8月26日。今日はジュニアクライミングスクールの合同練習会でした。「アラジン」「ポケット」「ビッグロック」のジュニアクライミングスクールが合同で、過去2回「アッコマンカップ」というコンペを開催しましたが、今回は合同の練習会でした。
夏休みが終わっている子も多くて、親子合わせて15人ほどの練習会でしたが、普段ボルダリングジムで練習している子もトップロープやリードクライミングをみんなで練習し、保護者の方にはビレーを練習してもらうなど、豊富な内容(やることが多すぎたという反省もありました)が、1日中(時間が長すぎたという反省もありました)頑張って練習しました。
それでも、初めて会う子供同士でも、次第に打ち解けて励ましあったり、応援しあったり、登れなかった時は一緒に悔しがったり、お互いに刺激を受け、共に頑張る友達がいることを知ってくれたと思います。スポーツクライミングが2020年のオリンピック種目になり、今は子供たちのモチベーションが高まっているように見えますが、伸び悩んだ時や疲れた時、やはり一緒に頑張る仲間がいることが大切だと思うのです。一人で頑張り続けることはとても難しいことです。でも仲間がいればそういった壁も乗り越えられるかもしれません。だから、いつも一緒に練習している仲間のほかにも、違う場所で、同じように頑張っている仲間がいることを知ってほしいと思っています。競技者を目指す子供たちだけではなく、これからの長い人生を充実させて過ごすためにも、仲間と一緒にクライミングを続けてほしいという願いがこもった企画です。
また保護者の方には、子供たちが打ち込んでいるクライミングがどんなものか理解していただき、子供の練習のパートナーになってもらえるように考えていました。本気でクライミングをやりたいと思っている子供たちには、やはり親の理解と協力が必要です。親が子供を教えるむずかしさはあると思いますが、スクールで習ったことの反復練習や、子供の自主的なトレーニングのパートナーとして、ぜひ一緒に楽しんでもらいたいものです。
クライミングはそれだけ本気で打ち込む価値があるものだと信じています。これからも子供たちや、その保護者の方のサポートをしていきたいと思います。