温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

クロスビー・スティルス・ナッシュ CSN コンサート行ってきた~進化したCSNだった~

2015-03-07 10:06:57 | 音楽
昨日、数日前に行く気になってチケット買ったクロスビー・スティルス・ナッシュ CSNのコンサート行ってきた。
いやぁ~、良かった。CSNは進化していた。ニールヤングも入ったCSNYが有名だけど、当時ニールヤングの個性は強烈で、どちらかと言えば一人だけ異質な感じがしていた。だからといって私は彼が嫌いというわけではなく、むしろ好きでソロのafter the gold rushなどは、エアチェックでアルバム全部テープに入れてさんざん愛聴した。今回のコンサートも下のセットリストを見ればわかるけど、ヤングの曲は除いたものだった。サザン万とかやっぱり聴きたかったな。
Crosby, Stills & Nash Concert Setlist at Tokyo International Forum, Tokyo on March 6, 2015 | setlist.fm
1.Carry On/Questions
(Crosby, Stills, Nash & Young cover)
2.Military Madness
(Graham Nash song)
3.Long Time Gone
4.Southern Cross
5.Just A Song Before I Go
6.Delta
7.Don't Want Lies
(The Rides cover)
8.Marrakesh Express
9.To the Last Whale...A. Critical Mass B. Wind on the Water
(Crosby & Nash cover)
10.Our House
(Crosby, Stills, Nash & Young cover)
11.Déjà Vu
(Crosby, Stills, Nash & Young cover)
12.Bluebird
(Buffalo Springfield cover)

Intermission

13.Helplessly Hoping
14.Girl From the North Country
(Bob Dylan cover)
15.The Crow on the Cradle
(Jackson Browne cover) (with Jackson Browne)
16.What Makes it So
(David Crosby song)
17.Guinevere
18.Somebody Home
(David Crosby song)
19.Burning for the Buddha
20.Almost Cut My Hair
(Crosby, Stills, Nash & Young cover)
21.Wooden Ships
22.For What It's Worth
(Buffalo Springfield cover)
23.Love the One You're With
(Stephen Stills song)
Encore:
24.Teach Your Children

全日の5日はジャクソン・ブラウンは飛び入りしたようだ。
【CSN】クロスビー、スティルス&ナッシュ 2015年3月5日(木) 東京国際フォーラムAホール セットリスト - 居酒屋まるめ
ジャクソン・ブラウン紹介
The Crow on the Cradle(Nash with Jackson Browne)

【ライブレポート】クロスビー、スティルス&ナッシュ20年振りの来日公演がスタート!ジャクソン・ブラウンとの共演が実現した奇跡の一夜 | Crosby Stills Nash(CSN) | BARKS音楽ニュース
「ジャクソン・ブラウン!」会場に響き渡ったその声に、客席から大きな歓声があがり拍手が鳴り止まない。

woodstockはヤングだったかな?違うと思うけど演らなかったなぁ~。個人的にはnashのOur House が好きなので、それを演ってくれたので大満足。Military Madness、Marrakesh Expressも好きなので、更に満足。でもこれは事前にここ数年のコンサートの動画をyoutubeでチェックしていたので、ほぼ想定済みだった。
CSN Daylight Again - FULL Concert

上の動画で見ても分かるように、ヤングがいないせいもあるかもしれないけど、ハモリはオリジナルと少し違っている感じ、やはり厚みがないかな。でもかえってオリジナルと違っていて今にあった進化を私は感じた。なんといってもクロスビーとナッシュの声質がCSN南だと思わせるほどよくあったバランス。この2人の声出ないとこのハーモニーの感覚は得られないんだ、私はそれが好きなんだというのを実感した。
twitterなどでも語られてたけど、クロスビーのAlmost Cut My Hairは、若い頃よりずっとすごい迫力だった。下に書かれた過去を考えると信じられない。
デヴィッド・クロスビー - Wikipedia
しかし、薬物中毒により創作活動が行えないほどになった。1985年、銃器法違反で刑務所生活の後、薬物中毒、および肝硬変の治療を果たし社会復帰(生体肝移植を受けた)。
1988年には、CSN&Yを再結成し、「アメリカン・ドリーム」発表。
ドラッグの後遺症により、1995年肝移植手術。

新曲「What Makes It So」「Somebody Home」「Burning For The Buddha」の披露もあった。これがまた良かった。「Burning For The Buddha」なんて流行りそうなキャッチーな曲だった。
また、何曲かドラムベースなどが入らないでギター1本で演奏されたものがあったけど、良かった。むしろアコースティックなunplugedの方がいいと感じた。
そして、スティルスのリ-ドギターも良かった。70年台当時のスティルスのギターはそんなに好きでなかったけど、今回は少しスタイルが変わったような気がした。しかも、いわゆるひっかるギターで、ためがたまらない。デレク・トラックスとか、ベックとかも日本で生で聴いたけど、うますぎて「ふ~ん」となって、感動しないのとは大違い。彼のソロプレイはyoutubeの動画でも聴ける。

以上、往年の伝説的なグループのコンサートと言う範疇でない進化した彼らを体験できる素晴らしいライブでした。ストーンズなんかは伝説を見てるって感じだけで、いまいちでした。