温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

プロフェッショナル仕事の流儀~第257回 ふたりの約束 魂の惣菜 第256回 もてなしの心、どこまでも ~

2015-03-03 19:30:51 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日は、ちょっと久しぶりに「プロフェッショナル 仕事の流儀」~第257回ふたりの約束 魂の惣菜 ~を見た。
第257回 佐藤啓二・澄子(2015年3月2日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
仙台駅から車で30分。人口4,000あまりの山あいの町ながら、佐藤夫妻が営むスーパーには行列が絶えない。大半の客の目当ては、おはぎや弁当といった手作りの惣(そう)菜だ。

経営者のお二人は高齢なのによく働くし、アタリマエのことを「きちっと」やっているという感じ。この2人がやっていることは現代に失われているものかな。
「おいしい惣菜を作るために最も大事なことは何か?」その問いに佐藤澄子はこう答える。「自分の奥さんでもいいし、お母さんでも誰でもいいから、“こういうものを食べたら喜ぶんじゃないかな?”と思い浮かべること。その気持ちを持っていることがいちばんなの」。

佐藤夫妻が店を開いたのは35年前。地方で家族経営の小さなスーパーが生き残っていくために、安売りで集客を図った。だが、大型チェーン店に安値競争でかなうはずもなく、客からはそっぽを向かれ、苦境に立たされた。
そんなとき、一筋の光明となったのが惣菜だった。きっかけは「ほうれんそうはゆがくのが面倒だ」という客の声。澄子がほうれんそうをおひたしにして小分けパックで売ってみたところ、「ありがとう」と喜ばれ、予想外の売れ行きを記録した。

今回は凄いっていうんじゃなくて、ほのぼのとした内容だった。

紹介し忘れていたと思うので、少し前のものも紹介しておこう。
阿部佳(2015年2月16日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
去年、日本を訪れた外国人観光客は、過去最高の1,341万人。2020年東京オリンピックに向けて、今後ますますその数は増えると見込まれる。そんな中、日本の窓口となって外国人をもてなすのが、ホテルのコンシェルジュだ。東京・六本木の超高級ホテルには、世界に認められるすご腕コンシェルジュがいる。一流コンシェルジュのみ入会が許される世界組織「レ・クレドール」で、現役にして名誉会員に認定されている、ただ1人の日本人。

言葉の向こうの、”心”を読む
たとえば、客から「富士山に登りたい」と言われたとき。すぐに富士山へのツアーを調べたが、すでに予約はいっぱいだった。しかしこんなときでも阿部はあきらめない。「富士山に登りたい」という言葉の奥に、彼らはどんな旅を望んでいるのか? 客の心の内を徹底的に読み解いていく

このエピソードのシーンはよく覚えている、結局お目当ての富士山ツアーに行けなくなった家族はこのコンシェルジュデスクを後にする時、帰り姿ではなんとスキップをしていた。
”攻め”のおもてなし
阿部が求めるのは、「攻めのもてなし」。“やるべきこと”だけではなく、“やった方がいいことは全部”やる。

小さな親切大きな迷惑という言葉があるように、時には迷惑になるけど、客が何を求めているかを正確に判断できればおせっかいにはならないんだろう。だからプロフェッショナルなんだよね。
この回はいい言葉が多かったし、凄いなと思った。