5月14日。月稜会の会山行で高尾山から生藤山まで歩きました。
今年月稜会は60周年を迎えるので、その記念に、高尾山から日本海の親不知まで、みんなでリレーでつなごうと計画しています。
そういうわけで、初回の今回はみんなで高尾山から出発したのでした。
その様子をお知らせするのではなく、使ったシューズのレポートです。
洗って干してある画像です。
今回使ったのは右のアディダスTEREXです。
真中は5.10アッセント、左はスポルティバのワイルドキャット。
スポルティバは白砂山(八間山経由の周遊)や皇海山(銀山平からの往復)などでも使いましたが、疲れにくい良いシューズでした。しかし欠点も見つかりました。それはソールがぬれた岩や木の根で滑りやすいということでした。この点においては5.10ノステルスならば全く問題がないのですが、残念なことに5.10のアッセントは長距離を歩く靴ではないのです。ソールが柔らかすぎて、たぶん山道を5~6kmも歩けば、足の裏が痛くなってしまうでしょう。ルーズな履き心地なので、ねじれた斜面を横切るような場合は、足が横にずれてしまいそうです。でもその良さは、狭い範囲で岩場を歩き回ったり、頻繁に脱ぎ履きを繰り返すような場合には便利です。つまりフリークライミングのお供にはうってつけ。
アディダスTEREXは足にタイトにフィットします。斜面のねじれのせいで足がずれるようなことがありません。
足首もタイトに見えますが、素材の伸縮性が良いので脱ぎ履きは楽です。まあ、ハイキングの場合は頻繁に脱ぎ履きすることはないので、あまり関係ないですが。
ソールは薄目ですが、新品なのであまり石などによる突き上げ感はありませんでした。使い込んでからどうなるか?
なかなか良かったのはフリクションです。ステルスと同等とまでは言えませんが、このコンチネンタルのソールは、ぬれた岩などのフリクションがいい。ソールパターンによる設置面積が小さいので、ぬれた岩などのフリクションに不安があったのですが、実際はいてみると、フリクションは上々です。たぶん泥を意識したパターンなので、それでもフリクションが良いということになれば万能に近いような気がします。
十分軽量なので、もう少し重くなってもソールを厚くするか固めにして足裏保護をしてくれれば最高です。ほかのモデルでそういうのがあるのかな?
アディダスはステルスを使って万能ロング&ファースト ハイキングシューズを作ろうとしているのかな。