田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

今年初めての草刈り(2010/4/26)

2010-04-26 19:35:07 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
竹田農園に、草刈りにいってきました。
妻の車で朝運んでもらい、妻は別の用事、帰りはタクシーで。

(草刈り)

竹田農園には休耕田が600坪あり、年4回の草刈りが必要。
回りの田んぼの風通しをよくして、稲の成長をよくするのと、イノシシのたまり場になるのを防ぐのが目的。
ただ刈るだけでは味気ないと、4年前からイチジク、梅の苗を植えて、苗周辺を刈るとき、どのくらい成長したか、そろそろ実はならないかと、目を凝らすのも楽しい。
2時間程刈って、やっと1/3程終わり、残りは後日に。
草刈り前の休耕田冒頭に。
下は、草刈り後。



(電気釜と洗濯機)
お昼は、家から持ってきた弁当。
農園の林に炭火をおこし、おかずのハンバーグやら卵焼きをあぶって、ビール。
お隣に住む、江藤正翁(87歳、元南海ホークスのエース)もいっしょに。
江藤翁と雑談。
「1か月前、電気釜が故障した。
買い替えようかと思ったが、一人住まいで、戦争中、軍隊で飯ごう炊飯していたのを思い出し、ガスと鍋で炊くと、旨くいった。
味もガスで炊いた方が美味い。
今はガスで炊いている。
数日前、今度は長年使ってきた洗濯機が故障した。
これも、昔の軍隊生活同様、手でゴシゴシ洗ったが、きつくてかなわん。
明日、新しい洗濯機が届くように手配した」とのこと。
電気釜も洗濯機も素晴らしい発明品だが、生活への貢献度でいうと、電気洗濯機に軍配。
下は林での昼食。


(ロダンの接吻)
畑の春大根、お土産に引き抜く。
少ししおれた大根があり、一度取って、また埋め戻した感じ。
これを引き抜くと、思わず笑えました。
男女が固く抱き合った風情。
密生していたのが、自然にこうなった。
思わず、写真にパチリ。
どこかで高く売れないかと札束映像が脳裏をよぎったが、大根おろしで食べたほうがよかろうと。
ロダンの接吻の彫刻(まだ見たことはない)をパリの美術館で見たようなワクワク感でした。
埋め戻したようなのは、近所の皆さんに、大根自由にお取りくださいといっていたが、面白い大根で、私にも見せてあげようの親切心で埋め戻したと思われる。
下は笑える大根達。

この写真、拡大して飲み仲間のM画伯にあげよう。
多分喜ぶ。
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汐巻で満足の釣り(2010/4/25)

2010-04-25 23:20:31 | Weblog
名高い漁場の山口県の日本海側、汐巻に行ってきました。

(眠れない)
出発が朝3時と早いので、工務店のS氏の家に泊めてもらい、そのまま暗い中を出発。
前日9時過ぎに寝て、夜中の12時に目が覚め、後は30分おきに目が覚める。
S氏も同じだったようで、あきらめて寝室のテレビで釣り番組を3時まで見ていたとのこと。
同行の作業服屋のH氏も1時間おきに目がさめたそうで、全員遠足前の子供。

(快晴波静か)
波の高さ1メートルでほとんど凪状態、快晴。(冒頭は出発後の日の出)
 おかげで、これまでの汐巻の釣りのような船酔いも無く、缶ビールもおいしい。

(30年以上)
乗せてもらう船は、木工職人のSG氏が5人の仲間で、30年以上、粟野港から出る漁船を毎年月2回で年間予約しているもの。
メンバーが用事で行けないとき、ピンチヒッターで、工務店のS氏や作業服屋のH氏に私が仲間入りしている。
SG氏とその仲間でパチリ。


(大漁)
30センチはあろうかという大型アラカブやらレンコ鯛、今日はよく釣れる。
チカメキントキ、ムシカレイという、私には初めての魚も。
おいしいらしい。
木工職人のSG氏と船長に50センチ程のアコ(キジハタ)が釣れる。
驚くやらうらやましいやら(下の写真)

私も、日ごろの関門海峡とはだいぶ勝手が違い、遠慮しいしい、今晩のおかずはゲット。
下は、チカメカントキとレンコ鯛を釣ったところ。
納竿時、船長の釣った魚をいただくことになっているそうで、くじにより、私には50センチの立派なアコが回ってくる。
思わぬプレゼントに顔がほころぶ。



