田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

旧石器時代の分業(2019/11/28)

2019-11-28 11:11:11 | 田舎で読んだ本
3日前の日経新聞の一面のコラム、春秋を読んでいて、なるほどと思いました。
冒頭の記事で、下の内容(新聞記事をそのまま使うのは問題だが、このブログを読んでくれるのは、北九州の釣りバカの皆さんが大半でご勘弁を)

日本経済新聞朝刊 2019/11/25 春秋

「日本にも旧石器時代があったことを証明した群馬県・岩宿遺跡の発掘から今年は70年の節目だ。地元の公民館などでは狩猟採集で生活していたこの時代に関する講演会が相次いで開かれ、今月そのひとつに参加した。そのなかで興味深い海外の研究成果の紹介があった。
 旧石器人は、未知の土地での獲物の探索と、勝手知ったエリア内での獲物の居場所を予測し仕留める行動の2つを、並行して進めていたという。同じ土地にとどまったままでは食料資源が枯渇するので、新天地の開拓は欠かせない。ただし、当座の生活を考えると、高い確率で獲物を手に入れる工夫も怠れないというわけだ。
 いま企業にもとめられることと、かなり似ている。激しさを増す競争に勝つにはイノベーションの種を求め、土地勘のない分野にも出ていって技術や人材を取り込む必要がある。同時に、目先の利益を確保するにはこれまでの経験を踏まえた製品改良や効率化が外せない。旧石器時代と同様、両刀遣いが生存の条件といえる。
 狩猟、農耕、工業、情報社会と発展してきたが、生き残るための行動には一定のパターンがあるのかもしれない。旧石器時代と現代では探索するものが違うが、進むべき方向を示すリーダーの役割が重要なことも共通している。人工知能(AI)が広がる未来社会「ソサエティー5.0」でもこの点は、変わらない気がする。」
 

私の孫の一人は、最近耳にするようになった発達障害と言われる変わった子供。最初に発達障害と聞いて、驚いたり、心配したが、時々一緒に遊んでいると、この子は天才じゃないのかと、驚くことも。
 妻と、車で農園に行くついでに、この孫(2歳のころ)を後部座席に座らせて、信号待ちで、妻と話に夢中になっていると、たどたどしい日本語で、「青よ」と。振り向くと孫が、信号が青になったから、発車しなさいと注意してくれたもの。
 夕方、孫の住んでいた横浜の広い自然公園を散歩していて、よちよち歩きの孫が、空を見上げて指さす方を見ると、空に小さくジェット機が見える。
 夏休み、孫たちでにぎやかな居間で、バアチャン(妻)がゴキブリを前の日退治したことが、孫たちの話題になり、一人が面白おかしく新聞でゴキブリをバアチャンが叩く真似。するとこの発達障害と言われてる孫が、そうじゃないと、バシン・バシンと全身を使った迫真の演技で、妻のゴキブリ退治をこと細かく覚えていると驚嘆。
 常に遠くに目を向けているし、情報が正確豊富。
 
 私が学生の頃、なんの準備も無しに、春の連休時の会津磐梯山に登り、山頂付近の深い雪と霧で迷子になりかかり、あわや遭難となった時、同行の一人が、難なく道を開いて、無事下山したことがある。
 霧の向こうにある太陽が彼には、見えて、太陽との関係で方向を確かめれたものと思う。(通常の光がまぶしく感じる方もいるらしい)

 何年か前、四国今治に墓参りで戻った時、地図を一目見るだけで、あとは地図を見なくてもそこにドライブできるという、高校時代の同級生と飲んだことがある。詳しく聞くと、子供の時から、太陽との関係で方向が自然に分かっていたとのこと。

 5年ほど前、まだ若い人の就労支援の事務所に顔を出していたころ、若者の支援組織の合同会議があり、大人数の前で、「発達障害は障害ではない、個性。名前が悪い。疾風怒濤型とか、変えた方が良い」といったが、皆さん、何をいっているのかとブーイング。

3歳の男の子は、全員発達障害、成人も5%が発達障害とのこと。
能力が欠けている障害だと、長い歴史で、自然淘汰されて、激減するはずだが、5%もいるということは、社会にとって必要なグループである証拠でもある。

