「週刊現代」のコラム『井筒和幸の今週の映画監督ムービーメーカー』の「マイ・バック・ページ」評に小躍りしたマルガリータ。
いつもどおりの舌鋒するどい(関西弁で多少和らいでるが)批評です。
今回はこちらも真剣なせいか、一語、一文が、腹?にしみわたる。
未だ見てない映画批評というのもおかしなものですが、この井筒監督評ですでに見てしまったも同然、
もうビデオが出てからで良いと考えてます。

監督も「勇んで見に行った」が、
・赤衛軍→赤邦軍 朝霞→朝霧基地 で、はや興ざめ、「映画の製作者も命張ってやってくれって」
・「川本三郎が、京浜安保共闘(→京西)学生に接触する様子や、犯人蔵匿と証拠隠滅で逮捕されるゾクゾクする話が
ピンともポンともこない」
・東都ジャーナル? 週刊東都?
・「暴力的共産主義革命ってどんなことなんか、… 先ずは革命の説明からしないとダメ。
…今のツブヤキが趣味の人には伝わらんよ。…」
・「黒幕(滝田修らしき)の男も、色々聞き出して人物像を膨らませんとアカンな。」
・「日大全共闘議長だった秋田明大さんを思い出し、革命前夜の映画を作ってみたくなった。」
やはり最初から危惧していた通りの中途半端な出来栄えのようです。
あの時代を、今の若者向けに妻夫木くんでやるなんて、どう考えても無理があって理解できない。
ネットの感想を見ても「歴史の勉強になった。」などは良い方で、
「良くわからなかった、ちんぷんかんぷん」という感じで評価も低い。
いっそ、団塊世代に向けて本気で勝負をかけて、原作に忠実に作るべきだったと思います。
監督も言ってるように、命張って作って、初めてつかめる時代です。
最後の救いは、監督が自分で作ってしまおう、と映画人魂を喚起されたところ。
いつか作ってください、待ってます
(いづつかずゆき/’52年生まれ、「ゲロッパ!」「パッチギ!」「ヒーローショー」)
いつもどおりの舌鋒するどい(関西弁で多少和らいでるが)批評です。
今回はこちらも真剣なせいか、一語、一文が、腹?にしみわたる。
未だ見てない映画批評というのもおかしなものですが、この井筒監督評ですでに見てしまったも同然、
もうビデオが出てからで良いと考えてます。


監督も「勇んで見に行った」が、
・赤衛軍→赤邦軍 朝霞→朝霧基地 で、はや興ざめ、「映画の製作者も命張ってやってくれって」
・「川本三郎が、京浜安保共闘(→京西)学生に接触する様子や、犯人蔵匿と証拠隠滅で逮捕されるゾクゾクする話が
ピンともポンともこない」
・東都ジャーナル? 週刊東都?
・「暴力的共産主義革命ってどんなことなんか、… 先ずは革命の説明からしないとダメ。
…今のツブヤキが趣味の人には伝わらんよ。…」
・「黒幕(滝田修らしき)の男も、色々聞き出して人物像を膨らませんとアカンな。」
・「日大全共闘議長だった秋田明大さんを思い出し、革命前夜の映画を作ってみたくなった。」
やはり最初から危惧していた通りの中途半端な出来栄えのようです。
あの時代を、今の若者向けに妻夫木くんでやるなんて、どう考えても無理があって理解できない。
ネットの感想を見ても「歴史の勉強になった。」などは良い方で、
「良くわからなかった、ちんぷんかんぷん」という感じで評価も低い。
いっそ、団塊世代に向けて本気で勝負をかけて、原作に忠実に作るべきだったと思います。
監督も言ってるように、命張って作って、初めてつかめる時代です。
最後の救いは、監督が自分で作ってしまおう、と映画人魂を喚起されたところ。
いつか作ってください、待ってます

(いづつかずゆき/’52年生まれ、「ゲロッパ!」「パッチギ!」「ヒーローショー」)