(山海の珍味) アコの刺身、アコのアラの煮つけが今日のメインディッシュ。
竹の子は妻が知り合いからもらったもの。
下の写真。


 この釣り船、料金もお手頃、よく釣れ、釣り人の雰囲気も品があって気持ちが良い。
今後も月に一度は行きたいもの。



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鶏(2010/4/22)

2010-04-22 07:50:26 | Weblog
昨晩は、黒ラベルの会という、サッポロピールしか飲まないという、あまり意味のない会。
7人集まり、小倉の薩摩料理の居酒屋でビールと焼酎。
竹の子山を持っているS氏
「この間、家の山の斜面で竹の子の頭が3センチ程出ていたので掘ると、1メートルはあり、直径は30センチはあったと」
 まさかと思って、「ほんとか」と言うと、
携帯電話に保存したこの竹の子を小学生のお孫さんが支えている写真。
巨大竹の子。
「真っ白で、湯がくと実に美味かった」と。
 冒険家のM先生のお宅では、朝起きると、隣近所の方が、竹の子を置いて行ってくれていると話題に。
 才人のN氏
「竹の子は、ゆがいて人にあげた方がよい」と。
私が、
「釣れた魚は、捌いてあと火を通すばかりにして隣近所にあげないと、喜ばれない」と。
 才人のN氏
「まるたまの竹の子や、魚を人にあげるのは、生きた鶏をそのまま、食べてくださいと差し上げるのと同じ」といいながら、生きた鶏を人にあげるまねをするので皆笑う。
そのあと、子供のころ(50年~60年前)隣近所では、生きた鶏を家庭でさばいていたものだと、話題に。そのあとイノシシの解体の話題になったようだが、酩酊して、詳細は記憶のかなた。
 楽しいひと時でした。
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4月のアラカブ釣り(2010/4/19)

2010-04-19 17:13:49 | Weblog
久しぶりに関門フィッシングの船で釣りに行きました。

(4月のアラカブ釣り)

関門では、4月の船釣りは、端境期でなかなか釣果に恵まれないらしい。
アラカブはおしまい、キスも鯛も5月からでまだ早い。
何か釣れるだろうと、出かけると、関門フィッシングのYさん(関門で名高い女性釣り師)が、やっと生きたカナギがはいった。4か月待った。とのこと。
いいえさなので、アラカブかアコウかヒラメが釣れるかもと、期待。
奮闘7時間、10匹のアラカブが釣れ、この時期としては、善戦か。
(ポイント移動で一休み。冒頭の写真)

(コンテナ船)
月曜日、釣り船は数隻で、関門海峡を通る船は、安心して航行。
景気が持ち直しているようで、見た目、通る船が多く、荷物も満載。
(下はコンテナ船)


(カモメ?)
ビールも3缶飲みほし、景色を眺めていると、カモメ(? ウミネコ?)が3羽、船の回りを飛んだり、浮かんだり。
よく肥え、毛並みがいい。(低空飛行しているカモメをパチリ)


 今晩はアラカブの刺身か。

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夏野菜の準備(2010/4/18)

2010-04-18 19:29:57 | Weblog
田舎生活の好きなみなさん、おげんきですか。
日曜日、コーラル丸は出漁せずで、竹田農園で、夏野菜用の畑の準備に出かけました。
途中で、冒険家のM先生も飛び入り参加。

(ヤーコンはイモからも芽が出る)

オリゴ糖一杯のヤーコン、植え付け。
昨年末取りいれた際、掘り上げた大きな株に少し赤みがかった、子株がついており、これを一冬親株といっしょに、畑に埋めて保存、そろそろ植え時と、畑のヤーコンの株を掘り出して、植え付け。
インターネットで、ヤーコンの植え時を確認しようと、見てみると、
「子株を植える、イモからは発芽しません」と。
一昨年、食べ残した小さいイモを植えたら、しっかり発芽した、と思うも、少し自信がぐらつく。
冒険家のM先生に先日聞くと、イモから発芽したと。
念のため、子芋とは別に、小さいイモを植えてみる。
印の竹の棒を立てて、2週間もすれば、白黒はっきりの見込み。(イモ植え付けの前、パチリ。冒頭の写真)

