田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

食欲の秋、芸術の秋(2009/10/30)

2009-10-31 00:31:05 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
今日は昼間は竹田農園でバーベキュー、夜は博多でマエ・コルデラさんのチャリティコンサート。
食欲の秋、芸術の秋でした。

(この魚は美味い)
 
居候の次男は、休耕田の草刈り、すっかり上達し、今年最後の草刈りをきれいにやり遂げる。
私は楽して、竹やぶでお昼のバーベキュー用のカッポ酒に竹を切りだし、サツマイモを掘り上げて何も植えてない畑の畝に、隣の土建屋のIさんから頂いた2トントラック山盛りの草をホークで敷き詰める。
これが徐々に枯れて、腐り、畑に同化、いい土が出来る。
作業が終わり、お隣の江藤正翁(元南海ホークスのエース)とバーベキュー。
一月前釣って、冷凍していたベラをじっくり炭火焼。
かぶりついて、「これが一番美味い」と江藤翁。(冒頭の写真)

(25歳の武勇伝)
 江藤正翁が大洋漁業で野球をしていた昭和22年、お土産のクジラのベーコンの大きなブロックを下げて、竹田農園の近くにあった実家に戻ると、父上が顔を腫らせている。
父上は自転車に乗ってこけたと。
母上が後で、村の寄りあいで元サラリーマンの父上と地元の農家の人たちと意見が合わず、口論になり、殴られたとのこと。
江藤翁、戦争から復員してまだ1年の血気盛んな時で、木刀を握って、殴ったグループのリーダーの家に乗り込んだとのこと。
会合をしており、10人余り。
臆せず、「私の父を殴ったのはあんたか、年よりを殴るか、覚悟はあるか」と。
大人数なので、「出方によったら、下の村から加勢がくる」と言うと、出てきたリーダーは、タバコの火をつけようとするが、手が震えて火がつかなかったとのこと。
大立ち回りにはならず、数日して、父上を殴った数名、父上に謝りに来たとのこと。
身長183センチ、バッファローのような江藤翁の体躯と気迫に、さぞかし、怖かったことと同情。

(フィリピンの歌姫)
 エマ・コルデロさんは、フィリピンの歌姫、国民的歌手らしい。
マニラのスラムの子供たちのために、合わせて定員60名の小学校・中学校を作り、学費は半数が払えないので、日本やアメリカでチャリティーショーをして、その収益で学校を運営。
クルーザー、ラ・ニーニャ号で私や冒険家のM先生を釣りに連れて行ってくれるN艇長の知り合い。
今日の晩、エマ・コルデロさんのチャリティショーに博多まで。
ラーメン屋のI氏、M画伯、冒険家のM先生も同行。
素晴らしい歌唱力で、聞き惚れる。


世の中には偉い人がいるもんだと、ラーメン屋のI氏と感心しきり。


終わって皆さんで記念写真。

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はこオコゼ 関門でアジ、サバ大漁(2009/10/25)

2009-10-26 18:01:28 | 海の珍妙生物
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
昨日の日曜日、3週間振りにコーラル丸で釣りでした。
冒険家のM先生、M先生の高校時代の友達のY氏、薩摩隼人のO氏、おでん屋のS氏に我が家の居候の次男と私の6人。

(アジ・サバ大漁)
 川端船長のポイント決定、今日はさえており、仕掛けを投入すると、面白いように20センチ前後のアジが次々。
時々、30センチほどの生きのいいサバも。
皆さん大忙し(冒頭の写真)

(墓場が釣れた) 
スズキを狙って、おでん屋のS氏がルアーを操っている横で、私がアジを釣っていると、ひときわ強い引き。
ゆっくり上げると、いい型のタカバ(ハタ科の美味しい魚)が上がってくる。
M先生にタモですくってもらい、得意の顔でパチリ、下の写真。

川端船長が言うには、
「先日、年配のお客がグループで乗って、このタカバが釣れると、『私らは、この魚が釣れると墓場か釣れたという』と笑っていた」とのこと。
後10年まだ生きていたら、このフレーズ使わせてもらおう。

