温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

10月21日は江ノ島でセイリング。〜台風前日、被害凄かったらしい〜

2017-10-25 23:55:58 | その他
10月21日土曜日、高校時代の友人約10人が集まって雨の中江ノ島でセイリングをした。同級なので皆66歳あるいは67歳。
江ノ島なんて、小学校あたりの遠足以来かも。
まずは江ノ島駅

江ノ島へ渡る橋。

ハーバーに着きました。雨はそこそこ降っている。

艇長の判断で、セイリングに出ることを決定。キャビンから。

セイリング。


乗ったのはこの艇。37?38フィート。

翌日は台風あるいは午後からはあれるというので、つかの間のチャンスを得て雨の中のセイリングを楽しみました。私は水上オートバイはもちろん、パワーボートの経験は何度かあるのだけど、今回始めてセイルボートの操船も経験しました。真っ直ぐ走るのに神経使うのがわかり、新鮮で面白かった。
また、当日はヨットレースも行われていたり、東京オリンピックのための練習のシンガポールの女子470級の選手の艇がいたりして声をかけたりして、楽しめました。彼女たちの艇はすごいスピードだった、さすが。
このあと昼から焼肉宴会でした。その後ももう一軒。皆さん元気でした。
その翌日深夜より朝方にかけて台風で江ノ島は大被害だったようです。幸い我々の乗った艇は、そのあたりは被害はなく大丈夫だったとのことで一安心でした。
台風21号 高潮でヨットなどに被害相次ぐ 神奈川 江の島 | NHKニュース
台風による高潮の影響で、神奈川県の江の島など沿岸部ではヨットが横倒しになったり建物が壊れたりする被害が相次ぎ、自治体が状況を確認しています。

神奈川県内沿岸で高潮被害 店舗大破、住宅浸水も|カナロコ|神奈川新聞ニュース

プロフェッショナル仕事の流儀を見た〜「“壁医者”になるな。“ヤブ医者”になれ」=「”壁エンジニア”になるな。”プライドを捨てたエンジニアになれ”」〜

2017-10-24 18:47:07 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日久々にプロフェッショナル 仕事の流儀を見た。整形外科医、人工関節の権威者の話だった。
杉本和隆(2017年10月23日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
「“壁医者”になるな。“ヤブ医者”になれ」

その中の言葉「“壁医者”になるな。“ヤブ医者”になれ」が良かった。それは無理だと知識で、挑戦する前に壁を作るな、挑戦すべきという話だった。これは私のエンジニアとしての仕事として考えると、「”壁エンジニア”になるな。”プライドを捨てたエンジニアになれ”」という感じかな。挑戦しないで理屈を振り回し、それは理屈やデータでこう、こうだから絶対ダメだ、不可能だというエンジニアが周りにいっぱいいる。これらの管理だけのエンジニアからはクリエイティブなアイデアは絶対生まれない。ブレークスルーもない。ドイツのドクターは、どちらからいうとそういうやつが多いかな、でも、挑戦的なクリエイティブなやつもいる。そういうやつと仕事をするのは楽しい。

アーヘン出張前にファウンダーを見た

2017-10-09 23:36:06 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
実はアーヘン出張前の20日ころファウンダーを見た。
映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』予告

映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』7月29日(土)ロードショー
主演は、そうか、バードマンの俳優可、どおりでうまいと思った。
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ : 作品情報 - 映画.com
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー主演男優賞にノミネートされたマイケル・キートンが、マクドナルドの創業者レイ・クロックを演じる、実話をもとにしたドラマ。

この映画、メジャーではないみたいで、上映館を探すのに苦労した。なんとか新宿で見つけて見ることができた。映画館は角川シネマ。小さな映画館だった。おかげで。9月20日ころだったけど、私の見たのは14時ころだったけど、満席だった。
上映中の作品 | 角川シネマ新宿
感想としては、良い俳優、良い内容という感じで満足だった。最初にミルクシェーカーを売るあたりが、技術屋としては面白かった。創価セールストークとしてそういうことをいうのかって感じ。その後は、フランチャイズを嫌がる創設者と主人公であるレイ・クロックとのやりとりがビジネスとして、それぞれその通りという感じで緊張感がありおもしろかった。おすすめの映画です。っていってももう上映館はないかも。当然飛行機でもやっていない。所詮フライトで見れる映画なんて、売れ線しかないからね。
感想はアマゾンなんかではないですね。その他ネットからいくつかひろうと。
かつてのマクドナルド、現代のアマゾン~『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』 -- 朝日新聞GLOBE
ビッグマックがその地でいくらで売られているか――。そんな「ビッグマック指数」と呼ばれる各国・地域別の購買力比較の方法があるぐらい、いまやマクドナルドは世界どこにでもある。29日公開の米映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(原題: The Founder)(2016年)は、グローバル化の象徴でもあるこの企業の誕生の舞台裏を描いた。「大」が「小」を飲み込む米国の企業文化など作品に込めた思いについて、ジョン・リー・ハンコック監督(60)に電話でインタビューした。

米マクドナルド社のウェブサイトを見ると、「レイはマクドナルド兄弟のレストランを見いだした」「兄弟は新たなエージェントを探していたところ、レイが好機だと見てマクドナルド社の前身にあたるマクドナルド・システム社を創設した」と書かれている。だが今作で描かれている関係性は、そんな生やさしいものではない。契約社会であるはずの米国にあって、時に契約すら無視しながら「大」が「小」を飲み込んださまが描かれている。