(バーベキュー)
お昼になり、妻とお隣に住む江藤正翁(元南海ホークスのエース、87歳)も加わり3人で。
カッポ酒も。
初もののアスパラカスを畑から取ってきて、炭火で焼く。
甘みがあり、美味しい。
食べ終わった頃、冒険家のM先生、御自宅から自転車で到着。
ビールを飲み、先日コーラル丸で釣ったアジを炭火焼にして酒の肴。
近くの山から持ち帰ったクヌギの枯れ木をくべ、よもやま話。(下はバーベキューの様子、近所のノラネコはアジの頭や皮をもらい大喜び)


(奇跡の栗の木)
お腹も一杯になり、M先生に、「竹やぶの中に、奇跡の栗の木を見つけたので、見に行きましょう」と誘い、イノシシ除けのチリンチリンの鈴を腰に、竹やぶに。
手入れが出来ず、真竹の林になってしまった元栗畑、栗の木はしぶとく生き延びて、7、8メートルはまっすぐ、竹が光を遮れない高さから枝が横。
直径は50センチ前後ありそうなのが、5、6本。
M先生を案内、この秋、寒冷紗を栗の木の回りに張って、人間様2割、イノシシ8割で栗の実を取ろうと、M先生に話す。
栗の木を見上げ、「杉のような樹形をした栗じゃ、普通の栗の木とは違う」と。
(下は奇跡の栗の木の前で記念写真)


(刈った草の山)
竹田農園のお隣に住む、土建屋のI氏、やってきて、また仕事で刈り取った草を空き地に置いておこうと。
いただく豊富な草のおかげで、竹田農園の収穫は2倍になった。
I氏からいただいた草を畝に分厚く敷き詰め、自然に堆肥にしているが、作物が病気にもならず、害虫に食われることも稀に。
また草をくださいとお願い。

(牡丹)
夕方になり、夏野菜の植え付けも今日の予定は完了、妻と我が家に。
苅田にある我が家の庭、牡丹が満開。パチリ。(下の写真)



明日は、関門フィシングの船で関門に船釣り。

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バスハイク エピローグ(2010/4/15)

2010-04-15 23:42:30 | 俳句、短歌
今日は小倉室町のラーメン屋の錦龍で、先日のバス旅行の慰労会。
車内の缶ビール買い出しの私の妻、俳句会の選者の世話好きのS女史と歴史家のT氏、休憩の都度人数を数える係のY氏など総勢8名。
俳句会の景品の絵を3枚提供してくれた、M画伯は、今日の打ち上げ会を忘れて、足立山のアトリエで客人3人と宴会中で欠席。
 錦龍のI氏のご厚意で、ヒラメ、鯛、シマアジの刺身がメインディッシュで、赤薩摩、日本酒の銘品と惜しげもなく秘蔵の酒の封をあける。
 よもやま話で、一番盛り上がったのは、車内の俳句(短歌OK)で、入賞を逃したが、皆さんの心を打った、Fさんの一句。

 「春が来て あなたの居場所を 知りました
   遠くのみ山の 山桜かな」


 国東半島の点々と彩を添える山桜を詠んだ短歌。
私が全員の句を詠みあげる役目で、詠みながら、思わず意味もわからず涙。
すぐ後で、隣に座っていた錦龍のI氏が、Fさんのご主人は亡くなったんよと、耳元で一言。

 フェミニストのM画伯、揺れるバスの中で、Fさんの書いた短冊に、素敵な菜の花の絵。

 国東の三浦梅園生家前で、酔っ払い達でパチリ(冒頭の写真)の写真、改めてホノボノ。
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耶馬渓の西谷温泉(2010/4/12)

2010-04-12 15:25:19 | Weblog
月曜日、朝から雨で、農園はパスで、車で一時間の西谷温泉(耶馬渓)に妻と出かけました。
かけ流し、いい泉質で、近隣のお年寄りが沢山きている。400円/人。ごろ寝の出来る畳の大広間もあり、高台で眺めもよい。(冒頭の写真)
近所の農家から、野菜、果物、柚子胡椒など安く販売しており、何か買いたくなる。
 先日東京で遊んだ、ジジババの原宿の巣鴨とよく似ている。
 食堂も広く、団子汁、おでん、ソバ、ビールも。
 (下は、温泉入り口でパチリ)