それで、冒頭の「春秋」だが、新しい猟場を求めて冒険の日々を過ごす役割を果たせるグループ(発達障害という妙な名前)と、安定した猟場で、確実に獲物を持ち帰るグループ(常識人)に旧石器時代に役割分担が出来た、種族が生き残り、出来なかった種族は、環境変化とともに絶滅したと考えてよいのでは。
 歴史時代になっても、戦国時代や、明治維新の動乱期は、発達障害と言われる型破りの人間が社会を牽引してきた。織田信長や坂本龍馬。

 太平洋戦争が終わって、74年、戦争のない安定した世の中が続き、冒険の日々を過ごすべく生まれた人は、住みにくく、障害者だと気の毒がられている。もっと彼らに敬意をもつべきと、思ったことでした。

 日本でも指折りの精神科医と言われている、神田橋條治氏は、「発達でこぼこ」と呼んでいる。このほうが的を得ている。また、「落ち着きのない、子供はたくさんいるが、落ち着きのない爺さん・婆さんはいない。まわりが邪魔しなければ、脳は発達する。」とも言っており、別に動乱がなくても、冒険の日々を過ごすべく生まれてきた人たちも、立派な社会人になるとも。
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秋野菜に青虫発生(2019/11/26)

2019-11-26 18:16:00 | Weblog
農園に遊びがてら妻と出かけました。

 畑を見ていた妻が、ジャガイモが虫に食われて葉脈だけになっていると。

手探りで、葉の裏側を探ると、芋虫が二匹。
 ジャガイモの隣りのカブ、その隣のチンゲン菜も葉っぱが虫食いで穴だらけ。


 ジャガイモの葉が虫食いというのは、気が付いていたが、気温が下がれば、下火になるだろうと思っていたのが、芋虫結構しぶとい。
 妻と手分けして、芋虫退治。
 ジャガイモ、株、チンゲン菜の葉の下に、底の平たい古鍋を据えて葉を揺すると、20匹程の小さい芋虫。(冒頭)
 3時間後、同じように揺すると、10匹程の芋虫。
 全てたき火コンロで死刑。
 しばらく畑には来れないが、被害は、少しは軽くなると期待。
 大根、ブロッコリーは、ジャガイモと離れた畝で、被害軽い。



昼食は、ちょうどやってきた、妻の卓球友達のYさんも加わり、バーベキュー。

最近よく見る野良猫が、餌お呉れとみゃーみゃー。

 先日、汐巻で釣ってきたベラなどの小魚を焼いていたので、その匂いに堪らず近寄ってきたらしい。
 メザシの頭等投げてやると、貪り食う。
 野生化した猫で、人を警戒。
野鼠や、モグラ、畑の豆類を食いに来る小鳥を始末してくれている、いいやつ。

 多分、最後の霜ゴネリ柿の収獲。

食後のデザートにと持ち帰る。

 体を動かし、気分良し。
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汐巻で、アコウ大漁(2019/11/24)

2019-11-25 12:24:01 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
日曜日の昨日、名高い漁場の汐巻で釣りでした。
前日の晩、釣り幹事のSZ氏のお宅にとめてもらい、小倉をまだ暗い明け方4時前に出発、木工職人のSG氏、瓦屋のIC氏、電気工事屋のK氏ら釣りバカを乗せた車で粟野漁港まで。
 いつもお世話になる第五漁神丸、朝6時出港。

(19キロのクエどうなった)
明け方の車の中で、前回の汐巻の釣りで、クエ19キロを釣り上げたIC氏の後日談に盛り上がりました。
 肉はブロックにして、あちこちにさし上げたとのこと。
後に残ったアラ(頭、背骨)を知り合いの方にまとめてさし上げたら、4軒で分けて食べて、美味しかったとお礼に小倉牛のステーキ用を2枚くれたとのこと。
あちこち幸せだったようす。

(アコウ大漁)
30分程走って、周りの波、風を見ていた船長、今日は風があるので岸で釣ろうと。
このあたりの漁師さんは、岸近くの割と浅い海域を岸、船で45分程の沖合、水深90メートル前後のところを沖と呼んでいる。
根掛りするよとの船長の注意があり、底は起伏のある瀬が続いている。
関門海峡並み。
アコウがたくさん



真鯛も塩焼きサイズ




多かったのは、釣れると皆が笑うハトポッポ(笑っていて写真なし)

名前不明のマトウダイのような大きな口の色模様の魚


久しぶりに見た、アカヤガラ(刺身にしておいしいらしい)


コブダイ(味は、石鯛なみの美味しい魚らしい)


