Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

北海道チトカニウシ山

2017-03-29 01:20:04 | 山スキー

3月27日、北海道のチトカニウシ山に行ってきました。

26日に飛行機で旭川に入り、ホテルにチェックイン。レンタカーを借りるのだが、この時期空きが少なくなかなか見つからず、4件目で確保できた。予約してきたほうがよかったなあ。ほっとしたところでひとり焼肉(ジンギスカン)で景気づけ。

27日、早朝にホテルを出てチトカニウシ山に向かう。登り口は北見峠。ちょっと道を間違えて時間をロスしたが、8時くらいには登山を開始できた。

北見峠から見たチトカニウシ山です。

沢沿いが魅力的ですが、時間的なリスクを避けるため、左の尾根の往復です。

 

登り始めは電柱沿いの林道を登ります。

まさにアプローチといった感じで、面白くない部分です。

振り返ると大雪の山々。

 

林道が終わり、いよいよ山に入ると、それなりにいい雰囲気。

今日は良い天気に恵まれたけれど、雪質は滑るのには向いていない。

古い雪がクラストしていて、スキーでは潜らないがアイスバーン。

新雪には遅く、しまったザラメには早すぎる。

 

高度を上げると眺めは抜群。

ニセイカウシュペ山。

 

数年前に登った大雪の山々。

 

山頂が近くなるとスキーには快適そうな斜面。

 

樹氷も。

 

山頂直下はがりがりかと思っていたが、シールのまま登れる状態だった。

滑りも山頂直下が一番快適だったが、時期によって違うかもしれない。

 

中間部はこの時期クラストしたアイスバーンで快適ではなかったが、雪の質によっては非常に楽しそう。

下りでは多少の登り返しがあって面倒だが、難儀をするほどではなく、一日楽しめました。

 

この山は山頂から沢筋を滑って、思い切り登りかえして帰ってくるコースが楽しいんじゃないかとも思いました。

 

その日は旭川からサッポロに移動し、翌朝の飛行機で帰京しました。

 


阿寺山 山スキー

2017-03-02 01:37:06 | 山スキー

2月27日。上越の阿寺山に行ってきました。標高が1500m位の割と手軽な山です。同行者2名とは現地で待ち合わせ。天気も良く風もないので、私はのんびりと楽しみたかったのですが、この日のリーダーは月稜会女子のモーレツ山屋なので、のんびりさせてくれません。

 

 今朝まで降っていた雪が山肌を飾り、とてもきれいです。

 

八海山が見えます。

 

風もなく穏やかな雪景色を楽しみながら登ります。

 

山頂が近くなると、広々としたオープンバーンとなり、下りが楽しみです。

 

山頂につきました。山頂はちょっとガスっていますが、風がないのでのんびりしました。

 

ひろさんの滑り。最初は調子よかった。

 

小っちゃくしか撮れてないけど私。

 

ひろさん、最後はよれよれ。

楽しい山スキーでした。9時ごろ出発して、2時ごろには戻ってきました。

 


帰省のついでにバックカントリースキー

2015-03-21 01:13:33 | 山スキー

3月20日。実家の母親に用事があり帰省しました。

ついでに町の観光協会に努める高校時代のスキー部の後輩を誘って、バックカントリースキーのショートコースに行ってきました。

 

スキー場の駐車場から唐松林の中を登ります。

気温が高くて暑いくらいでした。

 

伐採されたところまで来て休憩中。蓼科山を間近に望みます。

 

コースも登りの後半。蓼科山をバックに稜線を目指す。

 

今日の目的のピークに到着。今年は降雪も多かったけれど、雪解けも早そう。

 

ピークからはこの通り、北アルプスを始め、日本のアルプスが全て見渡せます。

北アルプス、南アルプス、中央アルプス、北信の山、浅間連峰、西上州の山。360°の大パノラマが広がります。

 

滑走開始。

今日はべた雪。ザラメにもなっていなくて板が滑らずターンしにくかった。

 

連写で取ってもらったので、一番決まっているところ。

 

全行程3時間くらいのコースです。

わが故郷はアウトドアアクティビティーの環境に恵まれた素晴らしいところです。


至仏山 スキー

2014-04-28 22:46:07 | 山スキー

4月28日。至仏山に行ってきました。

 

今シーズン最後の山スキーです。GWの谷間。それでも駐車場はいっぱいです。今日は月稜会のメンバー他7名でワイワイと楽しく、お気軽春スキーです。こういう山行にうってつけなのがこの山。登りは簡単で滑りが楽しい「ワル沢」。メンバーのスキーの技量はそれほど高くはないものの、皆それなりについてくることが出来るメンバーだったので、私も神経質にならなくても済む。

 

朝7時30分に鳩待峠を出発。先行者は沢山いましたが、だいぶ追い抜きました。初めは薄曇りでしたが段々晴れてきて、山頂に着くころには良い天気になりました。

 

山頂でのんびりしてから滑降開始。ワル沢上部は、雪面が荒れていてスキー場のようなコブが出来つつあり、それを避けるために少しラインを右に取ります。左俣に入りジェットコースターのような狭い沢筋に入ります。下部で右岸の尾根を越えオヤマ沢へ。あっという間に終了。鳩待峠に戻ったのは11時30分でした。もう1度行ってこれる時間でしたが、ふきのとうを摘んだり温泉に入ったりして夕方5時には帰京という、なんだかちょっと物足りない感じの山行でしたが、楽しかったのでよし!