いい半日でした。
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アジ大漁(2010/4/11)

2010-04-11 18:07:50 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
すっかり春、久しぶりのコーラル丸での関門船釣りでした。
冒険家のM先生と薩摩隼人の0氏の3人の釣り人。(冒頭の写真の3人)

(アジ大漁)

昨日良く釣れたという、新日鉄埠頭近くのアジポイントに。
運よく、他の釣り船はこのポイントにはいっていない。
仕掛けを下ろして程なく、コンコンという引き。
アジ。
しかもいい型。
25センチオーバーが頻繁に竿を曲げる。
缶ビールを飲もうとクーラーボックスから出したが、蓋をあける暇がないと、ボヤクもM先生からもO氏からも相手にされず。
生けすの中は底が見えない程の大漁。
(下は釣れたアジを持ってパチリ)


(甲イカ)
3月中旬から甲イカがこの近辺で釣れる。
お昼前、甲イカ狙い。
川端船長は、3匹、O氏は2匹、私は0。
M先生は「私はグチ・キスを釣る」とキス仕掛けでマイペース。
前回も私は甲イカ0で、仕掛けが悪いのか、運が悪いのか、腕前か。
自信喪失。
帰りに船長が、釣った甲イカを呉れたので、サンキュー。

(ヤーコン)
オリゴ糖いっぱいのヤーコン、大半が糖尿病かその予備軍の私の飲み仲間の皆さんの必需品になりつつある。
竹田農園で昨年秋、収穫後の株に種になる株が鈴なり。
これを川端船長に謹呈。
また苅田町のMZ氏にも先日差し上げたばかり。
ずっしりと重たいクーラーボックスをかかえて電車に乗ると、MZ氏から電話。
「今日も釣りかー」とのことで、「駅に来てくれたらアジをやるぞー」と言うと、「まっちょる」と。
10匹程、アジを差し上げると、先日のヤーコンの種株の植え付けの間隔を聞きたくて電話したとのこと。
今日は畑仕事をしてヤーンコンを植え付けるところとのこと。
1.5メートル程の高さになるが横には張らないので、株間50センチ、里芋並みでいいのではと、言うと、分かったとのこと。
11月、あちこちでヤーコン豊作の予感。

(木の芽あえ、アジたたき)
川端船長からもらった、甲イカ、農園で取った竹の子と庭先の山椒の葉っぱで、木の芽あえ、アジは大きいのを選んでタタキ。
ネギは農園のワケギ。
(下は、出来上がったところでパチリ。)

春の味覚。
今日は日本酒か。
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畑は春たけなわ(2010/4/5)

2010-04-05 18:26:08 | Weblog
先週に引き続いて、竹田農園に畑仕事に。
見事な桜並木の今川を妻運転の車で。
あちこちの畑に菜の花、甘い香りが伝わってくる。

(竹の子掘り)

竹田農園の周辺の山には、孟宗竹が茂っている。
竹の子、そろそろ掘り頃で、スコップと開墾鍬を持って、親戚の孟宗竹の山に。
日当たりの良い土手に、かすかに竹の子の先端が見え隠れ。
私は2つ見つける、妻は10個程。
今日は妻に完敗。
見つけた竹の子をお情けで掘らせてくれました。
(開墾鍬で竹の子を掘り出している写真、冒頭)
小ぶりだが、我が家に戻って、外皮を取り、現在大鍋で湯がいているところ。
今晩は美味しい竹の子で焼酎。(下は今日の竹の子掘りの成果)


(田植え)
お昼は、農園のお隣に住む江藤正翁(元南海ホークスのエース)3人でバーベキュー。
後で、妻の卓球仲間のY夫人も合流。
昨日のバス旅行で桜が見事だったと話題に。(下はバーベキーの様子)