「マクドナルドの店舗に行くと、ブロンズの盾があって、『創業者レイ・クロック』と書かれている。米国でもたいていの人は彼が創業者だと思っているよ。でもこの映画が出たことで、多くの人が疑問に思うようになった」とハンコック監督。「思うに、今作を見た人の約3分の2は、レイを好きになれないと思うだろう。『もうマクドナルドでは食べない』と言う人たちもいた。でも残る約3分の1は、彼なしではマクドナルドは世界的にこれほど拡大していなかった、とビジネスの観点から感心するだろう。『レイはやるべきことをした』と言う人もいた。彼がいい人物か悪いやつか、人によって見方は分かれるところだろう」

今作の冒頭、レイが営業マンのセールストークの練習をしている場面がある。彼が参考に聴いていたレコードのスピーチは、当時の営業マンに人気を博した話術の伝道師、故デール・カーネギーを思わせる。「そう、まさにカーネギーのような名前から作り変えてアルバムのレーベルにしたんだ」とハンコック監督は言った。

マクドナルド創業者を巡る因縁と決別「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」 - エキレビ!(2/2)
果たして「創業者」は誰なのか

猛烈な皮肉が込められているのは、日本語で「創業者」という意味の『ファウンダー』というタイトルだ。レイ自身は何も発明していない。彼は訪問販売のセールスマンであり、他人が作った商品を客に売り込むのが仕事だった。それと同じことを、巨大なハンバーガーチェーンを使ってやってのけた。しかしレイは自らの名刺に「Founder」と印刷し、そして現在彼はマクドナルドの創業者とされている。

【一足先に映画レビュー】The Founder/ファウンダー(ネタバレなし) | わたし、ペルーで踊ってます。
自分にとって真のサクセス(成功)とはなにを意味するか?
ビジネスって?
自分ならどっちの人生を選ぶ?
などなど、自分の価値観が問われる映画です。
見応えがあり、かなりインパクトがありました。色々と考えさせられました。

はてなブックマーク - 映画「ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ」感想ネタバレあり解説 創業者の名はクロック。なんで? - モンキー的映画のススメ
BT_BOMBER 面白そうだけど普段通ってる映画館ではやってないので観にいくか迷ってる
2017/07/30 リンク
DaysLikeMosaic >企業家になりたい人やビジネスで成功したい人は主人公に共感し、彼のようになろう!って思うかもしれないし、上昇志向の少ない人は虫唾が走って、つまらない!って思ったりと、立ち位置で違う感想になるような作品

カズオ・イシグロが気になる〜ノーベル賞当然って感じ〜

2017-10-07 22:51:54 | 
カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を撮ったようですね。
ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家 | NHKニュース

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 英国の小説家
10月5日 20時03分
ことしのノーベル文学賞に、日系イギリス人で世界的なベストセラー作家のカズオ・イシグロ氏が選ばれました。
スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の5日午後8時すぎ、ことしのノーベル文学賞の受賞者にカズオ・イシグロ氏を選んだと発表しました。
イシグロ氏は62歳。1954年に長崎で生まれ、5歳のとき、日本人の両親とともにイギリスに渡り、その後、イギリス国籍を取得しました。

この人は、私は何回もブログで取り上げています。正確には「わたしを離さないで」という映画を見るまでは知らなかったし、その映画の衝撃は今までにないものでした。
最初に見たのは2014年なんですね。
アーヘンに着きました~映画「わたしを離さないで」は重かった~ - 温故知新~温新知故?
映画も5,6個見ましたが、一つがうっかり重かった。フライトで重い映画を見ると引きずって仕事に身が入らなくなるのでその後口直しに喜劇を見ました。

飛行機でいろいろな映画を見飽きて、眠れなくて、これでも見るかと思ってみたのが最初の体験。そしたら、内容は翌日仕事はこのままできなち思えるぐらいの衝撃。こんな経験は初めてでした。それぐらいすごい内容だった。その後もブログで取り上げている。日本の綾瀬はるかのドラマはいまいちでした。もし、このドラマしか見ていない人は是非映画を一度見て欲しい。主演のキャリー・マリガンの演技は綾瀬はるかなんてものではないと思う。
映画『わたしを離さないで』予告編

映画『わたしを離さないで』 | 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
「わたしを離さないで」と「ナオミとカナコ」を見た。~オンデマンド~ - 温故知新~温新知故?
実は「わたしを離さないで」は先回フライトで見た衝撃が忘れられなくて、出張の前日アマゾンビデオかなんかで300円払ってまた見た。
その結果、下のシーンでまた号泣。本当に泣ける映画。また、この映画は何らかの形で私の人生観に影響を与えたと思う。それくらいの映画だ。私の人生でこの映画に偶然あえてよかった。

「わたしを離さないで」が始まった - 温故知新~温新知故?
「わたしを離さないで」というタイトルはなんか記憶があるので、もしやと思って昨日ドラマを見た。そしたら、まsに以前いた英語と同じだった。よくぞこの深刻な内容を金曜の22時のドラマでやるなあと、まずは感心した。でも、綾瀬はるかや鈴木梨央とかがやるとなんか違うなという感じかな。

私はこの映画のテーマが衝撃的だった。そこで、当然作者がきになり一応カズオ・イシグロという名前に注目したけど、結果的には他の小説を読むことは今日までなかったけど、日の名残りなどもぜひ読んでみたくなった。そこで、浜松の図書館で検索してみたら、予約はどこの図書館も約150人待ち、1冊しかなければ年間52週なので一人が1週間で返しても3年待ち。まあ、数冊あったとしてもこれからも増えるだろうから、1年は待たないと読めないだろう。本は図書館で借りという主義なんだけど、これは買わないといけないのかな。
村上春樹は「ノルウェイの森」とか「1Q84]とか読んだけど、これほど深くないと思う。「わたしを離さないで」以外を知らない私がいうのも何だけど、(「わたしを離さないで」1作で十分という感じはするけど)カズオ・イシグロがノーベル賞は当然という感じがするくらいのテーマだ。