していたが、会食後はすっかり忘れてタクシー直行! 残念なことをした。
ポスターから:
 

会場前、豪華なお花☆


<ディナー>は秋色満載
アミューズ;雲丹、サーモン、姫鮑、オマール海老、キャビア、穴子

ホテル伝統の松茸のコンソメ;深い味わいで、おかわりしたかった(笑)

真鯛のポワレ

牛ヒレ&フォアグラ 

<前川清>
気取りのなく、ユーモアたっぷりで笑わせる語り、
かわらぬ声量にうならされ、
 

バックも色を添える女形も絶品、
 

女性はもちろんだが、中年男性ファンも多い、

☆カメラが解禁されてからは、会場中が<昔の若人>の活気で元気、元気☆


サンクトペテルブルク Webチケットがつながらない

2015-04-06 23:52:56 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
サンクトペテルブルグ、もう、来週(水曜日)です。
マリインスキー劇場、新マリインスキー劇場、ミハイロスキー劇場、エルミタージュ劇場とHPを開いて、ロシア語から英語、日本語に翻訳して、
劇場とこちらの日程、演目をにらめっこして、
16日;マリインスキー劇場:フィガロの結婚
17日;エルミタージュ劇場:白鳥の湖
チケット代を確認しながら、座席表から選んで、購入クリック~、
メールアドレス登録して、…、そこから動かない、ガックリ

BalletAndOpera.com St.Petersburug,Russia のサイトをすすめられたが、もうや~め~た、でエージェントにたのんだ。
劇場のHPから買えなかったことなんてなかった。エージェントにたのむのも初めて。「ロシア」のせい??




『宇崎竜童LIVEアンソロジー』で元気をもらった

2015-02-01 23:05:03 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
昨年から続く宇崎竜童40周年LIVE、その最終とも、41周年とも… のっけからノリノリ(爆)

      

相変わらずの「元気印」は中高(老)年ばかりの満席会場にも行きわたり、
バックに若いイケメンジャズバンド;キタジマ組、会場は日本橋COREDO;三井ホールとくれば、前回の品川プリンス;弾き語り独演とは、おしゃれ感も増してボリュームも大、

「語り」もいよいよ佳境、安く仕上がったCDを手売りで、手に入らない人に「AMAZONでも買える」と言ったら「そんな遠くには行けない」と言われたとか、恐ろしく高齢のファンたちはNETなどは無縁というのはあり得る話、会場中が爆笑
「芸」もおもちゃ風トランペット(プラ製)で遊んでみたり、ウ~ン、なかなか良い響き~
音楽活動40必見 軌跡LIVE の題目通り、宇崎竜童の最初から最後まで、今日も延々、3時間10分

 だしや  

≪開演前に≫





『MOON SAGA- 義経秘伝-』;GAKTO

2014-10-31 23:18:23 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
『MOON SAGA- 義経秘伝-』;GAKTO の総仕上げ編;大宮ソニックシティ;

  





    

GAKTO はじめて、義経はじめて、のマルガリータの前に更なる関門は、今日のハロイン仕様。前半、全員がぬいぐるみ動物での異色編、、会場のファンは大喜び、爆笑、クスクス笑い、失笑、ついていけない
後半にはいって、これが本来の『MOON SAGA- 義経秘伝-』?といった絢爛さに目が覚めた(笑)

弁慶が小さい、平教経;悠未ひろはもろ宝塚バージョン、今回初めてという電飾バージョンは楽しめた。



一階正面少し後方の席だったが、ゴルフ観戦用双眼鏡(!)で、GAKTO の麗しいお顔もバッチリ☆ 声もいい☆
隣りの、☆GAKTO 命☆S嬢の反応をうかがいながら、休憩なしノンストップ3時間、異次元世界の体験だった



  
GAKTO様デザインの着物☆


『梅沢富美男』;ニューオータニ・ディナーショー

2014-10-30 14:18:16 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
ご招待で;
ニューオータニの秋色はサルビアの赤外人に人気の日本庭園



