グッジョブ!「メキシコ単身生活」

アトランタ編に続くメキシコ編。新たな仕事と生活での奮闘ぶりをお届けする。趣味のバードウォッチングなどもレポート。

メキシコ人は世界一自殺しない人種

2009年07月19日 | 生活
湯平温泉の「花灯り」の図書室で見つけた一冊の本。

明川哲也著「メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか」という本。
日本人が10万人当たり25.1人の自殺者がるのに対して、メキシコ人は僅か3.1人。
8分の1以下である。

なぜメキシコ人は自殺者が少ないか。
その理由を求めて、44歳の薄毛の度胸もなく、ひと際冴えない料理人が、命を助けられた口やかましい老ネズミと勇敢な大ネズミが繰り広げる珍道中。

660ページに及ぶ長編小説であるが、斜め読みしてみると、、、、、、。

理由が4つあるという。
1つ目はトマトの色。
2つ目はトウガラシの循環。
3つ目はインゲン豆の静観。
そして4つ目は自分を信じる気持ちとある。

なるほどメキシコ人はトマト、トウガラシ、インゲン豆をよく食べる。
これらの作物はマヤ文明の発祥の地で最初に採れたらしい。
トマトとトウガラシの話の真偽はともかく、とりわけインゲン豆の話は頷ける。
インゲン豆は植物性たんぱく質で、日本人の摂取率が1.00%に対して、メキシコ人は6.07%だという。
日本人が納豆や豆腐をあれだけ食べてもメキシコ人のインゲン豆を食べる量には遥かに及ばない。
大豆やインゲン豆には人の心を穏やかにする効果があるとのこと。
そういえばメキシコのスーパーではフリホール(インゲン豆)売り場がやたらと広いことを思い出した。

因みにデータによれば世界一自殺率が高い国は、リトアニア(44.1)、ロシア(35.5)、ハンガリー(32.6)、ウクライナ(29.6)など東欧が多い。
これらの国ではタンパク質源は肉が多いとか。

メキシコも結構たくさん肉を食べると思うけど、、、、、、。

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3 コメント

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Unknown (カラカスの銀行員)
2009-07-20 07:44:46
いやご帰国中とか。羨ましいですが、飛行機ファンとしては半年ぶりの一時帰国のレポートがおもしろかったです。ゆっくり休まれ、再びのメキシコ単身生活に挑まれて下さい。
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Re: (筆者)
2009-07-21 13:35:23
カラカスの銀行員さん、コメントありがとうございます。
そちらの生活にはもう慣れましたか。
メキシコに来られた際はモンテレーにもぜひ足を延ばしていただき、カラカスの話をお聞かせください。
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Unknown (takeda)
2009-07-22 11:20:41
葉緑素を多めに取るグループと少なめに取るグループに分けて、欝傾向を調べた実験の事が以前新聞に出ていました。結果は葉緑素を多めに摂取していると、欝になりにくいでした。トマトを食べる家には病人は居ない、とか、中国四川省では湿気が高く唐辛子を大量に使った四川料理は皮膚病予防に効果があるとも、聞いています。我が家で栽培して、糖尿病予備軍の飲み仲間に振舞っている、なた豆(若い鞘を食べる)も、ネットで見ると、ストレス発散効果があるとのこと。インゲン豆も同じ効果なんでしょうね。日本でも緑の野菜を食べる機会の少なそうな、秋田県が自殺率が高いし。面白い本だと思いました。来年はインゲン豆を多めに栽培します。
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