Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

有笠フリークライミングで大腿骨亜脱臼

2014-10-20 20:49:51 | フリークライミング

10月20日、好天を期待して紅葉の中で気持ちの良いクライミングを期待していったのに、散々な目に遭ってしまった。

朝は晴れていたものの、昼ごろから雨が降り始める。でも今日のエリアは「フェアリーロック」。雨でも登れる。しかし「夢見る頃」より左は染み出しでコンディションが悪い。紅葉もまだまだ。まず「パスファインダー」を登り、次に「ノーシエスタ」に取り付いた。オンサイトを逃したが、レッドポイントはして帰ろうと登っていた時、最後の核心で右足がヒールフックのまま左足が滑りフォール。ヒールが残ってしまい、ケツのあたりで骨が「ごりっ」と音を立てて外れた。外れた感覚がはっきりしていた。そのまま右足が動かせない状態に。

帰りにはなんとかゆっくりなら歩けるようになったので、病院などにはいかずに帰宅しました。


バンフ マウンテン フィルム フェスティバル

2014-10-11 00:56:14 | 山とクライミングの話

今日「バンフ マウンテン フィルム フェスティバル」に行ってきました。「行ってきました」といっても、地元の大崎で開催です。

大崎で開催されるようになってから、毎年見ています。いつもは「釣り」や「カヤック」や「サーフィン」などには興味がなくて寝ちゃうのですが、今年はどのフィルムも面白くて、全然眠れませんでした。やはり近年は「アルパイン」のフィルムが少なくなっていて(今年は1作品)残念ですが、その分、全てのジャンルでメッセージ性がこめられていて、興味のないジャンルでもつい見入ってしまいます。

「Spice Girl Reel Rock 8」はモチュベーションを上げてくれました。クライミングで抱く恐怖から自分を解放してくれるような感じ。「お前ももっと突っ込め!」って言われたような感じ。イギリスのクライミングの伝統は自分の理想のクライミングであり、自分にはなかなかたどりつけないクライミングだ。

「The Last Great Climb TOUR EDIT」は、今回唯一のアルパイン。南極のピークを登るクライミングだ。マジに南極に行きたいと思った。まだ登られていないリッヂや壁が残されている。それも美しくて困難なものが。こういうのを目指すのがアルパインクライミングだな。

「North of the Sun」はノルウェーのサーファーの物語で、45分の長い作品だ。そういう訳で、「絶対寝ちゃう」と思ってたんだけど寝なかった。私はクライマーでスキーヤーでマウンテンバイカーだけど、なんかこのサーファーの価値観と言うか、生き方と言うか、そういう類の者に共感しちゃうので、ついつい見入ってしまった。

「Surfferfest」はオノルドの登場。フェスティバル常連のオノルドのフリーソロは「もう見たくない」と思っていたのだが、今回は少し趣が違っていて楽しく見ることが出来た。「フリーソロのクライミング」より「人力でのクライミングツアー」が主題だったから。インパクトには欠けていたけれど、これくらいのほうが楽しく見ることが出来る。

「Keeper of the Mountains TOUR EDIT」は興味深い作品だった。山登りもクライミングもしないアメリカ生まれのおばあちゃんが、カトマンドゥに住み着いて、クライマーからの聞き取りと記録の保存をし続けているというのだ。彼女がの目はごまかせない。彼女は山に登っていなくても、すでに多くのクライマーの経験は彼女の者になっているのだ。登攀の真実について、彼女の目をごまかすことはできない。彼女にしてみれば正直で誠実なクライマーは尊敬に値するし、名誉のために嘘をついたり不誠実なクライマーは相手にされないのだろう。クライマーは、誰も見ていなくても誠実で正直であるはずだと、皆が思っているのだから、そうでないクライマーがいることは、彼女だけでなく、多くのクライマーを失望させるのだ。


ニューシューズを買って秋葉原PUMPへ

2014-10-07 00:26:14 | フリークライミング

今日は台風の最中、クライミングシューズを買いに出かけました。

イボルブのシャーマンの2代目を購入するかどうか迷ったのですが、

クライミング仲間の評判を信じてロックピラ―ズのオゾンを購入しました。

 

今日は河又に行く予定だったのですが、台風で中止になったので、シューズのならしも兼ねて、秋葉原のPUMPに行きました。

 

月稜会の仲間も集まって、賑やかに登ってきました。

私は3級を中心に沢山登りました。

2級から4級を10課題くらいです。

4級は、ちょっとグレーディングが甘いと思われるものが多かったですが、全てがよい課題でした。

最近の小さなボルダリングジムは初級課題でも無理なムーブの、マニアックな課題が多い。

でもPUMPは全てが納得できる課題でした。そのグレードにふさわしいホールドやムーブです。

セッターが趣味で作った課題ではなく、お客さんをきちっと意識した課題設定になっている。

私もルートセットをする身として参考になりました。

ビッグロックは、岩場のグレーディングに比べて、少し辛いかもしれません。

PUMPは岩場のグレーディングとマッチいしているように感じました。

 

さて、ニューシューズですが、特筆すべきは足入れの良さです。何しろ快適です。

私の好みから言えば柔らかすぎなのですが、足を入れてみると快適かつタイトにフィットして、足を入れることによって剛性が生まれるシューズです。

今まで気に入って使っていたイボルブのシャーマンは、シューズ自体の剛性があった。

しかし、オゾンは足をシューズに詰め込むことによって剛性が生まれるタイプのシューズです。

新品の時からジャストフィットで履けるということまでは分かりました。さて、岩場でどれだけパフォーマンスを発揮してくれるか?