(タイ帰り)
 M先生の友達のY氏は、高校時代の友達で、よく今川まで、二人で自転車に乗ってハゼ釣りに行っていたとのこと。
自動車会社に勤務のエンジニアで、60歳で退職するまで、20年間タイにご家族で赴任していたとか。
釣りも好きで、タイ赴任前、釣り船を買う計画を本気で立てていたと。
タイ語、英語堪能。
私が、「赴任した若い人、タイの女性と結婚した人が多いのでは」と聞くと、目元がぱっちりしたタイの美人に一目ぼれして結婚した若い社員が多かった。
「中国の女性と結婚して、結局は破たんした人が多いが、タイの場合は?」と聞くと、仏教の国で、あっさりした気質で結婚生活はうまくいっている。
皆さんいい家庭を作っている。
DNAも日本人には5%タイの人のDNAが入ってる(古代、タイ方面から移住)ので、うまが合うのでは。とのこと。
コーラル丸釣り友の会に入会してくれることに。

(オコゼ)
 場所を移り、本線航路近くでベラ、タコ狙い。
アラカブも時々。
おでん屋のS氏が10センチに満たないかわいいアラカブを釣る。
皆さん笑う。記念にパチリ、下の写真。


ところが、これがアラカブでなく、オコゼで、左手にチクリ。
オコゼにやられたと、S氏。
私も30年近く前、海水浴場で2歳の長女をだっこして海に入り、足の裏をオコゼに刺されたことがある。
「ガラスが突き刺さって、それをグリグリ押し込まれる感じの痛さでしょう」というと、そうだ。
「海の家でキンカンを付けてもらったがまるで効き目がなく、泊ったホテルのフロントで、ヨウチンのような薬を塗ったら、痛みが急速に取れた。
帰りにドラッグストアーに寄ったら」と勧める。
S氏、痛みが手首まで上がってきたと、言いながら、カワハギを狙って、仕掛け投入を繰り返す。

(宴会)
 晩御飯は、M先生のお宅に妻と押しかけ、ごちそう。
アジ、タカバ、ベラ、サバの刺身に、タコ。
先週産山村で買った地酒にビール。
M先生の以前の教え子の女性も見えており、話が盛り上がる。

 今週、来週とエマコルデロさん(フィリピンの宮城真理子のような方)のチャリティコンサートやら、N艇長宅での大バーベキューやら、面白そうなイベント、次々。


 
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KRさんの詩⑪  上弦の月 (2009/10/22)

2009-10-22 22:34:04 | Weblog
M画伯の足立山山麓のアトリエで時々みかける詩人のKRさん(若い上品な女性)の詩



「上弦の月」

薄くなった
心を覆う壁に
ほんの少し
触れた瞬間

胸のなかの
幼いあたしが笑う

上弦の月

夜が近づけば

あたしは
貴方の耳を塞ぐ

教えて欲しいの

あたしの熱で
溶けてゆく貴方を

たったひとり
誰か愛して
生きていけたなら

孤独の輪廻から
抜け出せることも


この詩の著作権はKRさんにあります。

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田原坂、塚原ドライブ旅行(2009/10/19)

2009-10-19 20:38:50 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
ラーメン屋のI氏、工務店のS氏、大工さんのM氏、サッシメーカーのY氏に酒に興味のない苅田のMT氏に私の6人で西南戦争の激戦地の田原坂、阿蘇の名水、塚原温泉と一泊二日のドライブ旅行に出かけました。
常連のM画伯は高血圧でドクターストップ、缶ビール1ケース差し入れするだけで寂しく留守番。

(田原坂)

