Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

力を抜いたら、きっといい結果が出る(かも)

2015-12-28 21:14:16 | 山とクライミングの話

1日で読めます。

今までなんとなく「こういう風に生きられるようになりたい」と思っていたことが書かれていた。

背中を押されたような気持ちになりました。

クライミングや山に関して言えば、誰かを意識して登ったり、負けたくないと思ったり、

そんなこと考えなくてもいいんだ、と思いました。

そう。自分が充実したクライミング、山登りが出来ればそれでいいんじゃないのか?

その日に成果がなくても、山頂を踏まなかったとしても、

きっとやったことは無駄にはならない。

楽しく登っていれば、きっと長く登ることもできるだろう。

そうすればいつかは、今考えている目標に達するかもしれない。

 

とりあえず「早起き」から始めよう。

後は、その日の成果に一喜一憂しない。

 

今日はそんな気持ちで城ヶ崎に行ってきました。

目標のルートはレッドポイント出来ませんでしたが、小さな進歩はありました。

「レッドポイント出来なかった」という事実より、「小さな進歩があった」ということを大切に思えました。


幼子のように(メリークリスマス)

2015-12-26 01:06:15 | 日常

メリー クリスマス!

ジュニアクライミングスクールに通っている小学2年生の女の子にクリスマスカードをいただきました。

とってもかわいいですね。

 

メッセージがこれまたかわいい。

「いつもたすけてくれてありがとう」でした。

私は助けてあげているつもりはないんですけど、

高いところで身動きが取れなくなったようなとき、私のビレーや声掛けが、彼女の助けになっているのかなあ、と思います。

幼い子供には、困った時、信頼のおける救い主を求めているんでしょう。

普段ならお父さんやお母さんですが、クライミング中には私、ということでしょうか。

 

さて、今日(ちょっと時間が過ぎてしまいましたが)はクリスマスです。

イエス様が私たちを罪から救い出すために、人間として、しかも幼子として、それも旅の宿屋の馬小屋でお生まれになったのです。

権力で私たちを支配できる王様の宮殿に生まれたのではなく、一番低いところにお生まれになりました。

一部の立派な人だけではなく、全ての人を救うためです。

それを祝い、イエス様を送ってくださった神様に感謝して過すときです。

 

今日、私の教会の牧師先生からクリスマスメッセージがありました。

「イエス様は罪人を救うために来たのだから、それを本当に喜べるのは、自分が罪人であることを理解しているからだ」という意味のことが伝わってきました。

聖書を読んで、また説教を聞いて、自分が罪人であることを理解しているようでも、

実感として持っていなければ、本当のクリスマスの喜びは湧いてこないでしょう。

幼子のように、本当に私を助けてくれる人が来てくださった、と素直に思えないなら・・・。


拍手で送りたいと思います。

2015-12-23 01:16:51 | 山とクライミングの話

毎年、山の仲間が亡くなっていく。昨日までは、「今年は親しい仲間が亡くならなくて良かった。」と思っていたのに、この年末になって同じ会の仲間が山で亡くなってしまった。

電車にひかれても死ななそうな彼女が、山で滑落して亡くなってしまった。「人はだれもが死ぬ」ということが疑う余地がないことであると思い知らされる。

私は彼女と山に行ったのはたった数回だ。でも彼女は世界的にもその名を知られたクライマーだから、フェースブックなどでも、彼女の死に対してのコメントがあふれてる。みんな悲しいのだ。誰だって、もう彼女と会うことが出来ないと思えば悲しい。私が彼女に最後に会ったのは2か月前のことだ。海外の山に出かける当日で、二つのザックを体の前と後ろにつけて空港に向かっていくところだった。「じゃあ、行ってきます。」「帰ってきたら、何処か誰も登っていない氷を登りましょう」が最後の言葉だったが、彼女らしく、いかにも近所に買い物にでも出かけるように去って行った。その山からは無事に帰ってきたことは知っていたけれど、それ以降は会う機会が無かった。