釣り始めは、風もあり時折雨、午後から快晴、波静かで暑いくらい。


(調理)
夕方6時近くに我が家に、刺身によさそうなアコウ、真鯛を刺身。

家族は、美味い、私は釣り疲れと睡眠不足に、船で飲んだビールで味よく分からぬ。
 食後もアコウを味噌漬けにしたり、一匹釣れたサメを肉をそいで一口サイズにしたりして、11時にやっと調理終了。
 爆睡、気持ちのいい朝の目覚め。
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タマネギの苗植え付け(2019/11/22)

2019-11-22 19:07:01 | Weblog
タマネギ苗を行橋の苗屋さんで購入、妻と農園に出かけました。
ニンジンから始まって、大根etcと秋まきの種やら、苗を畑に植えてきたが、今日のタマネギで今年の種播き・植え付けは終了。

 昼食は、時間節約でJAの直売所で弁当購入、暖を取るのと、焼き芋用にたき火と炭火は準備。

 とおちゃんが畑を耕し、かあちゃんがタマネギ苗植え付け。

赤タマネギ200本、白タマネギ100本、植え付けは夕方終了でやれやれ。(冒頭)

 合間に、実りの秋を楽しむ。
健康芋の菊芋


里芋初収穫、よく出来ている(一株から結構取れた)


終盤の霜ゴネリ柿(甘柿)


 体をよく動かし、心地よい。

 今度の日曜日、名高い漁場の汐巻に釣りの予定、天気なんとか釣りOKの見込み。
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秋晴れの農園で二人バーベキュー(2019/11/21)

2019-11-21 22:10:19 | 畑友達
明日、行橋の苗屋さんに頼んでいたタマネギの苗が来るというので、今日は電車~折り畳み自転車で竹田農園に畑仕事に出かけました。

 平成筑豊鉄道の豊津駅で降りて、折り畳み自転車を組み立てていると、顔見知りのAN氏。
 挨拶して、昼、いっしょに農園でバーベキューでもと誘うとOK。

 昼前に着いて、たき火の準備をしていると、軽トラックでAN氏。
軽トラックは最近93歳でなくなった義理の父上が愛用していたトラックとのことで、32年前のダイハツ。
 エンジン、タイヤは取り替えたそうで、今朝お住いの福岡市からAN氏の実家のある豊津まで乗ってきたとのこと。
 私が愛用の折り畳み式リヤカーをAN氏も買おうかと思っていたが、軽トラに切り替え。

 秋晴れで、日向はポカポカといい気分で、話が弾みました。(冒頭)
畑から、この秋初めて秋ジャガイモを探り掘りし、これも炭火焼。

 バーベキューが終わったころ、ジャガイモが焼け、これはAN氏のお土産に。

 肝心のタマネギ用の畝作りは、日が傾いてから小一時間、畝に積んだ刈り草を里芋の畝に移動したところで、時間切れ。

 よくしゃべり、よく食べた一日でした。
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わが家で農産品加工(2019/11/20)

2019-11-20 12:15:22 | 海の幸・山の幸楽しく加工
この3日間、畑に出かけるには、なにかと用事で、わが家に。
家にいて、TVも芸が無いと、先日の日曜日、家の中で出来る農産品加工の作物収穫。

まず、渋柿。
多分100年近くなる渋柿の木で、今年はたわわで、見た目600個はなっている。
大半は、熟して落下してイノシシのご馳走か、カラスのデザート。
日曜日、30個収穫、これを塩水漬け

濃度3.2%の食塩水に浸けるだけで、2Wで甘いマンゴー風味の果物に変身する。




次に、青胡椒。
鷹の爪の青いのを、フードプロセッサーで細かく切り、濃度12%の食塩とすり鉢で混ぜる
一月ほど前、ちっとも辛みが無く、あまりにも水、肥料が十分で、ピーマンもどき、しかし最近は、雨が降らず、寒さも募りで環境が厳しくなったおかげか、辛みが戻ってきた。

6瓶出来る。(冒頭)
おでんや、鍋、湯豆腐、刺身に薬味として使える。


最後は菊芋、オリゴ糖がふんだんに含まれる健康芋らしい。
菊芋1個から、バケツ一杯の菊芋が取れ、皮は剥かずに食べる。
表面にこびりついた土をよく水洗いする必要がある。
水洗い1時間、やっと洗い終わる。

