梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

オマケ

2008年04月15日 | 芝居
名古屋といえば味噌煮込みうどんと思われる方も多いとは存じますが、「山本屋総本家」と「山本屋本店」、似て非なる2店の味を、2日続けて食べてきました。


「総本家」では名古屋コーチンの<親子煮込み>とご飯。汁の味がとっても濃いですね。おネギの青い部分がいい具合にクタクタで、甘みが出ていて美味しいです。コーチンにもしっかり味がしみてますし、肉の脂も程よく汁にとけ込んでいました。
麺はごくかため。真ん中に落とされた玉子は、あと少しで固まりきるくらいで、これをこのまま具とともにご飯に移し、汁をドバドバとかけてかき混ぜてかき込むと、美味しいシメとなりますね。


翌日は「本店」。前日は夕食でしたが、今度は昼時ということでお客さんが行列をなしておりました。20分程待って入店、ご飯もついている<コーチン煮込みセット>を注文。
こちらのお汁はややあっさりしてました。おネギもクタクタではないですが、薬味というわけではないですけれど、生の辛味がアクセントになってました。麺は「総本家」よりかは柔らかいのかな。コーチンがゴロゴロ入っているのが嬉しいところ。玉子はほぼ生のまま出てきましたが、注文すればもっと固くしてくれるらしい。お漬け物の盛り合わせが美味しかったです。

私はよく事情は知りませんが、この2店、どういう関係なんでしょ?