実は私は彼女が苦手だった。「嫌い」というのではない。2011年。東日本大震災の後、私は「被災地にクライマーを送る会」を仲間と立ち上げて、震災直後の1週間後。第1陣として彼女が現地にボランティアで入ってくれたのだった。10日間ほどの活動を終え、その時に一緒に行った他の仲間が心に傷を負って帰って来た。それを心配した彼女は、私に「どうしてくれるんですか。角屋さんのせいですよ。なんとかしてください。」と迫ってきた。今は時間が経って、彼女は何とも思っていないようだったけど、私にはあの時の彼女の言葉が体の真ん中に重く沈んでいるのだ。だから、あの言葉をもらって以来、ずっと彼女が苦手だったのだ。嫌いだったのではない。自分の思ったことをストレートに言う相手にビビっていたのだ。でもそんな彼女が魅力的でもあった。うらやましかった。

うらやましいと言えば、彼女の人生そのものがうらやましかった。私はこのご時世、週休1日。何処の山に行っても日帰りだ。でも彼女のように、山で生きて行くと割り切った人生を送れる人がうらやましく思える。多分、自分の一番好きなことに人生をかけることが出来たのだと思う。それに値する成果を残してきた。彼女の人生は良い人生だったと思う。だから、拍手で送りたい。

みんな悲しんでいるのかもしれないけれど、自分が死んでいく時のことを考えると、みんなに悲しんでもらうより、「君の人生は素晴らしかった」と、拍手を送ってもらった方がうれしいじゃないか。


被災地宮古のボランティア新年会のおしらせです。

2015-12-18 00:56:16 | 災害ボランティア クライマー派遣

廣川厚子さんからの提案をコピーしました。

 

【新年会しましょう】

今年は、どんな年でしたか?宮古は、刻々と復興住宅が出来、町も変貌をとげながら新しい宮古へ…

さて、数人の方から「忘年会は、しないの?」と声をかけられました。嬉しかったです…宮古を通じて沢山の方と出会いました。秋のハーフマラソンが終了して、反省会+忘年会をと思ったのですが…バタバタしていて…で、新年会をしたいと思います。1月14日、四ツ谷の四季にて、新年会を致します。ハーフマラソンの報告会やら、今の宮古の報告。そんな事関係なしに、出会った人と久しぶりに、四季で新年会を祝いたいと思います。宮古が久しぶりの貴方、新年会にGO!

新年会  1月14日

場所     四ツ谷四季で7時くらいから。

ご出席の方、ご返信お願いいたします。


廣川 厚子


八ヶ岳 小同心クラック

2015-12-14 22:01:57 | アルパインクライミング

12月14日(月)。今日は月稜会の会山行でした。総勢19名で南八ヶ岳へ。本体は裏同心他のアイスクライミングの予定でしたが、先週の大雨の後、気温も下がらず、アイスのコンディションが良くないため、大同心稜から稜線に抜け、硫黄岳を回って帰ってきたようです。他には硫黄岳の往復組がありました。私は会員2名を連れて裏同心ルンゼから小同心クラックの予定でしたが、氷は割愛して小同心クラックから硫黄岳を回り戻ってきました。

朝7時前に美濃戸を出発。北沢のアプローチでメンバー1名が腰痛によりリタイア。急きょ本体から希望者がありメンバー交代。

大同心稜をアプローチ中。

 

今日の天気予報は晴れで暖かいはずだったのですが、山は曇りで風が強かったです。それなりに冬山らしくなって、かえって良かった。

小同心クラック1ピッチ目は、本人の強い希望でリードをさせました。

 

2ピッチ目からは私がリード。画像は1ピッチ目をリードしたメンバー。

私はあまり会員にリードをさせることはありません。みんなリードしたいのだとは思いますが、沢山練習して、いつか自分のパートナーとツルベで登ってください。

 

12時に小同心の頭に到着。

 