立ち寄った双葉山記念館の双葉山の実物を見たことがあるか、江藤翁に尋ねると、
「到津球場に時々大相撲の巡業があり、中学5年の時、見に行った。
双葉山、前田山等、相撲を取っていた。
入り口で切符切りをしていた親方が、いい体をしている、相撲取りにならないかと、スカウトされかかった」といった話も。
農業は、一度だけ復員して間もなくやったことがある。
父上が「ブラブラしているなら田植えを手伝え」と、苗を渡され、田んぼに入って、一苗植えたところで、
「もういい、お前のような大きな足では、田んぼの棚が壊れる」とやめさせられたとのこと。
この話を妻も、Y夫人も農家出身のため、よく理解。
「糸・印・そこを足で踏むといけない」、等、二人でおしゃべりするも、商売人の倅の私には、田植えは昔も今も無縁で、チンプンカンプン。

(イチゴ)
今年は、例年の3倍のイチゴ苗を植え付け。
暖かい春の日差しに、勢いがよい。
白い花もたくさん。
これに黒ビニールのマルチング。
こうすると土が実につかず、地温も上がって実がよくなる。(下はイチゴ畑で作業しているところ)


今度の日曜日、コーラル丸で釣りの予定


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国東バス旅行(2010/4/4)

2010-04-04 23:35:22 | 酒蔵を不良爺さん達と訪ねる
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
桜も満開、黒ラベルの会という、サッポロビールしか飲みたくないという、あまり意味のない目的の会があり、その酒飲み花見バス旅行に行ってきました。
小倉から国東半島往復の旅。

(双葉の里)
大分県の宇佐にはいり、広い平野を行くと、行く手に相撲ののぼり。
大横綱の双葉山の生家と記念館。
ちょうど桜祭りの日で、近郊の農家や漁師さんが持ち寄った新鮮な野菜、干物の市もあり、賑やか。
生家は、元々漁師の家庭だそうで、工務店のS氏と木工職人のSG氏の二人で、「この柱は8寸角だ、いや7寸角か」と。
しかし、頑丈な作り。
双葉山の亡くなったあと、遺族から地元の公民館として寄贈されたとのこと。
双葉山は6歳の時、友達の吹く吹き矢が目にささり、片目失明、また手の片一方の小指の一部が父親と漁に出ていて、怪我で切断というハンディを若い日にしょったとのこと。
それを乗り越えて69連勝の記録を作ったのだから、改めて敬服。
(冒頭の写真は、双葉山生家の前でパチリ)

(豊後高田 昭和の町)
豊後高田は、各地の地方都市同様、廃業の店が多数、シャッターもないのでシャッター通りにもならない、さびれた町になっていったとのこと。
お年寄りたちが、昭和30年代は町に活気があったなーと、語り合い、いっそあの時代の道具や店を復元しようということになり、それが評判を呼んで人が集まるようになったとのこと。
当時の横丁を再現した建物があり、その建物の一角に土管を積んだ空き地があり、照明の効果で青空から段々夕暮れとなり、そして暗くなる。
この時間まで、土管を基地に戦争ごっこをしながら、外で遊んでいたなーと記憶が蘇る。
60歳~70歳の我々を懐かしさでいっぱいにさせる。
そういったソフト面の仕掛けも随所に。
昭和の30年代、子供の時よく乗った鼻の長いバスの前でパチリ。(下に写真)

(達人)
バスの中では缶ビール飲みたい放題。
リーダーの小倉室町の錦龍のI氏と私が今回の世話人。
マイクを借りて、
「今日のバスには、その道の達人がたくさんおられる。
バナナのたたき売り全日本チャンピオンのK氏。
全国どこでもバスガイドの出来るバスガイドさんは日本で10指に満たないがその一人のBさん。
北九州では多分NO.1のチャンポンのI氏。
忘れてならないのが、第一回オールスター戦のパリーグ先発の江藤正氏等々」と酔っ払いの皆さんにアナウンス。
達人の皆さんそろって腰が低いのに感心。
(下は江戸時代、天文学を研究し地動説を唱えた、三浦梅園の生家前でパチリ)

(俳句会)
バスの中では、俳句会も。
選者を決めて、入選者にはM画伯が素敵な短冊に画いた絵を賞品に。
M画伯の絵を見て、皆さんどよめき。
この絵は欲しいと。
発句に気合いが入りました。私の句は
「山に点々 湖畔にどっさり 桜だ桜だ」
妻の句は「里に山 さくらあふれて 心満つ」
二人とも惜しくもM画伯の絵をゲットしそこないました。

 平均年齢62歳の参加者、皆さん気分は若者で、笑いの絶えない愉快な一日でした。
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