華やかな秋色だったが写真がうまく撮れず。

≪ディナー≫

オマール海老・キャヴィア 若鶏・モリーユ茸のスープ  

≪写真なし≫赤穂鯛の香草や木・パワロー葱

牛フィレロースト・香菜 ”ピオーネ”のクープ仕立て・ミルクジェラート

≪梅沢富美男ショー≫


「下町の玉三郎」の女形舞い・大ヒット曲夢芝居、迫力満点の舞台ながら、千住、浅草育ちの人気者と赤坂ニューオータニのフレンチディナーショー、では、テイストが違う気がして、終始落ち着かなかった。

宇崎竜童;JUST GUTAR JUST VOCAL

2014-08-27 23:39:41 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
宇崎竜童・デヴュー40周年記念のLIVEJUST GUTAR JUST VOCAL
「究極の弾き語り」そのままに一人で6時半から10時まで、途中休憩15分のみで、”たよりはギターのみ”、30曲、”無謀な”ステージを見てきた。
御年68歳のすごいパワーをいただいて…、あと何日かは元気で前向きで過ごせそう。

  

  

 

  

4月3日のマルガリータのつぶやき 宇崎竜童プロデュース『曽根崎心中』

周防亮介 ヴァイオリン協奏曲ニ短調(シベリウス)

2014-08-02 23:20:44 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
真夏・真ッ昼間のクラシック、来る人がいるの?なんて、 
ただ~、シベリウス・ヴァイオリン協奏曲は涼しげだし、ドヴォルザーク・スラブ舞曲もお気楽、
なにより、噂の周防亮介だし、すみだトリフォニーホールも知らないし… と、
 
 

ミスコン疲れはなはだしいM嬢たたきおこし、汗を拭き拭き電車を乗り継ぎ、下町・錦糸町駅前まで(笑)
  様変わりのはげしさはどうだ、
  実家が浅草橋だから半世紀以上前!の情景が交錯して、やたらカメラを向けて~なかなかホールにたどり着かない(笑わら)
     

6列8番、やや左寄り、よく「観」えた。
 
       

指揮は、元仙台フィル、「のだめ」にも関係して旧知のような梅田敏明、のだめチックといえばそんな感じ☆
ヴァイオリン・周防亮介は第一声から期待通り、噂通り、「ソロ・ヴァイオリニストの演奏テクニックに多大な期待をかけた」という作曲家に十分こたえている。

以前、M嬢のピアノおさらい会に、[お母様もぜひ~」と出演勧誘されて弾いたのがシベリウスのピアノ小品だった。
一見、優雅に見えて、背景にひそむ北国ならではの厳しさ、強さを表現するに、なかなか苦労したのが思い出された。

休憩時間に葛飾北斎の展示を見て回った。クラシック会場に地域ゆかりの浮世絵作家の作品のかずかず、
さすが下町、「我が町」の歴史を知らしめようという意気込みで入れ込んでいる。
   
≪MEMO≫





『細雪』(明治座)のカタルシス 

2014-06-21 23:02:52 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
梅雨の晴れ間の土曜日、日本橋浜町、水天宮と、様変わりはしてもそこかしこに残る下町情緒にひたり、


  

   

今宵は、明治座・『細雪』 (谷崎潤一郎) の長丁場。(4時半~9時 休憩2回)

   

20代初めに東京宝塚劇場のお正月公演を見た時の印象は、「4姉妹の華やかな舞台はお正月にぴったりだ。」ぐらいだったが、
今回は感じること、考えることがいろいろ、最後は胸いっぱいにすっきり、晴れやかな心持がひろがってカタルシスとはこういうことか。
         

<プログラム>の説明はこれ以上なにも足せないくらいにすべて言い尽くされている。
 ”時を超えて~愛される ”美しき「昭和絵巻」
 ”『細雪』は美しい日本語の旋律、華麗な着物の数々、季節の移ろいを表す風景の美しさ、滅びゆく者への哀惜など、日本人が好むものを凝縮した作品であるといわれている
 