横岳山頂に到着するところです。1時でした。

 

横岳山頂。

風の強い大弛を越えて硫黄岳経由で、赤岳鉱泉に3時半に下山。美濃戸にも4時半ころに着きました。

小同心クラックは、会のアルパイン入門の定番なので、会員を連れて何度も登っていますが、硫黄岳経由での下山は初めてかな。けっこう長く感じました。風が強いので避けてきたのです。

 

 

 


大分県 由布岳

2015-12-03 01:09:25 | 山登り・トレラン

12月1日(火)。大分県の由布岳に登ってきました。

今回は宴会旅行で別府、湯布院、博多を回ってきましたので、その合間を縫って登ってきました。

11月30日に出発して別府観光。

 

関サバを食べました。私はサバは苦手なのですがおいしかった。

 

これは絶品でした。

お店は「ざこば」という、一見地方の街道沿いにある食堂のようなさえないみてくれでしたが、大変おいしゅうございました。

 

湯布院に移動して町を散策したりお買い物をしたり過した後、宿に入りました。

湯布院では団体客お断りのところが多いのですが、我々は団体客。こんな客を受け入れている旅館だから期待はしていなかったのですが、こじんまりとして雰囲気も対応も良い旅館でした。町のはずれにある「梅園」という旅館です。

翌朝早く出発したかったのですが、朝食ぐらいはみんなと食べようと思い、8時出発になってしまいました。

湯布院の町は盆地なので朝霧に覆われています。でも朝霧は好天の印。

 

湯布院の観光スポット「金鱗湖」を通って「由布岳西登山口」に向かいます。

 

西登山口はあまり利用されていないようで、ちょっと分かりにくいうえ、あまり整備されていなくて快適ではありません。

しかし、ほとんどの登山客が「正面登山口」から登るようで、静かにのんびり歩けます。

 

「正面登山口」と合流するまで、前半はスギ林の中。

 

杉林を抜けて由布岳を望む

 

草原に出て「合野越え」を目指します。気持ちのいいところです。

 

登山口から1時間足らずのところ。「久住連山」が見渡せるようになりました。

雲ひとつない好天です。

 

空には雲ひとつないのですが、相変わらず湯布院の町は霧の中でした。

 

見上げると由布岳

「合野越え」はこの先の林を抜けたところ。登山口から1時間くらいでした。

 

「合野越え」からジグザグの登山道を登り、ガレや岩の多い急な斜面を登ると鞍部。

ここまで登山口から2時間弱。

ここからまずは西峰に向かいます。15分と書いてある。

 

急な岩場を登って行きます。鎖がついていますが、もちろん私は鎖には触りません。

10分弱で山頂に到着。10時30分。

眺めがよく気持ちのいい山頂でした。このころは湯布院の町の霧も晴れ、町が見渡せました。

写真は後から登って来た方に撮ってもらました。

しばしくつろいだ後、東峰を目指します。

 

東峰の山頂です。

こちらも鞍部から15分と書いてありますが、そんなにはかかりません。

 

下山は東登山口に降ります。

振り返ると右に西峰、左に東峰が見えます。

お鉢廻りもできるようですが、先を急ぐのでやりませんでした。

 

下山の途中、隣の「鶴見岳」を望む。

ここに継続登山をするつもりだったのですが、出発が遅くなり、博多で仲間と6時に待ち合わせなので諦めます。

という訳で、東登山口に降りる予定でしたが変更して、正面登山口に降ります。

 

明るい雑木林を下りますが、道が落ち葉に隠されて分かりにくいところもあります。

 

最後は草原に飛び出して終了。

 

メインの登山口「正面登山口」に出ました。12時30分下山。すぐにバスが来て湯布院に戻りましたが、温泉に入ってから博多行きの高速バスに乗らなければならない。しかも13時40分のバス以外は満席だったので、それに間に合わせるためにあわただしかった。

無事博多に移動し、仲間と合流しては方の夜を楽しんだのでありました。