 

 

 

 

 

 

 

 


唐松岳山スキー

2014-04-14 23:48:49 | 山スキー

4月14日。北アルプス唐松岳に山スキーに行ってきました。今回は月稜会の会山行「山スキー講習」。

天気は快晴。素晴らしい春山日よりだったのですが、何しろペースが遅く、いろいろ講習したい事が出来ませんでした。

歩き方、ルート選定などは登りながら、滑りながら出来たのですが、セルフレスキューに関しては全く出来ませんでした。持って行ったビーコン、プローブ、スコップ、補助ロープなどは全く出番がありませんでした。山スキーというのは、足並みがそろっていないと難しい。リーダーが一つのパーティーをまとめることが非常に大変なジャンルです。

唐松岳山頂をバックに

 

数年前に悪天敗退した不帰Ⅱ峰。

多分、もうチャレンジしないだろう。


美ヶ原スキー

2014-03-19 01:16:59 | 山スキー

3月17日、美ヶ原へ行きました。地形図で目星をつけて行ったコースは、非常に快適な滑降が楽しめるルートでした。もう1週間早ければパウダーだったのに・・・。また来年、チャンスを狙って来ようと思います。

午後は車で移動して、エコーバレースキー場へ。ここでもサイドカントリーを楽しみました。(別にアップします)


霧が峰高原周辺スキーツアー

2014-03-08 01:27:39 | 山スキー

3月7日、実家に用事があって未明に東京を出発。空が白み始めたころエコーバレースキー場の駐車場に到着して車中泊。ゆっくり起きて車の外に出てみると、ふわふわの雪が積もっていて、ゲレンデも圧雪していない。これは滑らなきゃ損だ。この日の計画を考える。ゲレンデを数本滑ってバックカントリーに出る。午前中に終わらせて、それから実家に行こう。

 

「もしかしたら」と思って、東京を出るときにバックカントリーに出られる準備をしてきた。

エコーバレースキー場には午前券というのがある。2500円だ。これを買って第8リフトで滑る。

「なんちゃってパウダー」が気持ちいい。足慣らし。

次に第5リフトで上部ゲレンデに移動。

第6リフトに乗って第3リフトの乗り場に滑りこむ。第4リフトに向かうためだ。

第4リフトの終点から、(パトロールにお断りしてから)バックカントリーに出る予定だったが、まだ第4リフトは動いていなかった。

仕方なく第2まで下り、夏のハイキングコースから登ることにした。

 

ハイキングコースを登りながら振り返ると、故郷のシンボル「蓼科山」が見える。

ノートラックに自分だけのトレースを引くというのは、実に気持ちのいいものだ。

 

「鷹山峰」から「北の耳」を目指す途中、こんな魅力的なクリフがある。しかし着地点は唐松林。

 

「北の耳」「西の耳」を通過して「殿城山」に到着。今年は雪が深い。ここからの滑降コースは、毎年滑っているが、今回はベストだろう。

シールを外し、身支度を整える。

 

身支度は整えたけれど、鼻水が垂れているのが残念。

 

出だしは狭い尾根。しっかり雪崩対策をして、パートナーがいればこの急斜面に飛び込みたいのだけど、今日は単独なので控えました。

 

「殿城山東尾根」の上部。いつ来てもいい斜面です。

 

尾根から沢筋に入ると、ツリーランが楽しい。

 

毎年、地元のスキー仲間と訪れるコースですが。今回は一人で来てみました。(突然だったので)

エコーバレースキー場やブランシュ鷹山スキー場の北霧が峰周辺は、初心者の入門的なバックカントリースキーコースから、

上級向けのスティープな斜面や、スロープスタイル的なフリーライドが手軽に楽しめるコースがあります。

今のところ、スキーヤーがこういったコースに出ることを、スキー場関係者などがあまり喜んでいないようなので、詳細は公開しませんが、

コアなスキーヤーも満足できるルートを、私は知っています。

現時点では勝手にスキー場内から外に出たり、外からスキー場内に滑りこんだりしないように楽しんでいます。

また、スキー場上部を通過するときには、雪庇を崩して雪崩を誘発しないように雪庇から離れて歩くことが必要ですし、

何も知らない、装備も整っていない一般スキー客がついてこないように、目立たないところをトレースするなど、気を使っています。

そして霧が峰高原には、積雪期でも立ち入り禁止の湿原地帯がありますので、そのことも把握しておかなければなりません。

 

個人的には、シーズンはみじかいけれど、「神楽峰」より手軽で楽しいバックカントリースキーが楽しめるエリアだと思っています。

(コースを熟知していれば)