 熊本の田原坂は西南戦争の激戦地と名前は知っているが、6人とも訪れたことがない。
ラーメン屋のI氏は前々から、「政府軍は毎日30万発の小銃弾を撃ち、薩摩軍の小銃弾と空中で衝突してくっついた状態の弾が保管されているらしい、行こう」と。
酒嫌いのMT氏運転の車で、ビール好き5人を乗せた車、田原坂着。
小高い丘の上に記念館やら記念像、記念碑が立ち並び、緑豊か、静かなハイキングコースといった感。
記念館に入ると、ボランティアガイドから詳しい説明。
両軍それぞれ、戦争を通じ7000人の戦死者。
両軍の指揮官の顔写真が各15名ほど並ぶ。
政府軍は、司馬遼太郎の坂の上の雲で、日清、日露戦争で力を尽くした英雄たちが並ぶ。
川上操六、大山巌、黒木、奥等など。
しかし、薩摩軍の指揮官の名前は、坂の上の雲で読んだ記憶がない。
ガイドの方にこれらの薩摩軍の指揮官は全員戦死かと聞くと、死んだと。
有為の若者がたくさん亡くなったとしんみり。
ことの発端の空中衝突の小銃弾は4組、記念館に保管。
残念ながら写真撮影禁止(田原坂の銅像の前で記念写真、冒頭の写真)。

(高天原 たかまがはら)
 北阿蘇の産山村の民宿、山の里、でボリューム満点の赤牛の陶板焼きを平らげ、一泊。
翌日も車は、九重から由布院と走り、由布岳・鶴見岳の北斜面から広がる塚原盆地に。
5年前、高天原という地鶏の炭火焼の鄙びた食堂があり、美味しく、店の雰囲気も良かったので、再度訪問。
5年前と同様、近所の農家の年配のご婦人が一人で切り盛りしており、深い林の中、クレソンの密生したきれいな小川の側の店は、情緒満点。
七輪で地鶏を焼き、ビール。
「いいとことろを知っとるねー」皆さんからおほめの言葉。
下に店の写真。


(塚原温泉) 
お腹もくちくなり、車に戻り、一路塚原温泉に。
海抜800メートルの所にある強酸性(PH1.2)の温泉。
皮膚病によく、高血圧にも効果があるとか。
温泉に入る前に、上手にある、鶴見岳裏の噴気孔を見物に出かける。
直径10メートル程のクレーターがあり、水蒸気が勢いよく噴出。
山全体(伽藍岳)は、いつの頃か出来た爆裂火口と思われる。
磐梯山に似て山塊が破裂、えぐれた地形。
硫黄を含んだ噴煙が山肌のあちこちに。
下に記念写真。左山腹黄色くかすんでいるのは、硫黄を含んだ水蒸気


風呂に飛び込み6人で、ああ幸せ、来てよかった。

(食材の仕入れ)
 皆さん、事業を切り盛りしている人が多く、ドライブの途中で何度も携帯で仕事。
「ダンプを修理でなく、買い替える」と大工のM氏が電話してると、皆さん安いトラックの修理店を次々上げる。
「今、会議中、電池が無くなった、もう電話しない」とS氏が言っているので私の携帯の電池を貸そうとすると、「車が携帯の電話が届かない場所に来てお客との電話が切れた。ドライブ旅行中というとまずいので、とっさの言い訳だ」等。
賑やか。
ラーメン屋のI氏は店の留守番部隊に「何か青果市場で明日仕入れるものは無いか?」と。
電話をかけなおして大声で「玉ねぎ、ネギ、人参、明日もらいに行く」と仲買人に。
「玉ねぎ、ネギ、人参」という語呂が面白く、車内、ドット沸く。
「明日の仕入れを今日頼んでおくと仕入れ値が安くなる。
今日、予告しておかないと、明日、商品を探すことになり、高くなる」と。
なるほどと感心。
I氏が切り盛りする小倉室町の錦龍は、ラーメン300円、大どんぶりに入れたチャンポンが500円と、安さと美味さで名高いが、その秘訣を垣間見た。

楽しい二日間でした。
来週はコーラル丸で釣りの予定。
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KRさんの詩⑩ 同じ空を見上げて (2009/10/15)

2009-10-15 23:02:48 | Weblog
飲み仲間のM画伯の足立山のアトリエで時々見かけるKRさん(若い上品な女性)の詩



「同じ空を見上げて」

ふたり
繋がれた影

お家に帰ろう

綺麗な月が
昇る夜

同じ空を見上げて



この詩の著作権はKRさんにあります。
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収穫の秋到来(2009/10/13)

2009-10-13 20:00:37 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
火曜日、秋晴れのいい天気。
竹田農園に居候中の次男運転の車で出かけました。
次男休耕田の草刈り、私、秋野菜の種まきとバーベキューの準備。