<幕間から>
    

明治座公式HP
マルガリータのつぶやき'12'5'19明治座・「早乙女太一」 

MEMO: <カタルシス>;心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること」
もともと、アリストテレスの『詩学』悲劇論から、「悲劇が観客の心に怖れと憐れみを呼び起こし感情を浄化する効果」をさす演劇学用語。       
転じて、精神医療において「抑圧されていた心理を意識化させ、鬱積した感情を除去することで症状を改善しようとする精神療法」をさす。
さらに一般化して、「心の中にあるわだかまりが何かのきっかけで一気に解消すること」をいう。
演劇学概論では、最初にならう専門用語のひとつで、演劇・映画をはじめとするパフォーマンスや文芸関係に頻出する。  

宇崎竜童 『フラメンコ 曽根崎心中』

2014-04-03 23:29:56 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
昨夜来の雨の中、新国立劇場まで、
近松門左衛門の「曽根崎心中」の純愛世界をフラメンコにのせて 『フラメンコ 曽根崎心中』 



阿木燿子(プロデュース・作詞) 宇崎竜童(音楽監督・作曲)
鍵田真由美(踊り・お初) 佐藤浩希(踊り・徳兵衛) 三浦祐太郎(歌・徳兵衛)
  

舞台、客席ともに、静かな情念の世界に、夢見心地の休憩なしの2時間、
いまも、十二拍子のパルマ(手拍子)、カンテ(歌)、重心を低くとった渾身のサパテアード(靴音)が耳に残る。
とくにサパテアードは、この不器用な主人公を表現して、せまりくる道行きの緊迫へ上り詰める。
フラメンコに、演奏はジャズ、ポピュラー、邦楽と畑違い、シンガーはポップス、ブルース界からと、「音楽の異種格闘技」(宇崎竜童)の迫力だった。


 

 

以下、プログラムより、≪MEMO≫
阿木燿子は「ライフワーク」といい、
見る角度によって、どんな風にも見えるのが人間。時代によって、立場によって善悪の尺度や価値観が変わります。そんな危うい存在の人間に対して注がれる作者の目は、優しくもあり、冷徹でもあり
近松は人間の業を肯定します。人の行いのすべては善いとか悪いとかではなく、そういう巡り合わせの賜物なのだと。

宇崎竜童は「なぜ僕は「曽根崎心中」に惹かれるのか?」で、
・原点となった映画「曽根崎心中」 ・リベンジで挑戦した「ロック曽根崎心中」・なぜ日本人は「曽根崎心中」に惹かれるのか ・フラメンコと「曽根崎心中」はよく似合う 
と思いのたけをのべている。


ACT4;バスティーユオペラ 『アイーダ』

2013-12-11 09:11:36 | 日本のオペラ・コンサート・演劇
ACT最新号(57)の、バスティーユ初の『アイーダが大きな話題を呼んでいる には動転(*_*)、
旅先でざっとメモッた マルガリータ/11月2日;オペラ・バスティーユ アイーダ に補足しておこうか
ブログには「素晴らしかった」、友人ヘのメールでは「今まで見たオペラの中で最高」と、感動の記録は確かなのだが…
 

この三光洋(音楽ジャーナリスト)による記事で再確認、マルガリータの鑑賞眼 も上達中…?

・パリ国立オペラの『アイーダ』は、1968年以来45年ぶり、
 プルミエ(新演出公演)としては74年ぶり
・『アイーダ』は、グランドオペラ的側面と、インティメートな室内楽的側面の、一筋縄ではいかない作品。
・音楽監督のP・ジョルダンの繊細そのものの指揮
・合唱の明瞭な歌
・M・アルバレス(勇将ラダメス)      ;きれいな旋律線とのびのある声
・R・スカンディウッツィ(大祭司ラムフィス);深みのあるバス
・L・ダンティーノ(王女アムネリス)    ;ヴェルディ・メゾらしいアムネリス
・S・ムルザエフ(アムナスロ)       ;歌唱が粗い
・O・ディカ(アイーダ)          ;金切り声で感興を殺いだ