同じオリゴ糖いっぱいのヤーコンのような甘さは無いが、スティックに切って、そのまま酢醤油で食べると、簡単でシャキシャキ感は、意外といける。

ヤーコンのような目に見えた効果(お通じがよくなり、風邪をひきにくくなる)は感じないが、多分健康にいいのだろう。

 今日は、不良爺さん達との飲み会で、北九州に出かける。
あちこちに、青唐辛子の塩漬けと、菊芋を配る予定。
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農園で焼き芋(2019/11/17)

2019-11-17 21:37:03 | Weblog
暖かくなり、妻と農園に出かけました。
妻は、収穫の終わったなた豆の棚の撤去、私は、玉ネギ用の畝作り。
妻の卓球友達のYさんが、車でこんにちは。

 天気がいいので、やってきたとのこと。
3人で昼食はバーベキュー。

 大分大きくなったネギを初収穫、炭火で焼いたり、ホイル焼き。
 一番好評は焼き芋。(冒頭)
今年のサツマイモは、夏場適度に雨が降り、出来がいい。
満腹、満足。

 昼食の前後、Yさんは、今年よくなっている霜ゴネリ柿(甘い)の取り入れ。

柿は、わが家とYさんで山分け。

 明日から3日、何かと用事で、農園に行く時間がない。
家でやれる畑の賜物の加工をしたいものと、取り入れ。

 青唐辛子、塩漬けにする。
生育条件が良すぎて、辛みが弱くなっていたが、辛さが戻ってきた。


 健康芋と聞いている菊芋、今年の初収穫。
皮ごと食べるので、水洗いを丁寧にしておく必要がある。


 丸い渋柿。海水濃度の塩水に漬けて、2W程で、甘い柿のデザートに変身する。


 明日は待望の雨らしい、畑の野菜喜ぶことだろう。
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農園で日向ぼっこ(2019/11/15)

2019-11-15 18:11:58 | Weblog
最高気温13度で、結構冷える。
往き電車~折り畳み自転車、帰り迎えに来た妻の車で農園でした。

 ついこの間まで、暑い暑いと、木陰で一休みしていたが、突然の寒波で、一人バーベキューは、陽だまりで。(冒頭)
太陽の暖かさが心地よい。

 今日は、種播き時期のスナップエンドウの種播き。

今度の月曜日、一雨来るそうで、ちょうどよさそう。

 残るは、タマネギの苗植え付けで、これは苗屋さんに11月後半に欲しいとお願いしているので、来週あたり連絡ありそう。
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農園でグリーンピースの種まき(2019/11/14)

2019-11-14 21:43:06 | Weblog
寒波がやってきて、この秋一番の冷え込み。
 農園に、電車~折り畳み自転車で出勤でした。

 グリーンピース、スナップエンドウの種まきをそろそろやらねばと、種も持ち込み。
休耕田から運んだ刈り草を積み上げた、夏はトマトを育てた畝に今日は播く予定。
 取り除いた刈り草は、ブロッコリーとネギの根元に敷き詰める。



 ブロッコリー、ネギの栄養にもなり、土の消毒(枯草菌で病原菌を抑える)にもなる。
 夕方、今日予定のグリーンピースの種まき終了(冒頭)。

 冷え込んだので、もう蚊の心配はなさそうで、蚊取り線香は使わず。
たき火は、今までは、スズメバチを追い払うために燃やしていたが、今日は本来の暖房。
 薪を作り、たき火。



 一人バーベキューは、のんびりと。

 残りの炭火で、持ってきたサツマイモを焼く。

優しい甘みで体も温まる。

 次回は、スナップエンドウの種まき。
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秋野菜、久しぶりの雨にスクスク(2019/11/12)

2019-11-12 22:19:18 | Weblog
午後から用事で、午前中農園に妻と出かけました。
これから種まきのグリーンピース、植え付けのタマネギ苗用に、牛糞の購入。
 これを屋敷内に運んで、妻は秋野菜の間引き、私は霜ゴネリ柿の収獲。

 月曜日の早朝、久しぶりの雨があり、秋野菜元気。
チンゲン菜(冒頭)、いい色つや

油粕の肥料やけで心配した大根、持ち直す


今年初めて球根を植えたジャンボニンニク、芽がやっと出てきた


秋取りキュウリ、このところの朝晩の冷え込みに、そろそろお終いだが、今日も収穫


小一時間で、わが家に引き上げ。
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