(収穫の秋)
 サツマイモの鳴門金時、10株ほど掘り上げる。
焼き芋にちょうどいいサイズがザクザク。
掘り上げた後には、イチゴの苗やらチンゲン菜やら植え付ける。
イチゴの苗、今年は真夏の暑さ・乾燥対策に寒冷紗を竹で組んだ枠に被せて、試してみると、50株近くの苗スクスク。
来年の春、甘いイチゴをたらふく食べれそう。
農園の裏手に、霜ゴネリと呼んでいる甘ガキの木があり、今年は成り年で鈴なり。
草刈りが終わった次男にもいでもらう。(冒頭の写真)
一週ごとに柿色が濃くなり、おいしそう。
柿は、甘ガキ、渋柿(塩漬けにする)合わせて10本ほどの木に次々色づき、今が走り。
地球温暖化の影響で、秋には枯れるはずのフルーツトマト、今日もボール一杯の真っ赤なトマト。
収穫の秋。

(ベラの炭火焼)
 お昼ごはんは、林に炭火を起こし、バーベキュー。
農園のお隣に住む江藤正翁(元南海ホークスのエース87歳)も一緒に。
農園に来る途中、酒屋で地酒の九州菊(くすぎく)を買い、カッポ酒に。
ビールもいいが、魚には日本酒が合うと江藤翁。
調理はヌルヌルして面倒だが、ベラはキスと甲乙つけがたい塩焼きの味。
酔いも回ったところで、パチリ。


(江藤翁の話)
 江藤翁、大変優しい方で、居候中の次男と和やかに雑談。
私もリストラでブラブラしているとき、「若いんだから頑張りなさいよ」と畑の向こうから声をかけてくれたことがあり、随分と元気が出た。
野太い声は、元気の出る名曲を聴いている感じ。

○川上氏 「巨人の土井選手の葬儀のTV報道で元巨人の川上氏を見かけた。
私より2歳上。
当時の選手で生き残っているのは川上の哲ちゃんくらいのもの。
車いすを使っていた。」
私が「おいちゃんは今も自転車に乗っていいね」と言うと、
「これがいい運動になる。
60歳、70歳の頃は、自転車の空気が抜けていても何ともなかった。
最近は自転車の空気が抜けているとこぐのがしんどい。
それだけ体力が落ちてきた。」とのこと。
私は、50歳のころから、自転車の空気が抜けていると、ペタルが重いのに。

○大岡虎男氏 「私より10歳先輩の大岡虎男氏は素晴らしいバッターだった。
八幡製鉄の野球部で鳴らして、37歳までプロ野球にははいらなかった。
川上氏のように中学を出てそのままプロ野球に入っていれば、素晴らしい成績を残したと思う。
家庭が、父上が戸畑の議員をするなど、恵まれた環境で、敢えてプロ野球とは思わなかったのだろう」とのこと。
大岡氏と話したことはあるのかと聞くと、
「大岡氏がプロ野球に入ったころ、自分もプロの選手で、飲みに連れて行ってもらった。大先輩。」
(大岡虎男氏の成績を調べると、1931年、19歳、大リーグ来日時、下関球場で大リーグのピッチャーからホームラン2本。38歳の時、プロ2年目で、ホームラン34本、打点109。江藤翁が今まで見た日本のバッターで一番)

○隣で肉を焼いていた次男と、握力比べを今日も。
次男タジタジ。
若いころは、親指と人差し指にビールビンの蓋を持って、折り曲げたとのこと。
素晴らしい握力。

今度の日曜日、ラーメン屋の錦龍のI氏の飲み仲間で、熊本、大分一泊ドライブ。運転手に酒嫌いの苅田町のM氏。
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KRさんの詩⑨ 月を隠す雲(2009/10/9)

2009-10-09 21:52:57 | Weblog
M画伯の足立山のアトリエで時々見かける詩人のKRさん(上品な若い女性)の詩


「月を隠す雲」

孤独は夜と似てる
真っ暗な心に
抱きついて眠る

あの苦しみに
溢れる想い

闇の中で輝くもの
それがすべてよ

私の月を
隠す雲…

指先で払えば

胸のどこかが
懐かしくなるでしょう

あたたかく照らして
夢をみせて


私はそれでいいから



この詩の著作権はKRさんにあります。
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秋晴れの釣り(2009/10/4)

