田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

国東バス旅行(2010/4/4)

2010-04-04 23:35:22 | 酒蔵を不良爺さん達と訪ねる
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
桜も満開、黒ラベルの会という、サッポロビールしか飲みたくないという、あまり意味のない目的の会があり、その酒飲み花見バス旅行に行ってきました。
小倉から国東半島往復の旅。

(双葉の里)
大分県の宇佐にはいり、広い平野を行くと、行く手に相撲ののぼり。
大横綱の双葉山の生家と記念館。
ちょうど桜祭りの日で、近郊の農家や漁師さんが持ち寄った新鮮な野菜、干物の市もあり、賑やか。
生家は、元々漁師の家庭だそうで、工務店のS氏と木工職人のSG氏の二人で、「この柱は8寸角だ、いや7寸角か」と。
しかし、頑丈な作り。
双葉山の亡くなったあと、遺族から地元の公民館として寄贈されたとのこと。
双葉山は6歳の時、友達の吹く吹き矢が目にささり、片目失明、また手の片一方の小指の一部が父親と漁に出ていて、怪我で切断というハンディを若い日にしょったとのこと。
それを乗り越えて69連勝の記録を作ったのだから、改めて敬服。
(冒頭の写真は、双葉山生家の前でパチリ)

(豊後高田 昭和の町)
豊後高田は、各地の地方都市同様、廃業の店が多数、シャッターもないのでシャッター通りにもならない、さびれた町になっていったとのこと。
お年寄りたちが、昭和30年代は町に活気があったなーと、語り合い、いっそあの時代の道具や店を復元しようということになり、それが評判を呼んで人が集まるようになったとのこと。
当時の横丁を再現した建物があり、その建物の一角に土管を積んだ空き地があり、照明の効果で青空から段々夕暮れとなり、そして暗くなる。
この時間まで、土管を基地に戦争ごっこをしながら、外で遊んでいたなーと記憶が蘇る。
60歳~70歳の我々を懐かしさでいっぱいにさせる。
そういったソフト面の仕掛けも随所に。
昭和の30年代、子供の時よく乗った鼻の長いバスの前でパチリ。(下に写真)

(達人)
バスの中では缶ビール飲みたい放題。
リーダーの小倉室町の錦龍のI氏と私が今回の世話人。
マイクを借りて、
「今日のバスには、その道の達人がたくさんおられる。
バナナのたたき売り全日本チャンピオンのK氏。
全国どこでもバスガイドの出来るバスガイドさんは日本で10指に満たないがその一人のBさん。
北九州では多分NO.1のチャンポンのI氏。
忘れてならないのが、第一回オールスター戦のパリーグ先発の江藤正氏等々」と酔っ払いの皆さんにアナウンス。
達人の皆さんそろって腰が低いのに感心。
(下は江戸時代、天文学を研究し地動説を唱えた、三浦梅園の生家前でパチリ)

(俳句会)
バスの中では、俳句会も。
選者を決めて、入選者にはM画伯が素敵な短冊に画いた絵を賞品に。
M画伯の絵を見て、皆さんどよめき。
この絵は欲しいと。
発句に気合いが入りました。私の句は
「山に点々 湖畔にどっさり 桜だ桜だ」
妻の句は「里に山 さくらあふれて 心満つ」
二人とも惜しくもM画伯の絵をゲットしそこないました。

 平均年齢62歳の参加者、皆さん気分は若者で、笑いの絶えない愉快な一日でした。
コメント
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