2009-10-04 19:02:06 | Weblog
 田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
秋晴れ、そよ風の関門海峡に、コーラル丸で釣りに繰り出しました。
冒険家のM先生と。
よくいっしょになる個人タクシーの皆さんのグループと相乗り。

(アジポイント)
 
コーラル丸のいつも行くアジポイント、既に先客。
あまりよく知らない船で、遂にばれたかと川端船長。
ピンポイントでここでの釣りは難しい。
川端船長と親しい船長から、今釣れているから来ないかと電話。
潮の流れが瀬戸内海方面に反転流で流れている1時間だけ釣れるポイントとのこと。
親切な船長に川端さんから挨拶をして、アンカー投入。
M先生がまず、25センチのアジを釣り、私にもアジ。
小鯛も時々。(冒頭の写真)
生けすはたちまち、アジで一杯。
小倉港に係留してる船で気の合う船長同士、貴重な釣り情報を交換しあい、エンジントラブルの時は、お互いに救援に向かう。
「こういう付き合いが釣りには大事なんよ」と川端船長。

(カワハギぼつぼつ)


 この日用事でこれなかった、おでん屋のS氏、カワハギが釣れたら教えてくれと。
S氏はカワハギ釣りが大好き。
M先生に2匹、私に1匹と嬉しいカワハギ。
引きも強く、食べて美味しい。

 昨日は小倉室町の観月会でカッポ酒売り、連日の外遊びで今晩は爆睡の見込み。
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カッポ酒(2009/10/3)

2009-10-03 23:13:13 | Weblog
今日は中秋の名月。
飲み仲間の小倉室町の錦龍のI氏、町内で観月会をするので、手伝えと。
カッポ酒の出店を用意するので、竹田農園で竹筒を用意することに。

(竹やぶ)
 お昼前、居候中の次男と妻とで、竹田農園に。イノシシ除けの鈴を鳴らしながら、農園の近くの竹やぶに。
ここで、真竹を8本切り出す。
今年なったまだ緑の濃い竹。(冒頭の写真)
この竹からカッポ酒用の竹筒、50本とオチョコ30個を次男と、エッチラオッチラ作る。

(汐巻の小鯛)


 竹の準備が終わり、お昼のバーベキュー。
農園の隣に住む、江藤正翁(元南海ホースクスのエース)も加わり、先週、山陰の汐巻で釣った小鯛を炭火焼。
この鯛はあんたが釣ったのか、と江藤翁からおほめの言葉。
こんがり焼けたところで、かぶりつく。
江藤翁、これは美味い。(上に写真)

(小倉室町の観月会) 


切り出した竹筒をリュックにしょって、小倉室町の観月会の会場に。
月も昇り、炭火で日本酒を温める。
通りがかりの人やら、噂を聞いてやってきた人やら、たくさんの人。
カッポ酒、好評で、6升の日本酒完売。
売り終わったところで、ちょうどやってきたM画伯と乾杯。
農園の竹筒を片手にパチリ。

あすはコーラル丸で釣り。


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KRさんの詩⑧ 蝶々(2009/10/1)

2009-10-01 22:05:01 | Weblog
M画伯の足立山のアトリエで時々見かける詩人のKRさん(上品な若い女性)の詩です。


蝶々

愛に撃たれて

潤ってゆく呼吸
憂いの線の数々

愛が彫刻のように
幼い心を削いでゆく

土壌にあしらわれた
裸足の少女は
朝露を耳に飾り
白い頬をほんのりと
紅く染め上げる

足を奪われた蝶々が
瞬きする羽を休め
また
移ろい渡る姿を
少女は
追い掛ける事はできない

微熱を帯びた頬を
雨に濡れた
冷たい指が触れるように
朝露が伝い落ちる

愛の雨はもう降らず
花は息絶え
土壌に寝転がって

蝶々の夢をみている


 この詩の著作権はKRさんにあります。
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